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温泉旅行編

[番外編]弟の入学式

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[アーク視点]

俺は今日…………
ノアの高校の入学式にしゃしゃり出てきた!!
サングラスとかつけて変装しようと思ったが、
室内だし…
ま、ちょっとだけだしそのままでもいっk「あの人俳優のアークくんに似てない…?」「隣の女の子、モデルのフォトンちゃんでは…?」
まぁ、バレるよな☆
保護者席がザワザワするなか、入学式が始まった
俺は早速、望遠レンズ付き高画質カメラを使って
最前列でのノアを収録する
んーーー…ノアの席がちょっとよくないなぁ…
「ヒソヒソ…あの人のカメラすごくない…?」
「隣の子の双眼鏡も…」
なんか聞こえる気がするが、まあいい。
あぁ…♡理事長の話を真面目に聞くノアかわいい……♡
……やっぱり制服姿かわいいいい♡♡♡
おっと俺としたことが取り乱してしまった。
手ブレの原因になる。
今日の朝なんて…
「の、の…ノア…♡
制服すっごく似合うよ♡かわいいなぁ…♡」
弟が中学生の時もしてたが、高校生になっても
制服姿で犯してほしい。
そんで俺のメスイキ精液で制服を汚して怒られたい…♡
「まったく大げさですね…
高等部に上がっただけでしょう」
…そう。ノアは中高一貫校のエスカレーターを
登っただけである…が
「何言ってるんだ!!人生でたった3年しかない
高校生活がこれから始まるんだぞっ」
ちなみに俺は高校生のとき何してたっけ?
…オジサンたちに身体売りまくっては毎日ノアの
寝顔でしこってたな……
「…兄さん顔色悪くないですか」

…朝からこれだったから、俺はもう可愛い弟に
会いたくなって来る
「お兄ちゃんっ!ノアくん喋るよ!」
!!!
隣で双眼鏡を覗くフォトンに言われ、レンズの
倍率を確認する
どうにもノアは入試の順位がトップだったらしく、入学生の挨拶を任されていた
壇上にカメラを向ける
あぁ……♡台本まで覚えてあんな堂々と…♡
ノア好き…♡
喋り終わるなり拍手が沸き起こった
「ノアくんかっこいいね♡」
「かっこいいな…♡さすがノア…ぐすっ」
「…え?泣いてるの…!?」
実はつい先日あった中学の卒業式でも、ノアの
人生の節目に立ち会えた感動で普通に泣いた。
多分本人より泣いてたと思う
(その時の答辞は生徒会長がやったので、
ノアの出番はなかったけどな)
…ほんと、あんなにかわいい上に賢いなんて…♡
モテたらどうするんだよ………
………ん?
俺がノアに手を出したのが11月頃…。
でそのまま付き合って、毎日のようにセックス…。
………。
俺、めちゃくちゃノアの受験勉強邪魔したんじゃね?
「…お兄ちゃん、また顔色わるいよ…?」

[ノア視点]

退屈な入学式も終わり、ボクたちは教室に向かう
ことになった
…なんか強烈な視線を2人分感じたけど…。
………春休み中、兄さんとエッチなことたくさん
するのかと…思ってたけど、実際には兄さんは
すごく忙しそうでそんな暇なかった
…だから、すごく血が足りない……
帰ったらすぐにでも兄さんの首筋にかじりつきたい…
かしゃん!
…!!
ぼーっとしすぎて、ボールペンを落としてしまったらしい
「ノアくん…だよね」
あ……さっき入学式で隣に座っていた女子が拾ってくれた
「ええ、ありがとうございます」
と、受け取ろうとしたが…
「っ!?……ノアくん…?」 
彼女の細い手首を見て、つい掴んでしまっていた
「…!ごめんなさい」
…あ、危ないところだった…

はぁ…入学初日から大変だった…。
早く帰って兄さんの「あのっ……」
ん?さっきの女子だった
「どうしました?」
「えっと………あのね、一緒に帰って欲しくて…」
……??
「ボク今日はアイツと帰る予定なんですが…」
と遠くの友人を指さす
「………!そ、そうだよね…ごめんねっ」
……???

