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僕の自由
副「ただ私は、心が綺麗で優しい彼が好きになり、才能も感じとりました。彼が実家と縁を切ると言ったので、口約束を支持したのです」
父「縁を切ると言いますが、除籍でもいいと?」
副「是非そうしてください。彼を受け入れたい貴族がどれほどいることか」
団「私もその1人ですよ、伯爵。
彼は入試7位。最初の四半期試験は4位。その後も1位から3位を取り続け、最後は首席卒業です。
何故毎回11位だったか分かりますか?
伯爵が自分の息子の中でクリスくんだけ信じず、屋敷から追放したからです。
伯爵が決めた行き先が騎士学校なのだから、せめて金だけでも払わせようと手を抜いたのです。
態と面接点を落としました。
校長にその願いを我らが頼みました。
そして、伯爵が出したこの手紙が証明しています。
当主の義務と父親の義務を放棄していると」
父「なっ!」
団「五年間。たった一度も近況報告の手紙を出さず、帰省せず、辺境で暮らした子供の気持ちが分からないんですよね。
だから貴方は五年間、クリスくんに手紙を出すことも、誕生日プレゼントを贈ることも、帰省を促すことも無く、様子を見に訪ねることも無かった。
私は息子2人を持つ親ですが、そんなこと有り得ませんよ。
貴方と兄2人がしたことは、世の中では虐待と言うんですよ」
父「クリス…」
僕「除籍してくださって結構です。寧ろそうしてください。
同じ籍には入っていても家族ではない者達に虐げられ続けるほど、僕はもう子供ではないし、昔の調子で兄達が仕掛けたら、僕は容赦しませんよ」
副「言っておきますが、学生時代には既に辺境伯軍の猛者と相打ちができるほどの実力がありましたからね?
サモール伯爵家の兵士が止めに入っても死体が増えるだけですよ。
そして兄2人はあのままではボロがでますよ。
しっかり再教育なさった方がいい」
僕「僕は成人しています。もうサモール伯爵家の犠牲になるつもりはありません。
どうか関わらないでください。バンス兄上とヘンドリック兄上にも、しっかり言い聞かせてください。
これからの僕の選択を邪魔するなら国王陛下に除籍を申し出ます」
副「その時は伯爵家の調査報告書を添えます。
長男は結婚したばかり、次男は来年婚姻式でしたね?
サモール伯爵家がどんな扱いになるか肌で感じたいと仰るならそれもいいでしょう」
父「クリス。悪かったな。
好きなように生きてくれ」
僕「ありがとうございます」
副「では、こちらに署名を」
父は副団長に差し出された書類に署名をして帰っていった。
団長と副団長に何度もお礼を言って退席した。
父「縁を切ると言いますが、除籍でもいいと?」
副「是非そうしてください。彼を受け入れたい貴族がどれほどいることか」
団「私もその1人ですよ、伯爵。
彼は入試7位。最初の四半期試験は4位。その後も1位から3位を取り続け、最後は首席卒業です。
何故毎回11位だったか分かりますか?
伯爵が自分の息子の中でクリスくんだけ信じず、屋敷から追放したからです。
伯爵が決めた行き先が騎士学校なのだから、せめて金だけでも払わせようと手を抜いたのです。
態と面接点を落としました。
校長にその願いを我らが頼みました。
そして、伯爵が出したこの手紙が証明しています。
当主の義務と父親の義務を放棄していると」
父「なっ!」
団「五年間。たった一度も近況報告の手紙を出さず、帰省せず、辺境で暮らした子供の気持ちが分からないんですよね。
だから貴方は五年間、クリスくんに手紙を出すことも、誕生日プレゼントを贈ることも、帰省を促すことも無く、様子を見に訪ねることも無かった。
私は息子2人を持つ親ですが、そんなこと有り得ませんよ。
貴方と兄2人がしたことは、世の中では虐待と言うんですよ」
父「クリス…」
僕「除籍してくださって結構です。寧ろそうしてください。
同じ籍には入っていても家族ではない者達に虐げられ続けるほど、僕はもう子供ではないし、昔の調子で兄達が仕掛けたら、僕は容赦しませんよ」
副「言っておきますが、学生時代には既に辺境伯軍の猛者と相打ちができるほどの実力がありましたからね?
サモール伯爵家の兵士が止めに入っても死体が増えるだけですよ。
そして兄2人はあのままではボロがでますよ。
しっかり再教育なさった方がいい」
僕「僕は成人しています。もうサモール伯爵家の犠牲になるつもりはありません。
どうか関わらないでください。バンス兄上とヘンドリック兄上にも、しっかり言い聞かせてください。
これからの僕の選択を邪魔するなら国王陛下に除籍を申し出ます」
副「その時は伯爵家の調査報告書を添えます。
長男は結婚したばかり、次男は来年婚姻式でしたね?
サモール伯爵家がどんな扱いになるか肌で感じたいと仰るならそれもいいでしょう」
父「クリス。悪かったな。
好きなように生きてくれ」
僕「ありがとうございます」
副「では、こちらに署名を」
父は副団長に差し出された書類に署名をして帰っていった。
団長と副団長に何度もお礼を言って退席した。
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