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第一章 幽閉状況を如何にせん
1ー1 プロローグ
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俺は、桜庭雄一、27歳で公務員だった。
俺は、文科省に属さない省庁別大学校を卒業している。
その卒業生の中でも珍しいヘリのパイロットだった。
大学校で規定の四年間の学業を終え、卒業する前に航空適性があることが判明し、卒業後半年間の専攻科程終了後、別途航空パイロットの養成研修に入り、1年半の訓練の後に現場へ配属されたんだ。
1年半のパイロットの養成研修を終えた俺が最初に配属されたのは航空基地だった。
いきなりパイロットではなくコ・パイ(Co-Pilot:副操縦士)として搭乗し、暫し正規のパイロットに付いて訓練・研鑽を積んで、それから一人前のパイロットになったな。
ジェット機あるいはプロペラ機(固定翼機と呼ばれる)への道筋もあったけれど、俺は現場で救助活動等に直接従事できるヘリコプター(回転翼機と呼ばれる)の操縦士を選んだんだ。
航空機の操縦士免状ってのは、機種ごとに必要なんだけれど、知っていたかな?
普通自動車免許みたいに2トントラックまで運転OKというような「汎用」性が無いんだよ。
俺の希望したヘリにもいくつか機種があったな。
いずれにしろ、現場で二年程コ・パイの経験を積み、正式なパイロットになったんだ。
つい先ごろまで機長として、自分の手足の様にヘリを動かせていた。
でもその経歴が突然失われてしまった。
実は、郷里の幼馴染である八神恭子と婚約を決め、故郷に帰省して正式に彼女のご両親に結婚の許しを貰う予定だったんだ。
しかし、残念ながら、その夢は儚い露と消えた。
恭子は先に郷里へと戻っており、俺がその後を追うように航空機に乗ったんだが・・・・。
乗客として搭乗した大〇本航空の左翼エンジンが飛行中に突然爆発、火を噴いたんだ。
当然に安全な飛行継続ができなくなり、最寄りの飛行場に緊急着陸を試みたようなのだが、エンジンだけでなく爆発の余波で制御系もやられていたのかも知れないな。
着陸寸前の時点で機体制御が上手く行かず、バランスを崩して右翼が地上に触れてもぎ取られてしまったんだ。
同時にそのまま横転するように機体がクラッシュ、残燃料に引火、爆発・炎上し、乗員乗客合計347名の全員が死亡したはずだ。
こんな事故に遭ってしまうなんて、俺は余程運が無かったのかねぇ。
転がりながら壊れる機体の中でもみくちゃにされながら、『あぁ、これは間違いなく死ぬわ。御免な。恭子。』と考える余裕があるほど、不思議に達観していたけれど、ふと気付いたら、俺は、白い顎ひげを伸ばした老人の前に居たよ。
生きているなら大怪我をしているだろうに、痛みも何も感じていないんだよね。
俺は、立っているでもなく、座っているでもなく、よくわからない状態なんだが、そもそも自分の足元が見えていないんだ。
あれぇ、これって、ひょっとして魂だけの幽体?
なら、目の前の老人は・・・、閻魔様?
には見えないなぁ。
じゃぁ、ラノベ展開なら神様?
