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「シェイド王子は普段は何をされているんですか?」
「僕はいつも剣術の練習をしています」
「剣術ですか、素敵ですね」
「やはり男である僕にはマリー姫を守る役目がありますから」
わたしのためでもある剣術を毎日しているんだ、真面目でいい人そうだ
しばらく話しているとお父様が迎えに来た
「マリー帰るぞ」
「お父様、もうですか?」
「何を行っているんだもう三時間も経ったであろう」
「えっ?嘘?」
「話が弾んでいたようだがそろそろ帰らねばな」
「はい、お父様、それではシェイド王子失礼致します」
「すみません、僕としたことが楽しくて時間をすっかり忘れていました、今日は本当にありがとうございました、ニフラ国王、マリー姫、また会えるのを楽しみにしております」
シェイド王子は頭を下げた
わたしも頭を下げて中庭をでて馬車へと戻る、そのまま場所に乗りレクーイ王国へと帰った
一時間馬車に揺られながら考えていた、シェイド王子は素敵な方で話も合う、シェイド王子なら結婚する相手にふさわしいに違いない、やっぱりユノウが言ってたことは気にしないでいよう
レクーイ王国に戻り自分の部屋へと戻るとベッドに座る、なんだか疲れちゃった
こんなに長い時間出掛けた事なかったから
ふと思い出した、先ほどのミユリフ王国でのユノウとの事
わたしはユノウを呼んだ、ユノウはすぐに部屋へとやってきた
「ユノウさっきはありがとう‥‥」
「いえ、姫様が無事で何よりです」
「どうしてお城にいてって言ったのにミユリフ王国までついて来たの?」
「ミユリフ王国で姫様に何かってはいけないと思い‥‥」
「確かに転びそうにはなったけど他に何もあるわけないじゃない?」
「でも‥‥わからないじゃないですか」
「後でお父様の部屋に行って、さっきは怒っていたけれどちゃんと説明したらお礼を言わないとって言ってたから」
「姫様、わたくしのためにありがとうございます」
「いいのよ、ユノウはわたしの大事な人だもん」
「わたくしも姫様のこととても大事に思っております」
「嬉しい、もし結婚してもユノウはわたしについて来てくれる?」
「姫様が望まれるならもちろん何処へでもついていきます」
そう言うとわたしの左手を優しく撫でる、いくら専属の魔法使いでも一国の姫にそんなことしてはいけない
「ユ、ユノウ‥‥ダメだよ‥‥いくら仲が良くてもこんなこと‥‥」
「わかっています、専属魔法使いだとしても姫様に触れてはいけないのですよね、もちろん心得ております」
そう言いながらも一向にやめようとしない、わたしも手を引いて逃げればいいのだがここでユノウを拒否することが出来ない
「僕はいつも剣術の練習をしています」
「剣術ですか、素敵ですね」
「やはり男である僕にはマリー姫を守る役目がありますから」
わたしのためでもある剣術を毎日しているんだ、真面目でいい人そうだ
しばらく話しているとお父様が迎えに来た
「マリー帰るぞ」
「お父様、もうですか?」
「何を行っているんだもう三時間も経ったであろう」
「えっ?嘘?」
「話が弾んでいたようだがそろそろ帰らねばな」
「はい、お父様、それではシェイド王子失礼致します」
「すみません、僕としたことが楽しくて時間をすっかり忘れていました、今日は本当にありがとうございました、ニフラ国王、マリー姫、また会えるのを楽しみにしております」
シェイド王子は頭を下げた
わたしも頭を下げて中庭をでて馬車へと戻る、そのまま場所に乗りレクーイ王国へと帰った
一時間馬車に揺られながら考えていた、シェイド王子は素敵な方で話も合う、シェイド王子なら結婚する相手にふさわしいに違いない、やっぱりユノウが言ってたことは気にしないでいよう
レクーイ王国に戻り自分の部屋へと戻るとベッドに座る、なんだか疲れちゃった
こんなに長い時間出掛けた事なかったから
ふと思い出した、先ほどのミユリフ王国でのユノウとの事
わたしはユノウを呼んだ、ユノウはすぐに部屋へとやってきた
「ユノウさっきはありがとう‥‥」
「いえ、姫様が無事で何よりです」
「どうしてお城にいてって言ったのにミユリフ王国までついて来たの?」
「ミユリフ王国で姫様に何かってはいけないと思い‥‥」
「確かに転びそうにはなったけど他に何もあるわけないじゃない?」
「でも‥‥わからないじゃないですか」
「後でお父様の部屋に行って、さっきは怒っていたけれどちゃんと説明したらお礼を言わないとって言ってたから」
「姫様、わたくしのためにありがとうございます」
「いいのよ、ユノウはわたしの大事な人だもん」
「わたくしも姫様のこととても大事に思っております」
「嬉しい、もし結婚してもユノウはわたしについて来てくれる?」
「姫様が望まれるならもちろん何処へでもついていきます」
そう言うとわたしの左手を優しく撫でる、いくら専属の魔法使いでも一国の姫にそんなことしてはいけない
「ユ、ユノウ‥‥ダメだよ‥‥いくら仲が良くてもこんなこと‥‥」
「わかっています、専属魔法使いだとしても姫様に触れてはいけないのですよね、もちろん心得ております」
そう言いながらも一向にやめようとしない、わたしも手を引いて逃げればいいのだがここでユノウを拒否することが出来ない
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