異世界転生者は、花嫁の夢を見るか~僕が種付されそうです~

トモモト ヨシユキ

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4 早朝の訪問者たち

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   翌朝、早くに、僕が起きて支度をしていたら、誰かがドアをノックする音がした。
   「どうぞ」
   ドアが開いて現れたのは、五月  奏だった。
   僕は、彼を部屋へと招き入れた。彼は、僕が椅子をすすめるとそこに腰をかけて僕の方を見上げてきいた。
   「先生、昨日、天音と何かありました?」
   僕は、どきっとして奏を見た。
  僕は、平静を装って、奏の近くに椅子を引き寄せて腰かけるとうつ向いて話始めた。
   「あの・・あれは、事故みたいなもので、本当は、そんな気は、なかった、というか」
   「やっぱり」
   奏は、納得したというように言った。
   「先生は、奴に、無理矢理、犯されたんですよね。好きでもないのに」
   「えっ?」
    奏が立ち上がると、僕の方へと体を寄せてきたので、僕は、少し、驚いて言った。
  「あ・・奏、くん?」
   「先生、先生に、俺が本当の運命の相手だってこと、教えてあげますよ」
  「はい?」
       奏が、僕の顔を覗き込んだかと思うと、僕を椅子に押さえつけてキスした。彼は、僕の唇を甘く、啄んでいたが、ゆっくりとキスを深めていった。僕の閉じられた唇を舌で割り、奏は、僕の口中を味わうように、舌で掻き乱した。
  「んっ・・うぅっ・・」
   奏に、優しく吸われて、僕は、だんだん、体の力が抜けていくのがわかった。そんな僕の様子を確かめるようにして、奏は、僕から少し、体を離すと、僕の耳元で囁いた。
   「先生、かわいい。キスぐらいで、こんなになっちゃって」
   奏に服の上から触れられて初めて、僕は、僕のものが服の下で固くなっていることに気づいた。
   「あっ・・これ、は・・」
   「すぐに、楽にしてあげますよ、真弓先生」
   奏は、僕の両足を持ち上げて、僕のズボンと下着を一気に引き抜いた。僕は慌てて両手で立ち上がった自分自身を覆い隠そうとしたが、奏は、構わず、僕の両足を開かせると、僕の下腹部へと顔を沈めた。奏は、僕のものに口づけして、そして、ぱくっと口に含んだ。舌や唇の感触に、僕は、身を震わせた。
        「ふぁ・・んぅっ・・も、や、いっちゃう!」
   僕は、そのまま、奏の口の中へと吐精してしまった。奏は、僕の出したものを喉を鳴らして、飲み干した。
   「少しは、楽になった?先生」
   「か、なで、くん・・」
    僕は、涙で潤んだ瞳で、奏を見た。頬を赤く染めている僕を見つめて、奏が怖い顔をして、言った。
   「気に入らない」
    「えっ?」
    「気に入らないな、まったく」
     奏は、僕を睨んで言った。
   「こんな顔を、あいつにも、見せたんでしょ?先生」
   「か、奏・・」
   奏は、膝裏を持って、僕の両足を折り曲げると、僕の後孔に顔を寄せて、ふぅっと息を吹き掛けた。僕は、びくっと体を強張らせた。奏は、眼鏡越しに上目使いで僕を見て、笑った。
   「先生のここ、ひくひくして、かわいい」
   「や・・見ないで・・」
    僕は、涙ぐんで言ったが、奏は、僕を無視して、僕の後孔へと舌を這わせた。僕は、恥ずかしさとくすぐったさに身を捩った。奏は、舌を僕の中へと突き入れて、ぴちゃぴちゃと音を立てて、そこを舐め続けた。
    「んぅっ・・も、やだっ」
    「先生」
        奏に呼ばれて、僕が、ぎゅっと閉じていた目をゆっくりと開いて、彼の方を見た。奏は、僕に向かって、そのピンクの舌を突き出して見せていた。舌先に、白い玉が乗っていた。
    あれは。
   僕は、手を伸ばして、それを奪おうとしたが、奏は、すぐに舌を引っ込めて、その玉を口中であめ玉のように舐めながら、僕に言った。
