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私の可愛いアディ(sideシュトレイ伯爵)
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気が付けば私は、アディの小さな体を抱きかかえ、必死に馬車を走らせていた。
その体温が、腕の中から少しずつ薄れていく感覚に、血の気が引いてゆく。
───どうか、間に合ってくれ。
数時間前、執事長のローゼンが、アディを救う方法があるかもしれないと進言してきた。
ローゼンの話によると、彼はつい最近、アディの友人である紫色の瞳をした男の子に、魔法で助けられたとのだという。そしてその時、もしかしたら呪いの装備を魔法で解いてくれたのかもしれない・・・と。
その少年のことなら、私もよく覚えている。
青い髪に、紫の瞳。幼い頃に魔力を暴走させてしまい、今もなお街の人々から【呪われた子供】と言われ、忌避されている少年。
魔力暴走の噂を聞いた私は、陰ながら彼のために魔法学の教師を送り込んだこともあった。だが、教師達は彼を恐れ、近づこうとせず、彼の力を導いてやることはできなかった。
ならばせめて、静かに暮らせるように。そう願って、私は腕利きの大工たちを呼び寄せ、穏やかな森の入り口付近に、一軒の家を建てさせた。
しかし、その家は、いつの間にか姿を消した。
正確には、森の奥へ奥へと、じわじわ移動していったのだ。まるで、自らの意思を持っているかのように。あの少年が、意図的にそうしたのだろうか・・・。
かつては森の入口にあったはずの家。だが、今ではその場所の正確な位置を知る者はいない。
なんという膨大な魔力を持った子なんだろう。
報告を聞いた私は、思わず背筋に冷たいものが走った。
・・・言うまでもなく、森を立ち入り禁止にしたのは、私の命令によるものなのだ。
魔物が住み着いているからと、嘘を吹き込んでまでして。
「その少年は・・・今、どこにいる!」
「い、いえ。それが、私にもさっぱりで・・・以前お会いした時は、街に遊びに来ておりました。・・・お役に立てず、申し訳ございません。」
「いや、いい。探せ!しらみ潰しに調べろ!」
部屋の中で静かに控えていた護衛たちは、一瞬息を呑んだが、すぐに頷き、慌ただしく部屋を出て行く。
私は、アディをガラス細工のように、細心の注意を払って腕に抱える。
少しでも力加減を誤れば、この愛おしい小さな命が、砕けてしまいそうなのだ。
「馬車の準備を!」
叫ぶように命じると、扉の向こうから「はっ!」という返事が返る。
すぐに数人の足音が走り出し、車輪の軋む音が中庭から聞こえ始める。
───整備された道を、馬車は激しく揺れながら駆け抜けていく。
道中、何度も窓の外を見る。すれ違う人々の中に、あの少年の姿を探し続ける。しかし、どれだけ町を巡っても、手がかりはつかめなかった。
どうすればいいんだ。このままでは、本当にアディは・・・
ふと、ある記憶が脳裏をよぎる。
「あの日、アディは・・・森へ行った、と言っていた。」
あれは、アディに外出を禁じた日のことだった。
どこへ行っていたのか、おおよその見当はついていたが、それでも問いたださずにはいられなかった。
「どこへ行っていたんだい?」
少しの沈黙のあと、アディはぽつりと答えた。
「・・・森へ。」
抱きかかえたアディに視線を落とす。色を失った唇、薄く閉じられた瞼、そして透けるような白い肌。今にも消えてしまいそうな、壊れ物のように弱々しい命。
私は即座に決意し、アディを腕に抱き、勢いよく馬車の扉を開けた。
私が飛び出した瞬間、「お待ちください!」という制止の声が聞こえる。護衛たちが慌てて後を追ってくるが、それすらも気に留めず、私はただ、森の奥へと駆けていった。
「誰か・・・誰か、いないのか!!」
声を張り上げる私の腕の中で、アディの体温が徐々に失われていく。
その血色の無い顔色に、どうしても最悪の想像が思い浮かんでしまう。
「アディ・・・頼む、父を置いて、いかないでくれ。」
新調したばかりの上着は、枝に引っかかり、破れ、足元には植物の棘が刺さっている。
