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露呈
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スフェール王国、ジェラルド国王陛下の歓迎パーティは到着した翌夕から始まった。
ある控え室では、カロンヌ公爵夫妻と跡継ぎソフィア。バックス侯爵夫妻と跡継ぎの長男夫婦がいた。
「アクセル殿は病欠か、任務かな?」
「申し訳ございません!」
また、約束の時間に現れず、バックス侯爵は頭を下げていた。今夜は侯爵として最後のパーティ。明日、長男が侯爵となる。
バックス家が挨拶をする順番が回ってきてしまった。
「行って参ります」
「そうだね」
バックス侯爵は再び頭を下げて会場に向かった。
「ソフィア、我々も直ぐだ。ゆっくり移動しよう」
「はい、お父様」
ゆっくり調度品や絵画を見ながら会場に着くと、次がカロンヌ公爵家の番だった。
「カロンヌ公爵家、当主デイビット様。公爵夫人パトリシア様、長女ソフィア様、……(あれ?)」
三人は国王陛下に礼を取り、スフェール国王ジェラルドの前で止まり挨拶をした。
入場は侯爵家からだったが、挨拶は公爵家からとジェラルドが要望を出していた。
「お久しぶりでございます。ジェラルド国王陛下」
「公爵、久しぶりだ。パトリシア夫人、相変わらず美しい」
「まあ!ありがとうございます!」
「ジェラルド国王陛下、遠路遥々、グェッ」
挨拶の途中で蛙が潰れたような声を出したのはソフィアだった。
国王達や他の貴族達は驚愕し、公爵夫妻は苦笑いしていた。
「私の天使っ!」
「グッ」
「ああ!何て愛くるしいのだ!益々美しくなって!
もっと頻繁に会いに来てくれなくちゃダメじゃないか!」
「く、くるしい……」
ソフィアはジェラルドの背中をバシバシと叩いた。
「陛下、ジェラルド陛下!天使様が窒息してしまいます!腕の力を弱めてください!」
側近のエリオットがジェラルドに耳打ちをした。
腕を緩めると、ソフィアが息を整えた.
「あの、ジェラルド陛下。ソフィア嬢とは」
「? 質問の意図が分からない」
「ソフィア嬢とは友人?……でしょうか」
国王の問いかけにジェラルドは呆れた顔をした。
「信じられん。だからあんな王命を出したのか」
「あの、ジェラルド陛下?」
「国王、カミュ王太子も忘れるな。
ソフィアは私の妹だ」
「ま、まさか!」
「似てないか?母が違うからな。
だが私が長兄。ソフィアは末妹だ。
先代はご存知のはずだが、其方達が知らぬとはな」
「ソフィア嬢はスフェール王国ジェラルド国王陛下の王妹!?」
「おお、セバスチャン」
手招きするとブルノワ侯爵夫妻と長男セバスチャン、婚約者の王女ジャクリーンが御前に立った。
「セバスチャン、私とソフィアの関係は?」
「ジェラルド国王陛下とソフィア様は異母兄妹でございます。ソフィア殿下、お久しぶりでございます」
「久しぶりね、セバスチャン。
ずっとスフェールで仕事していたと聞いたわ」
「ええ、素晴らしい国でチャンスを頂けて光栄でございます。ソフィア殿下、感謝いたします」
「知り合いを紹介しただけですわ。全てはセバスチャンの実力だわ」
「セバスチャン、紹介してくれ」
「父のトラヴィス、母のカプシーヌ、婚約者で王女のジャクリーン殿下でございます」
「確か君は私の最愛の妹の夫の恋人だね?」
「っ!!」
国「な、何を仰るのですか!」
ジ「王命を下す前にアクセル・バックスの素行調査はしたのだろう?他国の私の耳にも届くのに、何故国王は知らないのだ?
私は知っていながら私の天使に不誠実な無能を押し付けたのだと思って今回の訪問に踏み切った。
素行調査はしたのかな?」
国「い、いえ。娘の…王女付きの専従近衛騎士でしたので」
ジ「あり得ないな」
国「しかし、ジャクリーンはバックス卿…今はカロンヌ卿ですが、彼と恋人ではございません」
ジ「カロンヌと名乗らせたく無いからアクセル卿と呼ぼう。当のアクセル卿は何故この場にいない。連れて来い」
そこに、状況を知らぬアクセルが遅れてやってきた。
侯「アクセル!何をやっていたんだ!」
実はアクセルは待ち合わせの控え室の近くで、服の綻びをメイドに指摘された。しかし、今日は忙しく手の空いたメイドが見つからず、裁縫部まで行っていたのだ。
ア「申し訳ございません。衣装を引っ掛けてしまい、裁縫部で手直しが必要でした」
侯「お前、ジャクリーン王女殿下の恋人だというのは本当か!」
今までの流れを全く知らないアクセルは、ジャクリーンは具合が悪くて顔色が元々悪かったと知らずに、ジャクリーンの顔色を見て白状してしまったと思った。
ア「はい」
侯「いつからだ!」
ア「二年半前です」
国「何で言わなかったんだ!」
ア「言おうとしましたが、ソフィアとの婚姻は王命だと仰られたので、受け入れました」
侯「だとしても、婚約した時点で別れるのが普通だろう!」
ア「私はジャクリーン姫を愛してるのです」
ドサッ
そこでジャクリーンが倒れてしまった。
国「医者を!」
ジ「女医を同行させている。ローラ」
ロ「直ちに。
皆様、お静かに!」
ローラはジャクリーンの脈を取り、聴診器を当てた。
ロ「ご懐妊です。初期ですから安静になさってください。えっと…」
セ「私を見ないでくれ。私はずっとスフェールに居たのだよ?其方も会っているだろう。
それに私は婚約者に手を出した事など一度も無い。口付けさえしたことが無い」
ア「!!」
ジ「では、ジャクリーン王女を孕ませたのはアクセル卿だな」
侯「お前!なんて事を!!」
ア「そんな、月のモノが来たって……」
ジ「カミュ王太子殿下。アクセル卿の部屋とジャクリーン王女殿下の部屋を徹底的に調査してくれないか。
素行調査無しに無理矢理王命でスフェールの王女が婚姻させられた。
その上で、その夫とこの国の王女が、スフェールの王女を裏切り屈辱を与えたのだ。
もう国王は信用できない。其方が取り仕切り、明日、報告をしてくれ。
アクセル卿、近衛騎士団、ジャクリーン王女、専属侍女やメイドを尋問にかけてくれ」
カ「かしこまりました」
ジ「私の天使!辛かっただろう」
ソ「兄様」
ジ「ソフィアは私が守るからな」
ア「え?貴女はソフィア!?」
ジ「蔑ろにし過ぎて自分の妻の顔も忘れたか」
ソ「兄様、私と彼は白い結婚です。
婚前契約にも違反しましたので離縁になりますわ」
ジ「白い結婚か……国王、王命を取り消してソフィアに謝罪をして、無効の手続きをしてくれるな?」
国「は、はい」
カ「今日中、もしくは明日の午前中までに調査を終わらせて、明日中に婚姻無効の手続きをさせてきただきます。
ソフィア王女殿下、申し訳ございません」
ソ「分かっていただけて良かったですわ。
それと、アクセル卿とジャクリーン王女殿下を婚姻させてください。彼らにとっては悲恋だったと思います。愛し合った恋人が王命により引き裂かれようとしたのですから。
お子も授かった事ですし」
ジ「ソフィアは拒否しなかったのか?」
ソ「生意気だと言われまして。
他国出身ですし、もの申す立場ではないようでした」
ジ「私の天使が生意気だと?
