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ケンカ
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目が覚めた時、自室のベッドに寝かされていた。ヴァンが首を横に倒すと、隣には2人がけのソファーに寝転んだアランがいた。
「やっと起きたか」
「アランが運んでくれたの?」
「まさか。俺も気づいたらここにいたんだぜ? 多分じいさんが運んだんだろ」
「……そう」
気まずい雰囲気の中でいたたまれず、ヴァンは自身の身体の状態を確認した。何箇所か骨が折れているのかもしれない。もはやどこが痛いかすら分からない程全身に痛みを感じた。包帯などでグルグル巻きになっているところをみると、ガニアンが応急処置を施したのであろうと思われた。
ヴァンは横目にアランの状態を確認した。軽傷しか見当たらないアランを見るとヴァンは悔しくてたまらない気持ちになった。結果だけでみれば明らかに惨敗であった。
「お前、今かってに負けたと思っただろ?」
ヴァンの心情をアランが見透かして言う。
「だってその通りだろ? 僕はこんなにもボロボロだ」
好きな女の子もとられ、ケンカにも負けた。ヴァンはふと、どこか遠くに行ってしまおうかと考えた。ハナもアランもいない所へ。そうすれば何か自分を縛っているものから解放され自由になれる気がした。
「ヴァン、どこへも行くなよ?」
またも見透かされ、ギクっとしてしまう。返事はできなかった。カンヘルとの契約が済んでしまえば、もうこの土地に未練はなかった。かつて父がしたように出て行くことになるだろうとヴァンは感じていた。
「なぁ、お前は強かったよ」
瞬間、ヴァンは凄まじい怒りを覚えた。体さえ動けばすぐに殴りかかるところであった。同情されたと感じて、惨めな自分が許せなかった。
「……怒るなよ、ヴァン。別にあわれんでいるわけじゃない。俺の本当の実力は、お前にボコボコにされて手も足も出ない程度だったんだ。だから、結局コントロールもできない鬼化に頼っちまった」
「鬼化?」
ヴァンの知らない言葉だった。あの突然の姿がそうだったのか。
「知らなかったか……。獣人が獣の姿に変容する獣化みたいなもんだな。鬼もより戦いに適した姿に変容できるのさ」
「それは知らなかったな。じいちゃんも鬼化できるのかな?」
「当然できるだろうな」
「……やっぱり今回のケンカは僕の負けだよ。だって鬼化もアランの力だ。僕は手も足も出なかったよ」
「お前がそう言うならそういうことでも良いがな。でも、またいつかケンカしようぜ? その時俺は鬼化をコントロールできるようになっているから、お前はそれに負けないように強くなってろよ」
「また無茶を言う」
「無茶じゃないさ。お前ならできる」
ヴァンはアランに背を向けて横になった。もう話す事はなかった。だがアランにはまだ話たいことがあるようだった。ソファーから上体を起こし、座り直してからヴァンに語りかけた。
「ハナのことだけどな、俺達は付き合っちゃいないぜ」
「……どうして? 告白されたんだろ?」
「ああ、されたな。でも断った」
ヴァンは再び上体を起こしてアランの方を向いた。
「何で? バカなのか!? 何で断るんだ? アランだってハナが好きだったろ!」
ヴァンには理解できなかった。ハナを拒絶する理由なんて無いはずなのだ。
「ガキの頃はハナを取り合ってよくケンカしたよな」
懐かしそうにアランが言う。
「そうだよ! 2人ともハナが大好きだった! なのに何で?」
アランは言うかどうかを迷っているようだったが、短い逡巡の後口を開いた。
「ラインさん、お前の親父さんがこの町を出て行った理由を知っているか?」
「……知らない。何で今父さんの話が出てくるんだ?」
「ラインさんは俺の親父と戦って負けた。俺の母さんを賭けてな」
ケンカにも負けて好きな人を失ってしまっては、もうここでは生きてはいけないだろう。ヴァンは逃げるよう去った父親を情けないとは思わなかった。
「何でアランがそんな事を知っているんだよ?」
「親父から聞いたんだ。俺には後悔しているように見えたな」
「何を後悔するんだ? 勝ったんだろ? それでカエデさんを手に入れたんだろ?」
アーサーといい、アランにしろ、ヴァンにはこの親子が理解できなかった。勝者は勝ち誇るものだろう。でなければ敗者は余計に惨めだ。
