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弟誕生日編
3兄妹が美味いもの食べるだけの話
結局3セットくらい服を買った。
すごい値段になったんだろうな…
途中で兄さんがフリフリのワンピースを勧めてきたからぶっ飛ばしそうになったけど!
もうっ…。ここは家のクローゼットじゃないんですよ!
レストランについた
「予約したアークです」
と兄さんがウエイターに声をかけると、夜景の綺麗な窓辺のテーブルに案内された
コース料理なのか…
よくわからない葉っぱの…煮物?佃煮?とか、謎の植物のサラダが出てきた
「いただきまーす」
…うぇ、謎の佃煮?、にが…
「あははっ、すごい顔してるな
それはフキじゃないか?」
あ、フキか…どおりで苦いわけだ。
正体がわかると意外と食べられた。
「わ~、この盛り付け映える~」カシャ
「ちょ…フォトンやめなさい格式高いレストランなんだから!」
「あ、そうだノアくん!これ月代さんから」
と姉さんはボクに小さな箱を渡してきた
わ…なんだろうこれ?
「チョコだって~」
てか、あの人兄さん経由で渡さなかったのがちょっとウケる。
「は?アイツ俺の誕生日のとき何もくれなかったんだが!」
「ノアくん、私からもあとで渡すからね♡」
「ええ、ありがとうございます」
次にお刺身がきた
わ……鯛のお刺身?まろやかで美味しい。
………。
「兄さんも食べたらどうですか…?そんなに見られたら食べづらい…」
「ん、ノアの食べてる姿が可愛くて…♡」
うぅ……恥ずかしい…!
「ねー1番映える料理なにかなー?」
…。スマホを取り出して姉さんのインスタを見ると、すでにストーリーに写真を投稿していた
「兄と弟とでぃなー✌️」
「姉さん、早速写真あげたんですね」
「うんっ!あ、お兄ちゃんの手綺麗ってコメント来てるよ!」
「ん?まあな」
うわっ…すごい自信。
と思っていると、次は天ぷらがきた
わぁ…!たくさん種類がある。
しそ、なす、かぼちゃ、かに、謎の魚、きのこ、……これは、りんご?
「ん~♡サクサクでおいしー!」
「サクサクですけど…おつゆにつけるとしなしなになっちゃいますね」
仕方ないのかな…。
「あぁ、そこに塩があるだろ?それで食うのも美味いぞ」
へぇ…この塩何に使うのかと思ってたけど、兄さんは大人だなぁ。
ん…しその天ぷらおいし…
「って!兄さんまた見てる!」
「いいじゃん見たって!おまえかわいいんだもん♡」
うぅ…………
「ね、姉さんだってかわいいじゃないですか!」
「ん?フォトンも見てたんだけど、もう今は食べ終わったみたいだから。」
は?
「りんごの天ぷらって意外と美味しいんだね!次は何かな~」
えぇー…?食べるのはや…どうなってんの?
ボクもあわてて食べた
次は謎の茶碗蒸しだった
え…なにこれ?説明聞きそびれたけど、茶碗蒸しの豆腐の上に謎の…貝の身みたいなものと、少し苦みのあるシャバシャバした濁ったスープがかかってる
えぇ…なんとも言えない味わい…。説明求む。
「ん、このウニ美味いな…ウニのスープも優しい味わいだな」
あ…!これウニだったんだ。家じゃ食べないから分からなかった…!!
うぅ…兄さんはなんでも知ってるな…
不思議なことにウニだとわかると食べる気になれる。
てか、このコース料理海鮮多めだな…
と思ったら、次はローストビーフ寿司だった
「ローストビーフって美味しいよね~♡」ぱくぱくぱく
うわっ…姉さんの食べるとこ見てみたけど、やっぱりすごいスピード…。
「あの、もっとゆっくり食べないと消化に悪いんじゃ…」
「だって美味しいんだもん~♡」
はぁ…
次はウニのお吸い物だった
兄さんは焼酎を飲んでいる
…なんかさっきから喋らないけど、美味しいのかな?
