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救え! セーラン商店街編
95色 編み出せ! 商店街繁盛計画!2
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「!? メガネッ!」
「あ、レータ!」
「……メガネ」
「れいたくん、こんにちは」
「あら、イヤミメガネじゃありませんの」
「メガネくんどうしてここに?」
「こんにちは、メガネくん」
「やっほーメガちゃん」
入ってきたメガネくんにアカリ達は口々挨拶をすると、メガネくんは「正解が二割しかないんだが……」と返す。
「……なにしにきたのよ?」
いつもの様に挨拶をしていたメガネくんにスミレはドス黒いオーラを放ちながらとても怪訝そうに聞く。
「そっちから呼んでおいてそれはないんじゃないかい?」
それを気にせずメガネくんは煽る様にいう。
「アナタなんか呼んでないわよ」
「私が呼びました」
「え?」
私の言葉にスミレは驚きオーラを少し抑える。
「メガネくんにも協力をお願いしたくて私が連絡を取り呼びました」
「…………!」
私の言葉にスミレは口ごもる。
「……協力って」
スミレ本人も協力した方が良いことは気付いている様でメガネくんから目を反らしながらいう。
「……でも、こいつは」
握り拳を作り震えるスミレをみたメガネくんは溜息を吐き口を開く。
「僕が何故謝らないか分かるかい?」
「は?」
メガネくんは突然スミレに質問を投げかけるが、スミレは威圧的な言葉を返し、メガネくんを強く睨み付けて質問には一切答えるつもりはないようです。 それを、みたメガネくんは大きく溜息を吐くと口を開く。
「君が『許さない』って分かってるからさ」
「!?」
メガネくんの一言にスミレは目を見開いて驚くが直ぐに彼を睨み返し反発する。
「あたりまえじゃない!! アナタがしたことを許せるわけないわ!! 『ワタシの憧れを踏みにじった』ことを!!!」
スミレはメガネくんを強く怒鳴りつける。
「そうだね、確かに僕は君の憧れを『否定』したね」
「!?」
メガネくんは涼しい顔でいう。 それをみたスミレはさらに激昂する。
「なに? この機におよんで開き直るつもり?」
「いや、そんなつもりもないし、謝る気も一切ないよ」
「だったら! なにが言いたいのよ!」
「君も『僕の憧れを否定した』ことを忘れた訳じゃないだろ?」
「!?」
スミレは握り拳を震わせながら言葉を放とうとした。
「ふざけな……」
突然、メガネくんは頭を下げた。
「……え?」
突然のことにスミレを含め私達も驚く。
「……なんの……つもり……?」
スミレは理解が追い付いてないのか、言葉を途切れ途切れで質問する。
「なんのつもりもなにも『お願いする為』に頭を下げてるんだよ」
頭を下げたまま彼は言葉を続ける。
「僕だって君を許した訳じゃないし、君も僕を許してないだろう? だから、頭を下げてるんだろう」
「は? どういうことよ」
「今回は『協力しよう』っていってるのさ」
「!?」
メガネくんは頭を上げてスミレをみる。
「あの件は今回は『関係ない』、だから、『今回は協力しよう』っていってるのさ」
「…………」
スミレは何も言い返さないかったが、しばらくして小さく呟く。
「…………これじゃ…………ワタシがバカみたいじゃない……」
「……スミレ」
「すこし外の空気を吸ってきます」
リュイ先輩が声を掛けようとしましたが、スミレはそう一言いうと小走りで外に出て行ってしまった。
「…………」
「私がみてきます」
先輩は心配そうにみていたが、私がそう一言いうと優しい顔で頷いて任せてくれた。
私はスミレを追いかけて外に向かうと、お店の裏に置いてある大きな空き箱の上で膝を抱えて俯いていた。
「…………ワタシって性格ワルイわね……」
私はスミレに静かに近づきますが、気配で気づいたのか俯きながらそう一言いう。
「それもスミレの魅力だと思いますけどね」
「……否定しないのね」
スミレは顔を上げて不服そうな表情を浮かべていう。
「ここでお世辞を言っても何の為にもならないので」
「ウソでもいいなさいよ……」
スミレは怪訝そうに返すが、直ぐにクスリと笑い話はじめる。
「わるかったわね……何度も同じことをしてしまって」
「いえ、私も勝手に呼んでしまったので」
「アナタはみんなのことを考えてのことでしょう? それにくらべ、ワタシはいつまでもむかしのことを引きずってばかりで」
スミレは空を仰ぐ。 自分にも非があることはスミレ自身が一番分かっているみたいです。
