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鍾乳洞
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「魚も食べるの?」
どうやって?と今度は興味津々の慎二。
森からすぐの川まで降りると、まだ小さい鮎などが仕掛けに掛かっていると、二人で運んで1週間かけて食べるという。
体が小さいからそんなに沢山のご飯は要らないのだろう。
しかも鍾乳洞はかなり冷える。
冷蔵庫のような感じで生物も腐りにくいというのがあると考えると、それこそこの双子はここから動かないだろう。
「君たちはここが寒くないの?」
「寒くない。この当たりは寒いけど、奥は暖かいの」
「でも……いつからここにいたか分からないし、今更違うところなんて行けないよ」
「他には何を食べるの?」
慎二の言葉はとても素直だ。
だから二人も慎二の質問には直ぐに答えるし、素直だと思う。
元々の性格もあるだろうが、人を惹きつける魅力も高い。
羨ましいなんて今は言っていられないが。
「この地を離れなくてよく、出入りが出来、火の始末も毎回せずに暮らせる場所……志那都比古神と闇龗神ならばすぐ探し出せそうですが」
「月読命様、それはすぐには無理というもの。風を頼りに探すのは容易いが、それがこの二人にとって移動のしやすい場所かどうかも問題。闇龗神殿が水の気配を探ってくれたとしても話を聞く限り、すぐに住める家が出来ぬとなると……」
下を向いてションボリしているが、毎日の生活を考えると、その木々を運ぶのも、水を貯めるのも二人にとっては重労働なのだろう。
どうやって?と今度は興味津々の慎二。
森からすぐの川まで降りると、まだ小さい鮎などが仕掛けに掛かっていると、二人で運んで1週間かけて食べるという。
体が小さいからそんなに沢山のご飯は要らないのだろう。
しかも鍾乳洞はかなり冷える。
冷蔵庫のような感じで生物も腐りにくいというのがあると考えると、それこそこの双子はここから動かないだろう。
「君たちはここが寒くないの?」
「寒くない。この当たりは寒いけど、奥は暖かいの」
「でも……いつからここにいたか分からないし、今更違うところなんて行けないよ」
「他には何を食べるの?」
慎二の言葉はとても素直だ。
だから二人も慎二の質問には直ぐに答えるし、素直だと思う。
元々の性格もあるだろうが、人を惹きつける魅力も高い。
羨ましいなんて今は言っていられないが。
「この地を離れなくてよく、出入りが出来、火の始末も毎回せずに暮らせる場所……志那都比古神と闇龗神ならばすぐ探し出せそうですが」
「月読命様、それはすぐには無理というもの。風を頼りに探すのは容易いが、それがこの二人にとって移動のしやすい場所かどうかも問題。闇龗神殿が水の気配を探ってくれたとしても話を聞く限り、すぐに住める家が出来ぬとなると……」
下を向いてションボリしているが、毎日の生活を考えると、その木々を運ぶのも、水を貯めるのも二人にとっては重労働なのだろう。
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