ELYSION

秋風スノン

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第4章 正義の境界

第54話『無謀の果てに』

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 すぐ近くにいる相手すら見えない煙の中、フューリーは怒りで細い目を見開く。

「このっ……! 今すぐ追え、絶対に逃がすなァ!」

 そう叫んだフューリーの首元に、ヒヤリと冷感が走る。
 視線を落とせば、鋭い氷の刃が首にあてられていた。
 
「――動くな。兵を動かせば、お前の首を落とす」

 リズの、無機質で一切の感情が込められていない声が突きつけられる。
 いつものような天然ボケの可愛らしい姿ではない、獲物を狙う冷淡な暗殺者がそこにはいた。

 このホワイトランドに、世界の裏側を生きるルークを知らない人間はいない。
 どの権力にも属さず、種族間すらも中立のルークは仕事に対して嘘をつかない。
 
 彼らが、やると言ったら必ずやるというのを嫌というほど知っている。
 
「……ッ! 四大貴族のお前達が何故、異端に加わる!」
 
 背中に冷たい殺気を感じ、顔を歪めたフューリーは、したり顔のレイズに問いただす。
 レイズは声を出さずニヤッと笑い、わざとらしく首をかしげ視線を移した。
 
 亜人達が閉じ込められている牢屋の横。
 こちらを気にしながら走り去るジークとハツ、シャオロンが煙に消えていく。
 
「……ったく、世話が焼けるわ!」

 清々すがすがしく晴れた顔のレイズは、そう言って満足げに両手を上げた。
 出来る事はやった。後は、仲間の運に賭けるしかない。

「ほら、あとは大人しく捕まってやるから、裁判にでも何でもかけろよ」
 
 レイズは、仲間が逃げたあとの事はどうなっても構わないと薄く笑う。
 投降するというのだ。

「反逆者を逃がしたつもりか……。これが、どういう事かわかっているのか⁉」

 怒りと屈辱で目を血走らせたフューリーは、歯を剥き出しにして吠える。
 世界を治めている四大貴族同士の争いごとは、それぞれの利害関係に直結する問題となる。
 
 ましてや、ミラナ家はレオンドールに次ぐ権力を持っているので、その領地でこれだけ暴れてしまえば、ルーク家の立場が悪くなるのは明白だ。

 それでも、レイズはわかってそうした。

「当然だ。知らんわけねぇだろ」
「わかっていてだと……?」
「ああ、聞こえなかったのか? 理由なんて、大したものじゃねぇけどな」
 
 そうだ、理由なんて自分でも驚くほど単純だ。
 亜人奴隷を終わらせると言った無謀で大きな夢を知り、一度は否定した。
 
 けれど、諦めを知らないあの強い光を知り、ジークならもしかしたら……と思ってしまった。
 
 出会ってまだ少ししか経っていないのに、そう思ってしまうほどの強く揺るがない真剣な心に触れ、不覚にも魂が震えた。
 現実主義者のレイズが理屈を並べ、反発をしても結局はそう。
 
「いつだって世界を変えられるのは、行動を起こせる奴だけなんだよ!」

 そう言い放ったレイズは、悪役よろしく不敵な笑みを返し、お決まりの眼鏡の端を指で持ち上げた。

 レイズは無駄なことが大嫌いで、勝てない戦いはしない……はずだった。
 
 けれど、ジークや仲間と出会い、かつて人を信じられなかった寂しい心には、いつの間にか希望が灯っていた。

 もう、昔の自分の価値観の中でしか生きられなかった頃とは違う。
 人を信じる勇気を持ち、成長した姿があった。

 本や数式では証明出来ない不安定で暖かい感情……人はそれを、友情と呼ぶ。
 
「レイ……」

 リズは、片割れの思わぬ言葉に目を丸くし、無意識に剣を握る左手に力を込めた。
 そうして、伏し目がちだった視線を上げ、空色の眼を輝かせる。

 星の落ちた夜しか知らなかったリズは、もう一人じゃない。
 
 すぅ、と息を吸うと右手に握っていた片方の氷剣を逆手に持ち替え、思い切り何の躊躇いもなくフューリーの後頭部を殴り飛ばした。

 さらには前に倒れていくフューリーの背中を蹴り、追い打ちをかけた。
 
「レイ! 行こう!」
 
 晴れ空のように声を弾ませたリズは、白目を剥いたフューリーを踏んで歩み寄り、レイズの手を取って走り出した。

 他人にあまり関心がなかったリズだ。突然の行動にレイズは驚く。

「ちょっ、リズ! どうするつもりだ⁉」

 危うく転びそうになり焦ったレイズがそう言うと、リズはさらに腕を強く引き、声のトーンを上げる。
 
「レイがらしくないことをするから、リズもそうしてみた!」
 
「あ、いや……それは、あのバカを見捨てたら寝覚めが悪いっつーか。別にアイツの為なんかじゃ……」

 レイズは急に照れくさくなり、思いついた言い訳で濁す。
 
「それに、イタズラをするなら一緒の方が楽しい!」

 前を向いたままそう言ったリズは、左手の指で頬を持ち上げて笑っていた。

「アホか! イタズラどころじゃねぇわ!」

 思わず声を荒げてしまったレイズだが、懐かしい感覚に頬が緩んでしまう。
 そうだ、子供の頃はよく二人でこっそりキッチンにお菓子をもらいに行った。

 その時の事をリズが覚えているのかわからないが、レイズは嬉しくて大きな口を開けて笑う。
 子供の頃のように並んで無邪気に笑う二人は、煙にまかれ亜人区画の奥へと向かっていった。

