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contact2. それを、誰と見るか
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「っ、あっ、く……っ」
半身の先端を掌で包み込む。
手の中に吐き出される白濁。
俺の手に重なるように智紀さんの手が触れて、同じように受け止める。
「一杯出てるね。溜まってた?」
俺の手からこぼれたものを智紀さんが受け止めて、粘ついた白濁を俺に見せる。
顔が熱くなり視線を逸らし俯くと、背中を押され身体を反転させられた。
あおむけになった俺に智紀さんが跨る。
「あんまり抜いてなかった?」
「……」
「俺想って毎日シちゃったりとか」
「するわけないでしょ。そんな毎日なんて……」
いくらなんでも盛りのついた猿じゃあるまいし。
呆れて荒い息のまま返せばおかしげに声を立てて笑われた。
「そーなんだ、残念。じゃー何回くらいシた?」
「……だからそんな何回もシてないです」
やけ気味に答えた途端、また笑われる。
「ふーん。何回もってことは少なくとも一回はシてくれたんだよね。俺のこと考えて」
「……」
にこにこと一見毒気なんてまったくないような爽やかな笑顔が俺に向けられる。
できることならうつぶせになって枕に顔をうずめたい。
もうこの人の顔見ていたくない。
見てたら、見つめられて、そしたら全部見透かされそうで嫌だ。
だけど跨られてるから逃げることもできず、仕方なく汚れてないほうの腕を顔に乗せた。
「……出したの拭きたいんでティッシュください」
「舐めれば?」
「……」
「舐めてあげよっか?」
「いいです」
「遠慮しなくてもいいよ?」
「遠慮じゃなくって、もういいですから、本当に」
俺をからかうのが楽しそうなこの人に、焦らされる。
「しょうがないなー」
わりとすぐ近くにあったティッシュをとってくれて智紀さんは自分の手と俺の手を拭きとった。
俺はされるまま顔を背けてる。
やっぱり視線は合わせられない。
俺がひとりでシてたときにあった熱く欲が渦巻いた空気。
それはこの人の軽口で霧散してしまったようで―――してない。
俺を見下ろす目が、色欲に濡れてるってこと知ってる。
「ちーくんにとっては今日が二回目か。またじっくりほぐさないといけないね?」
言いながらズボンを全部脱がされて、衣擦れの音が響く。
「ちーくんの浴衣姿も見たかったな。あとで着てね」
「……俺が着てもカッコ悪いだけです」
「そ?」
心臓の音が、耳にうるさい。
「じゃあ俺の浴衣姿は?」
「……」
「どう?」
腕をずらし、ちらりと見る。
もう浴衣は布団の傍らに放られて、俺の視界にはいるのはしなやかでほどよく筋肉質な身体。
「……さぁ。いいんじゃないですか」
「なにそれ。智紀さんカッコイイです、って言ってほしいな」
なにもまとってない身体が俺の身体に影を落とす。
顔の両側に置かれた手。
「ね、そろそろこっち向いてよ、千裕」
俺はいま、どんな顔をしてるんだろ。
ついいまさっき一回抜いて、本当ならスッキリして、落ち着いていいはずなのに。
「ほら」
キスできないだろ、と言われ―――そっと腕を退けた。
「早く突っ込みたい」
爽やかな笑顔に反比例な、呆れるくらいまんまな言葉。
俺は無言でため息をつく。
でも、そのため息が緊張に少し震えてることは気づいてる。
「千裕は?」
「……もう、いいですから」
俺を焦らす軽口。
「言ってくれないの?」
さっきだって俺は十分頑張ったのに。
人の前で自慰行為するなんて、俺には考えられない行為なのに。
「……」
「千裕」
焦らされる。
疼かされる。
もういいって言ってるのに。
本当にこの人ってドSだろ……。
早く、と笑う声を聞きながら。
「……もう、いいから。早く―――触ってください」
まるでガキみたいに、拗ねた声の自分に呆れる。
けど、もう無理。
一回出しただけじゃ足りない、違う。
おかしいってわかってても、最初っから、欲情してたのは俺だ。
「―――了解」
