6 / 67
見習い死神編
5話 馬車の旅
しおりを挟む
噴水広場はラヴァンタの中心に位置し
多くの人が利用する公園のような場所だ
屋台もいくつか出ており、美味しそうな匂いが漂ってくる
「でっかい噴水だな」
「エレノア まだ来てない」
「レゼ、あれ食いてぇ」
暖簾にはクレープと書いてある
「わかった 買ってくるからそこのベンチで待ってて」
「おう」
「はい」
ディーにはチョコバナナを渡し自分はミックスベリーを頬張る
程よい酸味が口に広がりクリームの優しい甘さを引き立てている
「うまいな」
夢中で食べている かすかにしっぽが揺れている
なんだか可愛い
「おまたせ ディー、レゼ 用事が長引いちゃって ごめんね
なんだかラヴァンタの近くで魔物の目撃が多発していて、なぜか東の方に生息していた個体が多いみたいなの東には嘆きの塔があって何か関係しているんじゃないかって
でその調査を依頼されて行くことになったの
だからレゼ達とは暫くお別れかな」
嘆きの塔・・・
たしかリーデルが荒魂がいる場所だっていっていたところだ
「僕たちも行きたい」
「えっ とても危険なところなのよ
いくらレゼ達が強いからって危ないわ」
「行かないといけない用事がある」
「用事って?」
「詳しくは言えない」
「そう 止めても無駄なようね
わかったわ...調査団には私から言っておくから
出発は3日後 正門に集合よ」
3日後
正門に行ってみるとエレノア 長いローブを着た女性 鎧姿の中年男性しかいなかった
調査団と言っていたから大人数かと思っていたのに
「レゼこっちよ」
「この嬢ちゃんと獣人が言ってた子か」
「見た感じ強そうには見えないけど大丈夫なの」
「紹介するわね この女性は魔導士のリン こっちは剣士のアッシュ
二人ともパーティーを組んでいる仲間なの」
「調査団なのに少ない」
「違うのよ 調査団は準備に時間がかかるから
あとから出発する予定
私たちは魔物を討伐しながら先に
嘆きの塔に向かうことになったの」
「さぁ 話はこれくらいにして出発するわよ
嘆きの塔までは馬車で一週間ぐらいかかるんだから」
馬車に揺られながらディーがつまらなそうにしている
「一週間なんてだりーいな」
ラヴァンタを出てまだ三日しかたっていない
「馬車の旅楽しいと思う」
「暇すぎて走った方がマシなんじゃねぇかって思えてくる」
「何でも初めてだから楽しい」
「おい、魔物が出たぞ ウルフが5体だ」
エレノアは隙をついて脇にナイフを突き刺す
リンは風魔法で切り裂き
アッシュは大剣で真っ二つにした
ディーは銃弾で脳天を貫き
レゼは影で串刺しにした
「あぁ 手ごたえのない魔物ばかりでつまんねぇ」
ラヴァンタを出発してから多くの魔物と遭遇したが
どれも弱い小物ばかりだった
それから何日か過ぎた
確かに同じことばかりで流石に飽きてきた
ディーと二人でだらけていると
「それにしても変わった魔法?を使うのね」
「あぁ ディーの武器も変わってるし
エレノアが言ったとおり二人とも只者じゃないな」
「そうでしょ」
「なんでエレノアが自慢げなんだよ」
「馬鹿言ってないで セリオンの町が見えてきたわよ
ほらあそこに見えるのが嘆きの塔」
霧の濃い森をずっと進んだ奥に
螺旋を描いた塔が天まで伸びている
「昔は願いの塔と呼ばれていて
最上階に着いた者のどんな願いも
一つだけ叶えてくれる女神さまが住んでいたの
だけどある日空から星が降ってきて
ここら辺一体を霧で覆てしまった
塔からは呻くような嘆くような声が聞こえはじめた
それから嘆きの塔と呼ばれるようになったって話
本当かは分からないけどね
塔の周りを大きな魔物が飛んでたって
言ってる人もいるみたい」
「そんなの迷信でしょ しゃべってないで着いたらさっそく
魔物について聞き込みして明日は塔に行ってみるわよ」
「ほんと リンはせっかちなんだから」
話を聞くと皆同じ事を話してくれた
塔の周辺が霧に覆われてから不作や天災などが頻発しているし
魔物も姿を見なくなり冒険者や旅の人もめっきり来なくなってしまったらしい
「やっぱりラヴァンタ周辺の魔物増加は嘆きの塔で起きてる異変によるものみたいね」
「三週間前に町から霧の原因を調べに行った人がいたけど誰も帰って来なかったみたいなの
だから今はみんな霧に近づかないようにしてるって」
「これは塔に行ってみないとな」
準備を整え
嘆きの塔の手前にある霧深い森の入り口にやって来た
「何があるか分からないから気合い入れていくわよ
念のためリンは索敵の魔法を使って」
「周囲には何も反応がない
だけどなんか変な感じがするから気を付けて」
「魔王が復活したのかと思ったけど
魔王軍の痕跡は無いみたいだし
別の要因があるのかしら」
一行は霧の中を進んで行く
暫く歩き続け、少し開けたところに出た時だった
ゲル状の魔物が襲ってきた
上半身は女性の様だが顔には亀裂があり
不気味な笑顔でこちらを見ている
下半身はトカゲの様だった
「こんな魔物見たことない みんな気をつけろ」
ゲル状の魔物は背中から無数の触手を伸ばし攻撃してきた
エレノアたちは予測できない動きに苦戦しつつも
確実にダメージを与えている
レゼとディーは余裕でかわし一撃で倒していく
際限なく現れていたゲル状の魔物は敵わないと察したのか攻撃を止めて森の奥に逃げって行った
「いったい何なの 突然逃げだして」
「いくら倒しても 手ごたえがなかったな」
「普通の魔物じゃないことは明らかね」
「この異変の原因に繋がっているのかも
逃げていった方へ行ってみましょ」
いったい何だろう
エレノアが言った通りゲル状の魔物は
なんだか今まで遭遇した魔物と違う感じがする
世界のエネルギーに近いものを感じたが
邪悪なオーラのようなものに包まれているようにも感じた
あれが荒魂なのだろうか?
