17 / 154
17.さぞ窮屈だったろうに
京利は、オレの下着の隙間に長い指を侵入させ、後孔の周りを、ゆっくりくるくると撫でた。オレが京利の肩に両手を置いて、甘い刺激にびくびくしていると、クチュっという音をのせて、中指を孔に潜りこませてきた。そこはすでに充分に潤っていて、さらなる刺激を貪欲に求めていた。
京利は、オレの首すじや肩を強く噛んだり、舐めたり、吸い付いたりしながら、身体の力が抜ける度に潜りこませる指の本数を増やしていき、オレの中の気持ち良くなってしまう部分を、何度も何度も擦る。
指先でこりんこりんと弾いてみたり、指の関節を曲げて引っ掻けるような動きをしてみたりと、京利は、その部分の在処を的確に把握しているようだ。
痒いところに手が届きすぎるような指の動きに、オレは涙を流して悦楽に浸っていた。鼻を啜る。
気持ち良くてオレ、死んじゃいそう。
「あぁ、ふぇっ、ん、京利ぉ」
「どうした」
「気持ちいいっ気持ちいいっ、もっとしてぇ」
「もちろんだ、わかっている」
そういって自分のスボンの前を寛がせて、下着を下にずらすと、すっかり完璧に育った剛直が、跳ねるように飛び出してきた。あぁ、今まで下着の中でさぞ窮屈だったろうな。って、オレはバカみたいな感想を抱いてしまう。
頭が蕩けて、ユルくなってしまっている。京利のものが極悪な見た目なのに、可愛く思えてしまう。
京利は、オレの首とネックガードの隙間に、ねっとりと舌を這わせながら、何処からかコンドームを取り出し、自分のものに装着していた。
オレは、弱点に吸い付かれて、身体から力が抜けてふにゃふにゃになってしまっていたが、京利の動向に、期待せずにはいられなかった。入ってきてくれるのかな。
京利は、オレの下着を脱がさずに、ずらして後孔を露出させて、もう一度、指をぐちゅぐちゅと挿入していった。
「あぅあっあっ、ふぅっうんんん、京利、京利っ」
「もっと俺を呼べ」
「京利っ、京利、欲しい。早く欲しい、京利おぉ」
「いい子だ、凛」
京利は、剛直を支えて、指で広げた後孔の入り口に照準をあわせて、亀頭の部分をゆっくり挿入していった。
「あぁ、京利がぁ、入ってくる…!」
オレは嬉しくて、京利の首にしがみついた。京利もオレを抱きしめて、ぐっぐっと下から突き上げるように腰を動かしていた。
ところがオレは、先程のキスのせいで何処もかしこも昂ってしまっていて、全身性感帯みたいになっていることに今更に気付いてしまう、やばい。
今もまさに、気持ち良過ぎて、腰を落としきれずにいた。深い挿入に堪えられそうにない。涙が止まらない。
「京利、待って…お願い……感じ過ぎてつらいから…あぁ」
「凛、無理だ。待てない」
京利は、オレの腰を掴んで、最奥までバチュンと一気に貫いた。
「ああああああああっ!!!」
オレは、絶叫した。身体を痙攣させながら、下着の中で、白濁をどぷっどぷっと放出した。
京利はすぐに動き出す。
オレがイったばかりだとか関係なく、容赦なく激しくオレを突き上げて、責め立てた。
そして、あろうことか、オレの放出したばかりの余韻で震えているものを、下着からひっぱりだし、たっぷり塗れている白濁を利用して、扱きはじめた。オレは懇願した。
「京利!やだ両方はむりぃ!むりぃ!」
泣きながら訴える。
「凛、愛してる、凛の全部は俺だけのものだな?」
「うん、うん、俺は京利だけのものぉ」
「感じるんだ、凛」
「はあ、ああああぁ。ああぁっ京利、また来る...また来るっ!」
「イけ、凛」
京利も一緒に達したことを確かめて、安堵しながら、強大な感情の波に飲み込まれたオレは、完全に意識をなくした。
あなたにおすすめの小説
俺は夜、社長の猫になる
衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。
ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。
言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。
タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。
けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。
言葉が通じない暴君皇帝の運命の番として召喚されました〜炎を鎮めたら冷徹な彼が甘々になりました〜
水凪しおん
BL
帰宅途中の夜道、突然の光に包まれた青年・アオイが目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界の宮廷だった。
言葉も通じず、隔離された離宮に閉じ込められた彼が出会ったのは、ソラリア帝国を統べる皇帝・レオニダス。
強大な竜の血を引き、その力に肉体を焼き尽くされそうになりながら孤独に耐える冷徹なアルファ。
だが、特別な魔法を持たないはずのアオイには、彼の荒れ狂う魔力を静かに鎮める「不思議な波長」が備わっていた。
「触れるな」
お互いを傷つけることを恐れ、遠ざけようとする不器用な皇帝。
だが、アオイは苦しむ彼を見捨てられず、自ら灼熱の炎の中へと飛び込んでいく。
言葉の壁を越え、魂の波長が重なり合った時、冷徹な皇帝の態度は一変。
誰よりも優しく、独占欲に満ちた重すぎる溺愛が始まって――。
孤独な竜と、彼を癒やすただ一人のオメガ。
二人が真の「運命の番」となるまでの、切なくも温かい異世界救済ボーイズラブ。
大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ
喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺はただ、
いちご狩りに誘われただけだが。
なのに──
誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に
なぜか俺が捕まって食われる展開に?
ちょっと待てい。
意味がわからないんだが!
いちご狩りから始まる
ケンカップルいちゃらぶBL
※大人描写のある話はタイトルに『※』あり
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。