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終末の死神編
62話 世界は滅亡へ
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本部から戻ってきた部長から話を聞きくと捕まえた生徒から一連の事件の目的や首謀者を聞き出すことはできなかったらしい話を聞く前に何者かに殺され死体も消えてしまったようだ 消えた後あの閃光弾が撃たれ、襲撃者たちが撤退していったようなので失態を犯した仲間を始末しに来たんだろうってことで結論が出た
話を聞き部屋に戻った頃には空が白み始めていたが、襲撃者に壊された建物や道は登校時間には綺麗に修復され襲撃があったのが嘘の様だった
「蒼黒の技術はすげぇよな 数時間前までぼろぼろに崩されてたのが綺麗に直ってるぜ」
「っん」
午前の授業が終わりレゼ達は食堂で昼飯を食べていた
「それにしてもあいつら仲間を殺すためだけにわざわざ蒼黒の本拠地に乗り込んで来たのか?」
「僕には分からないけど校庭で変な儀式してたね もぐもぐ」
「あぁ それに持ち場がどうのこうの言ってたな」
「うん、それに襲撃者の中に白緋のメンバーがいたって」
「そうなのか、白緋って世界の異変に関係しているかもしれない連中だよな?ますます怪しくなってきたぜ」
昼休みが終わると校内放送が流れる
「学園棟の基盤に老朽化が見られたため安全を考慮し休校になります 一般生徒は速やかに下校してください」
「老朽化ってさっき綺麗に直してなかったか? それに一般生徒はってことは異外の者がらみで何かあったってことだよな」
「うん 部室に行ってみよう」
「おう」
部室に行く途中シャロンに会い一緒に行くことになった
部室に着くと他の部員と早苗、リリスまでもがいた
「何かあったのか?」
「はい、学園の数ヶ所から魔法陣が現れ、上空に魔力が集まり始めました 集まった魔力は直ぐに異常な数値まで達したので一般生徒の安全を考慮し休校にしました 1ヵ所に膨大な魔力が集まり続けると空間が揺らぎ異外と界域の境界が不安定に成ります そのまま放っておくと巨大なゲートが開くことになりますから」
「そうそう、学園の数キロ圏内も閉鎖したんだよねー」
「膨大な魔力・・・生徒の魔力を奪っていたのはこの為か・・・でも何のために?」
「きっと白緋の破壊者は学園に巨大なゲートを開いて学園諸とも目障りな蒼黒を異外の怪物を使って壊滅させるつもりなのですわ」
「過激だね 蒼黒もただ見ているだけじゃないでしょう」
話している間にも空が赤く染まっていく
「はい、手を尽くしていますが、今のところ有効な案が出ていないのが現状です」
「オレの魔法はどうなんだ?」
「対象にしたものを己の物にする魔法ですか 今回は集められた魔力が膨大です 膨大な魔力を制御できなければ魔法が成功したところで意味がありません」
「なら俺の事象を消す魔法は?」
「今回は様々な事象が入り組んでいるため確実に問題の事象だけを消すのは困難ではないかと、一つ一つ確かめている時間はありませんから」
「なら私も無理かなー魔法が得意って言っても流石にあんな大きな魔力をどうにかできる魔法は使えないから」
皆が沈黙した時、部室に移動ゲートが開き、慌てた様子で樹が現れた
「大変です 姉さん リリス様」
「騒々しいですよ 樹 何があったの?」
「これを見て下さい 学園上空に異外のゲートが開きました」
部室のモニターに学園の上空が映し出される 上空のゲートからは無数の腕が伸び、伸びた腕からも腕が生え気味悪く蠢きながら不気味な姿がこちら側に来ようとしている
「分析班の見解であれは上位個体であるそうです」
「上位個体って亜神ってことですの!?巨大なゲートが開いただけで亜神がこちら側に来るなんてありえないですわそれにあんな禍々しいオーラ初めてですわ」
「はい、この亜神様子がおかしいんです ここを見て下さい」
モニターがアップされる
無数に伸びた腕には杭が打たれ鞭で叩かれた様な傷がある
3つある頭の内2つの頭の目は潰され唇には杭が刺さっている
「泣いてる」
「この亜神には明らかに拷問された跡があります」
「ひ 酷いですわ」
「胸くそ悪いぜ」
「推測ですが白緋は亜神を拷問し心を壊した上でゲートを開き、こちら側に召喚しています、これは思い通りに亜神を操り世界を破壊させるのが目的ではないかと思います」
蒼黒の防衛システムが起動するが抵抗も虚しく亜神は校庭に降り立つ
ギャアァァァ
亜神の叫び声は学園の窓ガラスを全て粉々にした
亜神の周りには数人の人影がいるのが見て取れる その一人が声を発した
学園に集まった仲間に演説するように
「我らは神の啓示に従って今まで活動して来た、そしてついに我らの願いが成就する 我ら白緋が神に成り代わり世界を人類の手に取り戻す! 人の死が生が魔女によって管理されたクソみたいなこの世界を破壊しゼロから我ら人類が新たな世界を造るのだ!」
白緋の支持者なのか彼らを称える声が飛び交う
「さぁ 同士よ世界の全てを破壊しよう!」
男の一声で亜神の体に稲妻が流れる
ギャガガガァァァァ
亜神の悲痛な叫びと共に1号棟が破壊された
「アハハハハ! 壊れろ! 消えろ!我らの自由をこの手に!」
話を聞き部屋に戻った頃には空が白み始めていたが、襲撃者に壊された建物や道は登校時間には綺麗に修復され襲撃があったのが嘘の様だった
「蒼黒の技術はすげぇよな 数時間前までぼろぼろに崩されてたのが綺麗に直ってるぜ」
「っん」
午前の授業が終わりレゼ達は食堂で昼飯を食べていた
「それにしてもあいつら仲間を殺すためだけにわざわざ蒼黒の本拠地に乗り込んで来たのか?」
「僕には分からないけど校庭で変な儀式してたね もぐもぐ」
「あぁ それに持ち場がどうのこうの言ってたな」
「うん、それに襲撃者の中に白緋のメンバーがいたって」
「そうなのか、白緋って世界の異変に関係しているかもしれない連中だよな?ますます怪しくなってきたぜ」
昼休みが終わると校内放送が流れる
「学園棟の基盤に老朽化が見られたため安全を考慮し休校になります 一般生徒は速やかに下校してください」
「老朽化ってさっき綺麗に直してなかったか? それに一般生徒はってことは異外の者がらみで何かあったってことだよな」
「うん 部室に行ってみよう」
「おう」
部室に行く途中シャロンに会い一緒に行くことになった
部室に着くと他の部員と早苗、リリスまでもがいた
「何かあったのか?」
「はい、学園の数ヶ所から魔法陣が現れ、上空に魔力が集まり始めました 集まった魔力は直ぐに異常な数値まで達したので一般生徒の安全を考慮し休校にしました 1ヵ所に膨大な魔力が集まり続けると空間が揺らぎ異外と界域の境界が不安定に成ります そのまま放っておくと巨大なゲートが開くことになりますから」
「そうそう、学園の数キロ圏内も閉鎖したんだよねー」
「膨大な魔力・・・生徒の魔力を奪っていたのはこの為か・・・でも何のために?」
「きっと白緋の破壊者は学園に巨大なゲートを開いて学園諸とも目障りな蒼黒を異外の怪物を使って壊滅させるつもりなのですわ」
「過激だね 蒼黒もただ見ているだけじゃないでしょう」
話している間にも空が赤く染まっていく
「はい、手を尽くしていますが、今のところ有効な案が出ていないのが現状です」
「オレの魔法はどうなんだ?」
「対象にしたものを己の物にする魔法ですか 今回は集められた魔力が膨大です 膨大な魔力を制御できなければ魔法が成功したところで意味がありません」
「なら俺の事象を消す魔法は?」
「今回は様々な事象が入り組んでいるため確実に問題の事象だけを消すのは困難ではないかと、一つ一つ確かめている時間はありませんから」
「なら私も無理かなー魔法が得意って言っても流石にあんな大きな魔力をどうにかできる魔法は使えないから」
皆が沈黙した時、部室に移動ゲートが開き、慌てた様子で樹が現れた
「大変です 姉さん リリス様」
「騒々しいですよ 樹 何があったの?」
「これを見て下さい 学園上空に異外のゲートが開きました」
部室のモニターに学園の上空が映し出される 上空のゲートからは無数の腕が伸び、伸びた腕からも腕が生え気味悪く蠢きながら不気味な姿がこちら側に来ようとしている
「分析班の見解であれは上位個体であるそうです」
「上位個体って亜神ってことですの!?巨大なゲートが開いただけで亜神がこちら側に来るなんてありえないですわそれにあんな禍々しいオーラ初めてですわ」
「はい、この亜神様子がおかしいんです ここを見て下さい」
モニターがアップされる
無数に伸びた腕には杭が打たれ鞭で叩かれた様な傷がある
3つある頭の内2つの頭の目は潰され唇には杭が刺さっている
「泣いてる」
「この亜神には明らかに拷問された跡があります」
「ひ 酷いですわ」
「胸くそ悪いぜ」
「推測ですが白緋は亜神を拷問し心を壊した上でゲートを開き、こちら側に召喚しています、これは思い通りに亜神を操り世界を破壊させるのが目的ではないかと思います」
蒼黒の防衛システムが起動するが抵抗も虚しく亜神は校庭に降り立つ
ギャアァァァ
亜神の叫び声は学園の窓ガラスを全て粉々にした
亜神の周りには数人の人影がいるのが見て取れる その一人が声を発した
学園に集まった仲間に演説するように
「我らは神の啓示に従って今まで活動して来た、そしてついに我らの願いが成就する 我ら白緋が神に成り代わり世界を人類の手に取り戻す! 人の死が生が魔女によって管理されたクソみたいなこの世界を破壊しゼロから我ら人類が新たな世界を造るのだ!」
白緋の支持者なのか彼らを称える声が飛び交う
「さぁ 同士よ世界の全てを破壊しよう!」
男の一声で亜神の体に稲妻が流れる
ギャガガガァァァァ
亜神の悲痛な叫びと共に1号棟が破壊された
「アハハハハ! 壊れろ! 消えろ!我らの自由をこの手に!」
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