身体に重みがのしかかって顔を向けると視線が絡まって、全部、囚われる。
触れてくる指に熱い吐息しかこぼれなかった。
異物感と圧迫感。
当たり前だけど受け入れる場所じゃないところに指が挿入されれば苦しい。
二週間前智紀さんを受け入れた俺の後孔は固く閉じていて、智紀さんは焦ることなくゆっくりとほぐしてく。
「……っ、ん」
「大丈夫? ちーくん」
心配する声は笑いを含むものだけど、動く指は優しい。
ぐちゅぐちゅとローションの響く音とともにもうすでに二本挿入されてる指は内壁を押し広げながら出入りしている。
「ぁ、っ……く」
呻きしかあげれない俺は声を押し殺したくて枕にきつく顔を沈める。
伏せてないと羞恥でどうにかなりそうってのもある。
最初あおむけだった俺はいまうつ伏せになって尻だけを高くあげる格好にされてた。
四つん這いになってって言われたときには顔から火を噴くかと思った。
確かにこの格好のほうがほぐしやすいんだろうけど……。
「……ひ……っ、ぁッ」
時折前立腺をかすめる指。
智紀さんのことだから意図的だと思うけどたまにしか触れてこないから妙に熱が燻って、それも苦しかった。
「智、紀、さん……っ」
「なに、ちーくん」
早く突っ込みたい、なんていったくせにどこまでも余裕の声音。
「も、う、っ……んっ」
早く触れてください、って俺が……譲歩したっていうのに、後孔に触れてはいるけど俺の半身は放置されたまま。
欲しかった確かな快感を得るには至ってない。
「もう?」
「……っ、ぁ」
ごり、と前立腺を擦られて腰が跳ねる。
疼くばっかりの俺の身体。
「ああ、もう一本増やしてオッケーってこと?」
違うだろ!
いや、違わないけど。
ちゃんとほぐさないと後が辛いってことはわかってる。
だけどもっと、もっと―――。
「ッ、ぁっ、は……っ」
俺は頷いてないのに、増す圧迫感。
ローションも追加されたのかさっきよりも水音が激しくなってる。
「だいぶ柔らかくなってきたね?」
ゆるゆると動く指は後孔の感触を確かめるように動くだけ。
「……っ、くるし……っ」
焦らされて、そう呟けば笑う気配。
「そう? でも気持ちいい、だろ?」
枕に顔を押し付けたまま首を横に振る。
それに返る喉を鳴らす音。
少し動く気配を感じたとたん、一回抜いてから放置されてた半身がきつく握りしめられた。
「硬くなってるし」
「……ぁ、っ……」
動くわけじゃない手に、だけど包まれてるだけでも快感が背筋を駆けあがった。
「ちーくん。腰揺れてる」
忍び笑う声に、身体を強張らせたら、
「あ、締まった。俺の指食いちぎられそう」
と、また笑われる。
ほんっとうに―――最悪だ、このひと。
なんで素直に触れて欲しいなんて言ったんだろ。
俺と同じように智紀さんの半身だって勃ってたはずなのに、なんで平気なんだろ。
濃密な空気は流れてるはず。
だけど俺を堕してはくれない。
「とも……きさ、んっ」
「なーに」
ふわり、と俺の半身から手が離れてく。
解放されて逆に辛い。
「もう、っ……」
「もう?」
「……っ、いいですっ……」
どんだけドSだよ、この人っ。
もう一度、触れてほしいなんて、もう言えない。
言いたくない。
「いいの?」
「……っ」
ずるり、と指が引き抜かれた。
圧迫感が消え、同時に喪失感に襲われる。
拡げられた後孔が空気にさらされて。
「ごめんごめん。素直なちーくんが可愛くってちょっと焦らしプレイっていうの?してみた」
のんきな声が響いて、そして俺を呼ぶ。
「ちーひろ。こっち向いて」
向きたくない。
「拗ねるなって」
拗ねてるわけじゃない。
「千裕」
尻を手が撫で、仕方なく枕から顔を上げ肩越しに後ろを見る。
智紀さんと目があって。
「ほら、ちゃんとヨクしてあげるから」
硬い熱が後孔に宛がわれて。
びくり、とした一瞬後―――
「ッ、イ……っ……ァッ」
容赦なく一気に、貫かれた。
スパークする思考、世界。
「……千裕の中、狭いね」
中途半端に熱に侵されてた身体が支配される。
半身もまた握りこまれて、ゆっくり動きだす腰とともに摩擦を送りはじめられて。
「ま、待っ……」
