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番外編④ 〜初エッチ〜
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びっくりした。
すごく、びっくりした。
確かに今日は僕の誕生日だった。
でも、なんていうか…
あまり自分の誕生日を意識したことがなかったから。
「そ、空…どうした?」
え、何が?
どうしたのひよしさん、店員さん達も、僕を見て唖然としてる。
どうしたんだろう。
ふと頬を一筋、つーっと流れるものを感じた。
嘘…
僕、泣いてる?
気づいた途端、涙がどっと溢れ出てきた。
止まらなくて、慌てて、手で涙を拭う。
「空、大丈夫か?いやー、なんかマズかったかな」
ひよしさんが焦ったように言った。
そっか、これひよしさんのサプライズなんだ。
「ぅ、ひっく、ちがう…っ、っく、ぼく、こんな風に、誕生日祝ってもらったこと…っ、なかったから…っ」
言ってしまってからまた涙が出てきた。
僕の意思を無視して次々と溢れてくる。
どうしよう、止まらない。
こんなの初めてだったんだもん。
嬉しくて、涙、止まらないよ。
すると、ひよしさんが僕の手を握ってくれた。
ぎゅっと強く。
「空、これからは俺が毎年お前の誕生日を祝うよ。今日がその1回目だ」
握ってくれた手から温かさが伝わる。
なんか、ひよしさんも目ちょっと潤ませてない?
やめてよ、ひよしさん。
身体の中の水分、全部出ちゃうよ。
「ぐすっ」
気づくと女性の店員さんもちょっと泣いてた。
客席からもパラパラと拍手が聞こえた。
「ひっ、く、ぅ、ひよしさん、ティッシュちょうだい」
なんか一人でバカみたいに泣いて恥ずかしくなって、誤魔化すように言った。
すごく、びっくりした。
確かに今日は僕の誕生日だった。
でも、なんていうか…
あまり自分の誕生日を意識したことがなかったから。
「そ、空…どうした?」
え、何が?
どうしたのひよしさん、店員さん達も、僕を見て唖然としてる。
どうしたんだろう。
ふと頬を一筋、つーっと流れるものを感じた。
嘘…
僕、泣いてる?
気づいた途端、涙がどっと溢れ出てきた。
止まらなくて、慌てて、手で涙を拭う。
「空、大丈夫か?いやー、なんかマズかったかな」
ひよしさんが焦ったように言った。
そっか、これひよしさんのサプライズなんだ。
「ぅ、ひっく、ちがう…っ、っく、ぼく、こんな風に、誕生日祝ってもらったこと…っ、なかったから…っ」
言ってしまってからまた涙が出てきた。
僕の意思を無視して次々と溢れてくる。
どうしよう、止まらない。
こんなの初めてだったんだもん。
嬉しくて、涙、止まらないよ。
すると、ひよしさんが僕の手を握ってくれた。
ぎゅっと強く。
「空、これからは俺が毎年お前の誕生日を祝うよ。今日がその1回目だ」
握ってくれた手から温かさが伝わる。
なんか、ひよしさんも目ちょっと潤ませてない?
やめてよ、ひよしさん。
身体の中の水分、全部出ちゃうよ。
「ぐすっ」
気づくと女性の店員さんもちょっと泣いてた。
客席からもパラパラと拍手が聞こえた。
「ひっ、く、ぅ、ひよしさん、ティッシュちょうだい」
なんか一人でバカみたいに泣いて恥ずかしくなって、誤魔化すように言った。
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