必然ラヴァーズ

須藤慎弥

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~三月某日~(全九話)

──おまけ会話文SS──




「おーぎーくーらー」

 ──ドン、ドン、ドン、ドン、……。

「せ、せせせセナさん!!  そんな蹴ったら扉壊れるっす!」

「キャーッ♡  CROWNのセナだぁ!!」

「おっす、取り込み中のとこ悪いな。  アンタ片乳見えてんぞ、隠せ」

「いやん♡」

「荻蔵ー。  ちょーっとバスルームに来たまえ。  ……なぁ、お前、やりやがったな」

「ななななな何をっすか!?」

「とぼけんじゃねぇよ、葉璃のココアにアレ盛ったろ」

「……は、はは、ははっ!  あれセナさんが飲んだんすよね?  ……大丈夫でした……?」

「どう思う?  ちなみに俺、風呂も入らずこの時間まで葉璃たん抱きっぱなしだったよ☆」

「こ、この時間までって……!?  あれからずっとっすか!?」

「そうでーす。  不本意ながら記録更新しましたー。  はい拍手」

「パチパチ……って、いや、ハルは無事なんすかね……?」

「疲れてっけど無事。  それがさぁ、聞いてよ。  俺にだったら何されてもいいんだって。  かわいくね?♡」

「か、可愛いですね、はい。  てかセナさん、ガチで目が怖えんすけど……!」

「アレ出せ」

「アレ、ってアレ……?」

「おぅ、アレ」

「…………はい、どうぞ」

「これかぁ。  普通は何滴使うんだ?」

「一滴っす」

「そっかそっか。  ココアには何滴入れた?」

「…………五滴。  ……ぐはっっ!」

「やっぱりな。  お前葉璃に五滴の媚薬入りココア飲ませよーとしたって事だからな?  最低最悪。  ちんこもげちまえ」

「セ、セナさん……っ、腕落ちてねぇっすね……!」

「顔は勘弁してやっただろ。  セックスばっかしてねぇでもうちょい体鍛えろよ、腹柔らかかったぞ」

「今日ヤったらしばらく控えるっす、マジで……!」

「今日ヤんのは譲らねぇのな。  ……んじゃ、これ貰ってくわ」

「ど、どうぞ……」

「あ、そうそう。  今年スキャンダル起こしやがったら俺様がお前を干すからな、荻蔵」

「ヒィィィっっ!  セナさん勘弁してくださいよ~!!」

「ふっ……日向聖南を怒らせたお前が悪い」









~おわり~
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