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エルザとジネットの戸惑い
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【 エルザの視点 】
パーティ終盤、殿下が少し散歩をしようと庭園の奥までやってきた。
パーティが始まって少し経つと雰囲気を変えたのは分かっていたけど…。
わざわざ人気の無い外れまで連れて来るなんて、嫌な話しじゃなければいいななどと思っていた。
「エルザ」
「はい」
「君は真面目な人だから、こういうことは望んでいないと思っていた」
「…?」
「だけど君も望んでいただなんて…もっと早く気付けば良かった」
「…??」
「しきたりがあるから最後まではできないけど」
「…???」
「目を閉じて」
「はい………!!!!!!!!!!!!」
殿下の髪が触れ 鼻が触れ 唇が触れた。
驚いて目を開けると殿下の瞳が目の前にあった。
キス!? 私、殿下とファーストキスをしているの!?
「んっ!!」
舌が侵入してきて、体が強張りギュッと目を瞑った。
どうして!?急にどうして!?
舌を捉えられて 腰を力強く引き寄せられた。
脚が震えてくると唇が離れた。
「はぁ…足りない」
「っ!!」
「続きは今夜、いいね?」
「っ!!」
もう俯くしかなかった。
夜、食事をして談話を終えた後、湯浴みを終え就寝というときに殿下が部屋に来てメイド達が部屋から出てしまった。
薄暗い部屋に殿下と2人きり。どうしていいか分からず後退りした。
「怖がらないで。少しだけだから」
「殿下っ」
チュン チュンチュン…
目覚めると部屋の内装を見て ここが王宮だった事を思い出す。
上半身を起こし果実水に手を伸ばして喉を潤すと 今度は自分が何も身に纏っていないことに気が付いた。
「っ!!!」
夢じゃない…昨夜、殿下とギリギリのことまでしてしまったことを思い出した。
私の体には殿下の唾液どころかお腹や胸に拭き残して乾いたアレが残っていた。
隅々まで見られて触れられて…舐められて…
食堂で昨夜のメンバーと食べた朝食は味がよく分からなかったし話もよく頭に入らなかった。
【 ジネットの視点 】
あれ?エルザ達もクリスティーナ達もいない。
ガーデンティーパーティの会場から親友2人が消えたことに気が付いた。
「ジネット、どうした?」
「エルザとティナがいないの」
「それぞれ庭園の奥へ行ったよ」
ええ!?
「何処に行くんだ?」
「え?私も行きます」
「ジネット。それは野暮だよ」
「…野暮?…………っ!!!」
「私達は友人達の恋の応援をしよう。代わりに参加者に話しかけるぞ」
「は、はい」
全く!2人とも後で叱らないと!!
そして夕食やお酒と歓談の時間を終えると部屋に案内された。
「こちらがモルゾン公爵令息様とゼオロエン侯爵令嬢様のお部屋になります」
「はい!?」
「ありがとう。湯浴みは彼女を先にお願いするよ」
「かしこまりました」
「ゼイン様、同室なんて、」
「ヒューゴ達も同室だぞ?」
「でも、」
「私と同室が嫌か?」
「そうじゃなくて、」
「さあ、早く入っておいで」
「っ!」
湯浴みを終え 髪を乾かしている間にゼイン様が湯浴みをした。
困ってティナの客室に行ったけど、“私もヒューゴ様と同室よ”と 相手にされることなく追い返されてしまった。
濡れた髪にバスローブ姿のゼイン様が戻ってきて 目のやり場に困った。
寝支度が終わりメイドが退がると先にベッドに横になっていたゼイ様がマットをポンポンと叩いた。
「早くおいで」
「っ!!」
ベッドに座ったけれど、どうしていいのか分からない。端に寝ようとするとゼイン様の声が近付いた。
「ガウンは脱いで寝ないと」
「は、はい」
だってガウンの下は……
何でうちのメイドは寝巻きじゃなくてノースリーブのナイトドレスを鞄にいれたの!!
