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7年越しの初夜
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【 リリアナの視点 】
力強い腕、逞しい胸、硬い腹、微動だにしない脚。
いくら私が抵抗しても全く意味をなさない。
私はクリスに支配されたかった。唯一の妻として、女として。
多くの敵兵を葬ってきた彼を癒すのは私だけのはずだった。
結婚式の後、眠ることなくクリスを迎えて、慎ましく、ただ彼に身を任せ、体も妻にしてもらえていたら、きっとクリスはカロン戦の7年間、私のために他の女に手を付けなかっただろう。
あの時の失態でこんなに大きな代償を払わされるとは思わなかった。
渡された離縁状、催促、ルイーザとの肉体関係、ルイーザとの間にできた子の存在。
ルイーザは男児を産み、また腹の中にクリスの子が宿っていて、国王でも辺境伯でもないのに正式な妻を二人娶ることを許された。
愛人、妾とは違い、最初の妻に傅く必要はないし、社会的にも夫人として社交を許されている。
以前の異性に対しての拙さは無く、手慣れた愛撫に焼き付くような苦しみが襲う。
私の様子を見ながら心配そうにしっかり膣内を解す。
ルイーザは未亡人だった。つまり処女は私が初めてなのだろう。
潤滑油を手に取りたっぷりと私にもクリスにも塗り付けて、秘部を往復する様に擦る。
侵入すべき場所を見つけると先端を押し付けた。
「力を抜いて」
当てがった陰茎は、未開通の膣壁を押し広げ進んでいく。
よく解されたせいかあまり痛みはないが圧迫感がすごい。
肉壁を割りながら腹の中を押し上げられる感覚はとても怖い。だけど顔に出したらクリスは止めてしまう。
「痛いか?」
「少しだけ。
大丈夫ですから続けてください」
直ぐにクリスは腰を止めた。
「少し痛いかもしれないけど、力を抜いて、ただ受け入れてくれ」
証が散らされるのだと分かった。
目を閉じると、ガッチリとホールドし、腰を突き立てた。
「んっ!!」
行き止まりまで収まった様で、クリスは息を吐き、少し盛り上がった腹を撫でた。
「私のカタチだ……すごいな。
ココがこんなに狭くてキツいとは…。締め上げられて何も出来ない」
「嫌ですか?」
「嫌じゃない。特別な気分だ」
「クリスしか知らない体ですから、可愛がってください」
「リリ」
「っ!」
やっと愛称で呼んでくれた。そして誓いのキス以来のキスをしてくれた。
キスをしながら腹の中の陰茎はビクビクと押し上げる様に動いていた。
「痛みはどうだ」
「多分、一過性だと思います」
「少し馴染ませよう」
腰を動かさず、乳房を掴み吸い付いた。
「私…大丈夫ですか?
この体はクリスの癒しになれそうですか?
然程大きくない胸でご不満かもしれませんが、教えてくだされば頑張りますから」
「リリはこのままでいい。
とてもいい形だし、初々しい色でとてもいい。
すべすべの滑らかな肌はとても触り心地がいいし、ナカもこれからもっと濡れればさらに良くなるだろう」
「私の体は気持ちいいですか?」
「気持ちいいよ」
あの逞しいモノがしっかりと奥まで挿入されていた。女の穴は男を受け入れるためのものなのだと実感した。
私が受け入れるのはクリスだけ。
だからココは彼のカタチになるのだ。
初夜を終えると優しく労ってくれたが、私をうつ伏せにすると背中を舐め出した。
「いやっ」
「いや?」
「……挿れてください」
「他には?」
「全部欲しいです」
「入るかどうかゆっくりしてみよう」
腰を突き出させる様にさせられると、先程まで貫いていたモノを再度挿入した。
「力を抜いて」
ズブズブと収められていくと行き止まりに着いたが、ゆっくり行き止まりを押し上げる様に挿入された。
「んんっ 苦しい!」
先程は少し入りきれなかったが今度は全部膣内に収まった。
「どんな感じ?」
「少し苦しいけど満たされる感じです」
「少し動くよ。力を抜いて。痛かったら言ってくれ」
ゆっくりと少しずつ大きく抽送を繰り返し、先端を残して引き、ゆっくり根元まで押し上げる。
