【完結】体目的でもいいですか?

ユユ

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俺だけの体


【 オルポンスの視点 】


火傷は子供の頃に負った。
だから素人を相手にしたことがない。
俺だって火傷の痕を除けば健康な男だ。性欲はあるし溜まっていく。

仮面をつけて相手にしてくれるのは娼婦くらいだった。娼婦とは言っても、プロ意識の高い女でないと顔に出て興醒めする。

女は跪き 陰茎を咥えて勃たせると、潤滑油を塗り込み跨って膣に挿入させた。

閨教育で習ったような女への奉仕は不要だし、準備をしてから客の待つ部屋へ入って来るから何もしなくてもいいし、触りたいなら触れる。

女が上に乗り腰を振り、ヌルついた膣壁で刺激する。時々揺れる胸を触れるがそれだけだ。

高まったので合図を送ると、さっと退く。
今度は俺が上から腰を突き立てて、限界を迎えると抜き去り口に咥えさせる。

最後まで吸い上げてもらい店を後にする。

それを定期的に繰り返すだけ。


この世には愛する女と愛し合える男がたくさんいるのに、俺はそれができない。
体はすっきりするが虚しかった。



だけど……



「ああっ!!」

「ココ?」

「ダメっ!!」

初めての感覚に腰が逃げるルーナを捕まえて、ルーナが反応した場所を攻め立てた。

「ルーナ。力を抜いて身を任せて」

「だって」

「俺の妻になるんだろう?」

ルーナはゆっくり体の力を抜いた。

指を増やし入り口を広げながら小さな突起を甚振る。

指1本でも狭かった見開通の穴は俺だけしか知らない。

ルーナならずっと舐めていられる。

ナカを解すのも舐めるのも初めてで、ちゃんと気持ちよくなってくれるのか、解せるのか心配だった。

痛い思いはさせたくない。


反応が良かった場所を攻め続けると 指を締め上げた。

「すごい締まりだな」

指じゃなくて陰茎だったらと、ルーナに締め付けられる想像をしただけで先端からさらに透明の粘液が出て、早く挿れたいとビクビクと宙をかく。


3本目を挿れて膣口を伸ばした。
もういいだろうと、陰茎を滑らせた。

クチュ クチュ

「ルーナ、挿れていい?」

「はい」

ゆっくり押し挿れると肉の抵抗を感じた。

この膣壁の抵抗感が、俺の形だけを覚えさせるのだという現実を実感させた。

「ルーナ、もっと力を抜いて」

亀頭を全部埋めると さらに胸が高まった。

これから膜を破るのだ。
気を散らして一気に押し破ろうと唇を合わせて舌を捩じ込んだ。

キスも初めてだった。
仮面をつけていない顔をこんなに近くで見てもルーナは嫌な顔をしない。

ただ、初めての閨事に不安と快楽に耐える表情を浮かべるだけ。

長いキスでルーナの体の強張りが緩んできた。

唇を離しルーナをじっと見つめた。

一生に一度の瞬間を目に焼き付けたかった。

グチュッ

「ああっ!!」

見つめたまま、奥深くまで一気に貫いた。

押し広げた膣壁は異物を確認するかのように締め付けた。

すごく狭い上にギュッと締め付けて来る。
ルーナはあまり痛くは無さそうだ。ホッとした。

後は馴染むのを待って、ちょっとだけ奥で抽送を始めた。

グチュッ グチュッ グチュッ グチュッ

よく濡れていて、温かくて、良く締まる。
優しく最奥に触れ抽送すると吸い付かれている感覚があった。

「気持ちいい……出そうだ」

娼婦とは違う刺激に、いつもよりもかなり早く射精感に襲われた。

ヌポン

一旦抜き去って引き出しから避妊薬を取り、錠剤を子宮口付近に押し入れ溶けるのを待つ。

「何ですか」

錠剤の避妊薬をルーナは知らなかった。

「他の方法はあるのですか?」

「外に出すくらいだが、失敗することもある」

「……オルポンス様は経験が豊富そうですね」

「ルーナ」

「……」

なんて可愛いんだ。

他の女を抱いてきたのだろうと ルーナが嫉妬している。

確かにルーナが他の男のモノを咥え込んで注がせていたらと思うと胸がムカムカしてくる。

謝ると肯定してしまうので、快楽で忘れさせようと思った。

