中学生の弟が好きすぎて襲ったつもりが鳴かされる俳優兄

えびフィレオ

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朝帰りした兄にお仕置編

打ち上げの日にアーク君は何をしていたのか

[月代視点]



「アークさん、サラダどうぞ!」
女優さんの細い腕が彼に差し出される。
「すみません、ありがとうございます」
と微笑んだアーク君をみて、その女優さんは頬を赤らめた気がした。
…俺の分は??
今日はアーク君が出演したドラマの打ち上げがあり、その二次会でこのイタリア料理屋に来ていた。
「俺の分は無いのかね」
と、試しにアーク君の耳元で囁いてみる
…スルーされた。
「美味そうだなー俺も食いたいなー」
・・・。
「自分で取ればいいだろ」
「ちっ…俺も綺麗な女優さんに取り分けてほしいもんだよ」
と仕方なく自分で取ろうとしたが
彼が取り分けてくれたようだ。
「はい、俺が綺麗な女優じゃなくて悪かったな」
お礼を言おうとすると、横から笑い声が聞こえた
ん・・・?
「あははっ、月代君、マネージャーなのにアークさんにとってもらってるの?」
この人は、共演した中年俳優(ベテラン)のマネージャーだ。
星乃さんという。
「そうなんですよ~コイツ最初は女優さんにとってもらいたいって抜かしてましたからね」
どっと笑い声が上がる。
アーク君の隣に座っていた中年俳優(ベテラン)が声をかけた
「しかしアーク君、今回の演技もすごく上手かったよ!
俺が君くらいの年の時は全然だったなあ
…そうだ星乃、これ注文しておいてくれないか」
・・・?
しばらくして、星乃さんが注文したものが来たようだ
…あ、あれは…!!?
「これ好きなんだよな~、アーク君もどうだい?」
「お、ありがとうございます。ぜひ」
「ちょ…ちょっとアーク君!それ度数大丈夫なの!?何かで割った方が…」
それは度数が鬼な赤ワインだったから、俺は必死で止めた
「ん?ちょっと見せてください…こりゃすごいな」
身を乗り出して中年俳優(ベテラン)の持ってた赤ワインに顔を近づけるその仕草を見て、ベテラン俳優が少し戸惑った気がした
「そ、そういえばこれ度数すごいんだったな、やめといた方がいいな」
アーク君は残念そうにしていたが、やめてもらうように俺が説得した。
彼はまだまだこれから人気が出るところなんだから、酒に酔って変な騒ぎをされたら困るんだ。
「全く…この人に勧めてもらった酒を断るなんて」
と星乃さんに嫌味を言われた気がするが受け流しておいた。

「ところでアーク君は次どんな作品に出たいの?」
監督が話しかけてきた。
この監督は女の人だが、演技にはすごく厳しい人だ
「俺ですか?どんな役でも本気でやりますよ
…でも今回はちゃんとできるか不安に思ってましたけどね」
…そう。アーク君は今回、ヒモ男の役をやったのである。
しかしその後親の再婚により弟ができてからはちゃんとお兄ちゃんになるという内容の役だった。
ちなみに今作の主人公は弟だが、弟役は子役なので一次会の後に帰った。
「そう!主人公の兄という脇役にも関わらず!!女性をたぶらかすあの演技!!!
アレはクズだとわかっていても引っ掛かっちゃうわよ!!!」
と監督が熱く語る…。
「あははっ、監督それじゃ幸せになれませんよ」
と笑うアーク君を見て、みんな顔赤くしてないか…?
アーク君がイケメンなのはわかるが、大丈夫かこの人たち…
ふと彼がワイングラスをあおるのを横目に見ながら、俺は生ハムを口に流し込んだ
ん?アーク君、さっきまでスパークリングワイン飲んでなかった…??
「っっ」
…??
「アーク君、いつの間に赤ワインにしたの?」
「・・・・」
なんかぼーっとしてない?
「ちょっと、大丈夫?」
「っ、ああ、大丈夫だよ」
、、、もしかしてこれ鬼度数ワインじゃないか?
ベテラン俳優のグラスを間違えて飲んだのかと思ったが、あの人のグラスは向こうにあるからそうではない…
…誰かが、すり替えた?

