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5 新しい生活
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あれからギルドに紹介してもらったアパートに住み始めた。周りはギルド員が多く、治安も良くて上手くて安い食堂も多くて非常に住みやすい。
魔導師、と言う肩書きが付いたけど、まだまだペーペーの冒険者には代わりなく。ギルドで開催されている初心者向けの魔法講習なんぞ受けつつ、簡単な依頼を受けながら生活を始めたんだ。
幸いにも魔法はオレに合っていた様で順調にスキルアップし中級の依頼を受けられる様になった頃から魔法や魔道具の研究も始めたんだ。
元の世界で生活に便利だった道具の再現が出来るか挑戦して初めて再現出来たのはライターだった。持ち運びに便利で魔力が無くても.火属性じゃ無くても手軽に火を起こせる、と。
冒険者には濡れても使える、と一般人にはかまどの火付けが楽になったと好評だった。
だからギルドを通して助けてくれた商会へ連絡を取りライターの販売をお願いしたんだ。コレも売り上げの一部がオレに還元される様になり、なんだかんだで依頼を受けなくても生活出来るようになって。
気がつけば魔導師と言うより魔道具発明家として定着していたんだ。
その頃には一軒家に移り住み覚えているモノの再現に没頭していた。便利だった生活を知っていたし、再現出来るなら再現して生活したかったから。
そうして魔道具に夢中になっていたら既に三十路越えていて。周りからそろそろ嫁さんを探したらどうだ、と言われ始めていたんだけど…
稀人である事は周りは知っていたし、三十路越えたオッサンでもいい、ってのは何かしらお金やら異性やらの問題抱えていたりして。コレと言って娶りたいってならなかった、と言うか敢えて問題児抱えたく無かったしな。
まぁ、独り身でも不自由無いし、家令やメイド雇えばイイかなーとか、老後についても楽観視してたんだ。
そんな時に起きたのが先日のアクシデント、って言っていいのか、オレを道端て尻餅つかした女の子の登場だった…
あー、アタマ痛いネ。
魔導師、と言う肩書きが付いたけど、まだまだペーペーの冒険者には代わりなく。ギルドで開催されている初心者向けの魔法講習なんぞ受けつつ、簡単な依頼を受けながら生活を始めたんだ。
幸いにも魔法はオレに合っていた様で順調にスキルアップし中級の依頼を受けられる様になった頃から魔法や魔道具の研究も始めたんだ。
元の世界で生活に便利だった道具の再現が出来るか挑戦して初めて再現出来たのはライターだった。持ち運びに便利で魔力が無くても.火属性じゃ無くても手軽に火を起こせる、と。
冒険者には濡れても使える、と一般人にはかまどの火付けが楽になったと好評だった。
だからギルドを通して助けてくれた商会へ連絡を取りライターの販売をお願いしたんだ。コレも売り上げの一部がオレに還元される様になり、なんだかんだで依頼を受けなくても生活出来るようになって。
気がつけば魔導師と言うより魔道具発明家として定着していたんだ。
その頃には一軒家に移り住み覚えているモノの再現に没頭していた。便利だった生活を知っていたし、再現出来るなら再現して生活したかったから。
そうして魔道具に夢中になっていたら既に三十路越えていて。周りからそろそろ嫁さんを探したらどうだ、と言われ始めていたんだけど…
稀人である事は周りは知っていたし、三十路越えたオッサンでもいい、ってのは何かしらお金やら異性やらの問題抱えていたりして。コレと言って娶りたいってならなかった、と言うか敢えて問題児抱えたく無かったしな。
まぁ、独り身でも不自由無いし、家令やメイド雇えばイイかなーとか、老後についても楽観視してたんだ。
そんな時に起きたのが先日のアクシデント、って言っていいのか、オレを道端て尻餅つかした女の子の登場だった…
あー、アタマ痛いネ。
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