22 / 53
22※ 魔力譲渡で…
しおりを挟む
オースティンさんの部屋へ入るとすぐに寝室へと向かう。寝室の扉を開ければオースティンさんが横たわっていた。側へと駆け寄るなり直ぐに手を握り魔力譲渡を行う。
握ったその手は冷たくていつもの温もりはなかった。顔色も真っ青を通り越し土気色に。死んでいると言われても納得する状態だった。
いつもより多めに一気に魔力を流し込む。だけどオースティンさんの中へ入った魔力はいつも以上に吸収が悪かった。
早く、早く! 俺の魔力を吸い取って!
願うように必死に魔力を注いでいく。吸収は悪いが、それでもゆっくりゆっくりと染みわたっていく。だけどこれはいつもより時間がかかりそうだ。
それでもいい。俺には膨大な魔力がある。オースティンさんは全回復するまで魔力譲渡をするなと言うけど、今日は全回復させるつもりで注いでやる!
「ヒカル様っ……オースティン様はっ……」
「ヘンリーさん、大丈夫。今ゆっくりだけどちゃんと吸収してる。でもいつもより時間がかかりそうだから、部屋で休んでて」
正直俺も必死で魔力を注いでいる。心配なのはわかるけど、後ろでウロウロされると気になってしまう。
俺の気持ちがわかってくれたのかわからないけど、ランドルからも「ヒカル様にお任せしておけば大丈夫」と言われ、俺を残して全員寝室から出ていった。
これで集中して魔力を注ぐことが出来る。俺は目を瞑り、魔力の流れを感じながらオースティンさんへ魔力を流し込んでいく。
少しずつだけど、順調にオースティンさんの体の中に魔力が少し溜まって来た。よし、この調子だ。
「うっ……」
「オースティンさん!? 気が付いたの!?」
どれほど時間がかかったのかわからないけど、オースティンさんから声が聞こえて慌てて顔を覗き込む。するとうっすらと目を開け縦に伸びた瞳孔が見えた。
「……もっと」
「え!? 何!?」
声が小さくて上手く聞き取れない。ちゃんと声を聞こうと顔を近づけた。
「たり、ない……もっと……」
俺と繋いでいない左手が伸びて来て、その手が後頭部へと回される。そしてそのままぐっと引き寄せられ、俺とオースティンさんの唇が重なった。
「!?」
そのことに衝撃を受けたその直後、ぬるりとオースティンさんの舌が侵入し俺の舌に触れた。そのままぴちゃぴちゃと弱々しい動きながらもオースティンさんの舌が動いていく。
「んっ……ふ……」
どうしてこんな状況になっているのかさっぱりわからない。だけど初めての感覚に戸惑い、挙句に気持ちいいとか思ってしまった。
後頭部に回された手は動かない。力が強いわけでもない。振りほどこうと思ったら振りほどけるくらいだ。
「!?」
どうしてこんなことに。そう思っていたが、ちょっと冷静になってきたからかわからないが、触れ合った舌から勢いよく魔力が吸われているのがわかった。
そして魔力の流れを感じてみれば、手から魔力を注ぐよりも何倍も早くオースティンさんの中へ俺の魔力は浸透している。
オースティンさんの中に魔力が満ちていくにつれ、後頭部に回された手に力が籠っていく。いつの間にか繋いでいた右手は、俺がオースティンさんに握られる形になっていた。
その繋がった右手が俺の手から離れる。するとすぐに背中に回され、ぐっと抱き寄せられてしまった。そのせいで、俺はオースティンさんの上に覆いかぶさる形で抱きしめられてしまう。
オースティンさんの舌の動きは弱々しさから一転、荒々しく俺の口内を暴れ回っている。舌を吸われ、上顎や歯列に舌が這わされる。
「んんっ……」
やばい、気持ちいい……。
不謹慎にもそんなことを感じながら、俺はオースティンさんにされるがままになっていた。
「んんっ!?」
そしてオースティンさんによって体の位置が入れ替わる。ぐいっと反転させられ、オースティンさんが俺に覆いかぶさる形になってしまった。その間もずっと唇はくっついたまま。
オースティンさんが上になったことで、もっと激しく口内を弄られることになってしまった。ぴちゃぴちゃとした水音の中にじゅるっと吸い上げる音。オースティンさんは俺の唾液も吸い取っているようだった。
あまりの気持ちよさに、俺の下半身に熱が籠ってしまっている。バレたらヤバイ! そう思って足をもじもじとさせていたら、ふいにオースティンさんが身を起こし俺から離れた。
「オースティン、さん……?」
オースティンさんの金の瞳は、いつもとは全く違い怪しく光っていた。そして熱に浮かされたような表情で、俺を見つめている。
「ヒカル様……もっと、欲しい。貴方の力を、もっと……」
ぼそりとそう言うと、俺のズボンに手をかけ一気にずり下ろした。
「え!?」
ズボンだけかと思いきや、下着も一緒に下ろされてしまい下半身が丸出しになっている。オースティンさんに口内を好きにされたお陰で俺のアソコはすっかり立ち上がってしまっていた。
それをオースティンさんに見られてしまい、慌てて手で隠そうとする。が、それよりも早くオースティンさんはソレを口に含んでしまう。
「はぁ!? な、ちょっ……んあっ!」
口に含んだと思ったら、じゅるじゅると一気に吸い上げられ恐ろしいほどの快感が体中を駆け巡った。いきなりの刺激に俺はびくりと仰け反ってしまう。
自分で抜いたことはあっても、誰かにこんな風にされたことなんてない。初めての感覚に俺は何も出来なくなってしまった。
オースティンさんは容赦なく俺の分身をしゃぶっている。頭を上下に振り卑猥な音を立てまくっていた。
「ひあっ……まっ、て……それ、以上っ……した、らぁっ……!」
初めて口の中に包まれて勢いよく吸い上げられたことで、俺はもうイってしまいそうだった。このままイッてしまえばオースティンさんの口の中へと放ってしまう。
それだけは絶対ダメだと必死で我慢するが、止まらないその行為に俺は白旗をあげることになった。
「んぐぅっ……!」
とうとう我慢出来ず、オースティンさんの口の中へびゅるっと勢いよく放出する。それに気が付いたオースティンさんは、一瞬びくっと体を震わせるが口から俺の分身を離す気はないらしい。咥えたままで、ごくっと喉が鳴る音が耳に届いた。
「ま、さかっ……!」
飲んだ!? 精液飲んだ!?
混乱している俺を他所にオースティンさんは残留すら搾り取る様に吸い上げると、満足したのかゆっくりと口から解放してくれた。
俺は1人、はぁはぁと息が上がってしまっている。オースティンさんはうつろな瞳で俺を見ると、いつも無表情のオースティンさんが柔らかく笑った。
その初めて見る笑顔に衝撃を受け、俺は微動だにすることが出来ない。
「……美味し、かった……」
「え!? オースティンさん!?」
オースティンさんは一言味の感想を伝えた後、そのままぱたりとベッドへと倒れこんでしまった。
顔を見ればすーすーと寝息を立てている。顔色はすっかり良くなっていて、頬には赤みが差している。
「……一体何が起こったんだ?」
俺の言葉は、2人きりの寝室に消えていった。
握ったその手は冷たくていつもの温もりはなかった。顔色も真っ青を通り越し土気色に。死んでいると言われても納得する状態だった。
いつもより多めに一気に魔力を流し込む。だけどオースティンさんの中へ入った魔力はいつも以上に吸収が悪かった。
早く、早く! 俺の魔力を吸い取って!
願うように必死に魔力を注いでいく。吸収は悪いが、それでもゆっくりゆっくりと染みわたっていく。だけどこれはいつもより時間がかかりそうだ。
それでもいい。俺には膨大な魔力がある。オースティンさんは全回復するまで魔力譲渡をするなと言うけど、今日は全回復させるつもりで注いでやる!
