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番外編 僕の初恋~グレイアース~
1 加護
1 加護
僕の名前は、グレイアース・ディア・アデレイド。
もうすぐ4歳になる1人前のしんし、だ。
しんし、というのは、いい男ということだ。
父様は、僕が従兄弟のエディを泣かせたら僕に優しく、こう言った。
「そんな弱い者いじめばかりしてたら紳士になれないぞ」
父様は、紳士というのは、僕の父上みたいないい男のことだ、って言った。
僕には、父様ともう1人、父上がいる。
父上は、おっかなくて陰でみんなから『魔王』と呼ばれているような人だけど、父様にだけは、弱い。
父様にだけは、父上は、甘い。
帰ってくるとすぐに、父様の部屋に向かいしばらく出てこない。
誰も、2人が何をしてるか知らないけど、僕は、知ってる。
父様のために描いたクマの絵を見せたくて父様の部屋にいったとき、僕は、見てしまった。
父上は、父様にキスをしていた。
それを見た時、僕は、なぜか、胸が痛くなった。
苦しくて、悲しくて。
僕は、1人、自分の部屋に戻って泣いてしまった。
その日の夜。
夢の中で僕は、声をきいた。
それは、不思議な声で。
「グレイアース、君に僕の加護を与えよう」
その声は、僕に言ったんだ。
そして。
次の朝、父様がいつものように僕を起こしにきた時のことだ。
「おはよう、グレイアース」
そういって父様は、僕の頬にちゅっとキスをした。
そのとき。
『ああ、なんて可愛いんだろう。ふよふよのほっぺ。まるでお菓子みたいにおいしそうだ』
僕は、驚いて起き上がった。
そんな僕を父様は、驚いて見つめていた。
いつもは、僕は、父様が優しく揺り起こしてくれるまで起きることはない。
それが、キスされただけで起きたから、父様は、ビックリしてしまったみたい。
『今朝は、キスだけで起きたの?いつも、なかなか起きたがらないのに。どうしたのかな?僕の天使は』
僕は、じっと父様を見つめていた。
父様は、僕を不思議そうに見て微笑んだ。
「どうかした?グレイアース」
おかしい。
父様は、何も言ってないのに、僕の頭の中には、父様の声が聞こえている。
どうして?
僕は、よくわからなかったけど、でも、それは、嫌じゃなかった。
だって、父様は、とっても優しいから。
いつだって父様の僕のこと、スキスキって気持ちが伝わってくるのは、すごく嬉しいことだったから。
僕の名前は、グレイアース・ディア・アデレイド。
もうすぐ4歳になる1人前のしんし、だ。
しんし、というのは、いい男ということだ。
父様は、僕が従兄弟のエディを泣かせたら僕に優しく、こう言った。
「そんな弱い者いじめばかりしてたら紳士になれないぞ」
父様は、紳士というのは、僕の父上みたいないい男のことだ、って言った。
僕には、父様ともう1人、父上がいる。
父上は、おっかなくて陰でみんなから『魔王』と呼ばれているような人だけど、父様にだけは、弱い。
父様にだけは、父上は、甘い。
帰ってくるとすぐに、父様の部屋に向かいしばらく出てこない。
誰も、2人が何をしてるか知らないけど、僕は、知ってる。
父様のために描いたクマの絵を見せたくて父様の部屋にいったとき、僕は、見てしまった。
父上は、父様にキスをしていた。
それを見た時、僕は、なぜか、胸が痛くなった。
苦しくて、悲しくて。
僕は、1人、自分の部屋に戻って泣いてしまった。
その日の夜。
夢の中で僕は、声をきいた。
それは、不思議な声で。
「グレイアース、君に僕の加護を与えよう」
その声は、僕に言ったんだ。
そして。
次の朝、父様がいつものように僕を起こしにきた時のことだ。
「おはよう、グレイアース」
そういって父様は、僕の頬にちゅっとキスをした。
そのとき。
『ああ、なんて可愛いんだろう。ふよふよのほっぺ。まるでお菓子みたいにおいしそうだ』
僕は、驚いて起き上がった。
そんな僕を父様は、驚いて見つめていた。
いつもは、僕は、父様が優しく揺り起こしてくれるまで起きることはない。
それが、キスされただけで起きたから、父様は、ビックリしてしまったみたい。
『今朝は、キスだけで起きたの?いつも、なかなか起きたがらないのに。どうしたのかな?僕の天使は』
僕は、じっと父様を見つめていた。
父様は、僕を不思議そうに見て微笑んだ。
「どうかした?グレイアース」
おかしい。
父様は、何も言ってないのに、僕の頭の中には、父様の声が聞こえている。
どうして?
僕は、よくわからなかったけど、でも、それは、嫌じゃなかった。
だって、父様は、とっても優しいから。
いつだって父様の僕のこと、スキスキって気持ちが伝わってくるのは、すごく嬉しいことだったから。
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