俺の考えを読み取ったようにご老人が言った。
<そうじゃ、そなたらにすれば、儂は神に近い存在じゃ。
此度は、儂の眷属がちょっとした過ちを犯してのぉ。
天界から物を落としてしもうたのじゃが、それが下界に顕現してそなたらの乗った空飛ぶ乗り物に当たってしまったのじゃ。
そもそもウズラの卵ほどの大きさのモノじゃったが、特殊な素材でのぉ。
岩石などであれば、大気圏に高速で突入して燃え尽きる筈が、特殊な素材であったがために燃え尽きなかったのじゃ。
で、たまたま、運悪くそなたらの乗っていた乗り物に当たり、その衝突時の破壊力が大きかったために、結果的に乗員乗客全員死亡の大事故の原因となってしもうた。
儂が居合わせていたなら、其方らの命も何とか救えたはずなんじゃが、生憎とその折は不在でのぉ。
儂が急報を受けて駆け付けた時には、事が全て終わった後じゃった。
既に起きてしまったことを元に戻すことは、因果律の変更になるでのう。
特に300を超える命を元に戻すとなると、更なる大きな異変を引き起こす恐れもあるので流石にできなんだ。
しかしながら、儂の眷属が引き起こしたこと故、何らかの補償をしようと思うておるのじゃ。
今回亡くなった者達が元の世界に生き返ることは適わぬが、それぞれ別の世界に転生して貰うて、新たな人生を送って貰うことにした。
但し、これも因果率がある故に、転生先は自由に選べず、ある意味でランダムになる。
また、転生先の受け入れる器により能力も決まる故、自由度は低いのじゃが、・・・。
此度の転生者には、特別に儂の恩寵をつけてやろうと思うておる。
儂の加護をつけてやれれば良いのだが、生憎とこれほど対象が多いと加護も付けてやれぬ仕組みじゃから、恩寵のみを与えることにしたのじゃ。
儂の恩寵のみでも器の持つ能力の成長率を促すことは十分可能じゃから、その世界で生きて行くのに必要な力の源になる筈じゃ。
其方(そなた)の行く先は、・・・。
あぁ、・・・。
うん、ヴァルガスという世界じゃな。
前世の人生が突然絶たれてしもうたことは、誠に気の毒じゃし、残念なことじゃが、できるなれば新たな先で人生を楽しんでくれぃ。
ここを離れると、以後其方と相まみえることは無いが・・・。
何か言い置くことはあるかな?>
ウーン、言い置くことって、元に戻せないなら、今更、恨み・辛みを言っても始まらないだろうし・・・。
今の話だと、チートもくれなさそうだよね。
そんな俺の考えを見透かしたように老人が言った。
<特別な能力を付与することはできぬな。
儂がそれをなせば、送り込んだ世界で無理が生じる故にできないのじゃ。
じゃが、新たに転生した身体が持つ能力を生かして、人よりも優れた能力を産み出すことは問題がない故、其方ができる限りの努力をすればよい。
さすれば自然と道は拓かれるじゃろう。>
うん、じゃぁ、特には無いですよ。
<ふむ、では、より良き生を・・・。
さらばじゃ。>
その言葉と同時に俺の意識は途絶えた。
次に俺が目覚めたのは、石造りの広い部屋の中にあるベッドの上だったが、この部屋はちょっと異様な雰囲気だな。
結構高い場所に明り取りの窓らしきものが見えるんだけれど、ガラスが無いように見えるし、鉄格子が嵌っている。
俺が寝ている右手には、ドアが一つあるのだけれど、これも黒っぽい色の金属のようであり、何となく重々しいね。
明り取り以外には窓が無いので、部屋の中は結構薄暗いんだ。
で、俺がベッドから起き上がろうとすると身体がやけにダルい。
以前経験したことのあるインフルエンザの状態に似ているけれど、熱は無い様に思うし、咳も出ない。
何だろう。
物凄く疲れた感じなんだけれど、ひょっとして肝臓でもやられたか?
俺の友人がウィルス性の肝炎になったことがあって、その経験談を聞いたことが有るんだが、歩くことも難しいほど疲労感が凄く、階段がまともに登れなかったと聞いたことが有る。
あとは、何気に俺の手や腕が小さい。
あ、転生って、別の身体に生まれ変わるってことか・・・。
赤ん坊じゃなさそうだけれど、この手足から見て小学生の低学年ぐらいかな?