ヌポッヌポッと卑猥な音が響き、恥ずかしいが、クリスが喜ぶなら恥ずかしくてもいい。
「リリ。次は何処に?」
力強い腕、逞しい胸、硬い腹、微動だにしない脚。
いくら私が抵抗しても全く意味をなさない。
私はクリスに支配されたかった。唯一の妻として、女として。
多くの敵兵を葬ってきた彼を癒すのは私だけのはずだった。
結婚式の後、眠ることなくクリスを迎えて、慎ましく、ただ彼に身を任せ、体も妻にしてもらえていたら、きっとクリスはカロン戦の7年間、私のために他の女に手を付けなかっただろう。
あの時の失態でこんなに大きな代償を払わされるとは思わなかった。
渡された離縁状、催促、ルイーザとの肉体関係、ルイーザとの間にできた子の存在。
ルイーザは男児を産み、また腹の中にクリスの子が宿っていて、国王でも辺境伯でもないのに正式な妻を二人娶ることを許された。
愛人、妾とは違い、最初の妻に傅く必要はないし、社会的にも夫人として社交を許されている。
以前の異性に対しての拙さは無く、手慣れた愛撫に焼き付くような苦しみが襲う。
私の様子を見ながら心配そうにしっかり膣内を解す。
ルイーザは未亡人だった。つまり処女は私が初めてなのだろう。
潤滑油を手に取りたっぷりと私にもクリスにも塗り付けて、秘部を往復する様に擦る。
侵入すべき場所を見つけると先端を押し付けた。
「力を抜いて」
当てがった陰茎は、未開通の膣壁を押し広げ進んでいく。
よく解されたせいかあまり痛みはないが圧迫感がすごい。
肉壁を割りながら腹の中を押し上げられる感覚はとても怖い。だけど顔に出したらクリスは止めてしまう。
「痛いか?」
「少しだけ。
大丈夫ですから続けてください」
直ぐにクリスは腰を止めた。
「少し痛いかもしれないけど、力を抜いて、ただ受け入れてくれ」
証が散らされるのだと分かった。
目を閉じると、ガッチリとホールドし、腰を突き立てた。
「んっ!!」
行き止まりまで収まった様で、クリスは息を吐き、少し盛り上がった腹を撫でた。
「私のカタチだ……すごいな。
ココがこんなに狭くてキツいとは…。締め上げられて何も出来ない」
「嫌ですか?」
「嫌じゃない。特別な気分だ」
「クリスしか知らない体ですから、可愛がってください」
「リリ」
「っ!」
やっと愛称で呼んでくれた。そして誓いのキス以来のキスをしてくれた。
キスをしながら腹の中の陰茎はビクビクと押し上げる様に動いていた。
「痛みはどうだ」
「多分、一過性だと思います」
「少し馴染ませよう」
腰を動かさず、乳房を掴み吸い付いた。
「私…大丈夫ですか?
この体はクリスの癒しになれそうですか?
然程大きくない胸でご不満かもしれませんが、教えてくだされば頑張りますから」
「リリはこのままでいい。
とてもいい形だし、初々しい色でとてもいい。
すべすべの滑らかな肌はとても触り心地がいいし、ナカもこれからもっと濡れればさらに良くなるだろう」
「私の体は気持ちいいですか?」
「気持ちいいよ」
あの逞しいモノがしっかりと奥まで挿入されていた。女の穴は男を受け入れるためのものなのだと実感した。
私が受け入れるのはクリスだけ。
だからココは彼のカタチになるのだ。
初夜を終えると優しく労ってくれたが、私をうつ伏せにすると背中を舐め出した。
「いやっ」
「いや?」
「……挿れてください」
「他には?」
「全部欲しいです」
「入るかどうかゆっくりしてみよう」
腰を突き出させる様にさせられると、先程まで貫いていたモノを再度挿入した。
「力を抜いて」
ズブズブと収められていくと行き止まりに着いたが、ゆっくり行き止まりを押し上げる様に挿入された。
「んんっ 苦しい!」
先程は少し入りきれなかったが今度は全部膣内に収まった。
「どんな感じ?」
「少し苦しいけど満たされる感じです」
「少し動くよ。力を抜いて。痛かったら言ってくれ」
ゆっくりと少しずつ大きく抽送を繰り返し、先端を残して引き、ゆっくり根元まで押し上げる。
ヌポッヌポッと卑猥な音が響き、恥ずかしいが、クリスが喜ぶなら恥ずかしくてもいい。
「リリ。次は何処に?」
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