19 / 20
海に来ました
しおりを挟む
次の結婚記念日のお祝いは侯爵夫人の実家のある領地へ。
更に翌年の結婚記念日の今は海のある観光地に来ている。
高級な宿もあり、本館から伸びた渡り廊下の先に別の建物がある。
大きなベッドルームと居間と食事をするテーブル。
浴室なども付いている。
1日5組しか泊まれない。
そこに1週間宿泊する。
茶葉も最高級の物から異国のものまで揃えてあり、食事も美味しい。
リオナード様はずっと大事にしてくれた。
浮気もしていないし 私にも手出ししない。
抱きしめたり、唇以外の顔や頭にキスはされるがそれだけ。
他のご婦人方に、男について教えてもらった。
“浮気をする人としない人、しないと思っていても運命の出会いを果たしてしまう人もいるの”
“大体の男はしたくなる生き物だからちゃんと相手をしてあげないと”
“うちは妊娠中と産後に出来ない期間だけ娼館通いを許したわ”
“うちは浮気をしてるわ。バレてないと思ってるみたい”
“妻に積極的になってもらいたい夫と慎ましくいて欲しい夫と分かれるわね”
“うちの人はもう卒業しちゃったわ”
私も19歳になった。
2泊目の夜は透けたりしない控え目で可愛いナイトドレスを着た。
「エステル?」
浴室から出てきたリオナード様の首に腕を回し引き寄せて唇を合わせた。
戸惑いを感じる。
ゆっくり唇と腕を離した。
リオナード様の目線が下に落ちていく。
そして私の瞳を見つめた。
「いいの?」
「怖いから すごく優しくしてください」
私を抱き上げてベッドに降ろすと灯りを弱めてガウンを脱いだ。
ゆっくりたっぷり前戯をしてくれたけど、凄く痛かった。
「きつい…痛いんだよね…ごめんね、すごい気持ちいい」
リオナード様は一番奥まで貫くとそのままじっとして待ってくれていた。
その間もナカでビクンと動く。
「すごく嬉しいよ。ありがとう」
二度目の精を放った辺りで快楽を拾えるようになってきた。
ナカに注がれる感覚は何とも言えない気分になる。
跳ねる刺激と膨らむ圧迫感と、叩きつけられるかのように何度も奥に放出される刺激は、味わったことのない気持ちよさとともに心が満たされる。
愛を囁かれ、抱きしめられて眠る。
これを他の女にも与えるのかと思っと許せそうにない。
「浮気しないで」
「絶対にしない。エステルも他の男に体を許したりしないで欲しい」
「はい」
「エステルが浮気したら監禁部屋を作って、2度とエステルを外に出さない。君の体を知った男はこの世から消す」
「リオナード様が浮気したら去勢しますから」
「いいよ」
出発前夜まで毎晩私を抱いて、移動中も侵入してきた。
馬車内で初めて極快を得た。
リオナード様の上で収縮が始まり締め上げながら達した。
逃げ腰になった私の腰を掴んで密着させ 奥をグリグリと押し回されると鎮まろうとしていた極快を呼び戻し真っ白な渦で囲い込まれる。
リオナード様が何度も執拗に続けると意識を飛ばしてしまっていた。
目を覚ますと繋がったままだった。
「ごめんね。もう少しだけ」
注がれてやっと解放された。
更に翌年の結婚記念日の今は海のある観光地に来ている。
高級な宿もあり、本館から伸びた渡り廊下の先に別の建物がある。
大きなベッドルームと居間と食事をするテーブル。
浴室なども付いている。
1日5組しか泊まれない。
そこに1週間宿泊する。
茶葉も最高級の物から異国のものまで揃えてあり、食事も美味しい。
リオナード様はずっと大事にしてくれた。
浮気もしていないし 私にも手出ししない。
抱きしめたり、唇以外の顔や頭にキスはされるがそれだけ。
他のご婦人方に、男について教えてもらった。
“浮気をする人としない人、しないと思っていても運命の出会いを果たしてしまう人もいるの”
“大体の男はしたくなる生き物だからちゃんと相手をしてあげないと”
