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あきさん事変
しおりを挟む※軽く下ネタ入ります。
あきさんはお気に入りの1着を買うと、物持ちがすごくいい。
「上(トップス)はそこそこ買うけど、下(ズボン)は何年かに1回とかしか買わんね。特にブランドとか拘ってるわけじゃないしそんなに詳しくもないけど、ジ○スコとかし〇むらとかでは買うことないかな。安いだけで買うと俺すぐダメにしそうで。」
だそうで、プチプラとかフル活用する私にはわからん感覚。
そんなあきさんのズボンの物持ちはトップスの倍くらいある。
スーツまたその例外ではない。
その物持ちの良さを感心していた矢先に起きた珍事件。
「あっ!!!」
「なにー?あきさんどしたー?」
スーツのズボンを見つめ不意に大きな声を出すあきさんに声を掛ける。
「とうとうズボンに穴空いた!」
「あらら、ちょっと引っ掛けたとかなら縫おうか??」
「いやー…ははっ」
ズボンを見つめから笑いするあきさん、なにかおかしい。
「なに?知らん間に行ったお姉ちゃんの名刺でもでてきた?」
「違うよ!そもそも行かないからね!」
「じゃなに?」
「穴空いたとこが…」
「股ズレたとね?」
「いや、ここ」
そっと差し出されるズボン。
そこには衝撃が走るようなとこに穴が空いてた。
「Σ!?アッハッハッ!!股ズレとかなら聞くけど、なんでこなん??」
穴が空いた場所
そこは
「玉ズレとか初めて見たわ!(爆笑)」
まさかのゴールデンボールズレ。
ためしに履いてもらうと、きれいに出る。
ひとしきり笑い泣きした後そのスーツは玉ズレズボンと一緒にお疲れ様してもらった。
ーーーまた別の日。
食後にまったり転がってる時のこと。
「Σあっ!!!未里っ!!!」
「んー?」
「出たっ!!!」
「オナラが?」
「それはまだ!玉が出た!」
「まだなんや(笑)て、また!?」
「今度はパンツから!!!」
「はぁ!?」
「絶対でてる!見て!!」
「いや見て言っても…て、人の顔の上股越すなっ!!」
転がってる私の顔の真上を股越し、肩幅に足を広げるあきさん。
見上げると股の中心からこんにちはしてるゴールデンボール。
「玉ーっ!!!(爆笑)」
涙流して笑った。
◆結論◇
あきさんは股ズレならぬ玉ズレを引き起こす。
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