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白紙の戦場
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「ありがとう、ローゼ兄さん。私のお願いを聞いてくれて」
ゼフの実践投入のため、訓練相手としてお願いした事を、渋々ながら、了承したローゼリットにお礼を言う。
ローゼリットは「あんな顔で任せられたら、仕方ない」と、困ったような顔をして返す。
先程まで、覗かせた憂いていた顔は、どこ吹く風のように、いつもの様子で振る舞い、ローゼリットと歩調を合わせ、前に歩くリリアンヌの姿を、ゼフは見つめる。
(未だに遠い。…近いはずなのに)
屋敷でいた際と同じように、リリアンヌの仕草に、違和感を覚える。実際に人として存在しているはずなのに、目の前にいるはずなのに、心の距離を感じる。
そんな事を考えながら、ついて行く。
ローゼリットとゼフは、リリアンヌ先導の元、本部部屋から出て、エレベーターで地下に降りる。
ポンッと目的の場所に到着した音がなり、降りると、テニスコート5つ分くらいに、広い部屋に出る。
「リリー、ここは今まで無かった部屋だね?」
「あぁ。私自身、新しい物事があれば、知識を吸収して、すぐ実践できるように、才能【創造主】で造った部屋だ」
真っ白な天井、床が、奥深くまでひたすら続くトレーニングルームが、3人を待っていた。
「アンドリューさんからリリーの話、少しだけ聞きましたが、屋敷以外も造り上げることが出来るのですね」
「…何処まで聞いた?」
ゼフが、ふと漏らした言葉に、リリアンヌは予想もしない言葉だったのか、バッと勢いよく振り返り、ゼフを強く見つめる。
触れて欲しくない核心の一部を、触った事による嫌悪のような、怒りのような強さを感じ取る。
その強さに屈せず、「いえ、リリーが持つ、特別な才能のお話を、アンドリューさんに教えてもらっただけですよ」と素早く答える。
その言葉に、リリアンヌは、少し疑うような顔をするが、自分のお世話をする執事長のアンドリューならそうかと、納得しては、「すまない、少し敏感に反応してしまったな」と謝罪の言葉を返す。
「私の才能【創造主】は、アンドリューが君に教えたとおり、知識があり、理屈がわかっている物なら、何でも造れる」
「…人や生き物以外なら、ね」と小さく呟き、一瞬だけ目を下に逸らすのを、ゼフは見逃さない。
(少し、リリーの核心に、触れてしまったが、よほどの事情だろうな…)
ふと自分が漏らした事で、こんなにも反応する仕草は、余程だ。
平和を導き、築いた人物が、この平和の維持が難しいと漏らし、訓練を推し進めている。
この状態を、“焦り”と言ってなんと言うだろうか。
「リリー。話途中ですまないが、この男を、実践投入可能レベルに上げるために、時間が大事だ。それに、私は元々、君のお願いがあってだからやる。こいつの為なんかじゃない。やるなら、とっとと始めて、お役御免になりたい」
「…そうだね」
ローゼリットに声を掛けられ、我に返ったリリアンヌは、頷く。
「2人には、実践投入訓練として、ここを2週間、みっちり主要で使ってもらう。居住スペースは隣にある。主要であるこの部屋は、少し特徴的な物がある」
軽くお手本として、才能【創造主】にて小さな火の玉を、手元に出現させると、壁にぶつける。至ってなんともシンプルに、壁には火の玉が当たり、燃え消え、跡が残る。
その跡を、リリアンヌは指をさす。
「そこに、跡が残っているのはわかるとは思う。追撃もせずに、約2分、ただ黙っていると…」
少し黙ってみていると、壁は生き物のように動き始めて、先程あった跡は、飲み込むようにし、その後は、綺麗さっぱり何事もなかったように消える。
