3 / 25
序章〜終わり、そして始まり〜
【第三話】終わりの始まり
しおりを挟む
今になって村長が心配になってきた、あの数の敵、少なく見積ってもおよそ100は超えているだろう、それに足止めしているはずなのに、どんどん追手が迫ってきている。
私は魔法や魔導を使い奴らを何とか追い払えてはいるが、、、、何よりも魔力の容量が心配だこのままのペースで魔法や魔導を使うと絶対に持たない間違いなく途中で魔力が切れるそれまでに何とかこいつらを撒かないと、、、、
「おやぁ?」
「!?」
「そんなに急いで何処へ行くのかい、
マリア=ニーナさん♪」
「お前、村長はどうした!!」
「あの老いぼれなら死んだよ。」
「!?」
「全盛期の力を一切出せていない腑抜けた
ジジイになっていたからね、何ともまあ歯ごたえの無い奴だったよ」
「ふざけるなぁ!!!」
あたしはそう言いながら全力の魔弾を繰り出した
「いーねェ、怒り」
私は右手と左手両方に魔力を込め
右は【炎】左は【氷】を繰り出した。
「しぃぃぃぃねえええええ!!!」
恨み、怒り、憎しみ、全ての負の感情を込めてうち尽した。
「、、、、そんなもん?」
「!?」
(なんで、、、、嘘でしょ?私の最高威力よ?傷一つ付かないなんて。)
考えられなかった、私の全力を食らって立っているなんて、しかも無傷。
(おかしい、コイツ化け物だ、、、、)
私は【フライ】を唱えて全速力で逃げた。
(勝てない、コイツにはどうやっても!!)
「、、、、【マジックコア】を創ったって言うからどんなもんかと思えばこの程度か、明らかに弱体化している、初代も含め、腑抜けた連中しかいないのかこの村には」
奴も【フライ】を使ってきた、そのスピードは私なんか目じゃないくらい早かった。
「!?やばっ追いつかれ」
「【捕縛】」
「キャッ!!」
私はネットのようなものに捕まってしまった。
(まずい、、、、しくじった、どうすれば、、、、)
何とか思案をするが方法が思い付かない。
(あれを使うか、、、、)
瞬間、掌に魔力を込め、「【刃】!!」と叫びながら手から斬撃を繰り出し、網を切り、【フライ】を使い一目散に逃げた。
「ほぅ、、、、あれから抜け出すか、、、、伊達にマジックコアを創っていないな、その方がこちらも楽しめるというものだっっ!!」
(奴も追いかけて来た、このままだと追いつかれる、、その前に何とかしないと!!)
「【バレット】!!」
「【反射】!!」
「!?バリアじゃない!?」
「解除!!」
瞬間、奴の放ってきた魔弾を魔導によって跳ね返った魔弾が奴に直撃する。
(よし!!このまま逃げきれれば、、、、)
「それが4つ目の魔導か、、、、厄介だな、、、、」
(、、、、やっぱあんま効いてないよね、、、、でもチャンスはある!まだいける!)
私は魔導を連続で繰り出し、奴もまた魔法や魔導を繰り出し応戦する。
1発まともに当たり、その隙に上に飛び出し、奴も私を追いかけて上に上がって来た、その隙に最大の魔導を繰り出した。
「【炎の刃】!!」
「【破壊】!!」
奴も魔導を繰り出して来た、
(大丈夫!!【炎の刃】はあたしの最大魔導!破られるわけが)
次の瞬間、私の【炎の刃】はいとも簡単に消えて無くなった。
(嘘でしょ!?って言ってる場合じゃない!!当たる!!)咄嗟に体を仰け反らし間一髪当たらずに済んだ、
「今のは何なの!?一体何をしたの!?」
「簡単なことだ、貴様と同じだ」
「何ですって!?」
「貴様と同じように、私も複数の魔導が使えるのさ、ざっと20といったところか、お前はいくつだ?」
「、、、、5つ」
「はっ!全盛期とは比べもんならんな!そんなに衰えたか?いや違うな!!お前は【マジックコア】に力を吸い取られたのだ!!全くつまらん奴だなぁ!!もっと!俺を!楽しませろよ!」
奴は高らかに大声で笑い声を上げる。
「うっさいわね、言われなくても楽しむ余裕なんてないと思うけどねッッ!」
そう言いながら私は【炎】を右手から繰り出しながら【フライ】を使って逃げようとしたその時。
「ッ!?何をした!?」
「いやぁ別に?なんにもしてねぇけど?」
「とぼけるな!!」
「別にとぼけてねぇよ、ははァなるほど魔力切れか」
「馬鹿な!!そんなはずは」
「あるんだよなぁコレが、お前魔法や魔導最近あんま使って来なかったろ」
「それがなんだ」
「衰えるんだよ、魔力もスタミナみてぇに使ってないとだんだん衰える、昔は長距離走得意だった奴が大人になってから運動しなくなって久々に走ったらすぐバテるのと同じだ、むしろよく今の今までよく持ったなってレベルだ、まぁなんにせよ俺に取って都合のいい状況には変わりない、いやむしろ有利になったな」
私は走って逃げようとしたがすぐに奴に追いつかれ
「【捕獲】」
私は捕まりそのまま眠らされ奴の城まで連れ去られた。
私は魔法や魔導を使い奴らを何とか追い払えてはいるが、、、、何よりも魔力の容量が心配だこのままのペースで魔法や魔導を使うと絶対に持たない間違いなく途中で魔力が切れるそれまでに何とかこいつらを撒かないと、、、、
「おやぁ?」
「!?」
「そんなに急いで何処へ行くのかい、
マリア=ニーナさん♪」
「お前、村長はどうした!!」
「あの老いぼれなら死んだよ。」
「!?」
「全盛期の力を一切出せていない腑抜けた
ジジイになっていたからね、何ともまあ歯ごたえの無い奴だったよ」
「ふざけるなぁ!!!」
あたしはそう言いながら全力の魔弾を繰り出した
「いーねェ、怒り」
私は右手と左手両方に魔力を込め
右は【炎】左は【氷】を繰り出した。
「しぃぃぃぃねえええええ!!!」
恨み、怒り、憎しみ、全ての負の感情を込めてうち尽した。
「、、、、そんなもん?」
「!?」
(なんで、、、、嘘でしょ?私の最高威力よ?傷一つ付かないなんて。)
考えられなかった、私の全力を食らって立っているなんて、しかも無傷。
(おかしい、コイツ化け物だ、、、、)
私は【フライ】を唱えて全速力で逃げた。
(勝てない、コイツにはどうやっても!!)