「そうだ、勝って母さんを手に入れた。だけど兄弟であり、親友でもあるラインさんを失った。お前はお前の親父の気持ちがわかるだろう? 俺には俺の親父の気持ちがわかる」
「……だからハナを振ったってのか?」
「そうだ。俺はお前を失いたくない」
「納得できない」
ヴァンは振り絞るようにそう言った。それではハナがあまりにも可哀想思えたし、その事をハナが知ったらさぞ自分を恨むだろう。
「何が納得できない?」
「だってそれじゃ誰も幸せになれないじゃないか。アランもハナも僕も。同情なんかするな。余計に惨めじゃないか」
「別に同情じゃない。それにわからないのか? この状況、お前がハナを惚れさせることができれば皆幸せなんだぜ?」
「ハナが僕に惚れるわけがないだろ」
自分で言っておいて悲しくなる。
「どうして? そんなのわからないだろ?」
「わかるさ。僕は小さい頃からハナを見てきたんだぞ? 今までたったの一度も僕に気持ちが向いた事はないんだ。無理だよ」
「何だよ、普段はあんなに諦めが悪いくせに一番大事な事はそんな簡単に諦めがついちまうのか?」
「……だけどさ」
「『だけど』が口癖の男はカッコ悪いぜ? さぁ、話は終わりだ。さっさと身体を治してハナを口説け」
アランは立ち上がると、まるでケガを負っているとは感じさせない足取りで部屋から出て行った。
1人残されたヴァンはため息をついた。これからの事を考えると憂鬱であった。ハナのこともそうであったが、左腕のこともあった。問題の左腕には包帯が巻かれていた。カンヘルとの約束を早速破ってしまった。包帯を巻いた人物には腕に浮かぶ契約印が見えないはずがなかった。
ヴァンは一眠りした後、部屋を出てリビングに向かった。そこには祖父がいて、
「アランは鬼化したのか?」
と質問を投げかけてきた。他にも質問はいろいろあったはずだ。この質問が最重要なことだったのか、はたまた一番切り出しやすい質問だったのかヴァンには分からなかったが、とにかく答えなければならなかった。
「したよ」
「そうか、他にも聞きたいことはあるが今はとにかく休め」
ガニアンはそれだけ言うと、どこかへ外出した。ヴァンは言われた通りに休むことにし、自室へ向かった。とにかく疲れていた。
結局ヴァンは2週間程寝込むことになった。その間に祖父の事情聴取を受け、カンヘルとの契約も話さざるをえなくなった。初めこそ怒っている様だったが、最後には納得し、勤めをしっかり果たせとヴァンに言った。
「やっと起きたか」
「アランが運んでくれたの?」
「まさか。俺も気づいたらここにいたんだぜ? 多分じいさんが運んだんだろ」
「……そう」
気まずい雰囲気の中でいたたまれず、ヴァンは自身の身体の状態を確認した。何箇所か骨が折れているのかもしれない。もはやどこが痛いかすら分からない程全身に痛みを感じた。包帯などでグルグル巻きになっているところをみると、ガニアンが応急処置を施したのであろうと思われた。
ヴァンは横目にアランの状態を確認した。軽傷しか見当たらないアランを見るとヴァンは悔しくてたまらない気持ちになった。結果だけでみれば明らかに惨敗であった。
「お前、今かってに負けたと思っただろ?」
ヴァンの心情をアランが見透かして言う。
「だってその通りだろ? 僕はこんなにもボロボロだ」
好きな女の子もとられ、ケンカにも負けた。ヴァンはふと、どこか遠くに行ってしまおうかと考えた。ハナもアランもいない所へ。そうすれば何か自分を縛っているものから解放され自由になれる気がした。
「ヴァン、どこへも行くなよ?」
またも見透かされ、ギクっとしてしまう。返事はできなかった。カンヘルとの契約が済んでしまえば、もうこの土地に未練はなかった。かつて父がしたように出て行くことになるだろうとヴァンは感じていた。
「なぁ、お前は強かったよ」
瞬間、ヴァンは凄まじい怒りを覚えた。体さえ動けばすぐに殴りかかるところであった。同情されたと感じて、惨めな自分が許せなかった。
「……怒るなよ、ヴァン。別にあわれんでいるわけじゃない。俺の本当の実力は、お前にボコボコにされて手も足も出ない程度だったんだ。だから、結局コントロールもできない鬼化に頼っちまった」
「鬼化?」
ヴァンの知らない言葉だった。あの突然の姿がそうだったのか。
「知らなかったか……。獣人が獣の姿に変容する獣化みたいなもんだな。鬼もより戦いに適した姿に変容できるのさ」
「それは知らなかったな。じいちゃんも鬼化できるのかな?」
「当然できるだろうな」
「……やっぱり今回のケンカは僕の負けだよ。だって鬼化もアランの力だ。僕は手も足も出なかったよ」
