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15.ロイヤルファミリー襲来
そして翌日、ランベルトさんに会いに王宮へやって来るとなんと入口のところでランベルトさんが待ち構えていた。
「おはようございます、ハルトさん、ユリウス殿」
「おはようございます、ランベルトさん。どうされたんですか?」
「ええ、ちょっと予定が変更になりました。このまま殿下のところへ参ります」
何かあったのだろうか。言われるがまま、ユリウスさんとランベルトさんと共にヴォルテル様の執務室へと向かう。と思っていたのだが、辿り着いたのはヴォルテル様の執務室とは違う場所。どこかも全くわからないが、二人と共にその部屋の中へと入る。
すると中にはヴォルテル様にロキュスさん、ルーカスさんと、あと知らない男性が二人、そして女性が一人いた。え、なにこれ。
「おはよう、ハルト。急に申し訳なかったね」
「おはようございます、ヴォルテル様。大丈夫ですが、何かあったんでしょうか?」
「とりあえずこちらに」
そう言われて椅子に腰掛ける。目の前の席には初めて見るおじさんとおばさんがにこにこと俺を見ていた。
長方形のテーブルをぐるりと囲むように全員席に着く。おじさんの右隣にはヴォルテル様、左隣にはおばさん、その隣に若い男性。ただこの四人、なんとなく顔が似ている。まさか……嫌な汗が背中を伝う。
「ハルト、紹介しよう。こちらが私の父で、アングレット王国の国王陛下であるパウルス・アングレット。母で王妃のパトシリア、そして向こうにいるのが弟で第二王子のマリウスだ」
「え……? えぇぇぇぇぇ!?」
え、ちょっと待って。そんな軽々しく紹介しないで!? 国王陛下って王様じゃん!? この国で一番偉い人じゃん!? 王妃様に第二王子様まで!? これってもしかしなくてもこの国のロイヤルファミリーやないかいッ! なんでいきなりそんな人を紹介したの! しかもなんの連絡もなく突然!
俺は緊張のあまり心臓がドッドッドッとうるさく鳴りだした。冷や汗がたらたらと零れ落ちている。こんな一般人にいきなりこんなロイヤルファミリーの面談なんて心臓に悪すぎて吐きそうだ……
そんな俺の心情を知ってか知らずか、王様がスッと立ち上がると他のロイヤルファミリー全員一緒に立ち上がった。
「異世界からの来訪者、聖人ハルト様。ようこそ我がアングレット王国へ。あなた様の来訪を心より歓迎いたします。有事の際はあなた様のお力をお借り出来ると伺いました。その献身に心より感謝申し上げます」
王様がそう話し、頭を下げるとロイヤルファミリー揃って全員一緒に頭を下げた。ただの一般人の俺に。
「い、いやいやいやいや! やめてくださいやめてください! 本当にそんな全然大したことじゃないですし俺に頭を下げるなんてやめてくださいお願いします! こちらこそたくさん服や靴や日用品やキッチン用品やらそれはもう溢れるほど送っていただいて申し訳ないくらいで俺こそお礼をしないといけないくらいで本当にそんな大した存在でもないので頭を上げてくださいお願いします!!」
俺はここまで素早く動けるのかと自分でも驚くほどの勢いで立ち上がりぺこぺこと何度も何度も頭を下げた。はっ! こんな俺が頭を下げても全然意味はないな! こうなったら土下座だ! そう思って椅子の後ろへ周り勢いよく土下座した。
「なっ! ハルト様ッ!? 何をやっておられるのですかッ!?」
「ひぃぃぃぃぃっ! 聖人様が平伏など! お、おやめください! ハルト様ぁぁぁぁぁ!」
あっという間にこの場にいる全員が、わらわらと俺の周りに集まり俺を必死の形相で立たせた。そう、全員だ。王様も王妃様も王子様達も全員俺の周りに集まってしまった。あああああ、そんな申し訳なさそうな顔しないでほしい……
「ハルト、なんで平伏なんぞした?」
「だって……俺はただの一般市民なのにこんなロイヤルファミリー揃って頭を下げられたらもうどうしていいか……」
呆れ顔のユリウスさんにそう言われてしゅんと肩を落とす。王様たちをこんな風に慌てさせて申し訳ない気持ちでいっぱいだ……でも仕方ないじゃないか。もうあれをするしか思いつかなかったんだから。
そんな俺の手を王妃様がそっと握ってちょっと困ったように笑った。うわぁ! 王妃様に手を握られてるぅぅぅぅぅ!
「ごめんなさいね、ハルトさん。あなたの気持ちはわかっていたのだけど、どうしても最初くらいは正式にご挨拶したかったの。仰々しいことがお嫌いだとわかっていたのだけど、この国の王族として敬意を示したかったのよ」
「あ、あのっ……すみません、こういったことに、あのっ……慣れていなくて」
王妃様めっちゃ美人なんだが! こんな美人な人に手を握られて更に心臓がばくばくと音を立てる。絶対顔も真っ赤だ……
「だから言ったでしょう? ハルトは絶対に困ると。それなのに……」
「兄上の仰る通りでしたね。なんとも謙虚で慎ましい方で、こんな聖人様がいらっしゃるのかと驚きました」
いや、過大評価が過ぎるというものです……そんな大した存在じゃないのでやめてほしい。
「いきなりで本当にごめんなさいね。ハルトさんとゆっくりお話ししたかったの。さ、席に戻りましょう」
王妃様の一言で全員席に戻ることになった。すると、ロキュスさんとルーカスさんがお茶の用意を始めていく。目の前に見事な装飾が施されたケーキや軽食も並べられた。どれも小さく作られていて朝食を食べた後だけどこれなら食べられそう。
というかロキュスさん達に任せていいんだろうか。俺も手伝った方がいいんじゃ。
「ハルトは何もしなくていい」
そわそわと落ち着きがないからユリウスさんにバレてしまった。いやだって、二人共貴族の人なのに給仕させるなんて申し訳なかったんだもん。
「ハルトのことはあまり広められないからね。この二人にお願いしておいたんだ」
王子様の言葉に二人は俺ににこりと笑いかけ、手早くお茶の用意を済ませていく。俺のことは限られた人しか知らない。そのためこの部屋に使用人を呼ぶことは出来ないそうだ。だからロキュスさん達が代わりに給仕をしてくれているんだけど、本当に俺の我儘で皆の負担が増えてるんだなと申し訳なく思った。
「ハルトは見事な漆黒を纏っていると聞いている。一度見せてもらうことは出来ないだろうか」
きっと俺の髪とか目のことを言ってるんだと思うけど、見事な漆黒でも何でもない。どうしてここの人達はそんな過大評価をしたがるんだろうか。
首に下げていたネックレスを外す。俺から魔道具が離れると色が戻る仕組みだ。
「ほぉ……これはまた素晴らしい」
「なんて美しいのかしら……艶やかな黒髪はまるで安らぎを齎す夜のようだわ」
「瞳はまるで黒曜石と見紛うような……これほど見事な漆黒を纏う方を初めて見ました」
あのー……なんですかそれは。日本にはこんな人がたくさん溢れるようにいますけど……
俺にとっては全然普通の色なのに、この世界の人達にはこんな風に見えているんだろうか……だとしたら全員病院へ行った方がいいと思う。
「確かにこの色を見ればハルトが只者ではないと発覚してしまうな。非常に惜しいことだが、普段は隠した方がいいことに間違いはないだろう」
やっぱりこの黒髪黒目はこの世界にはないから奇異の目で見られるんだろうな。でもどうしてこの世界はいろんな髪色や目の色があるのに黒だけがないんだろう。救いなのは黒いからと言って「邪悪だ」とか「野蛮だ」とか言われなかったことだろう。特別美しいとか思わないけど、良いように捉えてもらえているならまぁいっか。
また魔道具を首にかけようとしたら王様に止められてしまった。ここにいる間はそのままでいてほしいそうだ。まぁ見たいならそのままでもいいけど、なんだか珍獣になったような気がしないでもない……
王様達には俺のいた世界がどんな世界だったのかを聞かれ、出来る限り話した。魔法がないこと、たくさんの機械があり空を飛ぶことが出来たこと、文明はとても発達したが同時に恐ろしい戦争の道具も作られたこと。時間の許す限りいろんなことを話し、その度に王様達は興味津々で話を聞いてくれた。
そこから何かこの世界での発展のヒントが得られるかもしれないとのことで、ランベルトさんとの勉強の時には俺の世界のこともいろいろと教えることにもなった。大したことを教えることは出来ないと思うけど大丈夫だろうか。
それと俺の治癒能力を持った体液がどれくらい薄めても使えるのか実験をすることにも決まった。あれだけたくさんの物をもらったしこれで少しはお礼になるかと快く了承した。
