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399.帝王学に生まれながらの王〜ルドルフside
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「シズカの女官達もレイチェル=ブルグルのお陰でしっかり教育されていたけれど、実はそこじゃない。
あの魔具と同じだよ。
絶対ガード君(改)って名前はともかく、ジャガンダ国としても私達アドライド国の王家としても、アリアチェリーナ=グレインビルが贈った事にこそ価値があるからね」
「それは····まあ。
兄上はアリー嬢がそこまでわかっていて動いていたと思うか?」
もし最初から全て狙って従姉達を動かしていたのなら、とんでもない策士だ。
「そんな事を言っていたら、あの時誘拐された事からして疑わなきゃいけなくなるよ」
くすくすと笑うが、ふと真面目な顔つきになった。
「私はね、ルド。
アリアチェリーナ=グレインビルは産まれた時から命の危険に脅かされてきたんじゃないかと思っているんだ。
それもあの子の家族すら知らない所でね」
「だがアリー嬢は赤子の時からグレインビルの養女として引き取られているのは間違いないのだろう?」
「そうだよ。
けれど赤子の時から記憶があるよね?」
「それは····」
言葉が詰まる。
『それからアリーは少なくともうちに来た赤ん坊の頃からある程度の記憶がある。
この子の記憶に年齢は関係ない。
それにアリーは1度見た事は映像としてそのまま覚えている』
ヒュイルグ国で怪我をした時のレイの言葉だが、言ったのが彼でなければにわかには信じられなかっただろう。
「赤子のあの子が保護された時、生後半年程で栄養状態も悪くて死にかけていたと記録にはあった」
「調べたのか」
思わず眉根が寄るが、そんな俺に兄上は苦笑する。
「ルド、お前が臣籍降下したとしても、王族であった事は無かった事にはできない。
想い人だと口にした時点で再調査するのは当然だ。
それにあの子の事は色々気になるんだよ」
「え、まさか兄上も····」
「うん、私はあの子をそういう目では見られないから妙な誤解はしないでね」
兄上がライバルかと、思わず血の気が引きそうになったが違うらしい。
ほっと胸をなでる。
「それからこれは私の主観だけどね。
元々のあの子は人に興味を持っていない、怜悧冷徹でいつでも他者を切り捨ててしまえる性格なんじゃないかな。
もしかしたら自分すらもね。
あの外見とアクの強い家族に守られているから上手く誤魔化されるんだろうけど、私はそう思っているよ」
「それは····」
否定はしきれない。
時折そんな片鱗を垣間見せる事はある。
だが····それだけではないと長年の付き合いから信じている。
「ああ、ルドも薄々だけど気づいてるんだね。
ちゃんとわかっていて、それでもあの子が良いなら、私はあの子がルドの伴侶になるのは賛成だよ。
頭の回転も早いしあの子1人で十分稼げるから、体が弱い事を除けば、魔力がなくて魔法が使えなくてもそこらへんの令嬢よりよっぽど優良な結婚相手だよ。
それにあの子は懐にいれた者への愛情は惜しみなく注ぐし、守ってくれる。
そこはグレインビルらしいよね。
だからあの従姉····ディアも今女官として生きられているんじゃないかな。
教育的指導は想像を絶するものがあっただろうけど。
あのままクラウディアとして生きていれば、どこかで消されていたと思うよ。
言葉そのままの意味でね。
あそこの公爵夫人は誰よりも貴族らしいご夫人だから。
それに何よりルドがあの子の懐に入れて受け入れてもらえたら、バルトスとも更に距離が縮まりそうだし」
「兄上····まさか狙いはそっちじゃ····」
ニコッと良い笑顔を向けられる。
····俺の兄も大概腹黒いようだ。
「話が脱線したかな。
つまりね、常に命の危険があったからこそ、どうとでもなるように自分の周りに人を配置しているように感じるんだよ。
従姉に然り、兎属の妹に然り、恐らくそれ以外も。
見る限りでは無意識にやってのけてるんじゃないかな?
