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この村にはある言い伝えがある。
森の奥深い深いその森を超えたその先に悪魔が住まう館があると…
『ガタガタガタ…なあもう引き返そうよ。大人達には森の奥の館には近づくなって言われてるじゃん』
『なに今更ビビってんのよヒロシ。館にに肝試しに行こうって言い出したのはあんたでしょ?』
『それはそうだけどさぁ』
『まあまあ。ここまで来たんだし散策して帰ろうぜ』
一番背の高い男がヒロシと呼ばれる男を宥め探索して帰ろうそう進言する。
『それに悪魔なんているわけありませんよ。空想上の生き物ですあんなもの』
眼鏡を掛けた知的な男が鼻で笑いながら言う。
『カナタ…そうよね。』
『そうですよヒトミさん。悪魔なんているわけありません』
眼鏡の男、カナタはそう断言する。
『そ、そうだよね…ごめん行こうか』
ガシャンッ
!?
『僕が見てきます。皆さんこの場所から動かないで下さい』
『ああ分かった。みんなそれで良いな?』
『うんそれでいいよ。ガタガタ』
『タカシ、私もそれでいいわ』
『よし。じゃあカナタ頼むよ』
『任せて下さい』
そう言うとカナタは早足で物音のした方へと消えて行った。
奏多が物音を確認しに行ってから5分が経とうとしていたその時。
『******』
突然前方奥の扉から醜悪で気持ち悪い如何にも悪魔という生物が雄叫びを上げながら一歩また一歩とタカシ達3人に近づく。
『で、出たー』
『やばい!逃げるぞ!殺される』
ガシャガシャ
ドン!ドン!!ドン!
『タカシ!扉が開かないわ!』
『取り敢えずあれはやばい!逃げるぞ!』
それからの事をタカシはあまり覚えていない。それほど必死に逃げ出した。
『みんな…無事でいてくれよ』
タカシはみんなの身の案じそして、館脱出を目指して動き出すのだった。
----------------
『ここは…タカシ!ヒロシ!何処なの?』
ヒトミの心を恐怖が支配する。
『みんな…みんな何処なの…まさか…みんなあの化け物に殺されたの…』
何故こんな場所に来ようと思ったのか…軽い気持ちでこんな所に来ては行けなかった。
あの時の自分を悔やんでも悔やみきれない。
早く外に出たいけど恐怖で足元が覚束ない。
『早くお家に帰りたいよ…お母さん』
そんなヒトミの呟きも今は誰にも届くことはなかった。
----------------
『ガタガタガタ』
とある部屋のクローゼットの中ヒロシは一人震えていた。
『な、何なんだよあの化け物。聞いてないよこんな化け物がいるなんて』
自分の軽はずみな発言を今ほど後悔したことは無い。それほど醜悪で恐怖を抱く生き物だった。
『みんな無事かな…ガタガタガタガタ』
みんなの無事を案じるがそれでも自分で動く勇気は無いヒロシとはそうゆう男だ。
----------------
『何だネズミが花瓶を落としたのか』
音の正体を探るべく音の方へと来ていたカナタは来た道を戻る。
しかし、戻ってみるとそこには誰もいない。
『みんな帰ったのでしょうか?』
みんなが帰ったのだと思い玄関の扉に手を掛ける。
だがおかしい。さっきまで開いていたはずの扉が開かない。
『まさか…閉じ込められた』
何とか外に出ようと窓を探す。
しばらくして窓が見つかったしかし窓から出ることは出来ない。窓は開かずガラスのはずなのに叩いても蹴ってもビクともしない。
『どうにかしてここから出る手段を見つけなければ』
何も知らないカナタは館脱出に向けて今動き出す。
森の奥深い深いその森を超えたその先に悪魔が住まう館があると…
『ガタガタガタ…なあもう引き返そうよ。大人達には森の奥の館には近づくなって言われてるじゃん』
『なに今更ビビってんのよヒロシ。館にに肝試しに行こうって言い出したのはあんたでしょ?』
『それはそうだけどさぁ』
『まあまあ。ここまで来たんだし散策して帰ろうぜ』
一番背の高い男がヒロシと呼ばれる男を宥め探索して帰ろうそう進言する。
『それに悪魔なんているわけありませんよ。空想上の生き物ですあんなもの』
眼鏡を掛けた知的な男が鼻で笑いながら言う。
『カナタ…そうよね。』
『そうですよヒトミさん。悪魔なんているわけありません』
眼鏡の男、カナタはそう断言する。
『そ、そうだよね…ごめん行こうか』
ガシャンッ
!?
『僕が見てきます。皆さんこの場所から動かないで下さい』
『ああ分かった。みんなそれで良いな?』
『うんそれでいいよ。ガタガタ』
『タカシ、私もそれでいいわ』
『よし。じゃあカナタ頼むよ』
『任せて下さい』
そう言うとカナタは早足で物音のした方へと消えて行った。
奏多が物音を確認しに行ってから5分が経とうとしていたその時。
『******』
突然前方奥の扉から醜悪で気持ち悪い如何にも悪魔という生物が雄叫びを上げながら一歩また一歩とタカシ達3人に近づく。
『で、出たー』
『やばい!逃げるぞ!殺される』
ガシャガシャ
ドン!ドン!!ドン!
『タカシ!扉が開かないわ!』
『取り敢えずあれはやばい!逃げるぞ!』
それからの事をタカシはあまり覚えていない。それほど必死に逃げ出した。
『みんな…無事でいてくれよ』
タカシはみんなの身の案じそして、館脱出を目指して動き出すのだった。
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『ここは…タカシ!ヒロシ!何処なの?』
ヒトミの心を恐怖が支配する。
『みんな…みんな何処なの…まさか…みんなあの化け物に殺されたの…』
何故こんな場所に来ようと思ったのか…軽い気持ちでこんな所に来ては行けなかった。
あの時の自分を悔やんでも悔やみきれない。
早く外に出たいけど恐怖で足元が覚束ない。
『早くお家に帰りたいよ…お母さん』
そんなヒトミの呟きも今は誰にも届くことはなかった。
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『ガタガタガタ』
とある部屋のクローゼットの中ヒロシは一人震えていた。
『な、何なんだよあの化け物。聞いてないよこんな化け物がいるなんて』
自分の軽はずみな発言を今ほど後悔したことは無い。それほど醜悪で恐怖を抱く生き物だった。
『みんな無事かな…ガタガタガタガタ』
みんなの無事を案じるがそれでも自分で動く勇気は無いヒロシとはそうゆう男だ。
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『何だネズミが花瓶を落としたのか』
音の正体を探るべく音の方へと来ていたカナタは来た道を戻る。
しかし、戻ってみるとそこには誰もいない。
『みんな帰ったのでしょうか?』
みんなが帰ったのだと思い玄関の扉に手を掛ける。
だがおかしい。さっきまで開いていたはずの扉が開かない。
『まさか…閉じ込められた』
何とか外に出ようと窓を探す。
しばらくして窓が見つかったしかし窓から出ることは出来ない。窓は開かずガラスのはずなのに叩いても蹴ってもビクともしない。
『どうにかしてここから出る手段を見つけなければ』
何も知らないカナタは館脱出に向けて今動き出す。
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