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第1章〜生活〜
館
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精霊は話を聞いてはくれない、このことを僕はしかと胸に抱いていこう。
僕はあれやこれやしてる内に女神の館に連れてかれた。精霊達曰く“女神に気に入られたなら住める”との事。
僕ではなく自分たちでやらないのかと問えば、女神様の館には種族の関係で本を探す所か入る事すらままならないらしい。住むのと本を探すでは全く違うし、飛躍し過ぎでは?と言ってみたが、精霊曰く“住まないと見つけられないし、あの女神さまが簡単に見つける場所に隠すはずがない”とのこと。……女神のイメージがひとつ壊れた。
1番の疑問は何故女神が普通に生活しているのかだけど。
つまり僕は家を手に入れる代償に、精霊たちの救世主になれと言われているのだ。
確かに無理やり従わされていると言われれば可哀想と同情するが、それだけだ。“所詮は他人”という感覚が強すぎる。
だが、この世界で何も持たない僕にとってタダで住める場所というのはとても魅力的だ。きっとこのまま放り出されても、お金も食べ物もなく死ぬ運命しかないと思う。
……僕はこの状況を受け入れることにした。精霊達、ありがとう。
**********
女神の館の外観は、古びたけれど上品なというような感じである。そして見た感じかなり広い。
館の周りにはたくさんの植物が生えている。よく見るとそれらのほとんどが薬草、ハーブといったものだった。なんだか“優しい魔女の家”というイメージ・雰囲気が強い。
中に入ると、 さらにびっくりした。想像していた以上の広さがある。エントランス?がなんだが高級ホテルのようだ。本当にここに住んでもいいのだろうか。それも家主の許可無く。
………考えすぎて頭が痛い。もう今日は寝てしまおう。手っ取り早く僕は布団のある部屋を探し始める。けれど、家があまりにも大きすぎてさらに疲れた。やっと見つけた場所は2階の奥の部屋、結局全ての部屋を見て回ってしまった。
部屋はもちろん、ベッドは…なんというかお姫様が使いそうなフリフリが多い。しかもピンク色。センスが子供っぽくて少し笑う。
この部屋は少しほかの部屋とは違った。ほかの部屋は掃除しないといけないと思える様だったが、この部屋だけは何だかいつも掃除をしていたみたいに埃ひとつなかった。………女神様の部屋ってここだったんじゃないかな。女性の部屋で眠るのは気が引けるがこの家にベットがある部屋はひとつしか無い。本当に帰ってきた女神様に八つ裂きにされてしまいそうで怖い。
うだうだやってるうちに僕は眠った。
*********
おはよう。誰もいない部屋に心の中で呟く。少し疑問に残るのは、この世界に来てから疲れというのをあまり感じないことだ。
とりあえず今日は“館の部屋を詳しく調べたあと掃除、現状を確かめる”ことを目標に頑張っていきましょう。
僕は寝る前に脱いだパーカーを再び着て行動する。…服とかも洗おう。風呂にも入りたい。その為にも早く掃除しよう。僕の決意が漲る。
だがその決意もすぐに崩れる。
「何故家の間取りが変わっている……」
僕はあれやこれやしてる内に女神の館に連れてかれた。精霊達曰く“女神に気に入られたなら住める”との事。
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つまり僕は家を手に入れる代償に、精霊たちの救世主になれと言われているのだ。
確かに無理やり従わされていると言われれば可哀想と同情するが、それだけだ。“所詮は他人”という感覚が強すぎる。
だが、この世界で何も持たない僕にとってタダで住める場所というのはとても魅力的だ。きっとこのまま放り出されても、お金も食べ物もなく死ぬ運命しかないと思う。
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中に入ると、 さらにびっくりした。想像していた以上の広さがある。エントランス?がなんだが高級ホテルのようだ。本当にここに住んでもいいのだろうか。それも家主の許可無く。
………考えすぎて頭が痛い。もう今日は寝てしまおう。手っ取り早く僕は布団のある部屋を探し始める。けれど、家があまりにも大きすぎてさらに疲れた。やっと見つけた場所は2階の奥の部屋、結局全ての部屋を見て回ってしまった。
部屋はもちろん、ベッドは…なんというかお姫様が使いそうなフリフリが多い。しかもピンク色。センスが子供っぽくて少し笑う。
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うだうだやってるうちに僕は眠った。
*********
おはよう。誰もいない部屋に心の中で呟く。少し疑問に残るのは、この世界に来てから疲れというのをあまり感じないことだ。
とりあえず今日は“館の部屋を詳しく調べたあと掃除、現状を確かめる”ことを目標に頑張っていきましょう。
僕は寝る前に脱いだパーカーを再び着て行動する。…服とかも洗おう。風呂にも入りたい。その為にも早く掃除しよう。僕の決意が漲る。
だがその決意もすぐに崩れる。
「何故家の間取りが変わっている……」
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