「この……ふ……ふざけるなァ! 追え!!」

 殴られた衝撃で意識がはっきりしない中、フューリーはすぐに起き上がり、屈辱に顔を歪め部下達にそう命じた。

 
 ――――
 
 亜人区画の奥には、まだ大勢の亜人が囚われていた。
 鎖に繋がれ、身動きが取れなくされている彼らの傍を走り抜け、家畜として売られていく動物寄りの種族も目に入る。

 ジークは彼らの姿を目に焼き付けていく。
 これが現実だ。目を逸らしてはいけない。
 今すぐ戻りたい衝動を、理性で抑え込む。

 身を挺して逃がしてくれたレイズとリズの為にも止まるわけにはいかないのだ。
 とっくに騒ぎは広まっており、後ろからは追手の影が見えていた。
 
「待て! 止まれ!」
 
 警備にあたっていたコール隊の兵達が行く手を阻む。
 
「奥からいっぱい出て来たさなァ!」

 半笑いのハツは、背負っているシャオロンを落とさないように走る方向を変える。
 今はちまちま戦っている場合じゃない。そうこうしている間にも追手は増えていく。

 ジークは、視線の端に流れていく亜人達を見つめながら、入り組んだ造りの収容区を走り抜ける。
 
 そのまま立ちふさがる兵士から逃げ回り、ようやく振り切った所で大量の干し草が積まれた荷車を見つけた。
 荷車には運搬用に扱われる亜人が繋がれていて、ハツはシャオロンを背負いなおして近付いていく。
 
「これさ……!」

 そう言うとハツは躊躇いなく荷車に乗り、モコモコの干し草の中に潜り込んでいった。
 亜人の食事用なのか、ちょっとだけ臭いがきつかったが、底も深く三人が隠れるには十分な量だ。
 
 うまく入りきれなかったシャオロンが、先に潜り込んだハツにより引っ張り込まれていくのは、なんだか軽くホラーだった。
 
「ハツ、こんな所に入ってどうするんだい?」
 
 ジークも続きながらハツに訊ねる。するとハツは人差し指を口にあてニヤリと笑う。

「何も? テキトーさな」

「え……」

 あのハツからの思わぬ言葉に、目が点になるジーク。
 ハツは口数が少ない男だったが、こんな冗談を言う奴だっただろうか……。

 そう思っていると、唐突に荷車の中に誰かが乗り込んできた。
 息遣いからして二人。急いでゴソゴソと干し草の中へ潜り込む。

 一人は、ハァハァと咳まじりに息を切らせ、呼吸を整えようとしている。
 もう一人はこちらの存在に気付いているのか、じっと見つめる視線を感じてしまう。

 ――見つかってしまったのか? この狭い干し草の中で緊張が走った。
 
 「……」

 ジークは息を殺して耐えようとしたが、ハツが頷き、ソロソロと干し草の中から顔を出した。
 
「は……無事だったかさ」
「何でここに……?」
「!」

 その途端、聞き覚えのある声が聞こえ、ジークも干し草の中から顔を覗かせると、赤と青の頭が目に入る。
 
 二人もこちらに気付いたようで、少しバツが悪そうな顔をしていた。
 干し草の中に乱入していたのは、さっき自分を逃がしてくれたレイズとリズだった。

 四人そろって、干し草の中から頭だけ出している何とも言えない状況。
 見ようによっては生首である。

 何の偶然か、同じ場所に隠れてしまっていた。

「クッ……俺とした事が、お前らと同レベルなんて……」
「すぐに会えて嬉しい」

 心底悔しそうに顔を歪めるレイズと、いつもの無表情で喜んでいるリズ。

「……お前ら、まだここで何してんだ?」
 
 レイズは瞬きを一度すると、真顔のままジークとハツに訊ねた。

「あ、ああ……」
 
 心が沈んでいるジークがうまく答えられずにいると、ハツが同じく真顔で返事をする。

「意味はねぇ。休憩は大事さな」
「いや、休憩しとる場合かッ! って……」

 反射的にレイズはツッコミを入れてしまう。慌てて我に返り、口を手で塞いだ。
 その瞬間、ハツは何かに気付き仲間達に視線を送る。
 
「……何か来る。潜れさ」

 そう言うと、素早く干し草の中に潜り込んだ。
 ジークやレイズ、リズの三人も再び干し草の中に潜れば、慌ただしい足音と武器のこすれ合う音、そして喧騒が目の前を通り過ぎていく。