「早く、ってねだったのは千裕、だろ?」
やっぱり智紀さんは―――ドSだ。
と、眩む視界の中で思った。
半身の先端を掌で包み込む。
手の中に吐き出される白濁。
俺の手に重なるように智紀さんの手が触れて、同じように受け止める。
「一杯出てるね。溜まってた?」
俺の手からこぼれたものを智紀さんが受け止めて、粘ついた白濁を俺に見せる。
顔が熱くなり視線を逸らし俯くと、背中を押され身体を反転させられた。
あおむけになった俺に智紀さんが跨る。
「あんまり抜いてなかった?」
「……」
「俺想って毎日シちゃったりとか」
「するわけないでしょ。そんな毎日なんて……」
いくらなんでも盛りのついた猿じゃあるまいし。
呆れて荒い息のまま返せばおかしげに声を立てて笑われた。
「そーなんだ、残念。じゃー何回くらいシた?」
「……だからそんな何回もシてないです」
やけ気味に答えた途端、また笑われる。
「ふーん。何回もってことは少なくとも一回はシてくれたんだよね。俺のこと考えて」
「……」
にこにこと一見毒気なんてまったくないような爽やかな笑顔が俺に向けられる。
できることならうつぶせになって枕に顔をうずめたい。
もうこの人の顔見ていたくない。
見てたら、見つめられて、そしたら全部見透かされそうで嫌だ。
だけど跨られてるから逃げることもできず、仕方なく汚れてないほうの腕を顔に乗せた。
「……出したの拭きたいんでティッシュください」
「舐めれば?」
「……」
「舐めてあげよっか?」
「いいです」
「遠慮しなくてもいいよ?」
「遠慮じゃなくって、もういいですから、本当に」
俺をからかうのが楽しそうなこの人に、焦らされる。
「しょうがないなー」
わりとすぐ近くにあったティッシュをとってくれて智紀さんは自分の手と俺の手を拭きとった。
俺はされるまま顔を背けてる。
やっぱり視線は合わせられない。
俺がひとりでシてたときにあった熱く欲が渦巻いた空気。
それはこの人の軽口で霧散してしまったようで―――してない。
俺を見下ろす目が、色欲に濡れてるってこと知ってる。
「ちーくんにとっては今日が二回目か。またじっくりほぐさないといけないね?」
言いながらズボンを全部脱がされて、衣擦れの音が響く。
「ちーくんの浴衣姿も見たかったな。あとで着てね」
「……俺が着てもカッコ悪いだけです」
「そ?」
心臓の音が、耳にうるさい。
「じゃあ俺の浴衣姿は?」
「……」
「どう?」
腕をずらし、ちらりと見る。
もう浴衣は布団の傍らに放られて、俺の視界にはいるのはしなやかでほどよく筋肉質な身体。
「……さぁ。いいんじゃないですか」
「なにそれ。智紀さんカッコイイです、って言ってほしいな」
なにもまとってない身体が俺の身体に影を落とす。
顔の両側に置かれた手。
「ね、そろそろこっち向いてよ、千裕」
俺はいま、どんな顔をしてるんだろ。
ついいまさっき一回抜いて、本当ならスッキリして、落ち着いていいはずなのに。
「ほら」
キスできないだろ、と言われ―――そっと腕を退けた。
「早く突っ込みたい」
爽やかな笑顔に反比例な、呆れるくらいまんまな言葉。
俺は無言でため息をつく。
でも、そのため息が緊張に少し震えてることは気づいてる。
「千裕は?」
「……もう、いいですから」
俺を焦らす軽口。
「言ってくれないの?」
さっきだって俺は十分頑張ったのに。
人の前で自慰行為するなんて、俺には考えられない行為なのに。
「……」
「千裕」
焦らされる。
疼かされる。
もういいって言ってるのに。
本当にこの人ってドSだろ……。
早く、と笑う声を聞きながら。
「……もう、いいから。早く―――触ってください」
まるでガキみたいに、拗ねた声の自分に呆れる。
けど、もう無理。
一回出しただけじゃ足りない、違う。
おかしいってわかってても、最初っから、欲情してたのは俺だ。
「―――了解」
身体に重みがのしかかって顔を向けると視線が絡まって、全部、囚われる。
触れてくる指に熱い吐息しかこぼれなかった。
異物感と圧迫感。
当たり前だけど受け入れる場所じゃないところに指が挿入されれば苦しい。
