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7 禁忌の子
7ー8 変化
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7ー8 変化
俺の懐妊がわかったのは、それから数ヵ月後、夏の盛りのことだった。
王宮の侍医によって確認されるとその事実は、あっという間に王国内に広まっていった。
大陸全体でお祭り騒ぎが毎日続いていた。
オーリは、まだ産まれてもいない子に祝いとして大陸の南にある豊かな島を与えて、その島の領主とした。
宰相であるルシウス様は、オーリがほぼほぼ大陸を支配下に置いたこともあり、そろそろ本腰を入れて政を行うべきだと進言し、オーリもそれを受け入れた。
だが、一言に政と言ってもクリュセイド王国は、広い。
そして、いくつかの自治領に分かれてそれぞれが自治を行っていることもありなかなか王であっても思うようにはできない。
歯がゆさにまた武力に頼ろうとするオーリに俺は、それぞれの自治領の領主を呼んで王国会議をひらくことを提案した。
そうしてオーリの名に置いて最初の円卓の会議が開かれることとなった。
クリュセイド王国には7つの自治領があり、それぞれが代表を王のもとへと送り込んだ。
そういう話しも俺には、ほぼほぼ関係はない。
俺は、王国会議の開かれる頃、大きくなり出した腹をいたわりつつ、オーリに送る緋色のマントを作っていた。
緋色に金糸で刺繍を施す。
俺は、オーリの武運長久とそれと幸福を祈って呪を縫い込んだ。
王国会議は、思ったより紛糾していてなかなか終わりが見えなかった。
それでも冬が来る頃には一区切りの目処がたったため、一旦、解散となる。
その頃には、俺の腹も目だって大きく膨らんできていた。
オーリは、そんな俺の腹に耳を当てて子供と会話したりと、はや親バカぶりを疲労していた。
それは、オーリのあまり恵まれない半生のせいでもあったのだ。
俺は、ルシウス様や騎士団長のアルメタスさんからオーリの過去についていろいろと話を聞いていた。
なんでもオーリは、もともとのクリュセイド王国の第3王子だったらしい。
王族とはいえ母親が身分がほぼほぼ平民だったせいで他の兄弟たちからの虐待を受けていた。
酷く虐められ命の危険もあったらしい。
そのオーリを守ったのは、アルメタス騎士団長だった。
オーリの乳兄弟であったアルメタスさんだけがオーリの味方だったのだ。
そうして二人で反乱を起こし、国を手に入れた後も自分達に対峙するものたちを全て武力で薙ぎ払ってきたのがオーリの生き方だった。
そのオーリがここにきて生き方を変えようとしているのだ。
それは、俺との子供ができたせいだった。
俺の懐妊がわかったのは、それから数ヵ月後、夏の盛りのことだった。
王宮の侍医によって確認されるとその事実は、あっという間に王国内に広まっていった。
大陸全体でお祭り騒ぎが毎日続いていた。
オーリは、まだ産まれてもいない子に祝いとして大陸の南にある豊かな島を与えて、その島の領主とした。
宰相であるルシウス様は、オーリがほぼほぼ大陸を支配下に置いたこともあり、そろそろ本腰を入れて政を行うべきだと進言し、オーリもそれを受け入れた。
だが、一言に政と言ってもクリュセイド王国は、広い。
そして、いくつかの自治領に分かれてそれぞれが自治を行っていることもありなかなか王であっても思うようにはできない。
歯がゆさにまた武力に頼ろうとするオーリに俺は、それぞれの自治領の領主を呼んで王国会議をひらくことを提案した。
そうしてオーリの名に置いて最初の円卓の会議が開かれることとなった。
クリュセイド王国には7つの自治領があり、それぞれが代表を王のもとへと送り込んだ。
そういう話しも俺には、ほぼほぼ関係はない。
俺は、王国会議の開かれる頃、大きくなり出した腹をいたわりつつ、オーリに送る緋色のマントを作っていた。
緋色に金糸で刺繍を施す。
俺は、オーリの武運長久とそれと幸福を祈って呪を縫い込んだ。
王国会議は、思ったより紛糾していてなかなか終わりが見えなかった。
それでも冬が来る頃には一区切りの目処がたったため、一旦、解散となる。
その頃には、俺の腹も目だって大きく膨らんできていた。
オーリは、そんな俺の腹に耳を当てて子供と会話したりと、はや親バカぶりを疲労していた。
それは、オーリのあまり恵まれない半生のせいでもあったのだ。
俺は、ルシウス様や騎士団長のアルメタスさんからオーリの過去についていろいろと話を聞いていた。
なんでもオーリは、もともとのクリュセイド王国の第3王子だったらしい。
王族とはいえ母親が身分がほぼほぼ平民だったせいで他の兄弟たちからの虐待を受けていた。
酷く虐められ命の危険もあったらしい。
そのオーリを守ったのは、アルメタス騎士団長だった。
オーリの乳兄弟であったアルメタスさんだけがオーリの味方だったのだ。
そうして二人で反乱を起こし、国を手に入れた後も自分達に対峙するものたちを全て武力で薙ぎ払ってきたのがオーリの生き方だった。
そのオーリがここにきて生き方を変えようとしているのだ。
それは、俺との子供ができたせいだった。
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