 ここに隠れるのが、あと一秒でも遅かったら見つかっていた。
 完全に静かになるまで、五人は干し草の中でじっと息を殺していた。
 
「……」
 
 どうやら、ここにはいないと思われたのか、足音は遠くなって行く。
 安心したのもつかの間、誰かの話し声がしてきた。

「何の騒ぎなの?」
「亜人を逃がそうとした奴らがいるとのことだ。フューリー様が招集をかけている」

「なによ、すぐにこれを出荷しないとならないっていうのに勘弁して欲しいわ……もう、草の上から載せましょう」

 二人の男女は面倒だというように口々にそう話すと、木で出来た箱を持ち上げ、ジーク達が隠れている干し草が敷き詰められた荷車に載せていく。

 (ぐっ……!)
 
 体の上に重い荷物が次々と載せられ、ジークは息が詰まりそうになりながらも必死に気配を消す。
 絶対に見つかるまいと耐えているうちに、びっしりと荷台に並べられた木箱の下敷きになってしまった。

 干し草の中はうまく空気が抜けず、真っ暗な視界と臭い、蒸し暑さで最悪な状態だ。
 さらに最悪なことに、五人の身動きが取れなくなったまま荷車は動き出してしまう。
 
 そうしてそのまま、亜人区画の奥にある森へ続く門へと進んでいく。

 暗闇の中、重たい木箱に耐えながら息を殺していると、少し進んだところで荷車が止まってしまう。

「……検品さな」

 ハツがぼそりと呟いた。
 荷物に紛れていないか調べるというのだ。
 
 五人の上に重ねられた木箱が一つずつ開けられていく音が聞こえ、ジークは見つからないように祈るしか出来なかった。

 物資の運搬を担う、コール部隊の話し声が聞こえる。
 
「フューリー様の命だ。もっと奥まで調べろ」

 その言葉に、心臓が飛び出そうなほど跳ねる。
 もし、木箱を下ろされて干し草の中まで調べられてしまえば終わりだ。

「……!」 

 鼻先に干し草の先があたってしまい、首を振って払いたかったが我慢だ。

 ひとつ、また一つと木箱が開けられ、中身に異変がないとわかれば閉じられる。
 永遠にも感じた時間が過ぎようとしていた時。

 ちょうど、ジークの真上にあった木箱が持ち上げられた。
 もし、このまま干し草の中を調べられてしまったら……。

 緊張で心臓の音が大きくなる。嫌な汗が額を流れ、ジークは固く目を閉じた。

 その時――。
 

「……異常はないな。よし、行け!」
 
 木箱の中身をチェックし終えた門兵はそう言い、木箱を元通りに積みなおした。
 そうして、操者が亜人の背中を鞭で叩くと進み出し、五人を乗せた荷車は何事もなくガリアンルースの裏門から出ていった。

「……」

 奇跡的に木箱の下を調べられなかったおかげで助かったのだ。
 ジークは信じられないと顔を歪め、ふるりと首を振った。
 
 ハツが荷車を操る傭兵達の声に聴き耳を立て、慎重に体を動かせば、偶然にも上に載っていた木箱が開いていた。
 
 その中にはリンゴやオレンジなどのフルーツが入っており、どうやらこれは別の街に食料を運ぶ最中のようだ。

 フルーツを握ったハツが、干し草と木箱を押しのけ空の下に顔を出せば、もうすぐ日が暮れそうになっていた。
 ガリアンルースから出たこの道は、亜人の住む深い森に面している。

「もう出てきてもいいさ。それで、タイミングを見て気付かれないように降りるさな」

 静かにそう言ったハツは、同じく干し草の中から出て来た仲間達に視線を送る。
 幸い、背を向けた二人の操者は、おしゃべりに夢中でAHOU隊の気配に気付いていない。

「うん……」

 ガタガタと揺れる荷車に身を委ねるジークは、力なく頷くとシャオロンを見た。
 自分のしでかした事で、彼と同胞である亜人達を傷つけてしまったのだ。

 謝っても問題は解決しない。けれど、謝りたい。なのに、言葉がうまく喉から出てこない。
 それに、事の重大さで押し潰されそうになっているジークは自分を責めていた。
 
 憔悴するジークの視線に気付いていながら、シャオロンは何も言わない。
 ただ、ギラギラと鈍く輝く金色の瞳を細め、遠くなっていくガリアンルースの明かりをじっと見据えている。
 
 レイズは彼らに何も言えず、リズもまた黙っている事しか出来ないのだった。

 気が付けば、いつしか穏やかな風は消え、不気味なほどの静寂が訪れていた。
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