ある日『運命の番』に出逢ったオレに起こる、なんやかんや、でもやっぱり最高に幸せだと思う。

音羽 りんね

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42.シャンプーとフェロモン



 京利は、オレをゆっくり横たわらせて、自分もすぐ隣に寝転んだ。体重をオレにかけないように、オレの服をめくり上げて、大きな手で二つの乳房を包んだ。
 もちろんだけど、オレの胸はふくらんでいない。京利の方が筋肉がある分、盛り上がっている。ただ男性とはいえ、オメガ性なので、丸みがあるとは言える。そのぺったんこだけど、緩く丸みがある乳房を、京利はことあるごとに両手で優しく包んで揉んでくれる。

 それが将来を見据えての建設的なマッサージなのか、単純に京利の趣味なのかは今のところ不明だ。

 ただこれがすごく気持ちいい。全体を揉みながら、乳首を弄られたり、口に含まれたりすると、たまらない快感になる。

 あぁそうか、オレの気持ちいいを把握している京利だからこそ、そのように触れてくれるのかもしれない。今も京利は、片方の乳首を咥えて、優しく優しく舐めている。片方の手が、ズボンの上から、オレのお尻を揉みはじめた。


「う、うんん、んあっんっ気持ちいいっ京利」


 京利は、交互に乳首を乳輪ごと咥えて、優しく舐めあげながら、ズボンの中に手を入れ、パンツの上からさらにお尻を揉む。オレの下着は、すでにぐちゅぐちゅに濡れているだろう。さっきより、京利の手の動きがはっきりわかる。どうしようもなく期待が高まっていく。京利のものに触りたい。硬くて大きくなった昂りを感じたい。
 服を持っていた手を離し、下に向けて動かしはじめる。京利の頭に触れる。いつもは、さらさらで指通りが気持ちいいんだけど、今は興奮からか、汗で少し湿気を帯びている。シャンプーとフェロモンの合わさった匂いがたまらない。いい匂い。大好き。


「凛、お腹に違和感はないか?」


「ないよ、大丈夫」


「違和感が出てきたら、すぐいうんだぞ」


「うん、わかった。ありがとう京利、んんっ」


 そんな受け答えをしている間も、京利がふにふにと胸を揉み、お尻を揉む。いつの間にか、京利の手は下着の中にはいっていた。オレも頑張って手を下に降ろしていく。京利の背中を撫で下ろし、脇腹を通る。もう少しだ。京利がぴったりくっついているから、狭いんだけど、なんとか手を二人の隙間に入れようとしていたら、オレの意図がわかったのか、ほんの少し腰を引いてくれた。

 あった……。

 すごい、すごく硬いしおっきくなっている。いつも思うんだけど、毎回、すごい!って思ってしまう。圧倒的なパワーを感じさせる京利の昂りをズボンの上から、そうっと撫でていく。ふふ、オレが触れるとぴょんって反応を返してくれるのが、好き。かわいい。決してかわいいものではないんだけど、すごくかわいいんだ。よしよしって撫で続ける。

 そのころになると京利の長い指が、後孔をくるくるして、溢れでる蜜を指に絡めていた。んうっ、あっ。ぬめる京利の指が、オレの中に入ってくる!


「凛の中とろとろになっている、指増やすぞ」


 あっあっあっ、オレの中をかきまぜている京利の指が、オレのいいところを優しく押してくる。オレは、知らず力がはいってしまって、京利の昂りを握ってしまった。びくびくしてる。さっきより大きくなっていると思うのは、気のせいではないはず。オレも京利のパンツの中に手を忍びこませて、ゆっくり京利のものを握る。亀頭を親指でこすろうとしたら、もう十分によだれを垂らしていた。オレも、その涎を指にまとって亀頭をくるくると撫で回していった。

 京利もかなりいいみたいだ。オレの乳首に口をあてているから、くぐもった喘ぎ声が聞こえてきて最高に色っぽいんだよ。


「ねえ京利、そろそろ入らないかな、入れて欲しい…」
 

「あぁ、喜んで。やってみよう」


 オレは、ごろんと京利に背を向けた。




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