いいか、こんな不祥事を起こした男に爵位など授けるなよ?王女にもだ」
国「それでは、二人は平民になってしまいます」
ジ「スフェールが侵略戦争を起こして王族を処刑した方がいいと言うのか?」
国「っ!!」
ジ「例えソフィアが私の妹でなくても許されることではない。導くべき王族が他人の夫に股を開くなどあってはならない。
猿じゃないのだから、自制ができたはずだ。
二人はソフィアを軽視して関係を続けた罪人だ。
違うか?」
国「お慈悲を……」
カ「父上、お止めください。二人は立派な大人です。自分達のしたことの責任を取らねばなりません」
ジ「カミュ王太子殿下。お父上を隠居させるべきだ。最短で。今からと言いたいところだがな」
カ「仰せの通りにいたします」
ジ「さあ、他の皆は踊って飲んで食べてから帰ろう!勿体無いからな!」
挨拶は省略して、パーティを無理矢理始めた。
ソフィアはジェラルド、デイビット、セバスチャンの順に踊った。
ある控え室では、カロンヌ公爵夫妻と跡継ぎソフィア。バックス侯爵夫妻と跡継ぎの長男夫婦がいた。
「アクセル殿は病欠か、任務かな?」
「申し訳ございません!」
また、約束の時間に現れず、バックス侯爵は頭を下げていた。今夜は侯爵として最後のパーティ。明日、長男が侯爵となる。
バックス家が挨拶をする順番が回ってきてしまった。
「行って参ります」
「そうだね」
バックス侯爵は再び頭を下げて会場に向かった。
「ソフィア、我々も直ぐだ。ゆっくり移動しよう」
「はい、お父様」
ゆっくり調度品や絵画を見ながら会場に着くと、次がカロンヌ公爵家の番だった。
「カロンヌ公爵家、当主デイビット様。公爵夫人パトリシア様、長女ソフィア様、……(あれ?)」
三人は国王陛下に礼を取り、スフェール国王ジェラルドの前で止まり挨拶をした。
入場は侯爵家からだったが、挨拶は公爵家からとジェラルドが要望を出していた。
「お久しぶりでございます。ジェラルド国王陛下」
「公爵、久しぶりだ。パトリシア夫人、相変わらず美しい」
「まあ!ありがとうございます!」
「ジェラルド国王陛下、遠路遥々、グェッ」
挨拶の途中で蛙が潰れたような声を出したのはソフィアだった。
国王達や他の貴族達は驚愕し、公爵夫妻は苦笑いしていた。
「私の天使っ!」
「グッ」
「ああ!何て愛くるしいのだ!益々美しくなって!
もっと頻繁に会いに来てくれなくちゃダメじゃないか!」
「く、くるしい……」
ソフィアはジェラルドの背中をバシバシと叩いた。
「陛下、ジェラルド陛下!天使様が窒息してしまいます!腕の力を弱めてください!」
側近のエリオットがジェラルドに耳打ちをした。
腕を緩めると、ソフィアが息を整えた.
「あの、ジェラルド陛下。ソフィア嬢とは」
「? 質問の意図が分からない」
「ソフィア嬢とは友人?……でしょうか」
国王の問いかけにジェラルドは呆れた顔をした。
「信じられん。だからあんな王命を出したのか」
「あの、ジェラルド陛下?」
「国王、カミュ王太子も忘れるな。
ソフィアは私の妹だ」
「ま、まさか!」
「似てないか?母が違うからな。
だが私が長兄。ソフィアは末妹だ。
先代はご存知のはずだが、其方達が知らぬとはな」
「ソフィア嬢はスフェール王国ジェラルド国王陛下の王妹!?」
「おお、セバスチャン」
手招きするとブルノワ侯爵夫妻と長男セバスチャン、婚約者の王女ジャクリーンが御前に立った。
「セバスチャン、私とソフィアの関係は?」
「ジェラルド国王陛下とソフィア様は異母兄妹でございます。ソフィア殿下、お久しぶりでございます」
「久しぶりね、セバスチャン。
ずっとスフェールで仕事していたと聞いたわ」
「ええ、素晴らしい国でチャンスを頂けて光栄でございます。ソフィア殿下、感謝いたします」
「知り合いを紹介しただけですわ。全てはセバスチャンの実力だわ」
「セバスチャン、紹介してくれ」
「父のトラヴィス、母のカプシーヌ、婚約者で王女のジャクリーン殿下でございます」
「確か君は私の最愛の妹の夫の恋人だね?」
「っ!!」
国「な、何を仰るのですか!」
ジ「王命を下す前にアクセル・バックスの素行調査はしたのだろう?他国の私の耳にも届くのに、何故国王は知らないのだ?