    「先生を、俺のお嫁さんにしてあげますよ」
   「えっ?」
    奏は、僕の後孔に舌でその白い玉を押し込んだ。僕のそこに、異物の侵入してくる感触があった。
   「だめっ!出して、だっ・・」
    「だめだよ、先生」
    奏は、自分のものを取り出すと、立ち上がって、僕の後孔へとそれを押し当てて言った。
   「出したら、だめだから。奥に入れて、溶かしてあげるからね」
       「やぁっ!だめっ」
   奏は、自分の唾液で濡らされた僕のそこに彼自身をゆっくりと押し入れてきた。その圧迫間と異物感に、僕の目尻から涙が零れたのを奏は、その長い指でそっと拭った。
   「んぅっ・・奏、く、ん」
   「先生」
    奏は、僕の中に体を沈めながら、呻くように言った。
   「俺の、花嫁」
  「あ・・あぁっ!」
    奏に深く激しく突かれて、僕は、声を漏らした。
    そのとき、ドアをノックする音がきこえて、僕は、自分の口を両手で押さえた。
   「先生、田中先生」
   三年の寮生の代表の子の声だった。彼は、たぶん、時間になっても食堂に現れない僕を心配して来てくれたのだろう。僕は、なんとか、掠れた声で言った。
   「すまない・・今日は、体調が悪いから・・休ませて、もらいたいんだ・・」
   「本当ですか?」
    寮生の代表者は、言った。
   「大丈夫ですか?先生」
    「ああ・・」
    僕がそう答えたとき、奏が、僕を奥深く突き始めた。僕は、両手で強く、口許を押さえて、必死に、声を殺した。
   「んっ・・うっ・・だい、じょうぶ、だから・・もう、行って」
   「でも」
    「ほん、と、に・・も、いい、から・・」
        諦めた三年生が去っていく足音が遠ざかっていくのをきいて、僕は、ほっと吐息をついた。奏は、僕の前に手を振れると、立ち上がったそこを擦りながら、いたずらっぽく、僕に言った。
   「こんなにして。俺に、こんなことされて、感じてるんだな、先生」
   「感じて、なん、て・・」
   「本当に?」
   奏は、彼の首に下げられている、天音とお揃いらしい革ひもを取り出すと、それで屹立した僕のものの根元を縛った。
   「なら、いけなくても、大丈夫ですよね?」
   「あっ・・い、やっ・・」
    僕は、縛られて、精を放てなくなって、その辛さに鳴き声をあげた。奏は、僕の中で抽挿を繰り返し、僕を攻め立てたので、僕の体を凄まじい気楽が駆け巡り、僕は、どんどん、絶頂の高みへと上り詰めていった。だが、根元を縛られているため、僕は、達しても、いくことが出来ずに、苦しさに、身悶えした。
      「も・・許して・・お願い・・」
   僕は、涙と唾液に顔を濡らして、奏に訴えた。奏は、満足げに微笑むと、頷いた。
   「仕方がないな」
   奏が、紐をほどくと、すぐに、僕は、いった。僕のものは、精を吐きながら、びくびくっと痙攣していた。僕の頬に、腹に、僕の吐いた精が飛び散った。奏は、僕がいったのを確かめると、いっそう深く、僕の中へと身を沈めて、自分も吐精した。
    不意に、ドアが、乱暴に開かれた。
   「奏!貴様!」
   「なんだ?天音」
   「ひぁっ!」
    驚いた声を上げた僕の中から、奏のものがずるりと抜けた。天音が、奏に殴りかかった。僕は、ぐったりとなりながらも、なんとか、椅子に掴まって体を支えると、二人に向かって叫んだ。
   「やめなさい!二人とも」
   僕の声に、二人の動きがぴたりと止まった。僕は、さっきよりも、きつい調子で言った。
   「二人とも、喧嘩するなら、もう、ここを出ていってもらうからね!」
   「追い出されるのは、かまわんが」
   天音がぶつぶつと言った。
   「先生と離れるのは、嫌だな」
   「同感だ」
   奏が言った。
   体を離して、床に座り込んでいる二人を見下ろして、僕は、ため息をついていた。
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