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9 恋と聖女とダンジョン攻略
9ー3 庇護欲をそそられる!
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9ー3 庇護欲をそそられる!
「人間とは、相変わらず不便なものだな」
赤毛の女の人は、レンドールさんの上着を羽織らされてなんとか体を隠していた。レンドールさんが、くどくどと小言を言う。
「聖女の前で恥を知れ!ダルメト」
はい?
私は、女の人を思わず二度見していた。
この人、ダルメトさんなの?
レンドールさんの話じゃ、子孫を増やすためにやりまくり生みまくりのビッチってことだったけど、どう見てもただのゴージャスな女戦士にしか見えない。
てか、子持ちなんですか?
レンドールさんにうだうだ言われてダルメトさんは、しゅんとしている。
「聖女よ、申し訳ない」
「気にしないで!」
私は、ダルメトさんに向かって微笑んだ。
ダルメトさんは、私を見下ろしてポツリと呟く。
「この度の聖女は、えらく可愛らしいな。庇護欲をそそられる」
はい?
ダルメトさんは、私にすぃっと近寄ると片手で抱き上げる。
ええっ?
私がびびっているとダルメトさんは、ご機嫌でレンドールさんに告げた。
「聖女は、私が運ぶ。かまわんだろう?」
レンドールさんがちょっとしぶしぶ頷いた。
私が自分で歩くという選択肢は?
だが、ご機嫌なダルメトさんに私は、何もいえなかった。
私たちは、なにわともあれエリクさん家へと戻ることにした。だって、もう、辺りが暗くなってきてるし。
船で来てないのでとりあえず森の近くの船着き場まで歩いていくことになった。
みんなでてくてく歩いているとロイさんとクーノが走ってくるのが見えた。
「あれ?クーノ」
私は、ダルメトさんに抱かれて遠くまでよく見えてちょっと機嫌がよくなっていた。2人に向かって手を振る。
「おーい!クーノ」
2人が走ってきて合流する。
クーノは、息を整えながらじっとダルメトさんのことを見ていた。
「この女は?」
「ああ、ダルメトさん?」
私は、ダルメトさんをクーノに紹介した。
「ダルメトさんは、ちょっと穴堀を手伝いに来てくれた古代竜の人だよ」
「ちょっと、穴堀?」
クーノが眉をひそめる。
「もしかしてさっきの地震は、こいつの仕業か?」
クーノが下から私にぎゃんぎゃんわめくのを私は、上から見下ろしてにやにやしていた。
すこぶる気分がいい。
最近、小型化してたのでみんなを見上げることが多かったので上から見下ろすと気分がいい。
クーノは、まだぐちぐち言っていたが私たちは、気にせず歩き続けた。
「人間とは、相変わらず不便なものだな」
赤毛の女の人は、レンドールさんの上着を羽織らされてなんとか体を隠していた。レンドールさんが、くどくどと小言を言う。
「聖女の前で恥を知れ!ダルメト」
はい?
私は、女の人を思わず二度見していた。
この人、ダルメトさんなの?
レンドールさんの話じゃ、子孫を増やすためにやりまくり生みまくりのビッチってことだったけど、どう見てもただのゴージャスな女戦士にしか見えない。
てか、子持ちなんですか?
レンドールさんにうだうだ言われてダルメトさんは、しゅんとしている。
「聖女よ、申し訳ない」
「気にしないで!」
私は、ダルメトさんに向かって微笑んだ。
ダルメトさんは、私を見下ろしてポツリと呟く。
「この度の聖女は、えらく可愛らしいな。庇護欲をそそられる」
はい?
ダルメトさんは、私にすぃっと近寄ると片手で抱き上げる。
ええっ?
私がびびっているとダルメトさんは、ご機嫌でレンドールさんに告げた。
「聖女は、私が運ぶ。かまわんだろう?」
レンドールさんがちょっとしぶしぶ頷いた。
私が自分で歩くという選択肢は?
だが、ご機嫌なダルメトさんに私は、何もいえなかった。
私たちは、なにわともあれエリクさん家へと戻ることにした。だって、もう、辺りが暗くなってきてるし。
船で来てないのでとりあえず森の近くの船着き場まで歩いていくことになった。
みんなでてくてく歩いているとロイさんとクーノが走ってくるのが見えた。
「あれ?クーノ」
私は、ダルメトさんに抱かれて遠くまでよく見えてちょっと機嫌がよくなっていた。2人に向かって手を振る。
「おーい!クーノ」
2人が走ってきて合流する。
クーノは、息を整えながらじっとダルメトさんのことを見ていた。
「この女は?」
「ああ、ダルメトさん?」
私は、ダルメトさんをクーノに紹介した。
「ダルメトさんは、ちょっと穴堀を手伝いに来てくれた古代竜の人だよ」
「ちょっと、穴堀?」
クーノが眉をひそめる。
「もしかしてさっきの地震は、こいつの仕業か?」
クーノが下から私にぎゃんぎゃんわめくのを私は、上から見下ろしてにやにやしていた。
すこぶる気分がいい。
最近、小型化してたのでみんなを見上げることが多かったので上から見下ろすと気分がいい。
クーノは、まだぐちぐち言っていたが私たちは、気にせず歩き続けた。
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