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街
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水晶に写っている結月の顔が相当嫌そうな顔して居たので、自分の知らない何かがあるのだろう。
ただ、クローンと言っていたということは、前にも同じ事があった。
それも結月クローンで……
「兵にビニールに入ってるか瓶に入っているかわからないけど、人のものと思われるものはすべて一つにまとめるように言って。あと……もしかしたら血液もあるかもしれない。ここの棚のものも運び出して。俺とノア。他に兵を数人貸して。サムはここの指揮を。終わったら合流して」
「御意」
指示はできた。水晶の中の結月も満足そうだから間違った判断はしてないだろう。
「奏太様、次の扉開けますよ?」
「うん」
ギギギーっと少し錆びた音がし開いた所は細い廊下に下に降りる階段。
それも半地下のような中途半端さだ。
「王子、次の扉も兵に……」
「分かってる。でも注意だけは怠らないで?」
「そんなやわな育てかたはしておりません」
確かに足取りを見ると外国映画で見るような特殊部隊のような歩き方と慎重さがある。
次の扉が見え、兵がゆっくりと扉を開けた瞬間。
ドーーーーンと爆発音がし、中の部屋が粉々になっている。
「大丈夫か?おい、奏太、ノア……」
まだまだ耳鳴りがするものの、とにかく平気だとアクションを起こし、周りにいた兵を見る。
頭から血を流すもの、腕が吹き飛んだもの、足がなくなっているもの……
目を覆いたくなる光景につい涙が出てしまう。
「奏太、酷かもしれんが兵を助けられるのはお前だけだ。もげた足や腕を兵のそばに置いて魔力を流せ。今ならまだ付く……奏太!早くしろ!」
ノアに目配せし、近くにある腕や足を兵のそばへと置いていってもらい、魔力を流してくっついてくれと願う。
「うぅ……」
「大丈夫だからね?痛いだろうけど、治るからさ……」
「奏太様、ある程度くっついたら私が治癒の魔法を掛けますので、他の兵の方を……」
「うん」
「奏太聞こえるか?ノアにもかなり治癒は教えてある。信じろ……お前の魔力はこれで多分限界になる可能性が高い。兵の処置が終わったら一旦引け」
「ここまで来て?みんなが犠牲になったのに自分だけ安全なところに__」
「いいから引け!お前にまで何かあったら困る。天幕で体をまず休めろ。こちらから追って連絡する」
通信が切れ、なんとか全員の手足をつなぐことには成功したが、今後どうすればいいのだろう……
「奏太様引きましょう」
「でもみんなが」
「残りの兵で引き上げさせます」
頭ではわかっている。自分が王子だから兵が守ってくれることも。
でも本当にそれでいいのだろうか?
そんなことを考えて砂煙の消えた爆発した部屋を見ると、青く光るものが目に入った。
「あれだけの爆発でなんで傷一つついてないんだろう?それに……」
「ええ、陛下に瓜二つですね」
「気分的には破壊とか嫌だけど、これは今壊して置かないといけないような気がするんだ」
「通信は?」
「もう切れてる。天幕で休めって言われたけど、勘だけど放っておいたらダメな気がするんだ」
「ならば手伝いましょう。光っていると言うことは、電源は別にあるのでしょう。まずコードを切ります」
「うん」
「奏太様?」
「あ、あぁごめん。あまりにも似すぎてて……違うってわかってるんだけど」
「サムさんを呼んできます。ここを動かないでください」
ただ、クローンと言っていたということは、前にも同じ事があった。
それも結月クローンで……
「兵にビニールに入ってるか瓶に入っているかわからないけど、人のものと思われるものはすべて一つにまとめるように言って。あと……もしかしたら血液もあるかもしれない。ここの棚のものも運び出して。俺とノア。他に兵を数人貸して。サムはここの指揮を。終わったら合流して」
「御意」
指示はできた。水晶の中の結月も満足そうだから間違った判断はしてないだろう。
「奏太様、次の扉開けますよ?」
「うん」
ギギギーっと少し錆びた音がし開いた所は細い廊下に下に降りる階段。
それも半地下のような中途半端さだ。
「王子、次の扉も兵に……」
「分かってる。でも注意だけは怠らないで?」
「そんなやわな育てかたはしておりません」
確かに足取りを見ると外国映画で見るような特殊部隊のような歩き方と慎重さがある。
次の扉が見え、兵がゆっくりと扉を開けた瞬間。
ドーーーーンと爆発音がし、中の部屋が粉々になっている。
「大丈夫か?おい、奏太、ノア……」
まだまだ耳鳴りがするものの、とにかく平気だとアクションを起こし、周りにいた兵を見る。
頭から血を流すもの、腕が吹き飛んだもの、足がなくなっているもの……
目を覆いたくなる光景につい涙が出てしまう。
「奏太、酷かもしれんが兵を助けられるのはお前だけだ。もげた足や腕を兵のそばに置いて魔力を流せ。今ならまだ付く……奏太!早くしろ!」
ノアに目配せし、近くにある腕や足を兵のそばへと置いていってもらい、魔力を流してくっついてくれと願う。
「うぅ……」
「大丈夫だからね?痛いだろうけど、治るからさ……」
「奏太様、ある程度くっついたら私が治癒の魔法を掛けますので、他の兵の方を……」
「うん」
「奏太聞こえるか?ノアにもかなり治癒は教えてある。信じろ……お前の魔力はこれで多分限界になる可能性が高い。兵の処置が終わったら一旦引け」
「ここまで来て?みんなが犠牲になったのに自分だけ安全なところに__」
「いいから引け!お前にまで何かあったら困る。天幕で体をまず休めろ。こちらから追って連絡する」
通信が切れ、なんとか全員の手足をつなぐことには成功したが、今後どうすればいいのだろう……
「奏太様引きましょう」
「でもみんなが」
「残りの兵で引き上げさせます」
頭ではわかっている。自分が王子だから兵が守ってくれることも。
でも本当にそれでいいのだろうか?
そんなことを考えて砂煙の消えた爆発した部屋を見ると、青く光るものが目に入った。
「あれだけの爆発でなんで傷一つついてないんだろう?それに……」
「ええ、陛下に瓜二つですね」
「気分的には破壊とか嫌だけど、これは今壊して置かないといけないような気がするんだ」
「通信は?」
「もう切れてる。天幕で休めって言われたけど、勘だけど放っておいたらダメな気がするんだ」
「ならば手伝いましょう。光っていると言うことは、電源は別にあるのでしょう。まずコードを切ります」
「うん」
「奏太様?」
「あ、あぁごめん。あまりにも似すぎてて……違うってわかってるんだけど」
「サムさんを呼んできます。ここを動かないでください」
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