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異世界に転移しちゃいました
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ある日、目覚めたら そこは異世界だった。
トラックにも撥ねられた覚えはないし、突然の光に包まれた覚えもないのに。
いつ 異世界と繋がった?
記憶を辿ってみると・・
昨夜は寒かったので、ラーメンを食べた後、湯船に湯を張り、お気に入りの入浴剤ゆずの香りでびばのんのんしていた。
ゆっくり浸かろうと思っていたら、突然、クアッカワラビーを大きくしたような動物が混浴してきて、「どこから来たん!?」とか言ってるうちに温まって眠くなってきて。
クアッカワラビーがお姫様抱っこして 布団に連れて行ってくれて。
「親切だねぇ」なんて言ってるうちに眠くなってきて。
目が覚めたら 異世界。
「クアッカワラビーか・・」
僕の隣で くーくーと可愛い寝息を立てるクアッカワラビー。
あどけない寝顔が可愛すぎて怒れないじゃないか。
「もしかしたら、あまりにも期末テストが嫌過ぎて現実逃避してしまったのかも・・」
異世界まで逃避するのか。やるな、自分。
いや、褒めるとこじゃないけど。
僕が今いるのは、大きな樹木の中のように見える空間。
大樹をくり抜いたような部屋の中には、木製の家具が並んでいる。
丸い窓から見える景色は、森や川。小鳥たちのさえずりが聞こえる。
眠そうな目を細く開けて、「おはよう」とクアッカワラビーは言った。
動物と話せるって 新鮮だな。
「おはよう、じゃなくて、ここはどこ?」
「私は誰?」
「クアッカワラビー?」
「残念! リリちゃんです♪」
「いや、それは分からんて」
リリちゃんは、僕をソファに座らせると コーヒーのような茶色い飲み物を差し出した。
飲んで大丈夫なのだろうか、これ。
一抹の不安を感じつつも コーヒーのような良い匂いに 和みそうになる。
ちょろい僕は クアッカワラビーの思う壺。
「航くん、異世界にようこそ」
丁寧にお辞儀するリリちゃん。
可愛すぎて なんでとか突っ込めないわ。
「実は、航くんに協力していただきたいことがありまして、この世界にお招きしてしまいました。異世界の勇者のお力を私達にお貸しくださいませ。願いが叶ったその時には、元の世界へ帰れるように大王様にお願いしてみますので、何卒、お力添えをお願い致しまする~」
はは~!と 拝み倒すリリちゃん。
いつの間にか リリちゃんの後ろにはクアッカワラビーのような動物たちが数十匹も増えていて 狭い部屋はクアッカワラビーでぎっしりすし詰め土下座状態。ふわもこの茶色い絨毯や~。
「勇者? 僕って、勇者でも何でもない普通の中学生なんだけど・・」
なんかすごく期待されてるみたいだけど 大丈夫なのかな?
「勇者様、お願い♪」
手を合わせてお願いポーズ&小首かしげとはっっ!
可愛いすぎて悶絶!
「ははっ!僕が来たからにはもう何の心配も無い!まっかせなさ~い!」
つい大ぼらを吹いてしまい
「「「おぉっ! さすが勇者様だ! 皆の者、万歳三唱じゃっ♪」」」
いつの間にか先頭に居た 長老のような貫禄のあるクアッカワラビーが音頭を取り、
ばんざ~い!ばんざ~い!ばんざ~い!
万歳三唱の後、大拍手に包まれていたのでした。
トラックにも撥ねられた覚えはないし、突然の光に包まれた覚えもないのに。
いつ 異世界と繋がった?
記憶を辿ってみると・・
昨夜は寒かったので、ラーメンを食べた後、湯船に湯を張り、お気に入りの入浴剤ゆずの香りでびばのんのんしていた。
ゆっくり浸かろうと思っていたら、突然、クアッカワラビーを大きくしたような動物が混浴してきて、「どこから来たん!?」とか言ってるうちに温まって眠くなってきて。
クアッカワラビーがお姫様抱っこして 布団に連れて行ってくれて。
「親切だねぇ」なんて言ってるうちに眠くなってきて。
目が覚めたら 異世界。
「クアッカワラビーか・・」
僕の隣で くーくーと可愛い寝息を立てるクアッカワラビー。
あどけない寝顔が可愛すぎて怒れないじゃないか。
「もしかしたら、あまりにも期末テストが嫌過ぎて現実逃避してしまったのかも・・」
異世界まで逃避するのか。やるな、自分。
いや、褒めるとこじゃないけど。
僕が今いるのは、大きな樹木の中のように見える空間。
大樹をくり抜いたような部屋の中には、木製の家具が並んでいる。
丸い窓から見える景色は、森や川。小鳥たちのさえずりが聞こえる。
眠そうな目を細く開けて、「おはよう」とクアッカワラビーは言った。
動物と話せるって 新鮮だな。
「おはよう、じゃなくて、ここはどこ?」
「私は誰?」
「クアッカワラビー?」
「残念! リリちゃんです♪」
「いや、それは分からんて」
リリちゃんは、僕をソファに座らせると コーヒーのような茶色い飲み物を差し出した。
飲んで大丈夫なのだろうか、これ。
一抹の不安を感じつつも コーヒーのような良い匂いに 和みそうになる。
ちょろい僕は クアッカワラビーの思う壺。
「航くん、異世界にようこそ」
丁寧にお辞儀するリリちゃん。
可愛すぎて なんでとか突っ込めないわ。
「実は、航くんに協力していただきたいことがありまして、この世界にお招きしてしまいました。異世界の勇者のお力を私達にお貸しくださいませ。願いが叶ったその時には、元の世界へ帰れるように大王様にお願いしてみますので、何卒、お力添えをお願い致しまする~」
はは~!と 拝み倒すリリちゃん。
いつの間にか リリちゃんの後ろにはクアッカワラビーのような動物たちが数十匹も増えていて 狭い部屋はクアッカワラビーでぎっしりすし詰め土下座状態。ふわもこの茶色い絨毯や~。
「勇者? 僕って、勇者でも何でもない普通の中学生なんだけど・・」
なんかすごく期待されてるみたいだけど 大丈夫なのかな?
「勇者様、お願い♪」
手を合わせてお願いポーズ&小首かしげとはっっ!
可愛いすぎて悶絶!
「ははっ!僕が来たからにはもう何の心配も無い!まっかせなさ~い!」
つい大ぼらを吹いてしまい
「「「おぉっ! さすが勇者様だ! 皆の者、万歳三唱じゃっ♪」」」
いつの間にか先頭に居た 長老のような貫禄のあるクアッカワラビーが音頭を取り、
ばんざ~い!ばんざ~い!ばんざ~い!
万歳三唱の後、大拍手に包まれていたのでした。
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