最後まで緊張は解けなかったけど歓迎してくれる気持ちは十分に伝わり、飛んできたところがこの国でよかったと思えた面談だった。
「おはようございます、ハルトさん、ユリウス殿」
「おはようございます、ランベルトさん。どうされたんですか?」
「ええ、ちょっと予定が変更になりました。このまま殿下のところへ参ります」
何かあったのだろうか。言われるがまま、ユリウスさんとランベルトさんと共にヴォルテル様の執務室へと向かう。と思っていたのだが、辿り着いたのはヴォルテル様の執務室とは違う場所。どこかも全くわからないが、二人と共にその部屋の中へと入る。
すると中にはヴォルテル様にロキュスさん、ルーカスさんと、あと知らない男性が二人、そして女性が一人いた。え、なにこれ。
「おはよう、ハルト。急に申し訳なかったね」
「おはようございます、ヴォルテル様。大丈夫ですが、何かあったんでしょうか?」
「とりあえずこちらに」
そう言われて椅子に腰掛ける。目の前の席には初めて見るおじさんとおばさんがにこにこと俺を見ていた。
長方形のテーブルをぐるりと囲むように全員席に着く。おじさんの右隣にはヴォルテル様、左隣にはおばさん、その隣に若い男性。ただこの四人、なんとなく顔が似ている。まさか……嫌な汗が背中を伝う。
「ハルト、紹介しよう。こちらが私の父で、アングレット王国の国王陛下であるパウルス・アングレット。母で王妃のパトシリア、そして向こうにいるのが弟で第二王子のマリウスだ」
「え……? えぇぇぇぇぇ!?」
え、ちょっと待って。そんな軽々しく紹介しないで!? 国王陛下って王様じゃん!? この国で一番偉い人じゃん!? 王妃様に第二王子様まで!? これってもしかしなくてもこの国のロイヤルファミリーやないかいッ! なんでいきなりそんな人を紹介したの! しかもなんの連絡もなく突然!
俺は緊張のあまり心臓がドッドッドッとうるさく鳴りだした。冷や汗がたらたらと零れ落ちている。こんな一般人にいきなりこんなロイヤルファミリーの面談なんて心臓に悪すぎて吐きそうだ……
そんな俺の心情を知ってか知らずか、王様がスッと立ち上がると他のロイヤルファミリー全員一緒に立ち上がった。
「異世界からの来訪者、聖人ハルト様。ようこそ我がアングレット王国へ。あなた様の来訪を心より歓迎いたします。有事の際はあなた様のお力をお借り出来ると伺いました。その献身に心より感謝申し上げます」
王様がそう話し、頭を下げるとロイヤルファミリー揃って全員一緒に頭を下げた。ただの一般人の俺に。
「い、いやいやいやいや! やめてくださいやめてください! 本当にそんな全然大したことじゃないですし俺に頭を下げるなんてやめてくださいお願いします! こちらこそたくさん服や靴や日用品やキッチン用品やらそれはもう溢れるほど送っていただいて申し訳ないくらいで俺こそお礼をしないといけないくらいで本当にそんな大した存在でもないので頭を上げてくださいお願いします!!」
俺はここまで素早く動けるのかと自分でも驚くほどの勢いで立ち上がりぺこぺこと何度も何度も頭を下げた。はっ! こんな俺が頭を下げても全然意味はないな! こうなったら土下座だ! そう思って椅子の後ろへ周り勢いよく土下座した。
「なっ! ハルト様ッ!? 何をやっておられるのですかッ!?」
「ひぃぃぃぃぃっ! 聖人様が平伏など! お、おやめください! ハルト様ぁぁぁぁぁ!」
あっという間にこの場にいる全員が、わらわらと俺の周りに集まり俺を必死の形相で立たせた。そう、全員だ。王様も王妃様も王子様達も全員俺の周りに集まってしまった。あああああ、そんな申し訳なさそうな顔しないでほしい……
「ハルト、なんで平伏なんぞした?」
「だって……俺はただの一般市民なのにこんなロイヤルファミリー揃って頭を下げられたらもうどうしていいか……」
呆れ顔のユリウスさんにそう言われてしゅんと肩を落とす。王様たちをこんな風に慌てさせて申し訳ない気持ちでいっぱいだ……でも仕方ないじゃないか。もうあれをするしか思いつかなかったんだから。
そんな俺の手を王妃様がそっと握ってちょっと困ったように笑った。うわぁ! 王妃様に手を握られてるぅぅぅぅぅ!