痛みなど感じる暇もない。私はただ、可愛い我が子を救いたい一心で、更に森を駆け抜けた。
やがて、木々が途切れ、目の前にふいに光が差し込んだ。茂みの向こうに広がるのは、太陽の光が降り注ぐ、ぽっかりと開けた空間だった。
芝生に覆われた地面、淡い風に揺れる草花。その静けさに、私は、わずかに息を整える。
だが、その瞬間。
──グルルルル。
低く、唸るような獣の声。
現れたのは、巨大な黒い魔犬だった。
鋭い牙が、私たちに狙いを定めている。
───ああ、もう、ダメかもしれない。そう思った瞬間だった。
「下がって!」
風を裂く音と共に、小さな少年が私の前に飛び出してきた。
紫の瞳が、太陽の光を受けて、キラッと光る。
剣を振るう速さは、人間の領域を超えていた。
耳をつんざくような断末魔と共に、赤く飛び散る血飛沫。魔犬はあっという間に斬り伏せられ、その場に倒れた。
倒れた魔物のすぐ隣にいる少年の背中は、淋しげな雰囲気を纏いながらも、揺るぎない力強さを秘めていた。
「君は・・・ルイン、か?」
思わず零れたその言葉に応えるかのように、少年はゆっくりと振り返る。
私は息を呑んだ。目の前の少年は、間違いなく、ローゼンが言っていた紫の瞳の少年だった。
少年の瞳に映ったのは、痛ましいほどに弱りきったアディの姿だった。
「あ、アゼ・・・。アゼ・・・。」
震えた声で、少年はアディに呼びかける。
アディの呼吸は浅く、今にも途絶えそうだった。冷たい汗が額を伝い、全身の力が抜け落ちていくアディの姿。
私はそっと腕を緩め、大切なものを置くように、慎重に地面へ横たえて、目の前の少年に懇願した。
「この指輪のせいで、アディは・・・。お願いだ。助けてくれ。」
涙が出ぬよう、額に深い皺を寄せ、頭を下げる。
「君が助けてくれたなら、私はどんな願いでも叶えよう。金銭でも、地位でも、何だって。」
だが、少年は首を横に振った。
「見返りなんて、いりません。」
「ならば君は!!アディを見殺しにするというのか!?」
やけになって、胸ぐらを掴む。
「違います!」
少年は叫んだ。
「アゼは、大事な・・・友達だから!友達を助けるのに、見返りなんていらない!!」
少年は私を押しのけ、アディの側に飛び寄る。
そして、そっと指輪に手をかざす。
「・・・解呪。」
紫色の鮮明な光が、指輪から溢れ出した。時が経ち、徐々に光は輝きを弱め、やがて音もなく消え去った。
私は震える手でアディを抱きしめる。
だが・・・呼吸は、戻っていない。
「ッ、どいてください!」
少年が声を上げたかと思うと、すぐさま人工呼吸を施し始めた。
真剣な瞳。乱れる呼吸。揺れる青色の髪。
───この子になら、アディを任せてもいいかもしれない。
一瞬、そう思いかけたが・・・。
・・・いや、やはりダメだ。アディはお嫁にやらん。
思わず心の中で否定する。私の可愛い息子を、そう簡単に渡してたまるか。
心の中で葛藤をしていると、アディが苦しげに咳き込み、目を開けた。
「アディ・・・!」
「ん、あ・・・ルイン。」
アディの声が耳に届いた瞬間、胸の奥に張りつめていたものが、一気に崩れ落ちた。
込み上げる想いに抗えず、静かに涙が頬を伝った。
───本当に、良かった。生きていてくれて、ありがとう。
安堵と歓喜が入り混じる心を落ち着かせるように、私は静かにアディの手を握った。
その存在を確かめるように、優しく、ゆっくりと。
暖かい手を握り、嬉しさが込み上げてくる。けれど、アディの言葉に、私はふと小さな違和感を覚えた。
アディの大好きな父様と目が合ったはずなのに。
真っ先に呼ばれたのは、少年・・・ルインの名前だった。
───暫くして、私たちは、ルインと共に森を後にした。
森の外では、騒ぎを聞きつけた街の人々が集まっていた。
「伯爵が、呪われた子供に襲われた」などという、根も葉もない噂が飛び交っている。
私は一歩前へ出て、静かに手を上げる。
「皆、聞いてくれ。この少年───ルインは、私の可愛い息子を、アデクの命を救ってくれた。恩人だ!」
その言葉が響き渡った瞬間、場にざわめきが広がり、やがて、あたたかな拍手と歓声が沸き起こる。
もはや誰も、彼を【呪われた子供】とは呼ばなかった。
