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彼は…うさぎ?
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グラビア撮影の日。
撮影はラグジュアリーなレンタルハウスを借りて行われることになっていた。
彼は端正な顔も売りだが、美しい肉体も彼の人気を支えている要素。
今回の特集は女性専用AVで活躍するセクシー男優のイメージを推すというよりは、女性読者を煽るだけではなく、ナチュラルにいやらしくなりすぎないセクシーショットを目指してスタジオの作り込みが行われた。
(二人きりにならなければ問題ない。今日をやり過ごせば、接点はなくなるんだから!)
何度も自分にそう言い聞かせて、私はこの日を迎えていた。
多少、緊張して眠れなかったけど、その辺は気合いで眠気を捩じ伏せた。
「き、木原さん…」
フラワーコーディネーターの方との打ち合わせを終えた私に、例の要注意人物が遠慮がちに声をかけてきた。
振り替えると先日の切羽詰まった強引な様子とは打って変わって、怒られ待ちの子供かペットの様な彼が立っていた。
(今日は“君嶋”でも“ゆこ”でもなく呼んできたか…とりあえず。)
「おはようございます、宇佐美さん。本日の撮影よろしくお願いします!」
私は笑顔を張り付かせて、彼に有無を言わさない勢いで挨拶をした。
「よ、よろしくお願いします。」
「スタイリストが待ってますので、控え室にご案内します。」
「はい…」
撮影で使う主寝室の2つ奥にある控え室に彼を連れて移動し、スタイリストに引き合わせた。
事務的な動きに綻びを生じることなくこなすことに、私は集中していた。
「撮影の準備が出来次第お呼びします。それまではこちらでリラックスしてお待ちください。」
「あの…」
「はい、何でしょうか?」
「少し…木原さんとお話をする時間を作って頂けないでしょうか?」
「…何か不備な点がありましたか?」
「いいえ…僕の心の問題で…」
先日の取材の時とは違い、人気セクシー男優のオーラは微塵もなく、ただ自信なさげな彼がそこには居た。
あまり関わりたくないが、撮影に影響があるのは編集者としては本位ではない。
「じゃあ…少しだけ。」
私は中庭に面したバルコニーに彼を連れて出た。
密室ではないし、部屋にはスタイリストもいるから問題ないだろうという判断だった。
外に出ると少しひんやりとした、秋の気配を帯びた風が頬を撫でていく。
「この前は…怖がらせてしまって本当に済みませんでした!」
バルコニーの手すりに手をついて庭を眺める私に、彼は勢い良く頭を下げた。
「その…君島ゆこさんは…僕の憧れの人なもので…目の前にいると思ったら…歯止めが効かなくって…暴走して…」
苦しげに後悔していると告げる彼の表情を見て、私は先日から聞きたかった質問をした。
「あの…これは編集者としての興味なんですが、その…“ゆこさん”に執着する理由って…いったい…?」
私の質問に彼は目元を赤くして、高い鼻筋を人差し指で掻きながら話し始めた。
「…実は僕、ゆこさんに一度だけ直接会って話したことがあって…。僕はその頃、売れない役者で…特撮ヒーロー物の現場のエキストラ出演していて、ゆこさんはマスコット的なキャラクターに声をあてる為の現場見学に来ていたんです。その時、僕はヘマをやらかしまして…現場に迷惑をかけてしまったんですよ。丁度その時、僕は何やってもダメな時期で、凹んでスタジオ脇の路肩に座っているところに、たまたま通りかかったゆこさんが励ましてくれたんです。」
(特撮ヒーロー物の現場??)
私は久しく思い出すことも無かった記憶を辿った。
それは、まだ私が元気に声優として活動していた頃。
特撮戦隊物の現場で不運が不運を呼び、セットの一部とライトを破損したエキストラがいた。
どうやら、仲間のエキストラが引っ掛かったケーブルに、更に引っ掛かったエキストラがいてライトが倒れ、セットの一部に直撃したらしい。
撮影の中断が決まり、缶コーヒーを自販機で買って待機場所に戻る道すがら、チャラチャラした衣装を来た金髪のお兄さんが大真面目に凹んでいた。
本当はエキストラに個人的に話しかけたりしてはいけないのだが、丁度マネージャーがついてきていなかったので興味本位で声をかけて話を聞いたら、撮影中断の原因を作った張本人だったので私は驚いた。
そして行き掛かり上、お兄さんの愚痴を聞く羽目になり、まだ高校1年だった私なりに励ましたのだ。
『怪我がなくて良かったじゃないですか?だって下手すればライトの転倒に巻き込まれて、危なくスタジオに住む地縛霊にお兄さんはなるところだったんでしょ?命あるだけ何より何より!』
『本当に駄目だなぁ…僕…。4歳も年下の女の子に励まされるなんて…。』
年上の筈なのに、ちょっと幼い顔をしているせいか?