幾らどれだけ暴れようが、何しようが、放置をしておけば、自己再生し、また再利用できる特殊なルームであることを示唆していた。
つまり、この部屋は、“最大限に才能の本気を出し、至る所、傷が付いても、全て無かったこと”に出来る。
興味深い特殊な部屋に、ローゼリットは「良い部屋を造ったね、さすがはリリー」とパチパチと拍手をする。
「その日その日の、訓練の時間や、今回の訓練の条件などについては、お互い話し合って決めてくれ。また、訓練以外の時間は、居住スペースで必ず過ごし、武器は出さないこと。これは、意識の切り替えや、体力の回復に努めるのをメインとしている。食事は、きちんと提供するようにしている。心配しなくて良い」
「居住スペースで、例えば、ストレッチや、簡単なシャドーボクシングのようなトレーニングなどのものは、可能ですか?」
「簡単な運動であれば許可しよう。…動けるのであれば、ね」
リリアンヌの説明に、ゼフは手を上げ質問し、回答をもらう。
リリアンヌが述べた説明を、頭の中で、しっかりとまとめる。
上記の説明をまとめると、このようになる。
① 実践投入訓練以外は、トレーニングルームの隣、居住スペースを使用。
② 訓練をする時間、条件などは話し合いで決める。
③ 実践投入訓練の時間以外、居住スペースでの武器の使用・本格的なトレーニングは禁止。
④ 居住スペースのそれぞれの軽いトレーニングは、可能。
説明された内容は、誰もがわかりやすく、単純ながらも、きちんと理にかなっている規律だ。
そこまで細かく考え、創造しているだけでも、先の先を見据えているのがよくわかる。
「他に質問は、あるだろうか?」
「…2週間後、リリーは、私とこいつとの実際の様子を、見に来るのだろうか?」
「もちろん」と、ローゼリットの質問に、頷く。
「その際は、ナーシャとターナも同行する。より正確に、また確定的にゼフの事を把握したいからね」
「…その最中にもし、私が加減を誤って―――こいつを殺したら?」
ゼフに指を差し、完全にないと言い切れない、可能性の一端を口にする。
先程見せられた、トレーニングルームの、特殊な造りでは、完全に無くもない“事故”と同じような話だ。
リリアンヌの瞳は、先程のあった薄緑色が、一瞬にして影を落とし、黒くなる。
「こいつの実践投入を目的としているなら、そこの可能性が、無い訳じゃ無いだろう?それに、リリーが、他人に入れ込むのは勝手で構わない」
「…だが、そうした事による“痛み”を忘れてないか、私は問いたいね?」と付け加えて、問う。
その間、リリアンヌとローゼリットは、互いに、一歩も引かずに睨み合う。
お互いの間には、バチバチと火花が散るような雰囲気だ。入る隙間など、あるはずも無い。
ただ、1人、ゼフは怖じ気づくことも無く、その間に入る。
「―――その場合、それは、俺が、実力不足だった証拠です。従兄さん…いや、ローゼリットさんの、訓練する相手に相応しく無かったという、証明になります」
その言葉に、リリアンヌは意外な一言に小さく驚き、声を出す前に、「ただ」とゼフは語り続ける。
「リリー自身が俺を選び、必要としている。複雑な事情や、情勢はあるとは思います。ただ、ここではともかく、それを抜きとして、リリーに俺は、恥をかかせる訳にはいきません」
しっかりと、きっぱりと言い切っては、覚悟を持った目でローゼリットを見る。
本部部屋にいた際は、困惑していたただの軍人上がりの優男だと、ローゼリットは思っていた。その先程までの男とは、今は見違えるように違う。ローゼリットの中では、ゼフの評価は、少し感心した程度の程。
(だが…私やリリーの間に、怖じ気づかず、ここぞとばかりの潔さと、説得力のある言葉は、一級品だ)
言葉の端々に、嘘が無い。
前線部隊で、それなりにやってきた積み重ねが、物を言う。