パサッ
「へえ…」
ビクッ
「イチャイチャしたかったんだ?」
チュっ
「あっ」
チュっ
「ゼイン様!?」
ゼイン様は後ろから首や肩にキスをした。そして肩紐をずらすとストンと腰まで落ちた。
両手で胸を隠すと後ろから回り込むようにゼイン様の頭が私の前に現れて、胸を隠す手の甲に唇を付けた。
チュっ
「ゼイン様っ」
「手を退けて」
「っ!」
「怖くないから手を退けて」
「っ!!」
ゆっくり手を下ろすと胸の先がゼイン様の口で包まれた。
チュン チュンチュン…
「ジネット」
「ん…」
「好きなだけ寝かせてあげたいけど、朝食に呼ばれるから支度をしないと。部屋食にしたらいかにもな状況だと知られてしまうからね」
「っ!!」
ゼイン様は紐を引いて呼び鈴を鳴らし、体を拭うために湯を用意させた。
「彼女の身体は私が拭くから、避妊薬を持ってきてくれないか」
「すぐにお持ちいたします」
パタン
布を浸して絞り、私の体を拭き始めた。
「身体、辛くない?」
「…はい」
「本当は?」
「少し……違和感がありますが、大丈夫です」
「脚を広げて」
「え!?」
「掻き出さないと、垂れてくるぞ」
「っ!!」
優しく後処理をしてもらった。
「痛むだろうから軽く処理しただけだけど、ハンカチを当てれば大丈夫だろう」
「っ!…はい」
「ジネット」
「はい」
「素敵な夜だった。
ずっとジネットと繋がりたかったけど、君は初夜まで待っていて欲しいものだと思っていた。
だけど君も私と同じ気持ちだったんだと知って嬉しかった。
両親には報告するから、今後も私を受け入れてくれるね?」
「…はい」
「愛してるよ」
「私もゼイン様を愛しています」
「はぁ…今もう一度したい…でも無理はさせられないな」
「っ!少し…だけでしたら」
「ジネット」
メイドが避妊薬を持ってくると、ゼイン様はメイドに40分後に来るように伝えた。
メイドが退がるとすぐに二度目が始まった。
朝食に遅れてしまったのは言うまでもない。
食事中、下着の内側でハンカチを湿らす違和感に気を取られて全く話を聞けなかった。
このよく分からない状況の犯人は直ぐに分かった。
ジオ公子はニタニタしているし、ティナはウインクしていた。
ティナの方は まさか最後まてしたと思ってはいないはず。
何か言えばしたことがバレてしまう。
「ジネット(大丈夫か?)」
「はい」
やっぱり怒る気になれない。でもジオ公子にだけは仕返しをしないとね。
パーティ終盤、殿下が少し散歩をしようと庭園の奥までやってきた。
パーティが始まって少し経つと雰囲気を変えたのは分かっていたけど…。
わざわざ人気の無い外れまで連れて来るなんて、嫌な話しじゃなければいいななどと思っていた。
「エルザ」
「はい」
「君は真面目な人だから、こういうことは望んでいないと思っていた」
「…?」
「だけど君も望んでいただなんて…もっと早く気付けば良かった」
「…??」
「しきたりがあるから最後まではできないけど」
「…???」
「目を閉じて」
「はい………!!!!!!!!!!!!」
殿下の髪が触れ 鼻が触れ 唇が触れた。
驚いて目を開けると殿下の瞳が目の前にあった。
キス!? 私、殿下とファーストキスをしているの!?
「んっ!!」
舌が侵入してきて、体が強張りギュッと目を瞑った。
どうして!?急にどうして!?
舌を捉えられて 腰を力強く引き寄せられた。
脚が震えてくると唇が離れた。
「はぁ…足りない」
「っ!!」
「続きは今夜、いいね?」
「っ!!」
もう俯くしかなかった。
夜、食事をして談話を終えた後、湯浴みを終え就寝というときに殿下が部屋に来てメイド達が部屋から出てしまった。
薄暗い部屋に殿下と2人きり。どうしていいか分からず後退りした。
「怖がらないで。少しだけだから」
「殿下っ」
チュン チュンチュン…
目覚めると部屋の内装を見て ここが王宮だった事を思い出す。
上半身を起こし果実水に手を伸ばして喉を潤すと 今度は自分が何も身に纏っていないことに気が付いた。
「っ!!!」
夢じゃない…昨夜、殿下とギリギリのことまでしてしまったことを思い出した。
私の体には殿下の唾液どころかお腹や胸に拭き残して乾いたアレが残っていた。
隅々まで見られて触れられて…舐められて…
食堂で昨夜のメンバーと食べた朝食は味がよく分からなかったし話もよく頭に入らなかった。
【 ジネットの視点 】
あれ?エルザ達もクリスティーナ達もいない。
ガーデンティーパーティの会場から親友2人が消えたことに気が付いた。
「ジネット、どうした?」
「エルザとティナがいないの」
「それぞれ庭園の奥へ行ったよ」
ええ!?
「何処に行くんだ?」
「え?私も行きます」
「ジネット。それは野暮だよ」
「…野暮?…………っ!!!」
「私達は友人達の恋の応援をしよう。代わりに参加者に話しかけるぞ」
「は、はい」
全く!2人とも後で叱らないと!!
そして夕食やお酒と歓談の時間を終えると部屋に案内された。
「こちらがモルゾン公爵令息様とゼオロエン侯爵令嬢様のお部屋になります」
「はい!?」
「ありがとう。湯浴みは彼女を先にお願いするよ」
「かしこまりました」
「ゼイン様、同室なんて、」
「ヒューゴ達も同室だぞ?」
「でも、」
「私と同室が嫌か?」
「そうじゃなくて、」
「さあ、早く入っておいで」
「っ!」
湯浴みを終え 髪を乾かしている間にゼイン様が湯浴みをした。
困ってティナの客室に行ったけど、“私もヒューゴ様と同室よ”と 相手にされることなく追い返されてしまった。
濡れた髪にバスローブ姿のゼイン様が戻ってきて 目のやり場に困った。
寝支度が終わりメイドが退がると先にベッドに横になっていたゼイ様がマットをポンポンと叩いた。
「早くおいで」
「っ!!」
ベッドに座ったけれど、どうしていいのか分からない。端に寝ようとするとゼイン様の声が近付いた。
「ガウンは脱いで寝ないと」
「は、はい」
だってガウンの下は……
何でうちのメイドは寝巻きじゃなくてノースリーブのナイトドレスを鞄にいれたの!!
パサッ
「へえ…」
ビクッ
「イチャイチャしたかったんだ?」
チュっ
「あっ」
チュっ
「ゼイン様!?」
ゼイン様は後ろから首や肩にキスをした。そして肩紐をずらすとストンと腰まで落ちた。
両手で胸を隠すと後ろから回り込むようにゼイン様の頭が私の前に現れて、胸を隠す手の甲に唇を付けた。
チュっ
「ゼイン様っ」
「手を退けて」
「っ!」
「怖くないから手を退けて」
「っ!!」
ゆっくり手を下ろすと胸の先がゼイン様の口で包まれた。
チュン チュンチュン…
「ジネット」
「ん…」
「好きなだけ寝かせてあげたいけど、朝食に呼ばれるから支度をしないと。部屋食にしたらいかにもな状況だと知られてしまうからね」
「っ!!」
ゼイン様は紐を引いて呼び鈴を鳴らし、体を拭うために湯を用意させた。
「彼女の身体は私が拭くから、避妊薬を持ってきてくれないか」
「すぐにお持ちいたします」
パタン
布を浸して絞り、私の体を拭き始めた。
「身体、辛くない?」
「…はい」
「本当は?」
「少し……違和感がありますが、大丈夫です」
「脚を広げて」
「え!?」
「掻き出さないと、垂れてくるぞ」
「っ!!」
優しく後処理をしてもらった。
「痛むだろうから軽く処理しただけだけど、ハンカチを当てれば大丈夫だろう」
「っ!…はい」
「ジネット」
「はい」
「素敵な夜だった。
ずっとジネットと繋がりたかったけど、君は初夜まで待っていて欲しいものだと思っていた。
だけど君も私と同じ気持ちだったんだと知って嬉しかった。
両親には報告するから、今後も私を受け入れてくれるね?」
「…はい」
「愛してるよ」
「私もゼイン様を愛しています」
「はぁ…今もう一度したい…でも無理はさせられないな」
「っ!少し…だけでしたら」
「ジネット」
メイドが避妊薬を持ってくると、ゼイン様はメイドに40分後に来るように伝えた。
メイドが退がるとすぐに二度目が始まった。
朝食に遅れてしまったのは言うまでもない。
食事中、下着の内側でハンカチを湿らす違和感に気を取られて全く話を聞けなかった。
このよく分からない状況の犯人は直ぐに分かった。
ジオ公子はニタニタしているし、ティナはウインクしていた。
ティナの方は まさか最後まてしたと思ってはいないはず。
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「ジネット(大丈夫か?)」
「はい」
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