“うちは妊娠中と産後に出来ない期間だけ娼館通いを許したわ”
“うちは浮気をしてるわ。バレてないと思ってるみたい”
“妻に積極的になってもらいたい夫と慎ましくいて欲しい夫と分かれるわね”
“うちの人はもう卒業しちゃったわ”
私も19歳になった。
2泊目の夜は透けたりしない控え目で可愛いナイトドレスを着た。
「エステル?」
浴室から出てきたリオナード様の首に腕を回し引き寄せて唇を合わせた。
戸惑いを感じる。
ゆっくり唇と腕を離した。
リオナード様の目線が下に落ちていく。
そして私の瞳を見つめた。
「いいの?」
「怖いから すごく優しくしてください」
私を抱き上げてベッドに降ろすと灯りを弱めてガウンを脱いだ。
ゆっくりたっぷり前戯をしてくれたけど、凄く痛かった。
「きつい…痛いんだよね…ごめんね、すごい気持ちいい」
リオナード様は一番奥まで貫くとそのままじっとして待ってくれていた。
その間もナカでビクンと動く。
「すごく嬉しいよ。ありがとう」
二度目の精を放った辺りで快楽を拾えるようになってきた。
ナカに注がれる感覚は何とも言えない気分になる。
跳ねる刺激と膨らむ圧迫感と、叩きつけられるかのように何度も奥に放出される刺激は、味わったことのない気持ちよさとともに心が満たされる。
愛を囁かれ、抱きしめられて眠る。
これを他の女にも与えるのかと思っと許せそうにない。
「浮気しないで」
「絶対にしない。エステルも他の男に体を許したりしないで欲しい」
「はい」
「エステルが浮気したら監禁部屋を作って、2度とエステルを外に出さない。君の体を知った男はこの世から消す」
「リオナード様が浮気したら去勢しますから」
「いいよ」
出発前夜まで毎晩私を抱いて、移動中も侵入してきた。
馬車内で初めて極快を得た。
リオナード様の上で収縮が始まり締め上げながら達した。
逃げ腰になった私の腰を掴んで密着させ 奥をグリグリと押し回されると鎮まろうとしていた極快を呼び戻し真っ白な渦で囲い込まれる。
リオナード様が何度も執拗に続けると意識を飛ばしてしまっていた。
目を覚ますと繋がったままだった。
「ごめんね。もう少しだけ」
注がれてやっと解放された。
500
あなたにおすすめの小説
すれ違う思い、私と貴方の恋の行方…
アズやっこ
恋愛
私には婚約者がいる。
婚約者には役目がある。
例え、私との時間が取れなくても、
例え、一人で夜会に行く事になっても、
例え、貴方が彼女を愛していても、
私は貴方を愛してる。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 女性視点、男性視点があります。
❈ ふんわりとした設定なので温かい目でお願いします。
無愛想な婚約者の心の声を暴いてしまったら
雪嶺さとり
恋愛
「違うんだルーシャ!俺はルーシャのことを世界で一番愛しているんだ……っ!?」
「え?」
伯爵令嬢ルーシャの婚約者、ウィラードはいつも無愛想で無口だ。
しかしそんな彼に最近親しい令嬢がいるという。
その令嬢とウィラードは仲睦まじい様子で、ルーシャはウィラードが自分との婚約を解消したがっているのではないかと気がつく。
機会が無いので言い出せず、彼は困っているのだろう。
そこでルーシャは、友人の錬金術師ノーランに「本音を引き出せる薬」を用意してもらった。
しかし、それを使ったところ、なんだかウィラードの様子がおかしくて───────。
*他サイトでも公開しております。
あなたは愛を誓えますか?
縁 遊
恋愛
婚約者と結婚する未来を疑ったことなんて今まで無かった。
だけど、結婚式当日まで私と会話しようとしない婚約者に神様の前で愛は誓えないと思ってしまったのです。
皆さんはこんな感じでも結婚されているんでしょうか?