「ヒカル様っ……オースティン様はっ……」
「ヘンリーさん、大丈夫。今ゆっくりだけどちゃんと吸収してる。でもいつもより時間がかかりそうだから、部屋で休んでて」
正直俺も必死で魔力を注いでいる。心配なのはわかるけど、後ろでウロウロされると気になってしまう。
俺の気持ちがわかってくれたのかわからないけど、ランドルからも「ヒカル様にお任せしておけば大丈夫」と言われ、俺を残して全員寝室から出ていった。
これで集中して魔力を注ぐことが出来る。俺は目を瞑り、魔力の流れを感じながらオースティンさんへ魔力を流し込んでいく。
少しずつだけど、順調にオースティンさんの体の中に魔力が少し溜まって来た。よし、この調子だ。
「うっ……」
「オースティンさん!? 気が付いたの!?」
どれほど時間がかかったのかわからないけど、オースティンさんから声が聞こえて慌てて顔を覗き込む。するとうっすらと目を開け縦に伸びた瞳孔が見えた。
「……もっと」
「え!? 何!?」
声が小さくて上手く聞き取れない。ちゃんと声を聞こうと顔を近づけた。
「たり、ない……もっと……」
俺と繋いでいない左手が伸びて来て、その手が後頭部へと回される。そしてそのままぐっと引き寄せられ、俺とオースティンさんの唇が重なった。
「!?」
そのことに衝撃を受けたその直後、ぬるりとオースティンさんの舌が侵入し俺の舌に触れた。そのままぴちゃぴちゃと弱々しい動きながらもオースティンさんの舌が動いていく。
「んっ……ふ……」
どうしてこんな状況になっているのかさっぱりわからない。だけど初めての感覚に戸惑い、挙句に気持ちいいとか思ってしまった。
後頭部に回された手は動かない。力が強いわけでもない。振りほどこうと思ったら振りほどけるくらいだ。
「!?」
どうしてこんなことに。そう思っていたが、ちょっと冷静になってきたからかわからないが、触れ合った舌から勢いよく魔力が吸われているのがわかった。
そして魔力の流れを感じてみれば、手から魔力を注ぐよりも何倍も早くオースティンさんの中へ俺の魔力は浸透している。
オースティンさんの中に魔力が満ちていくにつれ、後頭部に回された手に力が籠っていく。いつの間にか繋いでいた右手は、俺がオースティンさんに握られる形になっていた。
その繋がった右手が俺の手から離れる。するとすぐに背中に回され、ぐっと抱き寄せられてしまった。そのせいで、俺はオースティンさんの上に覆いかぶさる形で抱きしめられてしまう。
オースティンさんの舌の動きは弱々しさから一転、荒々しく俺の口内を暴れ回っている。舌を吸われ、上顎や歯列に舌が這わされる。
「んんっ……」
やばい、気持ちいい……。
不謹慎にもそんなことを感じながら、俺はオースティンさんにされるがままになっていた。
「んんっ!?」
そしてオースティンさんによって体の位置が入れ替わる。ぐいっと反転させられ、オースティンさんが俺に覆いかぶさる形になってしまった。その間もずっと唇はくっついたまま。
オースティンさんが上になったことで、もっと激しく口内を弄られることになってしまった。ぴちゃぴちゃとした水音の中にじゅるっと吸い上げる音。オースティンさんは俺の唾液も吸い取っているようだった。
あまりの気持ちよさに、俺の下半身に熱が籠ってしまっている。バレたらヤバイ! そう思って足をもじもじとさせていたら、ふいにオースティンさんが身を起こし俺から離れた。
「オースティン、さん……?」
オースティンさんの金の瞳は、いつもとは全く違い怪しく光っていた。そして熱に浮かされたような表情で、俺を見つめている。
「ヒカル様……もっと、欲しい。貴方の力を、もっと……」
ぼそりとそう言うと、俺のズボンに手をかけ一気にずり下ろした。
「え!?」
ズボンだけかと思いきや、下着も一緒に下ろされてしまい下半身が丸出しになっている。オースティンさんに口内を好きにされたお陰で俺のアソコはすっかり立ち上がってしまっていた。
それをオースティンさんに見られてしまい、慌てて手で隠そうとする。が、それよりも早くオースティンさんはソレを口に含んでしまう。
「はぁ!? な、ちょっ……んあっ!」
口に含んだと思ったら、じゅるじゅると一気に吸い上げられ恐ろしいほどの快感が体中を駆け巡った。いきなりの刺激に俺はびくりと仰け反ってしまう。
自分で抜いたことはあっても、誰かにこんな風にされたことなんてない。初めての感覚に俺は何も出来なくなってしまった。
オースティンさんは容赦なく俺の分身をしゃぶっている。頭を上下に振り卑猥な音を立てまくっていた。
「ひあっ……まっ、て……それ、以上っ……した、らぁっ……!」
初めて口の中に包まれて勢いよく吸い上げられたことで、俺はもうイってしまいそうだった。このままイッてしまえばオースティンさんの口の中へと放ってしまう。
それだけは絶対ダメだと必死で我慢するが、止まらないその行為に俺は白旗をあげることになった。
「んぐぅっ……!」
とうとう我慢出来ず、オースティンさんの口の中へびゅるっと勢いよく放出する。それに気が付いたオースティンさんは、一瞬びくっと体を震わせるが口から俺の分身を離す気はないらしい。咥えたままで、ごくっと喉が鳴る音が耳に届いた。
「ま、さかっ……!」
飲んだ!? 精液飲んだ!?
