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対公爵 対邪神
第192話 前哨戦
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月の魔女と聖剣
第192話 前哨戦
モンスターの軍隊とも言える数だが、個々の質は高くない。だが、それだけの数がいると言う時点で、下手な冒険者達では対処出来るわけもない。
しかも、この奥に異世界の神がいるとなれば押し通らないわけにもいかない。
「まったく、面倒だぜ」
「どちらにしろ、消耗は確定ってことね」
「お二人とも、近接戦でこれだけの数を相手にするのは無理がありすぎます。ここは、わたしの番だと思うのですがどうでしょう?」
ガレムとミリアが困惑の表情を浮かべる中、沙更はそう主張する。そもそも、このメンバーの遠距離で攻撃できる手段が魔法しかない。となれば、沙更が出るしかない。ガレムもミリアも魔法は使えないだけに、遠距離攻撃の手段がなかった。
「ふう、この場は任せるしかねえか」
「ちょっと心苦しいけどね。セーナちゃん、お任せしてしちゃっていい?」
「気にしないで大丈夫です。ここの場は任されました」
二人から任された沙更は、一気に魔力を解放する。ムーンシルバーロッドに魔力が集まり、その魔力に指向性を持たせて解き放つ。
「行って、ホーミングレイ!」
魔力から生み出された光線が一気に分散してモンスター達に向かっていく。光の速さにモンスター達が避けると言う事も出来ずに、次々と貫かれて倒れてゆく。一気に数百以上のモンスターを攻撃出来て、かつこれだけの速度を誇る魔法はそうない。
それでも、まだまだ数はいる。邪気によって、呼び出されたモンスターの数はますます増えていく。が、三人ともそこまで心配はしていなかった。既に、沙更が再度魔法を放つところだったからだ。
先ほど攻撃したホーミングレイをさらに数を増やして、再度仕掛ける。流石に、モンスター達も攻撃されている事は気づいていてもかなりの距離があるため、飛んできている場所が分からない。しかも、使っている魔法が光魔法の時点で邪気とは正反対であり、邪気を浄化する効果すらあったのはそれだけ魔力が濃厚と言うこと。
邪気を浄化しつつ、モンスターを排除出来たのは最初に沙更がホーミングレイを放ってから数分後。数千はいたであろうモンスターを排除した上に、邪気を浄化出来た時点で上々と言うしかなかった。
「セーナちゃんの魔法は流石にド迫力だな」
「あれだけの数、あっという間に倒しちゃうあたりは魔法使いの領域超えてる気がするけどね」
「魔法の連射でなんとかしただけですから、ただの力押しです。そこまでのことじゃないと思います」
「いや、その連続行使の時点で凄いんだけど」
「だよな。まあ、セーナちゃんの凄さは良く分かってるわけだがそれにしても光魔法とは考えたもんだ」
邪気すら浄化出来ている時点で、光魔法がと言うよりセーナが込めている魔力量が桁が外れているわけだが何度見てもやはり凄すぎるとしか思えない。慣れる要素がどこにもないが、そんなことが出来る仲間がいると言う事だけで力強いのもまた確かだった。
第192話 前哨戦
モンスターの軍隊とも言える数だが、個々の質は高くない。だが、それだけの数がいると言う時点で、下手な冒険者達では対処出来るわけもない。
しかも、この奥に異世界の神がいるとなれば押し通らないわけにもいかない。
「まったく、面倒だぜ」
「どちらにしろ、消耗は確定ってことね」
「お二人とも、近接戦でこれだけの数を相手にするのは無理がありすぎます。ここは、わたしの番だと思うのですがどうでしょう?」
ガレムとミリアが困惑の表情を浮かべる中、沙更はそう主張する。そもそも、このメンバーの遠距離で攻撃できる手段が魔法しかない。となれば、沙更が出るしかない。ガレムもミリアも魔法は使えないだけに、遠距離攻撃の手段がなかった。
「ふう、この場は任せるしかねえか」
「ちょっと心苦しいけどね。セーナちゃん、お任せしてしちゃっていい?」
「気にしないで大丈夫です。ここの場は任されました」
二人から任された沙更は、一気に魔力を解放する。ムーンシルバーロッドに魔力が集まり、その魔力に指向性を持たせて解き放つ。
「行って、ホーミングレイ!」
魔力から生み出された光線が一気に分散してモンスター達に向かっていく。光の速さにモンスター達が避けると言う事も出来ずに、次々と貫かれて倒れてゆく。一気に数百以上のモンスターを攻撃出来て、かつこれだけの速度を誇る魔法はそうない。
それでも、まだまだ数はいる。邪気によって、呼び出されたモンスターの数はますます増えていく。が、三人ともそこまで心配はしていなかった。既に、沙更が再度魔法を放つところだったからだ。
先ほど攻撃したホーミングレイをさらに数を増やして、再度仕掛ける。流石に、モンスター達も攻撃されている事は気づいていてもかなりの距離があるため、飛んできている場所が分からない。しかも、使っている魔法が光魔法の時点で邪気とは正反対であり、邪気を浄化する効果すらあったのはそれだけ魔力が濃厚と言うこと。
邪気を浄化しつつ、モンスターを排除出来たのは最初に沙更がホーミングレイを放ってから数分後。数千はいたであろうモンスターを排除した上に、邪気を浄化出来た時点で上々と言うしかなかった。
「セーナちゃんの魔法は流石にド迫力だな」
「あれだけの数、あっという間に倒しちゃうあたりは魔法使いの領域超えてる気がするけどね」
「魔法の連射でなんとかしただけですから、ただの力押しです。そこまでのことじゃないと思います」
「いや、その連続行使の時点で凄いんだけど」
「だよな。まあ、セーナちゃんの凄さは良く分かってるわけだがそれにしても光魔法とは考えたもんだ」
邪気すら浄化出来ている時点で、光魔法がと言うよりセーナが込めている魔力量が桁が外れているわけだが何度見てもやはり凄すぎるとしか思えない。慣れる要素がどこにもないが、そんなことが出来る仲間がいると言う事だけで力強いのもまた確かだった。
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