それを確実に体現するゼフに、先程まで0に近いほどに無かったやる気が、上がる感覚を感じる。
「なら、わかるな?…ゼフ・ルードリッヒ。私は、甘くないぞ」
ゼフの実践投入のため、訓練相手としてお願いした事を、渋々ながら、了承したローゼリットにお礼を言う。
ローゼリットは「あんな顔で任せられたら、仕方ない」と、困ったような顔をして返す。
先程まで、覗かせた憂いていた顔は、どこ吹く風のように、いつもの様子で振る舞い、ローゼリットと歩調を合わせ、前に歩くリリアンヌの姿を、ゼフは見つめる。
(未だに遠い。…近いはずなのに)
屋敷でいた際と同じように、リリアンヌの仕草に、違和感を覚える。実際に人として存在しているはずなのに、目の前にいるはずなのに、心の距離を感じる。
そんな事を考えながら、ついて行く。
ローゼリットとゼフは、リリアンヌ先導の元、本部部屋から出て、エレベーターで地下に降りる。
ポンッと目的の場所に到着した音がなり、降りると、テニスコート5つ分くらいに、広い部屋に出る。
「リリー、ここは今まで無かった部屋だね?」
「あぁ。私自身、新しい物事があれば、知識を吸収して、すぐ実践できるように、才能【創造主】で造った部屋だ」
真っ白な天井、床が、奥深くまでひたすら続くトレーニングルームが、3人を待っていた。
「アンドリューさんからリリーの話、少しだけ聞きましたが、屋敷以外も造り上げることが出来るのですね」
「…何処まで聞いた?」
ゼフが、ふと漏らした言葉に、リリアンヌは予想もしない言葉だったのか、バッと勢いよく振り返り、ゼフを強く見つめる。
触れて欲しくない核心の一部を、触った事による嫌悪のような、怒りのような強さを感じ取る。
その強さに屈せず、「いえ、リリーが持つ、特別な才能のお話を、アンドリューさんに教えてもらっただけですよ」と素早く答える。
その言葉に、リリアンヌは、少し疑うような顔をするが、自分のお世話をする執事長のアンドリューならそうかと、納得しては、「すまない、少し敏感に反応してしまったな」と謝罪の言葉を返す。
「私の才能【創造主】は、アンドリューが君に教えたとおり、知識があり、理屈がわかっている物なら、何でも造れる」
「…人や生き物以外なら、ね」と小さく呟き、一瞬だけ目を下に逸らすのを、ゼフは見逃さない。
(少し、リリーの核心に、触れてしまったが、よほどの事情だろうな…)
ふと自分が漏らした事で、こんなにも反応する仕草は、余程だ。
平和を導き、築いた人物が、この平和の維持が難しいと漏らし、訓練を推し進めている。
この状態を、“焦り”と言ってなんと言うだろうか。
「リリー。話途中ですまないが、この男を、実践投入可能レベルに上げるために、時間が大事だ。それに、私は元々、君のお願いがあってだからやる。こいつの為なんかじゃない。やるなら、とっとと始めて、お役御免になりたい」
「…そうだね」
ローゼリットに声を掛けられ、我に返ったリリアンヌは、頷く。
「2人には、実践投入訓練として、ここを2週間、みっちり主要で使ってもらう。居住スペースは隣にある。主要であるこの部屋は、少し特徴的な物がある」
軽くお手本として、才能【創造主】にて小さな火の玉を、手元に出現させると、壁にぶつける。至ってなんともシンプルに、壁には火の玉が当たり、燃え消え、跡が残る。
その跡を、リリアンヌは指をさす。
「そこに、跡が残っているのはわかるとは思う。追撃もせずに、約2分、ただ黙っていると…」
少し黙ってみていると、壁は生き物のように動き始めて、先程あった跡は、飲み込むようにし、その後は、綺麗さっぱり何事もなかったように消える。
幾らどれだけ暴れようが、何しようが、放置をしておけば、自己再生し、また再利用できる特殊なルームであることを示唆していた。
つまり、この部屋は、“最大限に才能の本気を出し、至る所、傷が付いても、全て無かったこと”に出来る。
興味深い特殊な部屋に、ローゼリットは「良い部屋を造ったね、さすがはリリー」とパチパチと拍手をする。
「その日その日の、訓練の時間や、今回の訓練の条件などについては、お互い話し合って決めてくれ。また、訓練以外の時間は、居住スペースで必ず過ごし、武器は出さないこと。これは、意識の切り替えや、体力の回復に努めるのをメインとしている。食事は、きちんと提供するようにしている。心配しなくて良い」
「居住スペースで、例えば、ストレッチや、簡単なシャドーボクシングのようなトレーニングなどのものは、可能ですか?」
「簡単な運動であれば許可しよう。…動けるのであれば、ね」
リリアンヌの説明に、ゼフは手を上げ質問し、回答をもらう。
リリアンヌが述べた説明を、頭の中で、しっかりとまとめる。
上記の説明をまとめると、このようになる。
① 実践投入訓練以外は、トレーニングルームの隣、居住スペースを使用。
② 訓練をする時間、条件などは話し合いで決める。
③ 実践投入訓練の時間以外、居住スペースでの武器の使用・本格的なトレーニングは禁止。
④ 居住スペースのそれぞれの軽いトレーニングは、可能。
説明された内容は、誰もがわかりやすく、単純ながらも、きちんと理にかなっている規律だ。
そこまで細かく考え、創造しているだけでも、先の先を見据えているのがよくわかる。
「他に質問は、あるだろうか?」
「…2週間後、リリーは、私とこいつとの実際の様子を、見に来るのだろうか?」
「もちろん」と、ローゼリットの質問に、頷く。
「その際は、ナーシャとターナも同行する。より正確に、また確定的にゼフの事を把握したいからね」
「…その最中にもし、私が加減を誤って―――こいつを殺したら?」
ゼフに指を差し、完全にないと言い切れない、可能性の一端を口にする。
先程見せられた、トレーニングルームの、特殊な造りでは、完全に無くもない“事故”と同じような話だ。
リリアンヌの瞳は、先程のあった薄緑色が、一瞬にして影を落とし、黒くなる。
「こいつの実践投入を目的としているなら、そこの可能性が、無い訳じゃ無いだろう?それに、リリーが、他人に入れ込むのは勝手で構わない」
「…だが、そうした事による“痛み”を忘れてないか、私は問いたいね?」と付け加えて、問う。
その間、リリアンヌとローゼリットは、互いに、一歩も引かずに睨み合う。
お互いの間には、バチバチと火花が散るような雰囲気だ。入る隙間など、あるはずも無い。
ただ、1人、ゼフは怖じ気づくことも無く、その間に入る。
「―――その場合、それは、俺が、実力不足だった証拠です。従兄さん…いや、ローゼリットさんの、訓練する相手に相応しく無かったという、証明になります」
その言葉に、リリアンヌは意外な一言に小さく驚き、声を出す前に、「ただ」とゼフは語り続ける。
「リリー自身が俺を選び、必要としている。複雑な事情や、情勢はあるとは思います。ただ、ここではともかく、それを抜きとして、リリーに俺は、恥をかかせる訳にはいきません」
しっかりと、きっぱりと言い切っては、覚悟を持った目でローゼリットを見る。
本部部屋にいた際は、困惑していたただの軍人上がりの優男だと、ローゼリットは思っていた。その先程までの男とは、今は見違えるように違う。ローゼリットの中では、ゼフの評価は、少し感心した程度の程。
(だが…私やリリーの間に、怖じ気づかず、ここぞとばかりの潔さと、説得力のある言葉は、一級品だ)
言葉の端々に、嘘が無い。
前線部隊で、それなりにやってきた積み重ねが、物を言う。
それを確実に体現するゼフに、先程まで0に近いほどに無かったやる気が、上がる感覚を感じる。
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