『相思相愛ADと目指せミリオネラ突如出演の激闘20日間!ウクライナ、ソマリア、メキシコ、LA大激戦!なっちゃん恋愛小説シリーズ第3弾!』

あらお☆ひろ

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「ニコニコ商店街での披露宴」

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「ニコニコ商店街での披露宴」

 飛行機は約10時間のフライトを終え17時間の時差を加えて、10月19日午後2時半に関西国際空港に着陸した。空港には西沢広義夫婦と岩本徹三夫婦がひまわりを連れて迎えに来ていた。夏子たち九人は二台の車に分乗した。
 ひまわりが稀世に「あのお姉ちゃん誰?」とジャリルを指さして質問した。「お姉ちゃんとちゃうよ。なっちゃんのお婿さん。きれいな顔してるやろ。なっちゃんがアメリカでゲットしたイケメンやねん。結婚祝いするからひまちゃんからも「おめでとう」ってお祝いしたってな。」と稀世が答えると「ふーん。」とひまわりは返事をした。

 関空道から阪和道を経て門真インターまでの約一時間、夏子とジャリルは岩本夫婦の質問攻めにあっていた。「なっちゃんのどこが良かったん?」、「これから先、日本で生活するの?」、「今日は商店街とこども食堂と市民サロンの人らもお祝いに来るけど疲れてない?」と連続する質問にジャリルは「一目ぼれでした。そこからの25日間でベタぼれになりました。」、「はい、これからはなっちゃんと一緒に日本で暮らしていきますのでよろしくお願いします。」。「お祝いしていただけるのはすごく嬉しいです。飛行機でゆっくり寝ましたので疲れはないです。」ときれいな日本語で答えていった。
 助手席のさとみが振り向いて後ろの夏子の耳元で「なっちゃん、めっちゃいい人を見つけてきたんやな。礼儀正しいし、凄い綺麗な顔したイケメンやし…。ところでもう「やった」ん?」と囁くと、夏子は照れてさとみの耳元で「ありがとう。最高のパートナーやろ。でも、「アレ」はまだやねん。「キス」まで…。」と答えると
「きゃー、なっちゃん、「乙女」やなー!うん、お姉さんは思いっきり応援したんで!」
と夏子の肩をバンバンと叩いた。
 肩を叩かれる夏子は満面の笑みでジャリルの腕にしがみついて「今日はみんなにジャリルのお披露目やで!みんないい人ばっかりやからすぐにジャリルも馴染むと思うでー!」と語りかけると「私も楽しみです。」と微笑み返し
「あー、今、車内温度5度は上がったで!徹っちゃん、エアコンきつくしてやー!」
とさとみが手に持った団扇でおおげさに夏子とジャリルをあおいだ。

 門真インターを降りて門真市駅東商店街向かうと商店街入り口に大きな横断幕が飾られていた。「なっちゃん「奇跡」の結婚おめでとう!ウエルカム、ジャリルさん!ニコニコ商店街一同」と書かれた周りにこども食堂の子供たちが折ってくれたであろう折り紙の飾りがいくつもつけられていた。
「なっちゃん、一回部屋に帰るか?みんな「西沢米穀特設リング会場でパーティーの準備して待ってるんやけどどうする?一応、みんなには4時からパーティーって伝えてるからもうすぐみんな集まってくるんやけどな。」
と徹三が尋ねると、「直接会場入りでお願いします。それにしてもさっきの横断幕の「奇跡」って誰が入れたん?」と返事と逆質問が帰ってきた。
 さとみが笑いながら「「奇跡」って入れたんは武藤さん。けど、なっちゃんの結婚を聞いて一番喜んでたんも武藤さんやったんやで!昨日は「前祝いやー!」って武藤さんが率先して横断幕作った後、檜さん、笹井さんとうちの店で日付が変わるまで飲んでたんやからね!」と答えると「武藤のおっちゃんは自分が飲みたかっただけやろ。まあ、横断幕まで作ってくれたんはすごく嬉しいけどな。」と夏子も微笑んだ。