でも、実は婚約者にも愛を囁けない理由があったのです。
これはすれ違い愛の物語です。
【完結】伯爵令嬢は婚約を終わりにしたい〜次期公爵の幸せのために婚約破棄されることを目指して悪女になったら、なぜか溺愛されてしまったようです〜
よどら文鳥
恋愛
伯爵令嬢のミリアナは、次期公爵レインハルトと婚約関係である。
二人は特に問題もなく、順調に親睦を深めていった。
だがある日。
王女のシャーリャはミリアナに対して、「二人の婚約を解消してほしい、レインハルトは本当は私を愛しているの」と促した。
ミリアナは最初こそ信じなかったが王女が帰った後、レインハルトとの会話で王女のことを愛していることが判明した。
レインハルトの幸せをなによりも優先して考えているミリアナは、自分自身が嫌われて婚約破棄を宣告してもらえばいいという決断をする。
ミリアナはレインハルトの前では悪女になりきることを決意。
もともとミリアナは破天荒で活発な性格である。
そのため、悪女になりきるとはいっても、むしろあまり変わっていないことにもミリアナは気がついていない。
だが、悪女になって様々な作戦でレインハルトから嫌われるような行動をするが、なぜか全て感謝されてしまう。
それどころか、レインハルトからの愛情がどんどんと深くなっていき……?
※前回の作品同様、投稿前日に思いついて書いてみた作品なので、先のプロットや展開は未定です。今作も、完結までは書くつもりです。
※第一話のキャラがざまぁされそうな感じはありますが、今回はざまぁがメインの作品ではありません。もしかしたら、このキャラも更生していい子になっちゃったりする可能性もあります。(このあたり、現時点ではどうするか展開考えていないです)
【完結】ハーレム構成員とその婚約者
里音
恋愛
わたくしには見目麗しい人気者の婚約者がいます。
彼は婚約者のわたくしに素っ気ない態度です。
そんな彼が途中編入の令嬢を生徒会としてお世話することになりました。
異例の事でその彼女のお世話をしている生徒会は彼女の美貌もあいまって見るからに彼女のハーレム構成員のようだと噂されています。
わたくしの婚約者様も彼女に惹かれているのかもしれません。最近お二人で行動する事も多いのですから。
婚約者が彼女のハーレム構成員だと言われたり、彼は彼女に夢中だと噂されたり、2人っきりなのを遠くから見て嫉妬はするし傷つきはします。でもわたくしは彼が大好きなのです。彼をこんな醜い感情で煩わせたくありません。
なのでわたくしはいつものように笑顔で「お会いできて嬉しいです。」と伝えています。
周りには憐れな、ハーレム構成員の婚約者だと思われていようとも。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
話の一コマを切り取るような形にしたかったのですが、終わりがモヤモヤと…力不足です。
コメントは賛否両論受け付けますがメンタル弱いのでお返事はできないかもしれません。
お飾りな妻は何を思う
湖月もか
恋愛
リーリアには二歳歳上の婚約者がいる。
彼は突然父が連れてきた少年で、幼い頃から美しい人だったが歳を重ねるにつれてより美しさが際立つ顔つきに。
次第に婚約者へ惹かれていくリーリア。しかし彼にとっては世間体のための結婚だった。
そんなお飾り妻リーリアとその夫の話。
公爵令嬢「婚約者には好きな人がいるのに、その人と結婚できないなんて不憫」←好きな人ってあなたのことですよ?
ツキノトモリ
恋愛
ロベルタには優しい従姉・モニカがいる。そのモニカは侯爵令息のミハエルと婚約したが、ミハエルに好きな人がいると知り、「好きな人と結婚できないなんて不憫だ」と悩む。そんな中、ロベルタはミハエルの好きな人を知ってしまう。
『話さない王妃と冷たい王 ―すれ違いの宮廷愛
柴田はつみ
恋愛
王国随一の名門に生まれたリディア王妃と、若き国王アレクシス。
二人は幼なじみで、三年前の政略結婚から穏やかな日々を過ごしてきた。
だが王の帰還は途絶え、宮廷に「王が隣国の姫と夜を共にした」との噂が流れる。
信じたいのに、確信に変わる光景を見てしまった夜。
王妃の孤独が始まり、沈黙の愛がゆっくりと崩れていく――。
誤解と嫉妬の果てに、愛を取り戻せるのか。
王宮を舞台に描く、切なく美しい愛の再生物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる