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舌をもぎ取りそうな勢いで吸い上げ、絡ませていく。
苦しそうに眉を顰める葉璃の表情にさえ異常に興奮して、聖南はキスをやめないまま指先で乳首を弄び始めた。
「んっ……っっ……はぅ、んんっ……ふ、……」
左腕は細い腰を抱いて、右手では葉璃の可愛い乳首を摘んではやめてを繰り返す。
それに気付いた葉璃がゆっくりと瞳を開き、ジッと見詰められた。
ただでさえ葉璃に見詰められる事に弱い聖南は、欲に濡れた瞳を向けられると初々しくも自身の鼓動が早くなったのを感じる。
『……やば……。 見詰めてくんのやべぇ……』
いつもキスの最中は葉璃は恥ずかしがってあまり目を合わせてくれないのだが、今改めて分かった。
この瞳に恋した聖南が、こんなにも至近距離で切なげに見てくる葉璃の視線に、耐えられるはずがなかった。
「……せな、さんっ……んっ、……」
しがみついてくる葉璃の声まで切なく甘い。
名残惜しく唇を離すと、聖南はすでにバスルームに持ち込んでいたローションを手のひらに出し、葉璃の孔を指先で探す。
窄んだそこは、はじめは容易くは受け入れてくれない。
まずは周辺を解すようにして、ぬちゅぬちゅとローションを馴染ませていった。
聖南にもたれかかり、わずかにお尻を突き出す葉璃の瞳が再び閉じられてしまう。 解す際はまだ意識がハッキリしているせいか、葉璃はひどく羞恥を感じているのだ。
「んんんっ……っ」
「……葉璃、俺を見ろって」
「やっ……待って、……んっ」
ギュッと瞑られた目蓋に口付けながら、待ってと言いながらさらにお尻を突き出した葉璃が可愛くてしょうがない。
クッと中指を挿れ込むと、聖南にしがみつく手のひらに力が入ったのが分かる。 異物感に耐え、本来なら繋がるべき場所ではないそこを拓かれている羞恥に、押し潰されそうになっていた。
それを証明するかのように、聖南に凭れかかった体が強ばり始めている。
こうなる前に、聖南はいつも葉璃に舌を求めた。
恥ずかしさなど感じる間もないほど、激しく舌を追い求めて唾液をもらう。
強い異物感で体が拒否してしまわぬように。
葉璃に快感だけを覚えてもらえるように。
「……あっ……だ、だめ、そこ……やっ……」
舌を交わらせていると、窄んだ孔も不思議なほどにとろとろに解れてくる。
その隙に二本の指でぐちゅぐちゅと内側を擦って拡げていく。 男である葉璃との行為でしか、聖南もこんな経験はした事がなかった。
葉璃はそれに対して負い目のようなものを感じていると、聖南は気付いている。
俺が女の子だったら……と、気に病んだ葉璃はごくたまにそんな事を寝言で漏らしていた。
葉璃に告白した時から、性別の括りなど無になった。
心を通わせ、愛し合い、同性同士でも繋がる事ができる。 どこに女性との違いがあるのか教えてほしいくらいだ。
「ん、あぁぁっ……せな、さん……っ、や、っ……!」
聖南の指先が、ぐにゅ、と前立腺に触れた。
一際甘く啼いた葉璃が、聖南の胸に頭を擦り付けてイヤイヤをする小さな子どものようになっている。
口角が無意識に上がった聖南は、何度もその場所を押して耳に口付けた。
「ここ好きだよな、葉璃ー。 押されるとどんな感じなんだ?」
「……わ、分かんな……あぁぁっ、やめて、っ……押すの、やめ……っ」
「教えてよ」
「……出そう、出そうになるっ……震える……!」
「震える?」
聖南が大好きな悶え泣きの必死な形相で、葉璃は瞳をうるうるさせて「やめて」と呟いた。
指を引き抜こうとお尻をくねらせるも、それが聖南の腹部に葉璃の分身を擦り付ける事になりさらに悶えて啼いていた。
『俺……なんか試されてんの?』
こんな姿を見せられては、可愛過ぎて聖南の方が震えそうである。
毎回初めての時を思い起こさせてくれる葉璃の初さにドキドキしながら、聖南は自身の昂りを必死で堪えて内をグチュグチュと攻め立てた。
しかし、やわらかくなってきたそこが聖南の理性をどんどんと奪い去っていく。
「……あっ……んん……や、せなさ、ん……んっ! ……だ、めっ……舐めないで……!」
「なんでだよ。 俺のだろ、この体ぜんぶ」
震えるほどイイという場所を指先で巧みに擦り上げつつ、聖南は屈んで葉璃の乳首を甘噛みして舐め回した。
しつこい前戯にすでに疲れ始めた葉璃が、ペロペロといつまでも乳首を舐め続けている聖南の両腕を力なく押すものの、聖南はムッとしてさらに葉璃を抱く腕に力を込めた。
聖南が本気で抱くと骨が折れてしまいそうなほど華奢なので、手加減は忘れない。
「葉璃、もっと太れって言ったよな? あれから増えた?」
しれっと指を三本に増やしながら、気を逸らそうと葉璃の顔の間近まで迫って問うた。
キスする寸前の聖南を前に、照れて俯こうとする顎を捕らえてだ。
「……えぇ……いま、関係なく……ない?」
「いつか壊しそうで怖いから、もっと太ってよ」
「……たくさん、食べてる……! 太ったよ、これでも」
「嘘だね、それ足に筋肉ついただけだろ。 この辺もうちょいプニッとさせてよ。 俺、葉璃が風船みたいに太っても愛してやるから」
「風船、みたいって……んっ……ん、んんっ……ふぁっ……」
葉璃の細過ぎる腰回りを撫でてやり、目前の愛しい人を前に我慢出来なかった聖南はまた唇を重ねた。
聖南自身も下腹部がムズムズするほど、舌先だけで互いに舐め合う。
何分もそれを繰り返していると、唐突に葉璃が聖南の首元にギュッとしがみつき、絶頂を迎えたかのような高い声色で「んんっ」と啼いた。
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