あ、記憶が・・・。
この身体の持ち主の記憶が突然蘇ったぜ。
この子は、フレドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン、満年齢でいうと8歳になるようだ。
ハーゲン王国の第四王子だが、出生時に聖紋が生じなかったことから忌み子として、王宮の北の塔に幽閉されているみたい。
フレドリック本人は、幼いながらもそのことを納得している。
生まれた時に一応名前だけは付けられていた。
歴代の王族にも、忌み子は少なからず出生しているのだけれど、歴代最高の聖者として名高い現国王と聖女である第二王妃の間に忌み子が生まれてはならないらしい。
国王と王妃は、必ずしも幽閉までの措置を考えていたわけではないのだが、側近の連中が国王と王妃を強引に説得してそうさせたようだという事を数少ない伝聞情報から知っていた。
このため、フレドリックは、生まれて間もなく、王宮にある「北の塔」に幽閉されている。
そもそも国民には第四王子が出生し、生きていることさえ知らされていないという事は後で知った。
フレドリックには数名の従者が付けられており、身の回りの世話は従者たちがしている。
男性二名、女性三名の従者である。
では聖紋とは何か?
後に知ったが、聖紋は、ハーゲン王国の王家の血につながる者が受け継ぐ掌紋であり、手のひら中央に炎のような赤い紋が浮かび上がるらしい。
古の言い伝えでは、ハーゲン王国発祥の折、初代国王が魔法によりサラマンダーを召喚し、王国の敵を殲滅した際に掌紋に炎の焼け跡のような形が生じた。
その後、初代国王の血筋にはこの炎の掌紋を持つ子が生まれることから、聖紋と呼ばれるようになったのである。
因みに現在の国王を含めて、聖紋を持つ者が古のサラマンダーを召喚できるわけでは無い。
先祖の功績と栄誉をそのまま引き継いでいるだけの話なのである。
で、肝心のフレドリックの身体だが、運動不足による血行障害と思われる症状が出ているな。
放置すると、筋肉がやせ細って死に至るかもしれない。
転生してすぐにやせ細って死ぬのは嫌だから、これから何とか俺自身が立て直すしかないだろうね。
チート能力でもあれば治癒魔法でも使えるかもしれないが・・・。
俺は、文科省に属さない省庁別大学校を卒業している。
その卒業生の中でも珍しいヘリのパイロットだった。
大学校で規定の四年間の学業を終え、卒業する前に航空適性があることが判明し、卒業後半年間の専攻科程終了後、別途航空パイロットの養成研修に入り、1年半の訓練の後に現場へ配属されたんだ。
1年半のパイロットの養成研修を終えた俺が最初に配属されたのは航空基地だった。
いきなりパイロットではなくコ・パイ(Co-Pilot:副操縦士)として搭乗し、暫し正規のパイロットに付いて訓練・研鑽を積んで、それから一人前のパイロットになったな。
ジェット機あるいはプロペラ機(固定翼機と呼ばれる)への道筋もあったけれど、俺は現場で救助活動等に直接従事できるヘリコプター(回転翼機と呼ばれる)の操縦士を選んだんだ。
航空機の操縦士免状ってのは、機種ごとに必要なんだけれど、知っていたかな?
普通自動車免許みたいに2トントラックまで運転OKというような「汎用」性が無いんだよ。
俺の希望したヘリにもいくつか機種があったな。
いずれにしろ、現場で二年程コ・パイの経験を積み、正式なパイロットになったんだ。
つい先ごろまで機長として、自分の手足の様にヘリを動かせていた。
でもその経歴が突然失われてしまった。
実は、郷里の幼馴染である八神恭子と婚約を決め、故郷に帰省して正式に彼女のご両親に結婚の許しを貰う予定だったんだ。
しかし、残念ながら、その夢は儚い露と消えた。
恭子は先に郷里へと戻っており、俺がその後を追うように航空機に乗ったんだが・・・・。
乗客として搭乗した大〇本航空の左翼エンジンが飛行中に突然爆発、火を噴いたんだ。
当然に安全な飛行継続ができなくなり、最寄りの飛行場に緊急着陸を試みたようなのだが、エンジンだけでなく爆発の余波で制御系もやられていたのかも知れないな。
着陸寸前の時点で機体制御が上手く行かず、バランスを崩して右翼が地上に触れてもぎ取られてしまったんだ。
同時にそのまま横転するように機体がクラッシュ、残燃料に引火、爆発・炎上し、乗員乗客合計347名の全員が死亡したはずだ。
こんな事故に遭ってしまうなんて、俺は余程運が無かったのかねぇ。
転がりながら壊れる機体の中でもみくちゃにされながら、『あぁ、これは間違いなく死ぬわ。御免な。恭子。』と考える余裕があるほど、不思議に達観していたけれど、ふと気付いたら、俺は、白い顎ひげを伸ばした老人の前に居たよ。
生きているなら大怪我をしているだろうに、痛みも何も感じていないんだよね。
俺は、立っているでもなく、座っているでもなく、よくわからない状態なんだが、そもそも自分の足元が見えていないんだ。
あれぇ、これって、ひょっとして魂だけの幽体?
なら、目の前の老人は・・・、閻魔様?
には見えないなぁ。
じゃぁ、ラノベ展開なら神様?
俺の考えを読み取ったようにご老人が言った。
<そうじゃ、そなたらにすれば、儂は神に近い存在じゃ。
此度は、儂の眷属がちょっとした過ちを犯してのぉ。
天界から物を落としてしもうたのじゃが、それが下界に顕現してそなたらの乗った空飛ぶ乗り物に当たってしまったのじゃ。
そもそもウズラの卵ほどの大きさのモノじゃったが、特殊な素材でのぉ。
岩石などであれば、大気圏に高速で突入して燃え尽きる筈が、特殊な素材であったがために燃え尽きなかったのじゃ。
で、たまたま、運悪くそなたらの乗っていた乗り物に当たり、その衝突時の破壊力が大きかったために、結果的に乗員乗客全員死亡の大事故の原因となってしもうた。
儂が居合わせていたなら、其方らの命も何とか救えたはずなんじゃが、生憎とその折は不在でのぉ。
儂が急報を受けて駆け付けた時には、事が全て終わった後じゃった。
既に起きてしまったことを元に戻すことは、因果律の変更になるでのう。
特に300を超える命を元に戻すとなると、更なる大きな異変を引き起こす恐れもあるので流石にできなんだ。
しかしながら、儂の眷属が引き起こしたこと故、何らかの補償をしようと思うておるのじゃ。
今回亡くなった者達が元の世界に生き返ることは適わぬが、それぞれ別の世界に転生して貰うて、新たな人生を送って貰うことにした。
但し、これも因果率がある故に、転生先は自由に選べず、ある意味でランダムになる。
また、転生先の受け入れる器により能力も決まる故、自由度は低いのじゃが、・・・。
此度の転生者には、特別に儂の恩寵をつけてやろうと思うておる。
儂の加護をつけてやれれば良いのだが、生憎とこれほど対象が多いと加護も付けてやれぬ仕組みじゃから、恩寵のみを与えることにしたのじゃ。
儂の恩寵のみでも器の持つ能力の成長率を促すことは十分可能じゃから、その世界で生きて行くのに必要な力の源になる筈じゃ。
其方(そなた)の行く先は、・・・。
あぁ、・・・。
うん、ヴァルガスという世界じゃな。
前世の人生が突然絶たれてしもうたことは、誠に気の毒じゃし、残念なことじゃが、できるなれば新たな先で人生を楽しんでくれぃ。
ここを離れると、以後其方と相まみえることは無いが・・・。
何か言い置くことはあるかな?>
ウーン、言い置くことって、元に戻せないなら、今更、恨み・辛みを言っても始まらないだろうし・・・。
今の話だと、チートもくれなさそうだよね。
そんな俺の考えを見透かしたように老人が言った。
<特別な能力を付与することはできぬな。
儂がそれをなせば、送り込んだ世界で無理が生じる故にできないのじゃ。
じゃが、新たに転生した身体が持つ能力を生かして、人よりも優れた能力を産み出すことは問題がない故、其方ができる限りの努力をすればよい。
さすれば自然と道は拓かれるじゃろう。>
うん、じゃぁ、特には無いですよ。
<ふむ、では、より良き生を・・・。
さらばじゃ。>
その言葉と同時に俺の意識は途絶えた。
次に俺が目覚めたのは、石造りの広い部屋の中にあるベッドの上だったが、この部屋はちょっと異様な雰囲気だな。
結構高い場所に明り取りの窓らしきものが見えるんだけれど、ガラスが無いように見えるし、鉄格子が嵌っている。
俺が寝ている右手には、ドアが一つあるのだけれど、これも黒っぽい色の金属のようであり、何となく重々しいね。
明り取り以外には窓が無いので、部屋の中は結構薄暗いんだ。
で、俺がベッドから起き上がろうとすると身体がやけにダルい。
以前経験したことのあるインフルエンザの状態に似ているけれど、熱は無い様に思うし、咳も出ない。
何だろう。
物凄く疲れた感じなんだけれど、ひょっとして肝臓でもやられたか?
俺の友人がウィルス性の肝炎になったことがあって、その経験談を聞いたことが有るんだが、歩くことも難しいほど疲労感が凄く、階段がまともに登れなかったと聞いたことが有る。
あとは、何気に俺の手や腕が小さい。
あ、転生って、別の身体に生まれ変わるってことか・・・。
赤ん坊じゃなさそうだけれど、この手足から見て小学生の低学年ぐらいかな?
あ、記憶が・・・。
この身体の持ち主の記憶が突然蘇ったぜ。
この子は、フレドリック・ブライトン・ヴァル・ハーゲン、満年齢でいうと8歳になるようだ。
ハーゲン王国の第四王子だが、出生時に聖紋が生じなかったことから忌み子として、王宮の北の塔に幽閉されているみたい。
フレドリック本人は、幼いながらもそのことを納得している。
生まれた時に一応名前だけは付けられていた。
歴代の王族にも、忌み子は少なからず出生しているのだけれど、歴代最高の聖者として名高い現国王と聖女である第二王妃の間に忌み子が生まれてはならないらしい。
国王と王妃は、必ずしも幽閉までの措置を考えていたわけではないのだが、側近の連中が国王と王妃を強引に説得してそうさせたようだという事を数少ない伝聞情報から知っていた。
このため、フレドリックは、生まれて間もなく、王宮にある「北の塔」に幽閉されている。
そもそも国民には第四王子が出生し、生きていることさえ知らされていないという事は後で知った。
フレドリックには数名の従者が付けられており、身の回りの世話は従者たちがしている。
男性二名、女性三名の従者である。
では聖紋とは何か?
後に知ったが、聖紋は、ハーゲン王国の王家の血につながる者が受け継ぐ掌紋であり、手のひら中央に炎のような赤い紋が浮かび上がるらしい。
古の言い伝えでは、ハーゲン王国発祥の折、初代国王が魔法によりサラマンダーを召喚し、王国の敵を殲滅した際に掌紋に炎の焼け跡のような形が生じた。
その後、初代国王の血筋にはこの炎の掌紋を持つ子が生まれることから、聖紋と呼ばれるようになったのである。
因みに現在の国王を含めて、聖紋を持つ者が古のサラマンダーを召喚できるわけでは無い。
先祖の功績と栄誉をそのまま引き継いでいるだけの話なのである。
で、肝心のフレドリックの身体だが、運動不足による血行障害と思われる症状が出ているな。
放置すると、筋肉がやせ細って死に至るかもしれない。
転生してすぐにやせ細って死ぬのは嫌だから、これから何とか俺自身が立て直すしかないだろうね。
チート能力でもあれば治癒魔法でも使えるかもしれないが・・・。
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