二週間前智紀さんを受け入れた俺の後孔は固く閉じていて、智紀さんは焦ることなくゆっくりとほぐしてく。
「……っ、ん」
「大丈夫? ちーくん」
心配する声は笑いを含むものだけど、動く指は優しい。
ぐちゅぐちゅとローションの響く音とともにもうすでに二本挿入されてる指は内壁を押し広げながら出入りしている。
「ぁ、っ……く」
呻きしかあげれない俺は声を押し殺したくて枕にきつく顔を沈める。
伏せてないと羞恥でどうにかなりそうってのもある。
最初あおむけだった俺はいまうつ伏せになって尻だけを高くあげる格好にされてた。
四つん這いになってって言われたときには顔から火を噴くかと思った。
確かにこの格好のほうがほぐしやすいんだろうけど……。
「……ひ……っ、ぁッ」
時折前立腺をかすめる指。
智紀さんのことだから意図的だと思うけどたまにしか触れてこないから妙に熱が燻って、それも苦しかった。
「智、紀、さん……っ」
「なに、ちーくん」
早く突っ込みたい、なんていったくせにどこまでも余裕の声音。
「も、う、っ……んっ」
早く触れてください、って俺が……譲歩したっていうのに、後孔に触れてはいるけど俺の半身は放置されたまま。
欲しかった確かな快感を得るには至ってない。
「もう?」
「……っ、ぁ」
ごり、と前立腺を擦られて腰が跳ねる。
疼くばっかりの俺の身体。
「ああ、もう一本増やしてオッケーってこと?」
違うだろ!
いや、違わないけど。
ちゃんとほぐさないと後が辛いってことはわかってる。
だけどもっと、もっと―――。
「ッ、ぁっ、は……っ」
俺は頷いてないのに、増す圧迫感。
ローションも追加されたのかさっきよりも水音が激しくなってる。
「だいぶ柔らかくなってきたね?」
ゆるゆると動く指は後孔の感触を確かめるように動くだけ。
「……っ、くるし……っ」
焦らされて、そう呟けば笑う気配。
「そう? でも気持ちいい、だろ?」
枕に顔を押し付けたまま首を横に振る。
それに返る喉を鳴らす音。
少し動く気配を感じたとたん、一回抜いてから放置されてた半身がきつく握りしめられた。
「硬くなってるし」
「……ぁ、っ……」
動くわけじゃない手に、だけど包まれてるだけでも快感が背筋を駆けあがった。
「ちーくん。腰揺れてる」
忍び笑う声に、身体を強張らせたら、
「あ、締まった。俺の指食いちぎられそう」
と、また笑われる。
ほんっとうに―――最悪だ、このひと。
なんで素直に触れて欲しいなんて言ったんだろ。
俺と同じように智紀さんの半身だって勃ってたはずなのに、なんで平気なんだろ。
濃密な空気は流れてるはず。
だけど俺を堕してはくれない。
「とも……きさ、んっ」
「なーに」
ふわり、と俺の半身から手が離れてく。
解放されて逆に辛い。
「もう、っ……」
「もう?」
「……っ、いいですっ……」
どんだけドSだよ、この人っ。
もう一度、触れてほしいなんて、もう言えない。
言いたくない。
「いいの?」
「……っ」
ずるり、と指が引き抜かれた。
圧迫感が消え、同時に喪失感に襲われる。
拡げられた後孔が空気にさらされて。
「ごめんごめん。素直なちーくんが可愛くってちょっと焦らしプレイっていうの?してみた」
のんきな声が響いて、そして俺を呼ぶ。
「ちーひろ。こっち向いて」
向きたくない。
「拗ねるなって」
拗ねてるわけじゃない。
「千裕」
尻を手が撫で、仕方なく枕から顔を上げ肩越しに後ろを見る。
智紀さんと目があって。
「ほら、ちゃんとヨクしてあげるから」
硬い熱が後孔に宛がわれて。
びくり、とした一瞬後―――
「ッ、イ……っ……ァッ」
容赦なく一気に、貫かれた。
スパークする思考、世界。
「……千裕の中、狭いね」
中途半端に熱に侵されてた身体が支配される。
半身もまた握りこまれて、ゆっくり動きだす腰とともに摩擦を送りはじめられて。
「ま、待っ……」
「早く、ってねだったのは千裕、だろ?」
やっぱり智紀さんは―――ドSだ。
と、眩む視界の中で思った。
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