初対面のお兄さんに私は警戒心を持たなかった。
眼の前で、大真面目に凹んでいる人が悪い人だとも思えなかったし。
『芸歴は私の方が長いですから経験値はお兄さんよりも上です。励まされたって問題ないですよ。現場の先輩に励まされたとでも思ってください。それなら年下に励まされて落ち込む理由はなくなるでしょ?』
私は俯くお兄さんの白に近い金髪の頭を撫でた。
意外と柔らかい手触りに頬が緩んだ。
まるで小動物を撫でている様で…。
なんだかお兄さんを可愛く思ってしまっていた。
『きっと今だけですよ、上手くいかないのって。苦しい思いは、芸の肥やしにすればいいんです!役者なんだから、経験値を上げる機会を得たと思いましょう!』
『…有り難う、小さな先輩さん。』
『いえいえ、どういたしまして。』
たったこれだけのやり取りだった。
それが10年も続く執着を生むとは…。
しかも、4歳年下の生意気なガキに憧れてるって…。
私は驚きが顔に出ないようにしながら、彼の話を聞いていた。
「普通の役者としては結局は芽が出なくて…ひょんなキッカケでAV男優になりましたが、ゆこさんに励まされたことは今でも僕の支えで…ゆこさんの存在は…僕の癒しなんです。」
「そうなんですか…。」
ただの熱狂オタクじゃないみたいで、少しホッとした…。
でも、ホッとしただけだ。
警戒を解くつもりは、無論ない。
「僕は木原さんと気まずいまま、この仕事を終えたくありません。あんなに怖がらせてしまった僕の勝手とは思いますが、どうか許して頂けません…か?」
「…誤解があったようですし、もう二度としないのであれば…謝罪を受け取らせて頂きます。」
「良かった…木原さん、有り難うございます!」
「いいえ…。さて…そろそろ戻りましょうか。」
「…」
「宇佐美さん?」
私の呼び掛けに少しの沈黙のあと、彼は意を決した様子で声をかけてきた。
「木原さん、お願いがあります。」
「…何ですか?」
「撮影が終わったら…打ち上げに付き合って下さいませんか?」
「打ち…上げ?」
「カメラマンのキミちゃんとこの前の取材の時に意気投合しまして…ここのスタッフさんと飲みに行くことになったんですが、僕、木原さんとも一緒に飲みに行きたいんです!」
“僕、勇気を絞り出しました!”という必死な顔で彼にお願いされ、その勢いに押されて私は思わず頷きそうになったけど寸前で堪えた。
「残念ですが、今日入稿期限の仕事がありまして…」
「そう…ですか。」
心底残念そうな顔をしている彼の頭には、萎れた白いウサ耳の幻覚が見えた。
きっと記憶の中の彼の髪の手触りに触発されて、私にだけ見えてしまっている幻覚だ。
(うーん、キミちゃんがいるなら一杯ぐらい付き合っても問題ないかなぁ…。今後の仕事に繋げるのも編集者の仕事だし…。)
「…入稿が間に合ったら…少しお邪魔します。」
私のその言葉に、彼の頭の上に生えた幻覚のウサ耳がピコンッと立ち上がった。
「絶対、絶対ですよ!」
「いや、入稿が間に合ったら…」
「僕、待ってますから!」
彼は勢い良く室内に戻ると、名刺の裏に何かを書いて戻ってきて両手で私に差し出した。
「あの…名刺なら先日…」
「僕のプライベートの連絡先です!キミちゃんと連絡がつかなかったら困るので、念のためです!念のため、受け取ってください!」
「は、はぁ…」
名刺の裏を見れば、今日限りの“念のため”の筈なのに、ご丁寧に電話番号以外にメールアドレスまで書いてある。
「僕、今日の撮影、木原さんの為に頑張ります!」
「そこはご自分の為に頑張りましょうよ…。まぁ…他人のためというなら、せめて私の為ではなくて、宇佐美さんのファンの皆さんの為にとか…。」
「じゃあ、木原さんとファンの為に頑張ります!」
真っ直ぐ私を見つめる彼の瞳はキラキラ輝いている。
(まぁ…頑張ってくれるならいいか…)
「じゃあ…頑張って下さい。」
「はい!」
私は彼の笑顔に見送られて現場に戻った。
撮影はラグジュアリーなレンタルハウスを借りて行われることになっていた。
彼は端正な顔も売りだが、美しい肉体も彼の人気を支えている要素。
今回の特集は女性専用AVで活躍するセクシー男優のイメージを推すというよりは、女性読者を煽るだけではなく、ナチュラルにいやらしくなりすぎないセクシーショットを目指してスタジオの作り込みが行われた。
(二人きりにならなければ問題ない。今日をやり過ごせば、接点はなくなるんだから!)