それこそ息をするように自然にそれをしてしまうなんて、何だか帝王学のお手本になれそうな処世術を実践してるよね。
まるで生まれながらの王のようだ」
「帝王学に····王だなどと····」
冗談でもそんな事を言うなんて、と思う。
だが····数年前のヒュイルグ国でも、今回の温泉街計画でも、確かにアリー嬢のした事は国に巣食った膿を取り去って人の流れを作り、適切な場所に人をあてがうようにしむけ、育てさせ、次代を作り出す事でその土地に人を定着させていく、小さな国造りのようなものだと言えなくはない。
「あの子はどこでそれを学んできたんだろうね」
兄上が何を言いたいのか、もしかしたら俺のしらない何かに気づいているのかもしれないが、それはわからない。
ただ····。
「兄上。
アリアチェリーナ=グレインビルが何者であっても、俺は彼女を信じている。
それから····寂しさを抱えた人だと思っている」
思い出すのは、あの時夫人と義姉の墓の前で浮かべた寂しげな顔。
多分、あれこそがあの子の本性じゃないだろうか。
「俺はあの子が寂しい時に側に居るのを許される存在になりたい。
愛されるのかはわからないし、そもそも俺は想いを伝えてすらいないが····どんな形でもいい。
いつかそうなるつもりだ」
兄上にはっきりと想いを伝えるのは初めての事かもしれない。
わずかに目を瞠った後、兄上はただ優しげに、嬉しげに微笑んでくれた。
「そう。
弟がそう思える相手に出会えた事を、まずは兄として嬉しくもあり、羨ましくもあるよ。
応援している、ルドルフ」
もうじき政略結婚する兄の、心からの祝辞だと感じた。
※※※※※※※※※
お知らせ
※※※※※※※※※
いつもご覧いただきありがとうございます。
誤字脱字報告にはとても助かっております。
今回でこの章の本編は終わりです。
ストックを見直していたんですが、だらだら続けるよりスパッと切り上げる方が良いかなと(^_^;)
別サイトのコンテスト用に作っている新作を期間までに10万文字以上書く必要があり、少し時間を割きたいと思っている為、次章を投稿するのにいつもより少し長めにお休みをいただく事になるかと思います。
その作品もそのうちこちらで投稿するとは思いますが……間に合うだろうか……。
が、次章に向けてのまとめ記事的なのと、SS的なお話しは間で投稿するつもりです。
エタらせる予定はないので今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
あの魔具と同じだよ。
絶対ガード君(改)って名前はともかく、ジャガンダ国としても私達アドライド国の王家としても、アリアチェリーナ=グレインビルが贈った事にこそ価値があるからね」
「それは····まあ。
兄上はアリー嬢がそこまでわかっていて動いていたと思うか?」
もし最初から全て狙って従姉達を動かしていたのなら、とんでもない策士だ。
「そんな事を言っていたら、あの時誘拐された事からして疑わなきゃいけなくなるよ」
くすくすと笑うが、ふと真面目な顔つきになった。
「私はね、ルド。
アリアチェリーナ=グレインビルは産まれた時から命の危険に脅かされてきたんじゃないかと思っているんだ。
それもあの子の家族すら知らない所でね」
「だがアリー嬢は赤子の時からグレインビルの養女として引き取られているのは間違いないのだろう?」
「そうだよ。
けれど赤子の時から記憶があるよね?」
「それは····」
言葉が詰まる。
『それからアリーは少なくともうちに来た赤ん坊の頃からある程度の記憶がある。
この子の記憶に年齢は関係ない。
それにアリーは1度見た事は映像としてそのまま覚えている』
ヒュイルグ国で怪我をした時のレイの言葉だが、言ったのが彼でなければにわかには信じられなかっただろう。
「赤子のあの子が保護された時、生後半年程で栄養状態も悪くて死にかけていたと記録にはあった」
「調べたのか」
思わず眉根が寄るが、そんな俺に兄上は苦笑する。
「ルド、お前が臣籍降下したとしても、王族であった事は無かった事にはできない。
想い人だと口にした時点で再調査するのは当然だ。
それにあの子の事は色々気になるんだよ」
「え、まさか兄上も····」
「うん、私はあの子をそういう目では見られないから妙な誤解はしないでね」
兄上がライバルかと、思わず血の気が引きそうになったが違うらしい。
ほっと胸をなでる。
「それからこれは私の主観だけどね。
