ヒレイスト物語

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エピローグ

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玉座の間、そこには異様な雰囲気を放つ者がいる。そこに相対する者はある者はその雰囲気に呑まれある者は抗おうとする。どちらが正解かなど誰にもわからない。そのなかで必死に藻掻き苦しみながら生きたある少年は一つの道を選んだのだ。その少年の生き方はどう映るのだろうか


「ったく遅いのよ。待ちくたびれたじゃない」

「ごめん、ごめん。案外長生きしちゃったよ」

「なによ、それ。嫌味?」

「はははっ、どうだろうね」

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花雨
2021.08.10 花雨

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解除

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