「兄さん」
「…ん、なんだ?」
うぅ……かっこいい……
「あの…今日はありがとうございます
ボク嬉しいです」
恥ずかしいけど、お礼は言わないといけないと思って言う
「…♡よかった…
俺もノアが喜んでくれて嬉しいぞ」
と微笑んでくるからドキドキする
「あの、ボク…早く大人になりたいです
かっこいい大人になるから…だから
兄さん、姉さん…ボクと一緒にいて欲しいです」
……。
「なにかわいいこと言ってんだよ~♡」
「ね~♡お願いされなくたって一緒にいるよぉ♡」
恥ずかしい…。
けど、兄さんも姉さんも大好き…
………これはさすがに恥ずかしすぎて言えなかった。
次はデザートととうもろこし茶だった
「あとで誕生日ケーキ買ってやろうか?」
「いやいいですよ…もうこれ以上食べれません」
「そーだ!この流れで渡しちゃおーう!
私からはこれをあげる!」
姉さんはオシャレな紙袋を渡してきた
ん……?ハンドクリームと日焼け止めだ
「ノアくん、日焼けすると赤くなっちゃうでしょ?それ最強だから使ってみて!」
「ありがとうございます…!ハンドクリームも切らしてたんで嬉しいです」
「もー♡かわいい弟だなぁ♡
そういや月代さんの誕生日っていつなんだろ?あの人オトナだから何あげたらいいか迷う~♡」
と言い出すやいなや、お酒を飲んでいた兄さんの表情が曇る…。おもしろ。
「ねえねえお兄ちゃん!あの人の誕生日っていつなの?」
「フォトン…!アイツにプレゼントなんてやらんでいいぞ!俺にはくれなかったんだから!」
「えーさすがにカレシにあげないのはまずくない?誕生日教えてよぉ~」
直接聞けばいいんじゃないか…?
「……お前より後の月って事は教えてやるよ」
「あ、そうなの?じゃあ先にプレゼントもらえるよね♡なにくれるんだろ!うふふっ」
「…マジでファミチキとかでいいからな!
過去に俺にくれたのそのレベルだったし!」
根に持ちすぎでしょ…
あの人なら、姉さんからならファミチキでも喜びそうだな。
「…とにかく!次俺からのプレゼントな!」
…え?
「ま、待ってください兄さん…!
ご馳走してもらったし、服まで買ってもらったじゃないですか」
さすがにこれ以上はもらえない…!と思ったが、彼はボクの頬に触れて口説いてきた
「何言ってんだよ、世界で1番愛してるお前の誕生日なんだから、これでも足りないくらいだぞ」
……、、耳まで熱くなってきて、兄の顔を見れない。
こんなセリフ、何人の女性が俳優の兄さんに言われたいと願っているだろうか
それを独り占めだなんて……
恥ずかしくて下を向いていると、箱を差し出された
…なんだろ、これ?
開けると、万年筆が入っていた
わ…すごく美しい。高かったんだろうな…
「ノアボールペンで勉強してるときあるだろ?これ書き心地いいから使って見てほしい」
「ありがとうございます…!大事にしますね」
と微笑むと、兄は頬を赤くしてボクの頭を撫でた
「喜んでくれてよかったよ
ほんとは指輪にしたかったんだが、まだ学生だしな…」
ゆ、ゆ、……指輪!?
「はー、お前が女ならもう結婚出来る歳なのになー」
いや、兄弟な時点で無理でしょ……
それに…指輪は、ボクから渡したい…。
と思っているけど、恥ずかしくて言えなかった。
「ねーそろそろ帰らない?」
ヒマそうにスマホを眺める姉さんに言われ、ようやく家に帰ることにした
「次は姉さんの誕生日ですね」
「うんっ♡楽しみにしてていいよね?」
「もちろん!フォトンの誕生日も盛大に祝ってやるぞ!」
姉さんはボクと違ってキラキラ高校生だから、恐らく色んな人に祝ってもらえるんだろうな
…ボクはこの2人に祝ってもらえただけで嬉しいけどっ。
「去年は友達とお泊まりパーティーしたんだよね~♡
でも今年は月代さんとも過ごしたいな」
…ふふ、姉さんがその名前を出した時の兄さんの反応が面白すぎる。
「おい待て!まさか2人っきりになるんじゃないだろうな」
「?そうでしょ。なんなら2人でお泊まりパーティーでも…」「やめろー!早すぎるだろ!そうなったら俺はアイツを逮捕するぞ!」
元気だなぁ兄さん…。
ご覧いただきありがとうございます!
次回は「弟大学生編」です!
お楽しみに!
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