「はぁっ!?ばかじゃないの??」
電車に乗り、さっきあったことを友人に話すなり
怒られた
「あぁ…まあ新しく友人を作るチャンスだったかもしれないですね」
「いや…ていうか、あわよくば付き合えるのでは?」
…え?付き合う………??
…………友人になら、言ってもいいかな。
「…ボク、お付き合いしている人がいるんですが…」
「…………!?!?!?!?
なんだよ~!先に言ってよー!
てか全然知らなかった…」
こうなると次に聞かれるのは…
「僕の知ってる人??」
まあ、俳優さんだし………。
「ええ、知ってると思いますy「だれだれだれだれだれ!?!?」・・・・・。
どうしようか…。別に兄さんが恋人なことを話してもいいのだが、それがふとした時に周りに漏れて
兄さんが嫌な目に遭うのは避けたい
と考えていると、ちょうど友人が降りる駅に着いた
「絶対教えてよ!じゃあねー」
「また明日」
はぁ…
自分も次の駅で降り、改札を抜けた
……ん?なんだあの怪しい人…
………ん?? 
「兄さん…?」
「お!おかえりー。待ってたんだぞ!」
…?
「もー、ライン送ったのに見てないのか?」
…見てなかった。スマホを取りだしてみると、
確かにボクとお昼ご飯を食べたいとメッセージが
来ていた
「…で、そんな変な格好で待ち伏せしてたんですか」
サングラスにマスクに帽子……。ハイブランド不審者?逆に目立ちそう。
「ところで姉さんは…?」
入学式のとき一緒じゃなかったのか
「ん?フォトンは午後から撮影だって。事務所の人が迎えに来てたぞ」
姉さん、忙しいのに入学式を見に来てくれたのか。
…兄さんなら、ボクと付き合っているからと言って、姉さんをひとりぼっちにするような事なんて
しないはずなのに…。何を心配していたんだろう
「さて、飯くいに行こうぜ!」
「…ふふ、そうですね」
…。
ただの個室居酒屋じゃないか…!!
え…?この人昼から酒飲むの……?
と思ったそばから彼はハイボールを注文していた
えぇ……。
あ、そうだ。
「あの…兄さん」
「ん?」
ボクを見る兄さんがかっこいい…。
…。兄さんとお付き合いしていることを、
友人に言っていいか聞こうと思ったが……
ダメに決まってるよな。
「…いえ、入学式どうでした?」
「…!ノアかっこよかったぞ…♡
兄ちゃん頑張って撮影したから家で鑑賞しような♡♡」
いやそれはいいかな…、、
と思っているとハイボールがきた
「これこれ!美味そうだ」
……!!「待って兄さん!」
不思議そうにボクを見た兄さんの肩を掴み、
強引に首筋にかじりついた
「っ……!」
その薄い皮膚を破り、熱い血液を舌に感じる
ん……おいし…♡
「のあっ……♡こんな、とこで…ぇ♡
…んっ……ん…♡」
吸血時に与えられる快感に喘ぐ兄さん…えろ……
ぷは……美味しかった♡♡
ボクのお昼ご飯これで充分かも?
と兄さんを見ると
「…………」げっそり
・・・汗。吸いすぎた…?
「に、兄さん急に吸ってごめんなさい…
お酒飲んでから吸ったらボクも酔っ払いそうで」
「……っ!ああ、いいんだよこれくらい
さて、さっそく次の料理選ぼうぜ
(久しぶりの吸血が気持ちよすぎたけど、
魔力吸われるしちんぽはギンギンだし…帰れるかな?
このためにラブホって存在するのかぁ~。
俺は週刊誌が張り付いてるから無理だけど。)」



ご覧頂きありがとうございました!
次回から「弟成長編」が始まります
弟の体がアーク兄さんと同じくらいに成長してしまいます!!!
楽しみですね!!!!!!!!
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