「ごめんなさいね、ハルトさん。あなたの気持ちはわかっていたのだけど、どうしても最初くらいは正式にご挨拶したかったの。仰々しいことがお嫌いだとわかっていたのだけど、この国の王族として敬意を示したかったのよ」
「あ、あのっ……すみません、こういったことに、あのっ……慣れていなくて」
王妃様めっちゃ美人なんだが! こんな美人な人に手を握られて更に心臓がばくばくと音を立てる。絶対顔も真っ赤だ……
「だから言ったでしょう? ハルトは絶対に困ると。それなのに……」
「兄上の仰る通りでしたね。なんとも謙虚で慎ましい方で、こんな聖人様がいらっしゃるのかと驚きました」
いや、過大評価が過ぎるというものです……そんな大した存在じゃないのでやめてほしい。
「いきなりで本当にごめんなさいね。ハルトさんとゆっくりお話ししたかったの。さ、席に戻りましょう」
王妃様の一言で全員席に戻ることになった。すると、ロキュスさんとルーカスさんがお茶の用意を始めていく。目の前に見事な装飾が施されたケーキや軽食も並べられた。どれも小さく作られていて朝食を食べた後だけどこれなら食べられそう。
というかロキュスさん達に任せていいんだろうか。俺も手伝った方がいいんじゃ。
「ハルトは何もしなくていい」
そわそわと落ち着きがないからユリウスさんにバレてしまった。いやだって、二人共貴族の人なのに給仕させるなんて申し訳なかったんだもん。
「ハルトのことはあまり広められないからね。この二人にお願いしておいたんだ」
王子様の言葉に二人は俺ににこりと笑いかけ、手早くお茶の用意を済ませていく。俺のことは限られた人しか知らない。そのためこの部屋に使用人を呼ぶことは出来ないそうだ。だからロキュスさん達が代わりに給仕をしてくれているんだけど、本当に俺の我儘で皆の負担が増えてるんだなと申し訳なく思った。
「ハルトは見事な漆黒を纏っていると聞いている。一度見せてもらうことは出来ないだろうか」
きっと俺の髪とか目のことを言ってるんだと思うけど、見事な漆黒でも何でもない。どうしてここの人達はそんな過大評価をしたがるんだろうか。
首に下げていたネックレスを外す。俺から魔道具が離れると色が戻る仕組みだ。
「ほぉ……これはまた素晴らしい」
「なんて美しいのかしら……艶やかな黒髪はまるで安らぎを齎す夜のようだわ」
「瞳はまるで黒曜石と見紛うような……これほど見事な漆黒を纏う方を初めて見ました」
あのー……なんですかそれは。日本にはこんな人がたくさん溢れるようにいますけど……
俺にとっては全然普通の色なのに、この世界の人達にはこんな風に見えているんだろうか……だとしたら全員病院へ行った方がいいと思う。
「確かにこの色を見ればハルトが只者ではないと発覚してしまうな。非常に惜しいことだが、普段は隠した方がいいことに間違いはないだろう」
やっぱりこの黒髪黒目はこの世界にはないから奇異の目で見られるんだろうな。でもどうしてこの世界はいろんな髪色や目の色があるのに黒だけがないんだろう。救いなのは黒いからと言って「邪悪だ」とか「野蛮だ」とか言われなかったことだろう。特別美しいとか思わないけど、良いように捉えてもらえているならまぁいっか。
また魔道具を首にかけようとしたら王様に止められてしまった。ここにいる間はそのままでいてほしいそうだ。まぁ見たいならそのままでもいいけど、なんだか珍獣になったような気がしないでもない……
王様達には俺のいた世界がどんな世界だったのかを聞かれ、出来る限り話した。魔法がないこと、たくさんの機械があり空を飛ぶことが出来たこと、文明はとても発達したが同時に恐ろしい戦争の道具も作られたこと。時間の許す限りいろんなことを話し、その度に王様達は興味津々で話を聞いてくれた。
そこから何かこの世界での発展のヒントが得られるかもしれないとのことで、ランベルトさんとの勉強の時には俺の世界のこともいろいろと教えることにもなった。大したことを教えることは出来ないと思うけど大丈夫だろうか。
それと俺の治癒能力を持った体液がどれくらい薄めても使えるのか実験をすることにも決まった。あれだけたくさんの物をもらったしこれで少しはお礼になるかと快く了承した。
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