私はもう一度、アディを腕に抱きながら、隣に立つ少年の横顔を見つめた。
───いつかこの少年が、誰にも恐れられずに、堂々とこの街を歩ける日が来ることを願って。
その体温が、腕の中から少しずつ薄れていく感覚に、血の気が引いてゆく。
───どうか、間に合ってくれ。
数時間前、執事長のローゼンが、アディを救う方法があるかもしれないと進言してきた。
ローゼンの話によると、彼はつい最近、アディの友人である紫色の瞳をした男の子に、魔法で助けられたとのだという。そしてその時、もしかしたら呪いの装備を魔法で解いてくれたのかもしれない・・・と。
その少年のことなら、私もよく覚えている。
青い髪に、紫の瞳。幼い頃に魔力を暴走させてしまい、今もなお街の人々から【呪われた子供】と言われ、忌避されている少年。
魔力暴走の噂を聞いた私は、陰ながら彼のために魔法学の教師を送り込んだこともあった。だが、教師達は彼を恐れ、近づこうとせず、彼の力を導いてやることはできなかった。
ならばせめて、静かに暮らせるように。そう願って、私は腕利きの大工たちを呼び寄せ、穏やかな森の入り口付近に、一軒の家を建てさせた。
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かつては森の入口にあったはずの家。だが、今ではその場所の正確な位置を知る者はいない。
なんという膨大な魔力を持った子なんだろう。
報告を聞いた私は、思わず背筋に冷たいものが走った。
・・・言うまでもなく、森を立ち入り禁止にしたのは、私の命令によるものなのだ。
魔物が住み着いているからと、嘘を吹き込んでまでして。
「その少年は・・・今、どこにいる!」
「い、いえ。それが、私にもさっぱりで・・・以前お会いした時は、街に遊びに来ておりました。・・・お役に立てず、申し訳ございません。」
「いや、いい。探せ!しらみ潰しに調べろ!」
部屋の中で静かに控えていた護衛たちは、一瞬息を呑んだが、すぐに頷き、慌ただしく部屋を出て行く。
私は、アディをガラス細工のように、細心の注意を払って腕に抱える。
少しでも力加減を誤れば、この愛おしい小さな命が、砕けてしまいそうなのだ。
「馬車の準備を!」
叫ぶように命じると、扉の向こうから「はっ!」という返事が返る。
すぐに数人の足音が走り出し、車輪の軋む音が中庭から聞こえ始める。
───整備された道を、馬車は激しく揺れながら駆け抜けていく。
道中、何度も窓の外を見る。すれ違う人々の中に、あの少年の姿を探し続ける。しかし、どれだけ町を巡っても、手がかりはつかめなかった。
どうすればいいんだ。このままでは、本当にアディは・・・
ふと、ある記憶が脳裏をよぎる。
「あの日、アディは・・・森へ行った、と言っていた。」
あれは、アディに外出を禁じた日のことだった。
どこへ行っていたのか、おおよその見当はついていたが、それでも問いたださずにはいられなかった。
「どこへ行っていたんだい?」
少しの沈黙のあと、アディはぽつりと答えた。
「・・・森へ。」
抱きかかえたアディに視線を落とす。色を失った唇、薄く閉じられた瞼、そして透けるような白い肌。今にも消えてしまいそうな、壊れ物のように弱々しい命。
私は即座に決意し、アディを腕に抱き、勢いよく馬車の扉を開けた。
私が飛び出した瞬間、「お待ちください!」という制止の声が聞こえる。護衛たちが慌てて後を追ってくるが、それすらも気に留めず、私はただ、森の奥へと駆けていった。
「誰か・・・誰か、いないのか!!」
声を張り上げる私の腕の中で、アディの体温が徐々に失われていく。
その血色の無い顔色に、どうしても最悪の想像が思い浮かんでしまう。
「アディ・・・頼む、父を置いて、いかないでくれ。」
新調したばかりの上着は、枝に引っかかり、破れ、足元には植物の棘が刺さっている。
痛みなど感じる暇もない。私はただ、可愛い我が子を救いたい一心で、更に森を駆け抜けた。
やがて、木々が途切れ、目の前にふいに光が差し込んだ。茂みの向こうに広がるのは、太陽の光が降り注ぐ、ぽっかりと開けた空間だった。
芝生に覆われた地面、淡い風に揺れる草花。その静けさに、私は、わずかに息を整える。