「、、、、【マジックコア】を創ったって言うからどんなもんかと思えばこの程度か、明らかに弱体化している、初代も含め、腑抜けた連中しかいないのかこの村には」
奴も【フライ】を使ってきた、そのスピードは私なんか目じゃないくらい早かった。
「!?やばっ追いつかれ」
「【捕縛】」
「キャッ!!」
私はネットのようなものに捕まってしまった。
(まずい、、、、しくじった、どうすれば、、、、)
何とか思案をするが方法が思い付かない。
(あれを使うか、、、、)
瞬間、掌に魔力を込め、「【刃】!!」と叫びながら手から斬撃を繰り出し、網を切り、【フライ】を使い一目散に逃げた。
「ほぅ、、、、あれから抜け出すか、、、、伊達にマジックコアを創っていないな、その方がこちらも楽しめるというものだっっ!!」
(奴も追いかけて来た、このままだと追いつかれる、、その前に何とかしないと!!)
「【バレット】!!」
「【反射】!!」
「!?バリアじゃない!?」
「解除!!」
瞬間、奴の放ってきた魔弾を魔導によって跳ね返った魔弾が奴に直撃する。
(よし!!このまま逃げきれれば、、、、)
「それが4つ目の魔導か、、、、厄介だな、、、、」
(、、、、やっぱあんま効いてないよね、、、、でもチャンスはある!まだいける!)
私は魔導を連続で繰り出し、奴もまた魔法や魔導を繰り出し応戦する。
1発まともに当たり、その隙に上に飛び出し、奴も私を追いかけて上に上がって来た、その隙に最大の魔導を繰り出した。
「【炎の刃】!!」
「【破壊】!!」
奴も魔導を繰り出して来た、
(大丈夫!!【炎の刃】はあたしの最大魔導!破られるわけが)
次の瞬間、私の【炎の刃】はいとも簡単に消えて無くなった。
(嘘でしょ!?って言ってる場合じゃない!!当たる!!)咄嗟に体を仰け反らし間一髪当たらずに済んだ、
「今のは何なの!?一体何をしたの!?」
「簡単なことだ、貴様と同じだ」
「何ですって!?」
「貴様と同じように、私も複数の魔導が使えるのさ、ざっと20といったところか、お前はいくつだ?」
「、、、、5つ」
「はっ!全盛期とは比べもんならんな!そんなに衰えたか?いや違うな!!お前は【マジックコア】に力を吸い取られたのだ!!全くつまらん奴だなぁ!!もっと!俺を!楽しませろよ!」
奴は高らかに大声で笑い声を上げる。
「うっさいわね、言われなくても楽しむ余裕なんてないと思うけどねッッ!」
そう言いながら私は【炎】を右手から繰り出しながら【フライ】を使って逃げようとしたその時。
「ッ!?何をした!?」
「いやぁ別に?なんにもしてねぇけど?」
「とぼけるな!!」
「別にとぼけてねぇよ、ははァなるほど魔力切れか」
「馬鹿な!!そんなはずは」
「あるんだよなぁコレが、お前魔法や魔導最近あんま使って来なかったろ」
「それがなんだ」
「衰えるんだよ、魔力もスタミナみてぇに使ってないとだんだん衰える、昔は長距離走得意だった奴が大人になってから運動しなくなって久々に走ったらすぐバテるのと同じだ、むしろよく今の今までよく持ったなってレベルだ、まぁなんにせよ俺に取って都合のいい状況には変わりない、いやむしろ有利になったな」
私は走って逃げようとしたがすぐに奴に追いつかれ
「【捕獲】」
私は捕まりそのまま眠らされ奴の城まで連れ去られた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
悪役皇子、ざまぁされたので反省する ~ 馬鹿は死ななきゃ治らないって… 一度、死んだからな、同じ轍(てつ)は踏まんよ ~
shiba
ファンタジー
魂だけの存在となり、邯鄲(かんたん)の夢にて
無名の英雄
愛を知らぬ商人
気狂いの賢者など
様々な英霊達の人生を追体験した凡愚な皇子は自身の無能さを痛感する。
それゆえに悪徳貴族の嫡男に生まれ変わった後、謎の強迫観念に背中を押されるまま
幼い頃から努力を積み上げていた彼は、図らずも超越者への道を歩み出す。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる