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2度目
届いた釣書と過去の義母
屋敷に戻ると家族が待っていた。
父「困ったことは起きなかったか」
私「はい。
イザベラ・シオーヌ様と友人になれました。
フレデリク王子殿下とモーレル侯爵令息とも話しました。
そしてレミ・レイノルズが接触して来ました。
私とイザベラの席にわざわざ現れました」
父「何を話したのだ?」
私「婚約者の有無について聞かれて、イザベラが見合い中だと嘘をついてくださいました」
母「まさか」
兄「次は断ればいいだけですよ。他には?」
私「未来の話をしました。夢ということで。
天災に対する法整備を陛下に上訴してくださるそうです。
それに、キャシリー・ゴーダーの異性に対する行為についても校則を追加して抑止できないか考えてくださるようです」
兄「それは凄い」
母「後は天災に向けてうちでも備えないとならないわね」
父「そうだな」
それから2日後。
「旦那様、レイノルズ家からお届け物です」
「……配達人は帰ったのか?」
「はい」
「ありがとう」
「あなた、まさか」
「断ればいいだけだ」
直ぐに断りを入れてくれたがレイノルズ伯爵夫人に会いたいと言われ仕方なく会うことになった。
挨拶を交わして席に着くも拒否感しかない。
「ご令嬢は先日レミと話をした時にどのような印象を得ましたか」
「皆様と同じとしか」
「え?、そ、そうですか。
レミはとても乗り気で、是非にと切望しておりますの。私も夫も同じ気持ちですわ」
彼が?そんなわけがない。レイノルズ伯爵夫妻の思惑で仕方なく私と……そのせいで私がどんな目に遭ったと思っているの!
「ご令息に申し訳ございませんが、私、お慕いしている方がおりまして、申し込みをお受けするわけには参りません」
「え、どちらの家門ですか」
「シオーヌ公爵様です」
「シオーヌ公爵?10歳以上歳の差があって後妻になるのですよ?まだ初婚でそんな」
「関係ありませんわ。例え50歳上だとしても内面が大事なのです」
「うちのレミだって、」
「伯爵夫人、ご子息はおモテになり過ぎていて娘には無理ですわ。たくさんの届いていらっしゃる釣書の中からお選びくださいませ」
「まだ婚約したわけじゃありませんもの、うちのレミのこともゆっくり知ってくださってもいいではありませんか。
お願いします。レミの内面を知ってから判断してくださいませんか」
「お慕いしている方がいる状態で不誠実ですわ」
「ですが、婚約なさったわけでもありません。成人前ですから恋人でもありませんわよね。
婚約者候補という状態にしてレミとも過ごしてくださいませ」
「ご令息とは大した話もしておりませんのに、何故そこまで仰るのですか?」
「強く惹かれてしまったと申しておりますの」
「娘は別の方を慕っております。誤解を受けるようなことはできません」
「………」
「ご子息には在学中に出会いもありますわ」
「では、在学中は友人として交流してくださいませんか。レミが卒業までに気が変わらず、ご令嬢もお慕いなさっている公爵と婚約できなければレミと婚約をしてください」
「そのお約束は出来ませんわ」
「友人はよろしいですわよね」
「友人は強制でなるものではないのでは?
