最強王女ミリアが敵国の最強王女と威信を賭けたコロシアムバトル

第９話 最強王女ミリアと敵国の最強王女ルナの激闘５

　そのうち、ミリアの回し蹴りを太ももに何発も浴びたルナの動きが鈍くなり、ミリアがルナの腹や股間に蹴りを連打する。
　ルナの動きが完全に止まり、前かがみになるが、ルナは、ミリアが深くルナの腹に入れた蹴りの右足首を両手でつかんだ。

　ミリアは、片足立ちで何とかバランスをとる。
ルナ「よくもこんなに蹴ってくれたわね。たっぷり仕返ししてあげるわ」
ミリア「放せよ」
　ルナは、ミリアの右足首をつかんだまま、ミリアの左の太ももに、股間に、蹴りを入れていく。ミリアは、その攻撃に耐えかねて、尻餅をつく。
　ルナは、さらにミリアの右足首を持ったまま、芝生の上でミリアの体を引きずり回す。ミリアも、左脚でルナのすねを蹴って、放そうとする。それでも、ルナは、手を放さずに芝生の上を縦横無尽に歩いて、ミリアの体を引きずり回す。
ミリア「放せよ。背中が熱いんだよ」
　ミリアは、腹筋を使って体を曲げ、両手を伸ばし、必死にルナのピンクのショーツをつかむ。
ルナ「あんたこそ、あたしのショーツから手を放しなさいよ」
　ルナは、ミリアの体を宙に浮かしたまま、振り回して、ミリアの手を放そうとする。
　しかし、逆にルナのショーツが脱げ初めて太ももの中間あたりまで下がった。
ルナ「きゃあっ、やめなさいよ」

　ルナは、ミリアの右足首から両手を放して自分のショーツが脱げないように引っ張り返す。
　ルナのセクシーなピンクのショーツは、長く伸び、ミリアが豪快に引っ張り続けると、一部が破れた。
ミリア「もうあきらめなさいよ。びしょ濡れだし、もうびりびりで履けないわよ」
　ルナは、しばらく粘っていたものの、突如ショーツから手を放し、ショーツから両脚を抜く。その反動でミリアは、弾き飛ばされるように尻から芝生の上に落ちる。ミリアは、びりびりになったルナのショーツを投げ捨てる。
　ルナは、素早くミリアに馬乗りになり、ミリアの顔にパンチを振り落とす。
　ミリアは、体ごと少し横に向けてそれを防ぐ。そして、うつ伏せになって耐えようとするミリアの首の横からルナは手を入れ、スリーパーを狙おうとするが、ミリアが下からルナの腕と髪をつかみ、ルナの体を背負うようにして、脚を踏ん張り、投げ飛ばす。

　芝生の上にあお向けになったルナの髪の毛を、ミリアは、両手でつかんで引っ張り、ルナの体を引きずり回す。
　ルナが踏ん張って体勢を立て直そうとすると、ミリアは、ルナのおっぱいに蹴りを入れて再び仰向けにさせる。
　そして、ミリアは、両脚をルナの首に絡めて首四の字固めをかける。
ミリア「苦しいでしょ。ギブアップしなさいよ」
ルナ「汚い脚、どけなさいよ」
ミリア「あら、ライトブルーのペディキュアを施した綺麗な足が見えないのかしら」
ルナ「どけよ、臭いんだよ」
　ルナは、ブリッジをして豪快に体を横にひねり、うつ伏せになる。しかし、ミリアは、脚を放さない。ルナは、踏ん張って首を抜こうとするが、ミリアは、しっかりと両脚でロックして抜かせない。そして、ミリアは両腕と体全体を使って、再びあお向けになる。
ミリア「どうやっても逃げられないわよ」
　ルナは、苦しげな顔をしながらも、右手でミリアの股間をつかむ。
ミリア「やめろよ」
　ミリアは、両手でルナの右手をつかんで放すが、ルナは、すぐに左手でミリアの股間をつかむ。
ルナ「ほら、痛かったら早く脚を放しなさいよ」
ミリア「卑怯な手を使うんじゃないわよ」
　ミリアは、ルナの右手を両手で抱え込むようにして、自分の両脚を絡みつかせ、腕を伸ばして極めようとする。
ミリア「この手癖の悪い腕を二度と使えなくしてあげるわよ」
ルナ「放せよ」
　ルナは、必死に体を起こし、右腕を左手で支えるようにして伸ばされるのを防ぐ。