 西沢米穀特設リング会場について夏子とジャリルは驚いた。リングの背後にきれいな花段が飾られ、白いシートが被せられたリングに正面から上がる階段には真っ赤な絨毯が敷かれていた。生花をセッティングしている檜與市ひのきよいちと妻の由紀恵と照明をセッティングしてる笹井諄一ささいじゅんいちが同時に
「なっちゃんお帰り!ジャリルさん、ウエルカム トゥー ニコニコ商店街!」
と声をかけた。
「なにこれ、おっちゃんらが準備してくれたん?めっちゃサプライズで嬉しいねんけど…。」
と夏子は思わず涙が溢れた。ジャリルがさっと白いハンカチを出し夏子に渡す。
「おー、昨日のラインで写真は見てたけど、ほんまに綺麗な顔したイケメンをゲットしたんやなぁ!そうそう、なっちゃん、4時にはみんな集まり始めるから、うちの写真館にいって雅子さんと一緒にドレス選んでメイクしておいでや。ジャリルさんはタキシードか?それとも紋付き袴にするか?」
笹井がパーティーの為の衣装を出してくれるようだった。「笹井さん、じゃあ写真館のほうで選ばせてもらうわな。私はドレス、ジャリルはタキシードにさせてもらうわ。」と言って、ジャリルを連れて笹井写真館にむかった。

 笹井写真館に着くと、先に笹井が連絡をしてくれていたのだろう、妻の雅子がメイクの準備をして笑顔で迎えてくれた。夏子の真っ白なウエディングドレスをジャリルと一緒に選び、ジャリルの明るいグレーのタキシードを夏子が選んだ。夏子は雅子と一緒にメイク室に入り、その間にジャリルは一人で更衣室に入った。
 「なっちゃん、凄いイケメンやん!最初は女の人かと思ったで!長いまつ毛にちょっと華奢な感じがユニセックスな感じで魅力的やなぁ。5年前の稀世ちゃんの結婚の前撮りの時にも陽菜ちゃんと撮影でドレス着たけど、今度は本物の花嫁さんやもんな。ほんまにおめでとうな!」
雅子はわが娘に語るようにメイクしながらやさしく夏子に話しかけた。

 約十分でメイクは終わった。ジャリルと二人で選んだ白いウエディングドレスに袖を通した。ナチュラルメイクに小さめのイヤリングとティアラをつけると、雅子が「なっちゃんはお母さん居れへんから、私が「ベールダウン」させてもらうわな。「ベールダウン」いうのは「邪悪なものから花嫁を護る」って意味と「母親からの最後の身支度」って意味があるんよ。なっちゃんがこの街に来て、うちの写真館とコスプレ撮影でコラボ企画を立ててくれてからもう5年になるんやね。なっちゃん、幸せになるんやで…。ほんまは、直さんにやってもろたらええねやろけどな。」
と雅子が言うと
「そりゃ直さんにしてもろたら邪悪なものどころかありとあらゆるもんが裸足で逃げていくわな。」
と言い二人で笑った。
 「はーい、ジャリルさん、なっちゃんの「おめかし」終わったから入ってきてええよ。」
雅子が声をかけると、ライトグレーのタキシードのジャリルが入ってきて夏子に魅入った。「なっちゃん、ファンタスティック…。」と真顔で言うので照れくさくなった夏子は、「そんなに見つめんとって…。ブルカと違って、照れて赤くなってんのこのベールやったらもろわかりやん。」と答えると「はいはい、イケメンにかわいこちゃん!もう4時になるから会場に行くよ!」と雅子が席を立つと、笹井とかわいいドレスを着た凛とブレザー姿にポマードでオールバックにした武雄が迎えに来てウエディングドレス姿の夏子に言った。
「わー、なっちゃん超かわいい!お姫様みたい!素敵やわー!」
「なっちゃんすごく綺麗ですね。笹井さんから「ベールボーイとベールガールやってもらうからね。」と頼まれてお手伝いしに来ました。」

 午後4時、既に満員になった西沢米穀特別リング会場は表にまで人が溢れていた。ジャリルは先に笹井と会場に入りリングの上で夏子の登場を待っている。雅子に手を引かれ、ドレスの裾を凛と武雄に持ってもらった夏子の登場に大きな拍手が起こった。舩阪のユーチューブでのヒット曲「君の蕎麦に遺体(※君の傍に居たい)」がかけられ赤いじゅうたんの上をゆっくりとリングにむかって歩いていく。まりあが涙ぐんでいるのが見えた。稀世はひまわりを抱っこして三朗と並び「おめでとうー!」と声をかけてくれた。陽菜は舩坂と並んで「なっちゃん、綺麗やで!ジャリルさんと幸せになー!」と優しく声をかける。夏子は直の姿を探したが、直は会場の端の席で一人でビールを飲んでいた。(もう、こんな時までビールかいな。少しは祝してくれてもええのに…)と夏子は思ったが、大泣きしてる直を想像して、「ぷぷっ」っと一人笑いしてしまった。(あかんあかん、人生の第二の門出やねんから笑ったらあかん。)と思い直し、皆の祝福の中いつも戦い慣れたリングに上がった。雅子が立ち止まるとジャリルが近づいてきて雅子に代わって夏子の手に華奢な手を添えた。
 