何度も自分にそう言い聞かせて、私はこの日を迎えていた。
多少、緊張して眠れなかったけど、その辺は気合いで眠気を捩じ伏せた。
「き、木原さん…」
フラワーコーディネーターの方との打ち合わせを終えた私に、例の要注意人物が遠慮がちに声をかけてきた。
振り替えると先日の切羽詰まった強引な様子とは打って変わって、怒られ待ちの子供かペットの様な彼が立っていた。
(今日は“君嶋”でも“ゆこ”でもなく呼んできたか…とりあえず。)
「おはようございます、宇佐美さん。本日の撮影よろしくお願いします!」
私は笑顔を張り付かせて、彼に有無を言わさない勢いで挨拶をした。
「よ、よろしくお願いします。」
「スタイリストが待ってますので、控え室にご案内します。」
「はい…」
撮影で使う主寝室の2つ奥にある控え室に彼を連れて移動し、スタイリストに引き合わせた。
事務的な動きに綻びを生じることなくこなすことに、私は集中していた。
「撮影の準備が出来次第お呼びします。それまではこちらでリラックスしてお待ちください。」
「あの…」
「はい、何でしょうか?」
「少し…木原さんとお話をする時間を作って頂けないでしょうか?」
「…何か不備な点がありましたか?」
「いいえ…僕の心の問題で…」
先日の取材の時とは違い、人気セクシー男優のオーラは微塵もなく、ただ自信なさげな彼がそこには居た。
あまり関わりたくないが、撮影に影響があるのは編集者としては本位ではない。
「じゃあ…少しだけ。」
私は中庭に面したバルコニーに彼を連れて出た。
密室ではないし、部屋にはスタイリストもいるから問題ないだろうという判断だった。
外に出ると少しひんやりとした、秋の気配を帯びた風が頬を撫でていく。
「この前は…怖がらせてしまって本当に済みませんでした!」
バルコニーの手すりに手をついて庭を眺める私に、彼は勢い良く頭を下げた。
「その…君島ゆこさんは…僕の憧れの人なもので…目の前にいると思ったら…歯止めが効かなくって…暴走して…」
苦しげに後悔していると告げる彼の表情を見て、私は先日から聞きたかった質問をした。
「あの…これは編集者としての興味なんですが、その…“ゆこさん”に執着する理由って…いったい…?」
私の質問に彼は目元を赤くして、高い鼻筋を人差し指で掻きながら話し始めた。
「…実は僕、ゆこさんに一度だけ直接会って話したことがあって…。僕はその頃、売れない役者で…特撮ヒーロー物の現場のエキストラ出演していて、ゆこさんはマスコット的なキャラクターに声をあてる為の現場見学に来ていたんです。その時、僕はヘマをやらかしまして…現場に迷惑をかけてしまったんですよ。丁度その時、僕は何やってもダメな時期で、凹んでスタジオ脇の路肩に座っているところに、たまたま通りかかったゆこさんが励ましてくれたんです。」
(特撮ヒーロー物の現場??)
私は久しく思い出すことも無かった記憶を辿った。
それは、まだ私が元気に声優として活動していた頃。
特撮戦隊物の現場で不運が不運を呼び、セットの一部とライトを破損したエキストラがいた。
どうやら、仲間のエキストラが引っ掛かったケーブルに、更に引っ掛かったエキストラがいてライトが倒れ、セットの一部に直撃したらしい。
撮影の中断が決まり、缶コーヒーを自販機で買って待機場所に戻る道すがら、チャラチャラした衣装を来た金髪のお兄さんが大真面目に凹んでいた。
本当はエキストラに個人的に話しかけたりしてはいけないのだが、丁度マネージャーがついてきていなかったので興味本位で声をかけて話を聞いたら、撮影中断の原因を作った張本人だったので私は驚いた。
そして行き掛かり上、お兄さんの愚痴を聞く羽目になり、まだ高校1年だった私なりに励ましたのだ。
『怪我がなくて良かったじゃないですか?だって下手すればライトの転倒に巻き込まれて、危なくスタジオに住む地縛霊にお兄さんはなるところだったんでしょ?命あるだけ何より何より!』
『本当に駄目だなぁ…僕…。4歳も年下の女の子に励まされるなんて…。』
年上の筈なのに、ちょっと幼い顔をしているせいか?
初対面のお兄さんに私は警戒心を持たなかった。
眼の前で、大真面目に凹んでいる人が悪い人だとも思えなかったし。
『芸歴は私の方が長いですから経験値はお兄さんよりも上です。励まされたって問題ないですよ。現場の先輩に励まされたとでも思ってください。それなら年下に励まされて落ち込む理由はなくなるでしょ?』
私は俯くお兄さんの白に近い金髪の頭を撫でた。
意外と柔らかい手触りに頬が緩んだ。
まるで小動物を撫でている様で…。
なんだかお兄さんを可愛く思ってしまっていた。
『きっと今だけですよ、上手くいかないのって。苦しい思いは、芸の肥やしにすればいいんです!役者なんだから、経験値を上げる機会を得たと思いましょう!』
『…有り難う、小さな先輩さん。』
『いえいえ、どういたしまして。』
たったこれだけのやり取りだった。
それが10年も続く執着を生むとは…。
しかも、4歳年下の生意気なガキに憧れてるって…。
私は驚きが顔に出ないようにしながら、彼の話を聞いていた。
「普通の役者としては結局は芽が出なくて…ひょんなキッカケでAV男優になりましたが、ゆこさんに励まされたことは今でも僕の支えで…ゆこさんの存在は…僕の癒しなんです。」
「そうなんですか…。」
ただの熱狂オタクじゃないみたいで、少しホッとした…。
でも、ホッとしただけだ。
警戒を解くつもりは、無論ない。
「僕は木原さんと気まずいまま、この仕事を終えたくありません。あんなに怖がらせてしまった僕の勝手とは思いますが、どうか許して頂けません…か?」
「…誤解があったようですし、もう二度としないのであれば…謝罪を受け取らせて頂きます。」
「良かった…木原さん、有り難うございます!」
「いいえ…。さて…そろそろ戻りましょうか。」
「…」
「宇佐美さん?」
私の呼び掛けに少しの沈黙のあと、彼は意を決した様子で声をかけてきた。
「木原さん、お願いがあります。」
「…何ですか?」
「撮影が終わったら…打ち上げに付き合って下さいませんか?」
「打ち…上げ?」
「カメラマンのキミちゃんとこの前の取材の時に意気投合しまして…ここのスタッフさんと飲みに行くことになったんですが、僕、木原さんとも一緒に飲みに行きたいんです!」
“僕、勇気を絞り出しました!”という必死な顔で彼にお願いされ、その勢いに押されて私は思わず頷きそうになったけど寸前で堪えた。
「残念ですが、今日入稿期限の仕事がありまして…」
「そう…ですか。」
心底残念そうな顔をしている彼の頭には、萎れた白いウサ耳の幻覚が見えた。
きっと記憶の中の彼の髪の手触りに触発されて、私にだけ見えてしまっている幻覚だ。
(うーん、キミちゃんがいるなら一杯ぐらい付き合っても問題ないかなぁ…。今後の仕事に繋げるのも編集者の仕事だし…。)
「…入稿が間に合ったら…少しお邪魔します。」
私のその言葉に、彼の頭の上に生えた幻覚のウサ耳がピコンッと立ち上がった。
「絶対、絶対ですよ!」
「いや、入稿が間に合ったら…」
「僕、待ってますから!」
彼は勢い良く室内に戻ると、名刺の裏に何かを書いて戻ってきて両手で私に差し出した。
「あの…名刺なら先日…」
「僕のプライベートの連絡先です!キミちゃんと連絡がつかなかったら困るので、念のためです!念のため、受け取ってください!」
「は、はぁ…」
名刺の裏を見れば、今日限りの“念のため”の筈なのに、ご丁寧に電話番号以外にメールアドレスまで書いてある。
「僕、今日の撮影、木原さんの為に頑張ります!」
「そこはご自分の為に頑張りましょうよ…。まぁ…他人のためというなら、せめて私の為ではなくて、宇佐美さんのファンの皆さんの為にとか…。」
「じゃあ、木原さんとファンの為に頑張ります!」
真っ直ぐ私を見つめる彼の瞳はキラキラ輝いている。
(まぁ…頑張ってくれるならいいか…)
「じゃあ…頑張って下さい。」
「はい!」
私は彼の笑顔に見送られて現場に戻った。
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