「お前がそう言うならそういうことでも良いがな。でも、またいつかケンカしようぜ? その時俺は鬼化をコントロールできるようになっているから、お前はそれに負けないように強くなってろよ」
「また無茶を言う」
「無茶じゃないさ。お前ならできる」
ヴァンはアランに背を向けて横になった。もう話す事はなかった。だがアランにはまだ話たいことがあるようだった。ソファーから上体を起こし、座り直してからヴァンに語りかけた。
「ハナのことだけどな、俺達は付き合っちゃいないぜ」
「……どうして? 告白されたんだろ?」
「ああ、されたな。でも断った」
ヴァンは再び上体を起こしてアランの方を向いた。
「何で? バカなのか!? 何で断るんだ? アランだってハナが好きだったろ!」
ヴァンには理解できなかった。ハナを拒絶する理由なんて無いはずなのだ。
「ガキの頃はハナを取り合ってよくケンカしたよな」
懐かしそうにアランが言う。
「そうだよ! 2人ともハナが大好きだった! なのに何で?」
アランは言うかどうかを迷っているようだったが、短い逡巡の後口を開いた。
「ラインさん、お前の親父さんがこの町を出て行った理由を知っているか?」
「……知らない。何で今父さんの話が出てくるんだ?」
「ラインさんは俺の親父と戦って負けた。俺の母さんを賭けてな」
ケンカにも負けて好きな人を失ってしまっては、もうここでは生きてはいけないだろう。ヴァンは逃げるよう去った父親を情けないとは思わなかった。
「何でアランがそんな事を知っているんだよ?」
「親父から聞いたんだ。俺には後悔しているように見えたな」
「何を後悔するんだ? 勝ったんだろ? それでカエデさんを手に入れたんだろ?」
アーサーといい、アランにしろ、ヴァンにはこの親子が理解できなかった。勝者は勝ち誇るものだろう。でなければ敗者は余計に惨めだ。
「そうだ、勝って母さんを手に入れた。だけど兄弟であり、親友でもあるラインさんを失った。お前はお前の親父の気持ちがわかるだろう? 俺には俺の親父の気持ちがわかる」
「……だからハナを振ったってのか?」
「そうだ。俺はお前を失いたくない」
「納得できない」
ヴァンは振り絞るようにそう言った。それではハナがあまりにも可哀想思えたし、その事をハナが知ったらさぞ自分を恨むだろう。
「何が納得できない?」
「だってそれじゃ誰も幸せになれないじゃないか。アランもハナも僕も。同情なんかするな。余計に惨めじゃないか」
「別に同情じゃない。それにわからないのか? この状況、お前がハナを惚れさせることができれば皆幸せなんだぜ?」
「ハナが僕に惚れるわけがないだろ」
自分で言っておいて悲しくなる。
「どうして? そんなのわからないだろ?」
「わかるさ。僕は小さい頃からハナを見てきたんだぞ? 今までたったの一度も僕に気持ちが向いた事はないんだ。無理だよ」
「何だよ、普段はあんなに諦めが悪いくせに一番大事な事はそんな簡単に諦めがついちまうのか?」
「……だけどさ」
「『だけど』が口癖の男はカッコ悪いぜ? さぁ、話は終わりだ。さっさと身体を治してハナを口説け」
アランは立ち上がると、まるでケガを負っているとは感じさせない足取りで部屋から出て行った。
1人残されたヴァンはため息をついた。これからの事を考えると憂鬱であった。ハナのこともそうであったが、左腕のこともあった。問題の左腕には包帯が巻かれていた。カンヘルとの約束を早速破ってしまった。包帯を巻いた人物には腕に浮かぶ契約印が見えないはずがなかった。
ヴァンは一眠りした後、部屋を出てリビングに向かった。そこには祖父がいて、
「アランは鬼化したのか?」
と質問を投げかけてきた。他にも質問はいろいろあったはずだ。この質問が最重要なことだったのか、はたまた一番切り出しやすい質問だったのかヴァンには分からなかったが、とにかく答えなければならなかった。
「したよ」
「そうか、他にも聞きたいことはあるが今はとにかく休め」
ガニアンはそれだけ言うと、どこかへ外出した。ヴァンは言われた通りに休むことにし、自室へ向かった。とにかく疲れていた。
結局ヴァンは2週間程寝込むことになった。その間に祖父の事情聴取を受け、カンヘルとの契約も話さざるをえなくなった。初めこそ怒っている様だったが、最後には納得し、勤めをしっかり果たせとヴァンに言った。
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