額に唇を付けた後、また陰茎を押し当てた。
そして探るように抽送をしながら進み、ルーナの快い場所を擦り上げた。

「ああっ!!」

「ココで気持ちよくしてあげるから機嫌を直してくれ」

「ああっ!!」

角度を変えてあの場所に押し当てるようにして腰を動かした。

「ああっ!ダメっ!ソレっ!!」

どんどん愛液が溢れてくる。

限界だ!だけど一緒にイキたい。絞り取られたい。

初めて膣内で吐精するのだからたっぷりと奥に出したい。

「またっ、また来るっ!」

ルーナが達すると知り 最奥を押し上げた。

めり込ませるとルーナに強く締め付けられた。

体重をかけて更に奥へと押し込む。

ビュクッ ビュクッ ビュクッ ……

「ひゃあっ!!」

「くっ!! ルーナっ! 気持ちいいっ!!」

「あっ! あっ!」

「すごい締まる……しっかり吸って」

「ああっ!」



最後の一滴まで搾り取られた。

「すごく気持ち良かった。ありがとうルーナ」

頬や額にキスをしてゆっくり陰茎を抜いた。

ぽっかりと開いた穴から濃い白濁がプリプリと溢れ出て来た。

孕ませたい。

孕ませて俺の子を産ませたい。

「あっ」

愛芽を親指で擦り刺激を与えると 益々白濁が流れ落ちた。


当面は楽しみたい。
孕ますのはだいぶ後だな。

孕ませたい衝動と、蜜月を楽しみたい欲求がぶつかり合う。

「痛くなかった?」

「はい」

「気持ち良かった?」

「はい」

「ちゃんと言ってくれ」

「気持ち良くて怖かったです」

「……」

「えっ!」

ルーナをうつ伏せにして覆い被さり、後ろから挿入した。

「ルーナ」

「ああっ!」

腰を打ち付けて激しく膣内ナカを犯した。

暴れるルーナを体重と腕で押さえ付け、一心不乱に擦り上げた。

「オルポンス様っ!!」

「ルーナっ、俺の子を孕んで、いつか産んでくれ」

「ああっ!」

「ルーナ!返事!」

「はいっ!」

「ルーナ!」

「ああっ! もうっ!もうっ!!」

「ルーナ、ちゃんと言え!」

「孕むまで注いで!」

「ルーナ!」



結局4回もヤった。

初めてのルーナに無理をさせた。

ぐったりして意識を飛ばしている。寝てる?


俺も疲れた。




遅い朝に起きて湯の用意をさせてルーナを抱き上げて風呂に浸かった。

割れ目を綺麗にしたが、触っているうちに勃ってしまった。

ぼんやりしているルーナを浮かして下から膣口に陰茎を押し当ててゆっくり突き入れた。
肩をがっちり抱きしめて、上から押し下から突き上げ、ルーナは覚醒した。

「あっ……」


そのまま下から突き上げ続けると、ルーナが暴れ出した。

膣の感触からすると達する寸前だ。

「ルーナ。いつか口でもしてくれ」

ナカ出すのは危険だと、ルーナをイかせてから抜き去って陰茎を手で扱いた。

イった余韻に浸りながらルーナはじっと見つめていた。

胸に吐精しようとしたが、つい顔にもかけてしまった。

嫌がられないか心配だったが、吐精が落ち着きかけた頃にルーナは亀頭を咥えた。

「ルーナっ」

根元から手で扱き一滴でも多くルーナの口に出したかった。

最後の方だったから、そんなに量はないから苦しくないはず。

まだ口から抜きたくなくてそのままにした。

徐々に萎え始めたので引き抜いた。

チュポンっ


ルーナの口元に手を置いた。

「ルーナ、吐き出せ」

ドロッ

ルーナの口から出て来た精液は思ったよりも多かった。

「苦い」

「ごめんな。でも気持ち良くて嬉しかった」

「頑張ります。でも顎が外れそうなので、もっと小さくしてください」

「それは難しいな」

「頑張ってください」

「頑張るよ。だけと先に謝っておく。
結果は出せそうにない。ごめん」

「諦めるのが早すぎます」



毎夜ルーナを抱いた。
夜だけではない。

ルーナは夜じゃなくても嫌がらないし、いろんな体位を試させてくれる。

口でも奉仕してくれるようになった。
だから俺もルーナが気持ち良くなれるように もっと尽くした。






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