「必ずしも引きずらないことが正しいとは限らないと思います」
「え?」
私の返しが意外だったのかスミレはこちらをみる。
「ある人はいつまで過去を引きずっているんだと、そんなものはダサいという人がいます。 果たしてそうなのでしょうか? 私はそうとは思いません。 寧ろ、自分は過去を乗り越えたからお前もさっさと乗り越えろという方が私はダサいと思います。 だって、それは、只の自分の考え方の押し付け、そして、乗り越えたと『思い込んでる』に過ぎないのですから、人間誰しも心のキズやトラウマなどはあるものです。 それを自覚出来ていて向き合える方が私はすごいと思います」
スミレは少し驚いた表情を浮かべていましたが、もう一度クスリと笑い私に向けて一言お礼をいう。
「ありがとう」
「まあ、あくまで私の持論ですけどね」
「それでも、いいわよ。 それに、バカ真面目なアナタがお世辞をいえるとも思えないわ」
「それもそうですね」
私もクスリと笑うとそう一言返す。
スミレと一緒に店内に戻ると、みんなが心配そうにスミレをみていた。
「…………」
スミレは静かに椅子に座っているメガネくんの前に行くと『頭を下げた』。
「…………」
メガネくんはそれを静かにみる。 スミレは頭を下げながら話はじめる。
「アナタのいう通り、ワタシはアナタのしたことをゆるせなくて、アナタもワタシをゆるさないわ……だけど、今回は『関係ない』、だから、ワタシからもお願い、協力してちょうだい。 ワタシの家族の……いえ、ワタシたちの『大切な商店街』を守るために」
スミレは言葉をひとつひとつ繋ぎ想いを伝える。 それを聞いたメガネくんは静かにメガネをクイッと上げると答える。
「質問への回答はいるかい?」
メガネくんはそう一言いうと机に向き直る。 頭を上げたスミレは何も云わずに席に座る。
「…………あれ?質問の答えはどうなったの?」
一連の行動をみていたアカリは二人の行動の意味が分からなかったのか、離れて座る二人をキョロキョロと見回す。 それをみたくるくるお嬢様が少し溜息をしてアカリに説明する。
「一時休戦ってことですわ」
「いちじきゅーせん?」
「えーっと、今は仲良くってことだね」
お嬢様の言葉の意味が分からなかったアカリに緑風くんが分かりやすく教える。
「なるほど! 今は二人は仲がいいってことだね!」
「……うん! そうだね!」
「諦めましたね」
元気にいうアカリに緑風くんは少し考えた後、満面の笑みで返す。 それをみた私は無意識にツッコミを入れていた。
「あ、レータ!」
「……メガネ」
「れいたくん、こんにちは」
「あら、イヤミメガネじゃありませんの」
「メガネくんどうしてここに?」
「こんにちは、メガネくん」
「やっほーメガちゃん」
入ってきたメガネくんにアカリ達は口々挨拶をすると、メガネくんは「正解が二割しかないんだが……」と返す。
「……なにしにきたのよ?」
いつもの様に挨拶をしていたメガネくんにスミレはドス黒いオーラを放ちながらとても怪訝そうに聞く。
「そっちから呼んでおいてそれはないんじゃないかい?」
それを気にせずメガネくんは煽る様にいう。
「アナタなんか呼んでないわよ」
「私が呼びました」
「え?」
私の言葉にスミレは驚きオーラを少し抑える。
「メガネくんにも協力をお願いしたくて私が連絡を取り呼びました」
「…………!」
私の言葉にスミレは口ごもる。
「……協力って」
スミレ本人も協力した方が良いことは気付いている様でメガネくんから目を反らしながらいう。
「……でも、こいつは」
握り拳を作り震えるスミレをみたメガネくんは溜息を吐き口を開く。
「僕が何故謝らないか分かるかい?」
「は?」
メガネくんは突然スミレに質問を投げかけるが、スミレは威圧的な言葉を返し、メガネくんを強く睨み付けて質問には一切答えるつもりはないようです。 それを、みたメガネくんは大きく溜息を吐くと口を開く。
「君が『許さない』って分かってるからさ」
「!?」
メガネくんの一言にスミレは目を見開いて驚くが直ぐに彼を睨み返し反発する。
「あたりまえじゃない!! アナタがしたことを許せるわけないわ!! 『ワタシの憧れを踏みにじった』ことを!!!」
スミレはメガネくんを強く怒鳴りつける。
「そうだね、確かに僕は君の憧れを『否定』したね」
「!?」
メガネくんは涼しい顔でいう。 それをみたスミレはさらに激昂する。
「なに? この機におよんで開き直るつもり?」
「いや、そんなつもりもないし、謝る気も一切ないよ」
「だったら! なにが言いたいのよ!」
「君も『僕の憧れを否定した』ことを忘れた訳じゃないだろ?」