だが、その瞬間。
──グルルルル。
低く、唸るような獣の声。
現れたのは、巨大な黒い魔犬だった。
鋭い牙が、私たちに狙いを定めている。
───ああ、もう、ダメかもしれない。そう思った瞬間だった。
「下がって!」
風を裂く音と共に、小さな少年が私の前に飛び出してきた。
紫の瞳が、太陽の光を受けて、キラッと光る。
剣を振るう速さは、人間の領域を超えていた。
耳をつんざくような断末魔と共に、赤く飛び散る血飛沫。魔犬はあっという間に斬り伏せられ、その場に倒れた。
倒れた魔物のすぐ隣にいる少年の背中は、淋しげな雰囲気を纏いながらも、揺るぎない力強さを秘めていた。
「君は・・・ルイン、か?」
思わず零れたその言葉に応えるかのように、少年はゆっくりと振り返る。
私は息を呑んだ。目の前の少年は、間違いなく、ローゼンが言っていた紫の瞳の少年だった。
少年の瞳に映ったのは、痛ましいほどに弱りきったアディの姿だった。
「あ、アゼ・・・。アゼ・・・。」
震えた声で、少年はアディに呼びかける。
アディの呼吸は浅く、今にも途絶えそうだった。冷たい汗が額を伝い、全身の力が抜け落ちていくアディの姿。
私はそっと腕を緩め、大切なものを置くように、慎重に地面へ横たえて、目の前の少年に懇願した。
「この指輪のせいで、アディは・・・。お願いだ。助けてくれ。」
涙が出ぬよう、額に深い皺を寄せ、頭を下げる。
「君が助けてくれたなら、私はどんな願いでも叶えよう。金銭でも、地位でも、何だって。」
だが、少年は首を横に振った。
「見返りなんて、いりません。」
「ならば君は!!アディを見殺しにするというのか!?」
やけになって、胸ぐらを掴む。
「違います!」
少年は叫んだ。
「アゼは、大事な・・・友達だから!友達を助けるのに、見返りなんていらない!!」
少年は私を押しのけ、アディの側に飛び寄る。
そして、そっと指輪に手をかざす。
「・・・解呪。」
紫色の鮮明な光が、指輪から溢れ出した。時が経ち、徐々に光は輝きを弱め、やがて音もなく消え去った。
私は震える手でアディを抱きしめる。
だが・・・呼吸は、戻っていない。
「ッ、どいてください!」
少年が声を上げたかと思うと、すぐさま人工呼吸を施し始めた。
真剣な瞳。乱れる呼吸。揺れる青色の髪。
───この子になら、アディを任せてもいいかもしれない。
一瞬、そう思いかけたが・・・。
・・・いや、やはりダメだ。アディはお嫁にやらん。
思わず心の中で否定する。私の可愛い息子を、そう簡単に渡してたまるか。
心の中で葛藤をしていると、アディが苦しげに咳き込み、目を開けた。
「アディ・・・!」
「ん、あ・・・ルイン。」
アディの声が耳に届いた瞬間、胸の奥に張りつめていたものが、一気に崩れ落ちた。
込み上げる想いに抗えず、静かに涙が頬を伝った。
───本当に、良かった。生きていてくれて、ありがとう。
安堵と歓喜が入り混じる心を落ち着かせるように、私は静かにアディの手を握った。
その存在を確かめるように、優しく、ゆっくりと。
暖かい手を握り、嬉しさが込み上げてくる。けれど、アディの言葉に、私はふと小さな違和感を覚えた。
アディの大好きな父様と目が合ったはずなのに。
真っ先に呼ばれたのは、少年・・・ルインの名前だった。
───暫くして、私たちは、ルインと共に森を後にした。
森の外では、騒ぎを聞きつけた街の人々が集まっていた。
「伯爵が、呪われた子供に襲われた」などという、根も葉もない噂が飛び交っている。
私は一歩前へ出て、静かに手を上げる。
「皆、聞いてくれ。この少年───ルインは、私の可愛い息子を、アデクの命を救ってくれた。恩人だ!」
その言葉が響き渡った瞬間、場にざわめきが広がり、やがて、あたたかな拍手と歓声が沸き起こる。
もはや誰も、彼を【呪われた子供】とは呼ばなかった。
私はもう一度、アディを腕に抱きながら、隣に立つ少年の横顔を見つめた。
───いつかこの少年が、誰にも恐れられずに、堂々とこの街を歩ける日が来ることを願って。
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