彼は人気俳優だから、こんな罠が仕掛けられたとしてもおかしくない。
そして気づかなかった自分が不甲斐なく感じる
と思っていると。
なんと彼のグラスが空になっていた
「ちょ…ちょっとアーク君!?全部飲んだの!?」
「ん~~~…」
なんだか彼の様子がさっきからおかしい。
みんなもそれに気づいたようだ
まずいな……
「だいじょーぶだって月代、なんならもっと飲めるし!」
いや無理だろ!!
「いい加減にしてよ…ほら水!水お願いしまーす!!」
「ここなんか暑くないか…?脱ぎまーす」
!?!?!?
彼は着ていた服を脱ぎ………
「ストーーーーップ!!!!
みなさんすみません。アーク君が泥酔したのでこの辺でお暇させていただきます」
と彼の財布を勝手に探る
「アーク君大丈夫?
こんな時間だし、私たちもお開きにしましょうか」
と監督は言ってくれるが……
「へへへっ、くすぐったいぞつきしろ~~」
とベロベロになった彼をみるみんなの視線もなんか変だし…!
彼のエルメスの財布を勝手にこじ開け、札束を机の上においた
「お釣りはいらないんで!すみません失礼します」
「お疲れ様~~~」
彼を引っ張って店の外に出た。

外の冷たい空気を感じながら彼にコートを着せる
「はぁ~~~君さあ不用心すぎない!?もっと気をつけなよっ」
「涼しいなー……」
聞いてないし…
それより彼の家まで、距離があるのでどうしようか…
俺今日車で来てないし、星乃さんに勧められて少し酒飲んじゃったから送っていけない。
電車やタクシーで帰らせて吐かれても困る
うーん…
「…俺の家近いから、今日はそこで寝てもらうよ」
「つきしろの家……?」

家に帰ってきた。
アーク君が来るなんて予想してなかったから全然片付けてないけど、酔っ払ってるし問題ないだろう。
「お邪魔しま~す
お前ほんとに一人で暮らしてるんだな。彼女とかいないの?」
は?酔っ払ってるくせに何抜かしてんの?
彼は勝手に俺のベッドに滑り込んでいる
「月代の匂いがする~~」
はぁ…………
風呂くらい入ってほしいんだけど……
「アーク君!シャワー浴び…ん?」
も、もう寝てる………!!!!!
クソ…明日も仕事あるのに、二日酔いになったらどうするんだ!
「んん………」
…しかし美しい寝顔だ。
彼は愛嬌は足りないが、それでも俳優としての才能は充分にあると思っている。
特に21歳にしてこの色気は、、特出した才能と言ってもいいくらいだ
………時々、彼は淫魔なのではないかと思うくらい。
これから経験を積んで、他の魅力も伸ばしてほしい。
肩を揺らしてどうにか起こそうと試行してみる
「アーク君!頼むからシャワー浴びて!それから水も飲んで!」
…すると。
…………一瞬、何が起こったかわからなかったが。
彼に腕を引かれ、ベッドに倒れ込んだようだ
うえ………彼のディオールの香水と酒の匂いが混じって、いっぺんに鼻に入ってくるから混乱する
「………ちょ、アークく「ノア……♡」
……はい?
なんでここでノア君の名前が出るの?
そう考える俺をよそに、彼は俺の上にかぶさった
……あれ、なんかいつもより色気すごくない?
「ごめんなノア、俺途中で寝ちゃって……
今日はセックスする約束だったもんな♡♡」
・・・・・・・は????????
「ちょ、ちょっと待って!どういうこ…んっ」
なすすべもなく唇が合わせられる
ふと、俺の脚に何か膨らんだものが当たって…………
………!!!!!
全力で肩を押して唇を離した
「なんだよ…兄ちゃんはもっと深いキスしたいのに…」
なんで俺ノア君と間違えられてるの!?全然似てないけど…
………ていうか。アーク君、、もしかして
弟に手を出してるってことか……!?
なんで!?あの子中学生だよ!?おかしいだろ!
フォトンちゃんは知ってるのか!?
「まあいいや。早くしよ♡」
とズボンを脱・・・
ぎえーーーー!!!!このままじゃ俺アーク君に襲われる!
本当はぶん殴って気絶させたいが、俳優の顔に傷をつけるわけにはいかない。
…え?アーク君のちんこどうなってんの!?デカくね…?
じゃなくて!!!!
俺は必死に彼の肩を掴んで説得した
「アーク君!俺月代!!!ノア君じゃないから!」
しかし…
今度は顔を掴まれ、またキスされそうに・・・
!!!もう仕方ないから、みぞおちを蹴った。
「ぐは………っ」
はあ…はあ…
あ、あざになったりしないよな……??
うずくまる彼を見て、少し心配になってきた。
「あは……嬉しい…♡ノアもっといじめて…♡」
えーーーー!?
もう付き合いきれない!ダッシュで寝室から逃げて、ドアを重いもので塞いだ
…………はーーあのままだと犯されるところだった。
…ていうか!まさかアーク君が弟と………
以前アーク君がカレンダー撮影の監督に洗脳された時、やたらノア君が怒っていたのはそういうことだったのか。
…ということは、両思いなんだよな…?虐待とかではなく…。
………しかし、ある意味こんな目にあったのが俺でよかったな。
もしさっきの二次会の参加者に連れ去られていたら…と思うとゾッとする。


ご覧いただきありがとうございます!
次回は「兄女装編」です
女装した兄とデートをします
お楽しみに!!!


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