「!?」
スミレは握り拳を震わせながら言葉を放とうとした。
「ふざけな……」
突然、メガネくんは頭を下げた。
「……え?」
突然のことにスミレを含め私達も驚く。
「……なんの……つもり……?」
スミレは理解が追い付いてないのか、言葉を途切れ途切れで質問する。
「なんのつもりもなにも『お願いする為』に頭を下げてるんだよ」
頭を下げたまま彼は言葉を続ける。
「僕だって君を許した訳じゃないし、君も僕を許してないだろう? だから、頭を下げてるんだろう」
「は? どういうことよ」
「今回は『協力しよう』っていってるのさ」
「!?」
メガネくんは頭を上げてスミレをみる。
「あの件は今回は『関係ない』、だから、『今回は協力しよう』っていってるのさ」
「…………」
スミレは何も言い返さないかったが、しばらくして小さく呟く。
「…………これじゃ…………ワタシがバカみたいじゃない……」
「……スミレ」
「すこし外の空気を吸ってきます」
リュイ先輩が声を掛けようとしましたが、スミレはそう一言いうと小走りで外に出て行ってしまった。
「…………」
「私がみてきます」
先輩は心配そうにみていたが、私がそう一言いうと優しい顔で頷いて任せてくれた。
私はスミレを追いかけて外に向かうと、お店の裏に置いてある大きな空き箱の上で膝を抱えて俯いていた。
「…………ワタシって性格ワルイわね……」
私はスミレに静かに近づきますが、気配で気づいたのか俯きながらそう一言いう。
「それもスミレの魅力だと思いますけどね」
「……否定しないのね」
スミレは顔を上げて不服そうな表情を浮かべていう。
「ここでお世辞を言っても何の為にもならないので」
「ウソでもいいなさいよ……」
スミレは怪訝そうに返すが、直ぐにクスリと笑い話はじめる。
「わるかったわね……何度も同じことをしてしまって」
「いえ、私も勝手に呼んでしまったので」
「アナタはみんなのことを考えてのことでしょう? それにくらべ、ワタシはいつまでもむかしのことを引きずってばかりで」
スミレは空を仰ぐ。 自分にも非があることはスミレ自身が一番分かっているみたいです。
「必ずしも引きずらないことが正しいとは限らないと思います」
「え?」
私の返しが意外だったのかスミレはこちらをみる。
「ある人はいつまで過去を引きずっているんだと、そんなものはダサいという人がいます。 果たしてそうなのでしょうか? 私はそうとは思いません。 寧ろ、自分は過去を乗り越えたからお前もさっさと乗り越えろという方が私はダサいと思います。 だって、それは、只の自分の考え方の押し付け、そして、乗り越えたと『思い込んでる』に過ぎないのですから、人間誰しも心のキズやトラウマなどはあるものです。 それを自覚出来ていて向き合える方が私はすごいと思います」
スミレは少し驚いた表情を浮かべていましたが、もう一度クスリと笑い私に向けて一言お礼をいう。
「ありがとう」
「まあ、あくまで私の持論ですけどね」
「それでも、いいわよ。 それに、バカ真面目なアナタがお世辞をいえるとも思えないわ」
「それもそうですね」
私もクスリと笑うとそう一言返す。
スミレと一緒に店内に戻ると、みんなが心配そうにスミレをみていた。
「…………」
スミレは静かに椅子に座っているメガネくんの前に行くと『頭を下げた』。
「…………」
メガネくんはそれを静かにみる。 スミレは頭を下げながら話はじめる。
「アナタのいう通り、ワタシはアナタのしたことをゆるせなくて、アナタもワタシをゆるさないわ……だけど、今回は『関係ない』、だから、ワタシからもお願い、協力してちょうだい。 ワタシの家族の……いえ、ワタシたちの『大切な商店街』を守るために」
スミレは言葉をひとつひとつ繋ぎ想いを伝える。 それを聞いたメガネくんは静かにメガネをクイッと上げると答える。
「質問への回答はいるかい?」
メガネくんはそう一言いうと机に向き直る。 頭を上げたスミレは何も云わずに席に座る。
「…………あれ?質問の答えはどうなったの?」
一連の行動をみていたアカリは二人の行動の意味が分からなかったのか、離れて座る二人をキョロキョロと見回す。 それをみたくるくるお嬢様が少し溜息をしてアカリに説明する。
「一時休戦ってことですわ」
「いちじきゅーせん?」
「えーっと、今は仲良くってことだね」
お嬢様の言葉の意味が分からなかったアカリに緑風くんが分かりやすく教える。
「なるほど! 今は二人は仲がいいってことだね!」
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