とにかく、この縁談の申し込みは断らせていただきます。
私はあの方を心からお慕いしておりますの。私の全ては彼の方のもの。他の殿方のことは考えられませんわ」
「そんな、」
「お引き取りください、夫人」
レイノルズ伯爵夫人が帰った後。
母「必死だったわね」
私「夫妻はグリーンデサント王族の血が欲しくて譲位の条件に、私と子を…男児を成すことを絶対としましたから」
母「でもご子息は婚約中に恋人ができてセリーナを蔑ろにするのよね」
私「酷くなる一方でした」
父「庶子と出会ってもセリーナのことは別で進行させるかもしれないな。
やはり、公の恋人か婚約者を作った方がいいだろう。だが、婚約となるといずれ婚姻しなくてはならないから誰でもいいわけではない。
恋人だとしたら今の段階では偽の恋人だろう。
そんなことに協力してくれる令息はいないだろう」
母「そうね」
「お嬢様、お手紙が届きました」
「ありがとう」
送り主を見て封を開けた。
私「……イザベラから、明日でも明後日でも遊びに来て欲しいと書いてあります」
母「良かったわね」
父「令嬢は本当に公爵と引き合わせるのかもしれないぞ」
私「まさか」
父「困ったことは起きなかったか」
私「はい。
イザベラ・シオーヌ様と友人になれました。
フレデリク王子殿下とモーレル侯爵令息とも話しました。
そしてレミ・レイノルズが接触して来ました。
私とイザベラの席にわざわざ現れました」
父「何を話したのだ?」
私「婚約者の有無について聞かれて、イザベラが見合い中だと嘘をついてくださいました」
母「まさか」
兄「次は断ればいいだけですよ。他には?」
私「未来の話をしました。夢ということで。
天災に対する法整備を陛下に上訴してくださるそうです。
それに、キャシリー・ゴーダーの異性に対する行為についても校則を追加して抑止できないか考えてくださるようです」
兄「それは凄い」
母「後は天災に向けてうちでも備えないとならないわね」
父「そうだな」
それから2日後。
「旦那様、レイノルズ家からお届け物です」
「……配達人は帰ったのか?」
「はい」
「ありがとう」
「あなた、まさか」
「断ればいいだけだ」
直ぐに断りを入れてくれたがレイノルズ伯爵夫人に会いたいと言われ仕方なく会うことになった。
挨拶を交わして席に着くも拒否感しかない。
「ご令嬢は先日レミと話をした時にどのような印象を得ましたか」
「皆様と同じとしか」
「え?、そ、そうですか。
レミはとても乗り気で、是非にと切望しておりますの。私も夫も同じ気持ちですわ」
彼が?そんなわけがない。レイノルズ伯爵夫妻の思惑で仕方なく私と……そのせいで私がどんな目に遭ったと思っているの!
「ご令息に申し訳ございませんが、私、お慕いしている方がおりまして、申し込みをお受けするわけには参りません」
「え、どちらの家門ですか」
「シオーヌ公爵様です」
「シオーヌ公爵?10歳以上歳の差があって後妻になるのですよ?まだ初婚でそんな」
「関係ありませんわ。例え50歳上だとしても内面が大事なのです」
「うちのレミだって、」
「伯爵夫人、ご子息はおモテになり過ぎていて娘には無理ですわ。たくさんの届いていらっしゃる釣書の中からお選びくださいませ」
「まだ婚約したわけじゃありませんもの、うちのレミのこともゆっくり知ってくださってもいいではありませんか。
お願いします。レミの内面を知ってから判断してくださいませんか」
「お慕いしている方がいる状態で不誠実ですわ」
「ですが、婚約なさったわけでもありません。成人前ですから恋人でもありませんわよね。
婚約者候補という状態にしてレミとも過ごしてくださいませ」
「ご令息とは大した話もしておりませんのに、何故そこまで仰るのですか?」
「強く惹かれてしまったと申しておりますの」
「娘は別の方を慕っております。誤解を受けるようなことはできません」
「………」
「ご子息には在学中に出会いもありますわ」
「では、在学中は友人として交流してくださいませんか。レミが卒業までに気が変わらず、ご令嬢もお慕いなさっている公爵と婚約できなければレミと婚約をしてください」
「そのお約束は出来ませんわ」
「友人はよろしいですわよね」
「友人は強制でなるものではないのでは?
とにかく、この縁談の申し込みは断らせていただきます。
私はあの方を心からお慕いしておりますの。私の全ては彼の方のもの。他の殿方のことは考えられませんわ」
「そんな、」
「お引き取りください、夫人」
レイノルズ伯爵夫人が帰った後。
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私「夫妻はグリーンデサント王族の血が欲しくて譲位の条件に、私と子を…男児を成すことを絶対としましたから」
母「でもご子息は婚約中に恋人ができてセリーナを蔑ろにするのよね」
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やはり、公の恋人か婚約者を作った方がいいだろう。だが、婚約となるといずれ婚姻しなくてはならないから誰でもいいわけではない。
恋人だとしたら今の段階では偽の恋人だろう。
そんなことに協力してくれる令息はいないだろう」
母「そうね」
「お嬢様、お手紙が届きました」
「ありがとう」
送り主を見て封を開けた。
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母「良かったわね」
父「令嬢は本当に公爵と引き合わせるのかもしれないぞ」
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