混乱している俺を他所にオースティンさんは残留すら搾り取る様に吸い上げると、満足したのかゆっくりと口から解放してくれた。
俺は1人、はぁはぁと息が上がってしまっている。オースティンさんはうつろな瞳で俺を見ると、いつも無表情のオースティンさんが柔らかく笑った。
その初めて見る笑顔に衝撃を受け、俺は微動だにすることが出来ない。
「……美味し、かった……」
「え!? オースティンさん!?」
オースティンさんは一言味の感想を伝えた後、そのままぱたりとベッドへと倒れこんでしまった。
顔を見ればすーすーと寝息を立てている。顔色はすっかり良くなっていて、頬には赤みが差している。
「……一体何が起こったんだ?」
俺の言葉は、2人きりの寝室に消えていった。
140
あなたにおすすめの小説
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
沈黙のΩ、冷血宰相に拾われて溺愛されました
ホワイトヴァイス
BL
声を奪われ、競売にかけられたΩ《オメガ》――ノア。
落札したのは、冷血と呼ばれる宰相アルマン・ヴァルナティス。
“番契約”を偽装した取引から始まったふたりの関係は、
やがて国を揺るがす“真実”へとつながっていく。
喋れぬΩと、血を信じない宰相。
ただの契約だったはずの絆が、
互いの傷と孤独を少しずつ融かしていく。
だが、王都の夜に潜む副宰相ルシアンの影が、
彼らの「嘘」を暴こうとしていた――。
沈黙が祈りに変わるとき、
血の支配が終わりを告げ、
“番”の意味が書き換えられる。
冷血宰相×沈黙のΩ、
偽りの契約から始まる救済と革命の物語。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
【完結済】虚な森の主と、世界から逃げた僕〜転生したら甘すぎる独占欲に囚われました〜
キノア9g
BL
「貴族の僕が異世界で出会ったのは、愛が重すぎる“森の主”でした。」
平凡なサラリーマンだった蓮は、気づけばひ弱で美しい貴族の青年として異世界に転生していた。しかし、待ち受けていたのは窮屈な貴族社会と、政略結婚という重すぎる現実。
そんな日常から逃げ出すように迷い込んだ「禁忌の森」で、蓮が出会ったのは──全てが虚ろで無感情な“森の主”ゼルフィードだった。
彼の周囲は生命を吸い尽くし、あらゆるものを枯らすという。だけど、蓮だけはなぜかゼルフィードの影響を受けない、唯一の存在。
「お前だけが、俺の世界に色をくれた」
蓮の存在が、ゼルフィードにとってかけがえのない「特異点」だと気づいた瞬間、無感情だった主の瞳に、激しいまでの独占欲と溺愛が宿る。
甘く、そしてどこまでも深い溺愛に包まれる、異世界ファンタジー
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
勇者になるのを断ったらなぜか敵国の騎士団長に溺愛されました
雪
BL
「勇者様!この国を勝利にお導きください!」
え?勇者って誰のこと?
突如勇者として召喚された俺。
いや、でも勇者ってチート能力持ってるやつのことでしょう?
俺、女神様からそんな能力もらってませんよ?人違いじゃないですか?
炎の精霊王の愛に満ちて
陽花紫
BL
異世界転移してしまったミヤは、森の中で寒さに震えていた。暖をとるために焚火をすれば、そこから精霊王フレアが姿を現す。
悪しき魔術師によって封印されていたフレアはその礼として「願いをひとつ叶えてやろう」とミヤ告げる。しかし無欲なミヤには、願いなど浮かばなかった。フレアはミヤに欲望を与え、いまいちど願いを尋ねる。
ミヤは答えた。「俺を、愛して」
小説家になろうにも掲載中です。
【完結】Restartー僕は異世界で人生をやり直すー
エウラ
BL
───僕の人生、最悪だった。
生まれた家は名家で資産家。でも跡取りが僕だけだったから厳しく育てられ、教育係という名の監視がついて一日中気が休まることはない。
それでも唯々諾々と家のために従った。
そんなある日、母が病気で亡くなって直ぐに父が後妻と子供を連れて来た。僕より一つ下の少年だった。
父はその子を跡取りに決め、僕は捨てられた。
ヤケになって家を飛び出した先に知らない森が見えて・・・。
僕はこの世界で人生を再始動(リスタート)する事にした。
不定期更新です。
以前少し投稿したものを設定変更しました。
ジャンルを恋愛からBLに変更しました。
また後で変更とかあるかも。
完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる