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極星騎士団と王都冒険者ギルド
第30話 王都シルバールの冒険者ギルド
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月の魔女と聖剣
第30話 王都シルバールの冒険者ギルド
あまりにも冒険者として異質な装備もあり、注目を集めるパウエルたち。初めてここに来たことで、そういう目で見られるのは分かっていたがそれでも注目され過ぎであった。
『あの剣とメイスは魔鉄で、あの男のはまさか聖鋼のか!?』
『ったく、聖鋼の武器なんて羨ましいったらありゃしねえぜ』
やはり、魔鉄や聖鋼の武器はそこまで出回らない事から羨ましそうに見ている冒険者が多い。
『あんなに軽装で、モンスター退治なんて出来るか?』
『あまりにも防具と武器が釣り合ってねえな』
いろんな憶測が冒険者のなかで行き交うが、その中でも魔法士たちはミリアの魔力に驚く。魔法士でもないのに、自分たちよりも魔力量が多いことに気づいたのだ。
そう、この時点で沙更は自分の魔力を完全に制御して魔力を漏らさないようにしていたし、既に平民になりきっていた。もし、魔法士たちに凄腕の人間が居たなら沙更の隠蔽に気づいたかもしれないが、普通の女の子にしか見えていなかった。
『あの子の装備、スカウト系の装備でしょ?私達よりも魔力が多いってどれだけの修行をしてきてるのよ』
『でも、俺達よりも魔力が多い盗賊職は有能ってことだろ?ある意味羨ましいぜ』
魔法での罠は魔法士が対処するのがこの時代の常識となっている。が、白の直刀を相棒とするミリアは魔力を全身に循環させることで魔力量を上げていたことで魔力や魔法を使った罠でも対処出来るようになっていた。
それは盗賊職を超えた働きが出来ると言う事であり、しかも近接戦までこなせる時点で凄腕と言われるに相応しくなっていたのだ。
そんな冒険者たちの値踏みを感じつつも受付に向かうパウエルたち。そこに邪魔をしたのは30後半になろうかという冒険者の男だった。
「あん、見慣れねえ奴らだな。しかも分不相応な品を持ってるじゃねえか。聖鋼の武器はお前に相応しくねえ、俺に寄越せよ」
「おっさん、俺の相棒が欲しいとか笑わせてくれるぜ。そう言うのはお断りだ。どこの冒険者が自分の相棒を他人に渡すんだ?」
絡んだ相手がガレムなのは、それだけ聖鋼の武器が有能だと言う証だ。だが、聖鋼の斧はガレムの相棒で沙更からの贈り物。くれてやるわけがなかった。
近くにいる冒険者たちは、頭を抱えている。絡んだ冒険者は、それなりに力量がある冒険者らしい。Cランクからはランクアップするのが難しくなる。どうやら、立ちはだかった冒険者はBランクに上がれないで燻っている冒険者のようだ。
長年Cランクを勤めているのなら、力量はそれなりにあるのだろう。だが相手が悪すぎた。ガレムは単独でAランクに上がっていてもおかしくない程の力量を持つのだから。
相手の力量を見極められていない時点で勝ち目がないことに気づいていない。喧嘩を売るなら相手を見ろとはよく言った言葉である。
第30話 王都シルバールの冒険者ギルド
あまりにも冒険者として異質な装備もあり、注目を集めるパウエルたち。初めてここに来たことで、そういう目で見られるのは分かっていたがそれでも注目され過ぎであった。
『あの剣とメイスは魔鉄で、あの男のはまさか聖鋼のか!?』
『ったく、聖鋼の武器なんて羨ましいったらありゃしねえぜ』
やはり、魔鉄や聖鋼の武器はそこまで出回らない事から羨ましそうに見ている冒険者が多い。
『あんなに軽装で、モンスター退治なんて出来るか?』
『あまりにも防具と武器が釣り合ってねえな』
いろんな憶測が冒険者のなかで行き交うが、その中でも魔法士たちはミリアの魔力に驚く。魔法士でもないのに、自分たちよりも魔力量が多いことに気づいたのだ。
そう、この時点で沙更は自分の魔力を完全に制御して魔力を漏らさないようにしていたし、既に平民になりきっていた。もし、魔法士たちに凄腕の人間が居たなら沙更の隠蔽に気づいたかもしれないが、普通の女の子にしか見えていなかった。
『あの子の装備、スカウト系の装備でしょ?私達よりも魔力が多いってどれだけの修行をしてきてるのよ』
『でも、俺達よりも魔力が多い盗賊職は有能ってことだろ?ある意味羨ましいぜ』
魔法での罠は魔法士が対処するのがこの時代の常識となっている。が、白の直刀を相棒とするミリアは魔力を全身に循環させることで魔力量を上げていたことで魔力や魔法を使った罠でも対処出来るようになっていた。
それは盗賊職を超えた働きが出来ると言う事であり、しかも近接戦までこなせる時点で凄腕と言われるに相応しくなっていたのだ。
そんな冒険者たちの値踏みを感じつつも受付に向かうパウエルたち。そこに邪魔をしたのは30後半になろうかという冒険者の男だった。
「あん、見慣れねえ奴らだな。しかも分不相応な品を持ってるじゃねえか。聖鋼の武器はお前に相応しくねえ、俺に寄越せよ」
「おっさん、俺の相棒が欲しいとか笑わせてくれるぜ。そう言うのはお断りだ。どこの冒険者が自分の相棒を他人に渡すんだ?」
絡んだ相手がガレムなのは、それだけ聖鋼の武器が有能だと言う証だ。だが、聖鋼の斧はガレムの相棒で沙更からの贈り物。くれてやるわけがなかった。
近くにいる冒険者たちは、頭を抱えている。絡んだ冒険者は、それなりに力量がある冒険者らしい。Cランクからはランクアップするのが難しくなる。どうやら、立ちはだかった冒険者はBランクに上がれないで燻っている冒険者のようだ。
長年Cランクを勤めているのなら、力量はそれなりにあるのだろう。だが相手が悪すぎた。ガレムは単独でAランクに上がっていてもおかしくない程の力量を持つのだから。
相手の力量を見極められていない時点で勝ち目がないことに気づいていない。喧嘩を売るなら相手を見ろとはよく言った言葉である。
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