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破壊
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朝、あまりの煩さに目が覚めて起きていくと、嵯峨野さんが濡れた髪を振り乱しながら行くのを嫌がっているのをユーリが弦で捕まえておとなしくさせているところだった。
「朝から何?煩いんだけど」
「お早うございます。姉さん朝食の方を」
「座って待っててください。和食と洋食どちらにされます?」
「和食で」
「私は洋食で。後、奏太様に持っていって貰うものの中にコーヒーがなかったので瓶でください」
「ごめんなさい。入れたつもりだったけど……他にいるものは?」
「他は大丈夫です」
あまりの煩さにご飯食べたら苛々も収まるよと言うと、顔を真っ赤にして煩いと怒鳴られてしまったので、嵯峨野さんはどちらに行くのかと結月に聞くと幻界だと言われちょっとホッとする。
「今ほっとしただろう?」
「だって……」
「こちらからの指示は前と同じように水晶を使う。魔幻界からお前の方に指示が行くからそれまでは抜け道を見つけても待機だ」
「了解。出てきた人はどうしたら良い?」
「捕まえておけ。全てが終わったら各界に振り分けて牢に送る手はずになっている」
お昼まで騒ぎは続いたが、天界に置いてきた服に必要になるであろうものも持って行って置いてこればいいと荷物を詰め、準備が出来たところでリビングに降りる。
それぞれの界に行くのに幻界には作業場から、魔界にはルーカスの家から、天界にはリビングに置かれた大きな鏡から同時刻に行くことになり、常に連絡を取ることと再度言われ鏡をくぐる。
出た場所は王の間。
「誰もいないね……」
「そうですね。連絡は入れたのですが」
「取り敢えず荷物起きに行こう」
廊下を歩き、部屋に行くのに中庭を見るとかなり修復されており、そこで兵を集めているサムに会った。
「王子!お迎え出来ず申し訳ございません……」
「良いんだけど、王は?」
「門の方に。王子が来られることはわかっていたのですが、すぐに兵を集めろとの命と、王はまだ城の修復作業の指揮を執っておられまして。民も城の中にまだおりますので」
「わかった。荷物置いたら門に行ってみるよ」
「サムさん、兵の数は?」
「5部隊揃えております」
「前と同じ方々ですか?」
「殆どがそうです。まだ回復に時間のかかる者もいますので」
「そうですか」
「後でお見舞いに行くよ」
公開中
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荷物を置いてから使用人に全部片付けておいて欲しいと言って門まで行くと、大分と人数は減ったもののまだ天幕がいくつも張られており、真ん中の広場で兵に指示を出している王を見つけて駆け寄る。
「おお、奏太。出迎えもできずに悪かった。新しく一時避難の家ができたのでな、手分けしてみんなを兵が移動させておるんじゃ」
「そうなんだ。でもこの人数みんなは入れるの?」
「入れる。ただの広い広間みたいなものだからな。共同生活にはなるが、だんだんと動ける者で家も建てておるし、もう暫くの辛抱じゃ」
「うん。手伝えたらいいんだけど……」
「奏太は奏太の仕事をすれば良い。それでいつ出かけるのじゃ?」
「幻界と魔界からの連絡待ちだから、あちらの城の進行具合が見たいなって思ってて」
「だったら二人共王族だとわかるようにして行かねばならんぞ?」
「スカーフでいいかな?」
「それで良い。草原の民たちも喜ぶじゃろう。それにあちらについたら驚くと思うぞ?」
「朝から何?煩いんだけど」
「お早うございます。姉さん朝食の方を」
「座って待っててください。和食と洋食どちらにされます?」
「和食で」
「私は洋食で。後、奏太様に持っていって貰うものの中にコーヒーがなかったので瓶でください」
「ごめんなさい。入れたつもりだったけど……他にいるものは?」
「他は大丈夫です」
あまりの煩さにご飯食べたら苛々も収まるよと言うと、顔を真っ赤にして煩いと怒鳴られてしまったので、嵯峨野さんはどちらに行くのかと結月に聞くと幻界だと言われちょっとホッとする。
「今ほっとしただろう?」
「だって……」
「こちらからの指示は前と同じように水晶を使う。魔幻界からお前の方に指示が行くからそれまでは抜け道を見つけても待機だ」
「了解。出てきた人はどうしたら良い?」
「捕まえておけ。全てが終わったら各界に振り分けて牢に送る手はずになっている」
お昼まで騒ぎは続いたが、天界に置いてきた服に必要になるであろうものも持って行って置いてこればいいと荷物を詰め、準備が出来たところでリビングに降りる。
それぞれの界に行くのに幻界には作業場から、魔界にはルーカスの家から、天界にはリビングに置かれた大きな鏡から同時刻に行くことになり、常に連絡を取ることと再度言われ鏡をくぐる。
出た場所は王の間。
「誰もいないね……」
「そうですね。連絡は入れたのですが」
「取り敢えず荷物起きに行こう」
廊下を歩き、部屋に行くのに中庭を見るとかなり修復されており、そこで兵を集めているサムに会った。
「王子!お迎え出来ず申し訳ございません……」
「良いんだけど、王は?」
「門の方に。王子が来られることはわかっていたのですが、すぐに兵を集めろとの命と、王はまだ城の修復作業の指揮を執っておられまして。民も城の中にまだおりますので」
「わかった。荷物置いたら門に行ってみるよ」
「サムさん、兵の数は?」
「5部隊揃えております」
「前と同じ方々ですか?」
「殆どがそうです。まだ回復に時間のかかる者もいますので」
「そうですか」
「後でお見舞いに行くよ」
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荷物を置いてから使用人に全部片付けておいて欲しいと言って門まで行くと、大分と人数は減ったもののまだ天幕がいくつも張られており、真ん中の広場で兵に指示を出している王を見つけて駆け寄る。
「おお、奏太。出迎えもできずに悪かった。新しく一時避難の家ができたのでな、手分けしてみんなを兵が移動させておるんじゃ」
「そうなんだ。でもこの人数みんなは入れるの?」
「入れる。ただの広い広間みたいなものだからな。共同生活にはなるが、だんだんと動ける者で家も建てておるし、もう暫くの辛抱じゃ」
「うん。手伝えたらいいんだけど……」
「奏太は奏太の仕事をすれば良い。それでいつ出かけるのじゃ?」
「幻界と魔界からの連絡待ちだから、あちらの城の進行具合が見たいなって思ってて」
「だったら二人共王族だとわかるようにして行かねばならんぞ?」
「スカーフでいいかな?」
「それで良い。草原の民たちも喜ぶじゃろう。それにあちらについたら驚くと思うぞ?」
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