私は知っていながら私の天使に不誠実な無能を押し付けたのだと思って今回の訪問に踏み切った。
素行調査はしたのかな?」
国「い、いえ。娘の…王女付きの専従近衛騎士でしたので」
ジ「あり得ないな」
国「しかし、ジャクリーンはバックス卿…今はカロンヌ卿ですが、彼と恋人ではございません」
ジ「カロンヌと名乗らせたく無いからアクセル卿と呼ぼう。当のアクセル卿は何故この場にいない。連れて来い」
そこに、状況を知らぬアクセルが遅れてやってきた。
侯「アクセル!何をやっていたんだ!」
実はアクセルは待ち合わせの控え室の近くで、服の綻びをメイドに指摘された。しかし、今日は忙しく手の空いたメイドが見つからず、裁縫部まで行っていたのだ。
ア「申し訳ございません。衣装を引っ掛けてしまい、裁縫部で手直しが必要でした」
侯「お前、ジャクリーン王女殿下の恋人だというのは本当か!」
今までの流れを全く知らないアクセルは、ジャクリーンは具合が悪くて顔色が元々悪かったと知らずに、ジャクリーンの顔色を見て白状してしまったと思った。
ア「はい」
侯「いつからだ!」
ア「二年半前です」
国「何で言わなかったんだ!」
ア「言おうとしましたが、ソフィアとの婚姻は王命だと仰られたので、受け入れました」
侯「だとしても、婚約した時点で別れるのが普通だろう!」
ア「私はジャクリーン姫を愛してるのです」
ドサッ
そこでジャクリーンが倒れてしまった。
国「医者を!」
ジ「女医を同行させている。ローラ」
ロ「直ちに。
皆様、お静かに!」
ローラはジャクリーンの脈を取り、聴診器を当てた。
ロ「ご懐妊です。初期ですから安静になさってください。えっと…」
セ「私を見ないでくれ。私はずっとスフェールに居たのだよ?其方も会っているだろう。
それに私は婚約者に手を出した事など一度も無い。口付けさえしたことが無い」
ア「!!」
ジ「では、ジャクリーン王女を孕ませたのはアクセル卿だな」
侯「お前!なんて事を!!」
ア「そんな、月のモノが来たって……」
ジ「カミュ王太子殿下。アクセル卿の部屋とジャクリーン王女殿下の部屋を徹底的に調査してくれないか。
素行調査無しに無理矢理王命でスフェールの王女が婚姻させられた。
その上で、その夫とこの国の王女が、スフェールの王女を裏切り屈辱を与えたのだ。
もう国王は信用できない。其方が取り仕切り、明日、報告をしてくれ。
アクセル卿、近衛騎士団、ジャクリーン王女、専属侍女やメイドを尋問にかけてくれ」
カ「かしこまりました」
ジ「私の天使!辛かっただろう」
ソ「兄様」
ジ「ソフィアは私が守るからな」
ア「え?貴女はソフィア!?」
ジ「蔑ろにし過ぎて自分の妻の顔も忘れたか」
ソ「兄様、私と彼は白い結婚です。
婚前契約にも違反しましたので離縁になりますわ」
ジ「白い結婚か……国王、王命を取り消してソフィアに謝罪をして、無効の手続きをしてくれるな?」
国「は、はい」
カ「今日中、もしくは明日の午前中までに調査を終わらせて、明日中に婚姻無効の手続きをさせてきただきます。
ソフィア王女殿下、申し訳ございません」
ソ「分かっていただけて良かったですわ。
それと、アクセル卿とジャクリーン王女殿下を婚姻させてください。彼らにとっては悲恋だったと思います。愛し合った恋人が王命により引き裂かれようとしたのですから。
お子も授かった事ですし」
ジ「ソフィアは拒否しなかったのか?」
ソ「生意気だと言われまして。
他国出身ですし、もの申す立場ではないようでした」
ジ「私の天使が生意気だと?
いいか、こんな不祥事を起こした男に爵位など授けるなよ?王女にもだ」
国「それでは、二人は平民になってしまいます」
ジ「スフェールが侵略戦争を起こして王族を処刑した方がいいと言うのか?」
国「っ!!」
ジ「例えソフィアが私の妹でなくても許されることではない。導くべき王族が他人の夫に股を開くなどあってはならない。
猿じゃないのだから、自制ができたはずだ。
二人はソフィアを軽視して関係を続けた罪人だ。
違うか?」
国「お慈悲を……」
カ「父上、お止めください。二人は立派な大人です。自分達のしたことの責任を取らねばなりません」
ジ「カミュ王太子殿下。お父上を隠居させるべきだ。最短で。今からと言いたいところだがな」
カ「仰せの通りにいたします」
ジ「さあ、他の皆は踊って飲んで食べてから帰ろう!勿体無いからな!」
挨拶は省略して、パーティを無理矢理始めた。
ソフィアはジェラルド、デイビット、セバスチャンの順に踊った。
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