考えても始まらない とりあえず先に進もう
先に進むと更に異様な空間になってきた
霧は無くなり空にはオーロラのようなものが走り
地面は亀裂みたいに黒い線が伸びている
進むにつれゲル状の魔物に遭遇する回数が増えたが
何体か倒すと今度は地面に吸い込まれるように消えてしまった
「やっと塔の下まで来たわね」
「これが嘆きの塔か・・・随分高いみたいだが登るのか」
「ここまで来て帰れないわ
原因はきっと塔の中にあるはずよ」
「確か試練をクリアしないと上に行けないって聞いたわ」
「どんな試練なのかな」
「俺とレゼなら大丈夫だろ」
エレノアたちの一歩後ろを歩きながら
大きな門のようなものを潜ると・・・
レゼとディーは塔の中にいた
前を歩いていたはずのエレノアたちは見当たらない
後ろを振り向くと壁で戻ることもできない
先に進むしか道は無い様だ
塔の外ではエレノアたちがレゼとディーがいないことに気づき辺りを捜索していた
多くの人が利用する公園のような場所だ
屋台もいくつか出ており、美味しそうな匂いが漂ってくる
「でっかい噴水だな」
「エレノア まだ来てない」
「レゼ、あれ食いてぇ」
暖簾にはクレープと書いてある
「わかった 買ってくるからそこのベンチで待ってて」
「おう」
「はい」
ディーにはチョコバナナを渡し自分はミックスベリーを頬張る
程よい酸味が口に広がりクリームの優しい甘さを引き立てている
「うまいな」
夢中で食べている かすかにしっぽが揺れている
なんだか可愛い
「おまたせ ディー、レゼ 用事が長引いちゃって ごめんね
なんだかラヴァンタの近くで魔物の目撃が多発していて、なぜか東の方に生息していた個体が多いみたいなの東には嘆きの塔があって何か関係しているんじゃないかって
でその調査を依頼されて行くことになったの
だからレゼ達とは暫くお別れかな」
嘆きの塔・・・
たしかリーデルが荒魂がいる場所だっていっていたところだ
「僕たちも行きたい」
「えっ とても危険なところなのよ
いくらレゼ達が強いからって危ないわ」
「行かないといけない用事がある」
「用事って?」
「詳しくは言えない」
「そう 止めても無駄なようね
わかったわ...調査団には私から言っておくから
出発は3日後 正門に集合よ」
3日後
正門に行ってみるとエレノア 長いローブを着た女性 鎧姿の中年男性しかいなかった
調査団と言っていたから大人数かと思っていたのに
「レゼこっちよ」
「この嬢ちゃんと獣人が言ってた子か」
「見た感じ強そうには見えないけど大丈夫なの」
「紹介するわね この女性は魔導士のリン こっちは剣士のアッシュ
二人ともパーティーを組んでいる仲間なの」
「調査団なのに少ない」
「違うのよ 調査団は準備に時間がかかるから
あとから出発する予定
私たちは魔物を討伐しながら先に
嘆きの塔に向かうことになったの」
「さぁ 話はこれくらいにして出発するわよ
嘆きの塔までは馬車で一週間ぐらいかかるんだから」
馬車に揺られながらディーがつまらなそうにしている
「一週間なんてだりーいな」
ラヴァンタを出てまだ三日しかたっていない
「馬車の旅楽しいと思う」
「暇すぎて走った方がマシなんじゃねぇかって思えてくる」
「何でも初めてだから楽しい」
「おい、魔物が出たぞ ウルフが5体だ」
エレノアは隙をついて脇にナイフを突き刺す
リンは風魔法で切り裂き
アッシュは大剣で真っ二つにした
ディーは銃弾で脳天を貫き
レゼは影で串刺しにした
「あぁ 手ごたえのない魔物ばかりでつまんねぇ」
ラヴァンタを出発してから多くの魔物と遭遇したが
どれも弱い小物ばかりだった
それから何日か過ぎた
確かに同じことばかりで流石に飽きてきた
ディーと二人でだらけていると
「それにしても変わった魔法?を使うのね」
「あぁ ディーの武器も変わってるし
エレノアが言ったとおり二人とも只者じゃないな」
「そうでしょ」
「なんでエレノアが自慢げなんだよ」
「馬鹿言ってないで セリオンの町が見えてきたわよ
ほらあそこに見えるのが嘆きの塔」
霧の濃い森をずっと進んだ奥に
螺旋を描いた塔が天まで伸びている
「昔は願いの塔と呼ばれていて
最上階に着いた者のどんな願いも
一つだけ叶えてくれる女神さまが住んでいたの
だけどある日空から星が降ってきて
ここら辺一体を霧で覆てしまった
塔からは呻くような嘆くような声が聞こえはじめた
それから嘆きの塔と呼ばれるようになったって話
本当かは分からないけどね
塔の周りを大きな魔物が飛んでたって
言ってる人もいるみたい」
「そんなの迷信でしょ しゃべってないで着いたらさっそく
魔物について聞き込みして明日は塔に行ってみるわよ」
「ほんと リンはせっかちなんだから」
話を聞くと皆同じ事を話してくれた
塔の周辺が霧に覆われてから不作や天災などが頻発しているし
魔物も姿を見なくなり冒険者や旅の人もめっきり来なくなってしまったらしい
「やっぱりラヴァンタ周辺の魔物増加は嘆きの塔で起きてる異変によるものみたいね」
「三週間前に町から霧の原因を調べに行った人がいたけど誰も帰って来なかったみたいなの
だから今はみんな霧に近づかないようにしてるって」
「これは塔に行ってみないとな」
準備を整え
嘆きの塔の手前にある霧深い森の入り口にやって来た
「何があるか分からないから気合い入れていくわよ
念のためリンは索敵の魔法を使って」
「周囲には何も反応がない
だけどなんか変な感じがするから気を付けて」
「魔王が復活したのかと思ったけど
魔王軍の痕跡は無いみたいだし
別の要因があるのかしら」
一行は霧の中を進んで行く
暫く歩き続け、少し開けたところに出た時だった
ゲル状の魔物が襲ってきた
上半身は女性の様だが顔には亀裂があり
不気味な笑顔でこちらを見ている
下半身はトカゲの様だった
「こんな魔物見たことない みんな気をつけろ」
ゲル状の魔物は背中から無数の触手を伸ばし攻撃してきた
エレノアたちは予測できない動きに苦戦しつつも
確実にダメージを与えている
レゼとディーは余裕でかわし一撃で倒していく
際限なく現れていたゲル状の魔物は敵わないと察したのか攻撃を止めて森の奥に逃げって行った
「いったい何なの 突然逃げだして」
「いくら倒しても 手ごたえがなかったな」
「普通の魔物じゃないことは明らかね」
「この異変の原因に繋がっているのかも
逃げていった方へ行ってみましょ」
いったい何だろう
エレノアが言った通りゲル状の魔物は
なんだか今まで遭遇した魔物と違う感じがする
世界のエネルギーに近いものを感じたが
邪悪なオーラのようなものに包まれているようにも感じた
あれが荒魂なのだろうか?
考えても始まらない とりあえず先に進もう
先に進むと更に異様な空間になってきた
霧は無くなり空にはオーロラのようなものが走り
地面は亀裂みたいに黒い線が伸びている
進むにつれゲル状の魔物に遭遇する回数が増えたが
何体か倒すと今度は地面に吸い込まれるように消えてしまった
「やっと塔の下まで来たわね」
「これが嘆きの塔か・・・随分高いみたいだが登るのか」
「ここまで来て帰れないわ
原因はきっと塔の中にあるはずよ」
「確か試練をクリアしないと上に行けないって聞いたわ」
「どんな試練なのかな」
「俺とレゼなら大丈夫だろ」
エレノアたちの一歩後ろを歩きながら
大きな門のようなものを潜ると・・・
レゼとディーは塔の中にいた
前を歩いていたはずのエレノアたちは見当たらない
後ろを振り向くと壁で戻ることもできない
先に進むしか道は無い様だ
塔の外ではエレノアたちがレゼとディーがいないことに気づき辺りを捜索していた
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
☆ほしい
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【完結】いせてつ 〜TS転生令嬢レティシアの異世界鉄道開拓記〜
O.T.I
ファンタジー
レティシア=モーリスは転生者である。
しかし、前世の鉄道オタク(乗り鉄)の記憶を持っているのに、この世界には鉄道が無いと絶望していた。
…無いんだったら私が作る!
そう決意する彼女は如何にして異世界に鉄道を普及させるのか、その半生を綴る。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる