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第104話 アレンの進化
騎士団の訓練も一段落ついた頃、休憩時間が訪れた。汗をぬぐいながら木陰に腰を下ろす騎士たちの中に、ひときわ整った姿の青年がいた。アレンだ。
「アレン、久しぶりなのじゃ」
空中から声がして、アレンが振り返ると、そこにはフロストがふわふわと浮かんでいた。
「久しぶりだね、フロスト」 アレンは微笑みながら答える。
「突然どうしたの?」
「うむ、我はかなり成長したのじゃ。アレンと少し魔力を合わせてみたくてな」
「へぇ、それは楽しみだ。じゃあ団長に聞いてみるよ」
アレンは立ち上がり、訓練場の隅で地図を見ていた団長の元へ歩み寄った。
「団長、少しいいですか?」
「ん?どうした?」
「実は、精霊と契約してまして。今、その精霊が来ていて、魔力の同調を試してみたいと」
「ほう……氷精霊か。なるほど」 団長は顎に手を当てて考え込むと、ニヤリと笑った。
「なら、俺と模擬戦でもしてみるか?」
その言葉に周囲がざわつく。
「団長とアレンが模擬戦!? それも魔法ありで?」
「まじかよ、すげえぞそれ!」
あっという間に訓練場の中心に人が集まり始めた。
「フロスト、準備はいい?」
「我はいつでも良いのじゃ!」
副団長が仕切りの声を張り上げる。
「これより団長とアレンの魔法を使用した模擬戦を開始する!」
アレンと団長が中央に立ち、互いに向かい合う。
「手加減はしないぞ!」
「望むところです!」
副団長の号令が場に響く。
「模擬戦、始め!」
団長が魔法詠唱を始めると、その周囲に雷が走り、空気がビリビリと震えた。
「団長は雷属性か……」
アレンはつぶやくと、すぐにフロストに声をかけた。
「フロスト、やるよ!」
「わかったのじゃ!」
フロストの体が光を放ち、その魔力がアレンに流れ込む。青白い氷の気配がアレンを包み、気温が一気に下がった。
「はっ!」 アレンが片手を前に突き出すと、氷の槍が瞬時に形成され、団長へと飛んでいく。
「ふっ、まだまだ!」 団長が雷の盾を展開し、槍を弾く。
しかしアレンの動きは止まらない。
「『氷刃連撃』!」
アレンの周囲に浮かぶ氷の刃が連続して団長へ飛ぶ。団長は笑いながら雷の剣を振るい、それらを一つ一つ打ち落とした。
「お前、随分とやるじゃないか!」
「まだまだいきます!」
アレンはフロストからの魔力供給を受け、次なる魔法を展開しようと集中する。
「『氷壁展開』……!」 氷の盾が前方にいくつも並び、団長の動きを制限する。
「なるほど、動きを封じる気か!」
団長は高く飛び上がると、空中から詠唱を始めた。
「雷よ、我が剣となれ——『雷迅落下』!」
大気が震え、雷の槍がアレンへと降り注ぐ。
アレンは素早く防御魔法を発動した。
アレンの前に氷のドームが形成され、雷の一撃を受け止めた。衝撃と熱で氷が一部砕けるが、アレンは冷静に次の動きを準備する。
「今だ!」 氷の地面に滑るように走り、団長の背後に回り込む。
「氷結掌!」
拳が団長の背中に軽く当たった瞬間、氷の波動が流れ込む。
「っ……!」
団長が一瞬動きを止めた隙に、副団長が笛を吹く。
「そこまで! 模擬戦、終了!」
訓練場に静寂が戻り、そして次の瞬間、大きなどよめきが巻き起こる。
「すげぇ……団長と互角に渡り合ったぞ……」
「アレン、どこまで強くなってるんだ……」
フロストはアレンの肩にちょこんと乗り、誇らしげに言った。
「アレン、どうじゃった? 我の魔力操作は?」
「かなり洗練されてて、フロストの魔力は扱いやすかったよ」
アレンは笑顔でフロストに答える。
「そうじゃろ、そうじゃろ」
フロストはふんぞり返った姿勢で自慢げに飛んでいた。
「かなり良かったぞ、アレン」
団長が腕を組みながら、どこか嬉しそうにアレンに声をかけた。
「ありがとうございます」
周りの騎士たちもアレンに声をかける。
「あの団長をあそこまで追い込むなんて、すげえな」
そんなやりとりを、少し離れた場所で見ていたヒカリが首をかしげる。
「うーん、なんだろうな」
「どうしたの、ヒカリ?」
クラリスがヒカリの様子の変化に気づいて尋ねた。
「なんかさ、団長が魔法を発動するたびに左腕から黒いモヤが上がるんだよね。そしてその度に表情が一瞬ゆがむんだよ」
クラリスは考え込んだ。
「団長の左腕に、何かあるのかしら……」
その時、団長ヴォルグがクラリスの方へ近づいてきた。
「騎士団団長のヴォルグです。しかしクラリス嬢の執事アレンは、なかなかのものですね」
「お褒めの言葉、痛み入ります」
クラリスがまじめに頭を下げる。
そしてヒカリの言葉を思い出し、そっと尋ねる。
「ヴォルグ団長、お聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」
「はい、私で答えられることであれば」
クラリスは団長の左腕を見て訊ねた。
「なぜ魔法を発動するたびに、左腕から黒いモヤが上がるのですか?」
その言葉に、団長はハッとした顔をした。
「特定の人にしか知られていない左腕の呪いが……見えるのですか?」
(やばい……今、絶対余計なこと言ったよね私!?)
クラリスは動揺し、ヒカリに助けを求めるように視線を送る。
(ヒカリ、どうしよう……)
ヒカリは真剣な表情で考え込む。
(たぶん聖女の髪飾りなら治せるよ、その呪い)
クラリスは焦っていた。
(ヒカリ、そこじゃなくて……誰にも気づかれないようにしてたのを私が気づいたってことになってるのが問題なの!)
ヒカリは笑顔でクラリスを見る。
(じゃあ、このまま放っておく? クラリスが決めることかな)
クラリスは首を横に振った。
(それは……放っておくことはできないわ……)
「他言しないのであれば、その呪いを解呪できます」
ヴォルグ団長は驚きの表情を浮かべた。
「この左腕が治るのであれば、一切他言しません」
「わかりました。では、団長の左腕の解呪を行います」
クラリスはそっと団長の左腕に手を置き、解呪を始めた。
「クラリス、待って!」
ヒカリはハッとしてクラリスを止めようとするが、すでに遅かった。
解呪はすでに始まり、聖女の髪飾りからクラリスへと魔力が流れ込む。
すると、団長の左腕から柔らかな金色の光が漏れ出し、まるで朝日が霧を溶かすように黒いモヤが消えていく。
その光は次第に訓練場全体を照らし、暖かく包み込んだ。
その瞬間、呪いは完全に解呪されたのだった。
「あっちゃー……」
ヒカリは額に手を当てて、やらかしたよなって顔をしている。
なぜなら、解呪の光は訓練場にいたすべての人物に見られてしまったからである。
団員の一人がつぶやく。
「あの光は……何だったんだ?」
ざわつく訓練場の中、クラリスはようやく自分の行動に気づき、ハッとする。
そして、すでに左腕の呪いが解けたことに、ヴォルグ団長自身も気づいていた。
「アレン、久しぶりなのじゃ」
空中から声がして、アレンが振り返ると、そこにはフロストがふわふわと浮かんでいた。
「久しぶりだね、フロスト」 アレンは微笑みながら答える。
「突然どうしたの?」
「うむ、我はかなり成長したのじゃ。アレンと少し魔力を合わせてみたくてな」
「へぇ、それは楽しみだ。じゃあ団長に聞いてみるよ」
アレンは立ち上がり、訓練場の隅で地図を見ていた団長の元へ歩み寄った。
「団長、少しいいですか?」
「ん?どうした?」
「実は、精霊と契約してまして。今、その精霊が来ていて、魔力の同調を試してみたいと」
「ほう……氷精霊か。なるほど」 団長は顎に手を当てて考え込むと、ニヤリと笑った。
「なら、俺と模擬戦でもしてみるか?」
その言葉に周囲がざわつく。
「団長とアレンが模擬戦!? それも魔法ありで?」
「まじかよ、すげえぞそれ!」
あっという間に訓練場の中心に人が集まり始めた。
「フロスト、準備はいい?」
「我はいつでも良いのじゃ!」
副団長が仕切りの声を張り上げる。
「これより団長とアレンの魔法を使用した模擬戦を開始する!」
アレンと団長が中央に立ち、互いに向かい合う。
「手加減はしないぞ!」
「望むところです!」
副団長の号令が場に響く。
「模擬戦、始め!」
団長が魔法詠唱を始めると、その周囲に雷が走り、空気がビリビリと震えた。
「団長は雷属性か……」
アレンはつぶやくと、すぐにフロストに声をかけた。
「フロスト、やるよ!」
「わかったのじゃ!」
フロストの体が光を放ち、その魔力がアレンに流れ込む。青白い氷の気配がアレンを包み、気温が一気に下がった。
「はっ!」 アレンが片手を前に突き出すと、氷の槍が瞬時に形成され、団長へと飛んでいく。
「ふっ、まだまだ!」 団長が雷の盾を展開し、槍を弾く。
しかしアレンの動きは止まらない。
「『氷刃連撃』!」
アレンの周囲に浮かぶ氷の刃が連続して団長へ飛ぶ。団長は笑いながら雷の剣を振るい、それらを一つ一つ打ち落とした。
「お前、随分とやるじゃないか!」
「まだまだいきます!」
アレンはフロストからの魔力供給を受け、次なる魔法を展開しようと集中する。
「『氷壁展開』……!」 氷の盾が前方にいくつも並び、団長の動きを制限する。
「なるほど、動きを封じる気か!」
団長は高く飛び上がると、空中から詠唱を始めた。
「雷よ、我が剣となれ——『雷迅落下』!」
大気が震え、雷の槍がアレンへと降り注ぐ。
アレンは素早く防御魔法を発動した。
アレンの前に氷のドームが形成され、雷の一撃を受け止めた。衝撃と熱で氷が一部砕けるが、アレンは冷静に次の動きを準備する。
「今だ!」 氷の地面に滑るように走り、団長の背後に回り込む。
「氷結掌!」
拳が団長の背中に軽く当たった瞬間、氷の波動が流れ込む。
「っ……!」
団長が一瞬動きを止めた隙に、副団長が笛を吹く。
「そこまで! 模擬戦、終了!」
訓練場に静寂が戻り、そして次の瞬間、大きなどよめきが巻き起こる。
「すげぇ……団長と互角に渡り合ったぞ……」
「アレン、どこまで強くなってるんだ……」
フロストはアレンの肩にちょこんと乗り、誇らしげに言った。
「アレン、どうじゃった? 我の魔力操作は?」
「かなり洗練されてて、フロストの魔力は扱いやすかったよ」
アレンは笑顔でフロストに答える。
「そうじゃろ、そうじゃろ」
フロストはふんぞり返った姿勢で自慢げに飛んでいた。
「かなり良かったぞ、アレン」
団長が腕を組みながら、どこか嬉しそうにアレンに声をかけた。
「ありがとうございます」
周りの騎士たちもアレンに声をかける。
「あの団長をあそこまで追い込むなんて、すげえな」
そんなやりとりを、少し離れた場所で見ていたヒカリが首をかしげる。
「うーん、なんだろうな」
「どうしたの、ヒカリ?」
クラリスがヒカリの様子の変化に気づいて尋ねた。
「なんかさ、団長が魔法を発動するたびに左腕から黒いモヤが上がるんだよね。そしてその度に表情が一瞬ゆがむんだよ」
クラリスは考え込んだ。
「団長の左腕に、何かあるのかしら……」
その時、団長ヴォルグがクラリスの方へ近づいてきた。
「騎士団団長のヴォルグです。しかしクラリス嬢の執事アレンは、なかなかのものですね」
「お褒めの言葉、痛み入ります」
クラリスがまじめに頭を下げる。
そしてヒカリの言葉を思い出し、そっと尋ねる。
「ヴォルグ団長、お聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」
「はい、私で答えられることであれば」
クラリスは団長の左腕を見て訊ねた。
「なぜ魔法を発動するたびに、左腕から黒いモヤが上がるのですか?」
その言葉に、団長はハッとした顔をした。
「特定の人にしか知られていない左腕の呪いが……見えるのですか?」
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