元々のあの子は人に興味を持っていない、怜悧冷徹でいつでも他者を切り捨ててしまえる性格なんじゃないかな。
もしかしたら自分すらもね。
あの外見とアクの強い家族に守られているから上手く誤魔化されるんだろうけど、私はそう思っているよ」
「それは····」
否定はしきれない。
時折そんな片鱗を垣間見せる事はある。
だが····それだけではないと長年の付き合いから信じている。
「ああ、ルドも薄々だけど気づいてるんだね。
ちゃんとわかっていて、それでもあの子が良いなら、私はあの子がルドの伴侶になるのは賛成だよ。
頭の回転も早いしあの子1人で十分稼げるから、体が弱い事を除けば、魔力がなくて魔法が使えなくてもそこらへんの令嬢よりよっぽど優良な結婚相手だよ。
それにあの子は懐にいれた者への愛情は惜しみなく注ぐし、守ってくれる。
そこはグレインビルらしいよね。
だからあの従姉····ディアも今女官として生きられているんじゃないかな。
教育的指導は想像を絶するものがあっただろうけど。
あのままクラウディアとして生きていれば、どこかで消されていたと思うよ。
言葉そのままの意味でね。
あそこの公爵夫人は誰よりも貴族らしいご夫人だから。
それに何よりルドがあの子の懐に入れて受け入れてもらえたら、バルトスとも更に距離が縮まりそうだし」
「兄上····まさか狙いはそっちじゃ····」
ニコッと良い笑顔を向けられる。
····俺の兄も大概腹黒いようだ。
「話が脱線したかな。
つまりね、常に命の危険があったからこそ、どうとでもなるように自分の周りに人を配置しているように感じるんだよ。
従姉に然り、兎属の妹に然り、恐らくそれ以外も。
見る限りでは無意識にやってのけてるんじゃないかな?
それこそ息をするように自然にそれをしてしまうなんて、何だか帝王学のお手本になれそうな処世術を実践してるよね。
まるで生まれながらの王のようだ」
「帝王学に····王だなどと····」
冗談でもそんな事を言うなんて、と思う。
だが····数年前のヒュイルグ国でも、今回の温泉街計画でも、確かにアリー嬢のした事は国に巣食った膿を取り去って人の流れを作り、適切な場所に人をあてがうようにしむけ、育てさせ、次代を作り出す事でその土地に人を定着させていく、小さな国造りのようなものだと言えなくはない。
「あの子はどこでそれを学んできたんだろうね」
兄上が何を言いたいのか、もしかしたら俺のしらない何かに気づいているのかもしれないが、それはわからない。
ただ····。
「兄上。
アリアチェリーナ=グレインビルが何者であっても、俺は彼女を信じている。
それから····寂しさを抱えた人だと思っている」
思い出すのは、あの時夫人と義姉の墓の前で浮かべた寂しげな顔。
多分、あれこそがあの子の本性じゃないだろうか。
「俺はあの子が寂しい時に側に居るのを許される存在になりたい。
愛されるのかはわからないし、そもそも俺は想いを伝えてすらいないが····どんな形でもいい。
いつかそうなるつもりだ」
兄上にはっきりと想いを伝えるのは初めての事かもしれない。
わずかに目を瞠った後、兄上はただ優しげに、嬉しげに微笑んでくれた。
「そう。
弟がそう思える相手に出会えた事を、まずは兄として嬉しくもあり、羨ましくもあるよ。
応援している、ルドルフ」
もうじき政略結婚する兄の、心からの祝辞だと感じた。
※※※※※※※※※
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※※※※※※※※※
いつもご覧いただきありがとうございます。
誤字脱字報告にはとても助かっております。
今回でこの章の本編は終わりです。
ストックを見直していたんですが、だらだら続けるよりスパッと切り上げる方が良いかなと(^_^;)
別サイトのコンテスト用に作っている新作を期間までに10万文字以上書く必要があり、少し時間を割きたいと思っている為、次章を投稿するのにいつもより少し長めにお休みをいただく事になるかと思います。
その作品もそのうちこちらで投稿するとは思いますが……間に合うだろうか……。
が、次章に向けてのまとめ記事的なのと、SS的なお話しは間で投稿するつもりです。
エタらせる予定はないので今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
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