リング中央まで進むと凛と武雄は大きく外向けに円弧を描き、それに合わせて夏子は振り返り客席側に正対した。

 檜がいつものノリで「はい!ただいまより、ジャリル・ザンディ君と坂川夏子さんの結婚式を行います。お二人は、昨日、ロサンゼルスで人前結婚式を済ませておられると伺っていますので、我らニコニコ商店街に新たに参加していただくジャリル君の歓迎会も併せての結婚披露宴とさせていただきます。
 しかし、ここに居る我々は結婚式を見ていませんので、改めてこの場でお二人には「永遠の愛」を宣言していただき、誓いのキスを披露していただきたいと思います。」とコールすると会場から大きな拍手が湧いた。ニコニコ商店街のメンバー、ニコニコプロレスの仲間、こども食堂の子供たち、市民サロンのおじいちゃん、おばあちゃんがみんな夏子とジャリルの幸せを祈ってくれているように思えた。
 檜から渡されたマイクでジャリルが「私、ジャリル・ザンディは夏子さんを一生愛し続けることを誓います。」と宣誓し、マイクを夏子に手渡し微笑んだ。夏子はマイクを受け取ると正面から左右を見渡し、「坂川夏子はジャリルの伴侶として一生添え遂げることを誓います。今日は、本当にありがとうございました。」と深々とお辞儀をした。笹井がリングのステージを左右に走り写真を撮りまくる。大きな拍手の中、檜の指示で二人は向かい合うと「ただいまより、指輪の交換の後、ベールアップと誓いのキスを行っていただきます。カメラをお持ちの皆さんはどうぞリング上にお上がりください。」のコールでリング上はいっぱいになった。

 凛と武雄がリングピローを持ち、夏子とジャリルの横についてジャリルは武雄のリングピローのリボンを解くと指輪を夏子の左手の薬指にそっと入れた。「小さな声で「アイラブユー、夏子…」と囁いた。夏子は幸せの余韻に浸り卒倒しそうになるが気を持ち直し凛の持つリングピローから指輪を拾い上げる為にリボンを引っ張ると引っかかって解けない。少し勢いをつけて蝶々結びの端を引っ張るとリングがピローから転がり落ち、勢いのついたリングはカメラやスマホを構える客たちの足元に転がった。「あっ、ごめん。指輪がそっちに転がってんけど、踏んづけんようにみんな足元見てくれる?」と焦った夏子がみんなに声をかけたが、指輪が見つかることは無かった。
「あー、一世一代の舞台で大失敗してしもた。ジャリルごめんな、粗相してしもて…。」
とジャリルに謝る夏子に「ノープロ(※ノープロブレムの意)ですよ。」と優しく返答した。その後、夏子がジャリルの指輪をはめるふりのエアリング交換の後、ジャリルは夏子のベールをあげて、誓いのキスで今日一番の盛り上がりを見せた。

 その後は、立食式の披露宴パーティーとなり、まりあと稀世の祝辞や陽菜と舩阪による歌のお祝いが行われた後は、いつもの宴会ムードのカラオケ大会になった。リング上の高砂の席でジャリルと座った夏子は、酔いつぶれて披露宴の記憶がないと語った稀世と三朗の事を思い出すのと、「今晩こそ「初夜」を迎える!」と目標を持ち、ウーロン茶を飲み続けていた。
 カラオケが始まると、陽菜が「キャンユーセレブレイト」を歌ってくれた。いぶかしげな顔をするジャリルに「どないしたん?」と夏子が尋ねると「この歌って、祝福の歌なんですか?陽菜ちゃんはなっちゃんの事が好きで私に喧嘩を売ってますか?しかもこの歌の歌手すぐに離婚したトップシンガーですよね。」と聞かれた。
 さとみとかずみが歌う「ふたりでおさけを」は歌い出しでジャリルは眉間にしわを寄せた。「なっちゃん「いきなり恨むことなく別れろ」って言われましたけど…。」と寂しい顔をした。
 こども食堂の子供たちが合掌してくれた「およめさんば」は「「行かないで」とか「誰かのものにならないで」ってなっちゃんを引き止めにかかってますよね…。」と「私は子供たちにとってはなっちゃんを奪う邪魔者なのでしょうか」と落ち込んだ。
 まりあが歌う、国営放送の朝のドラマの主題歌にもなった「はなたばをきみに」には「まりあさんも「お葬式」の歌でしたね。私たちの結婚は祝福されてないのでしょうか…。」とこうべを垂れた。
 とどめは、夏子が信愛し尊敬する稀世が高音と女性独特のシャウトを活かして歌った「エブリッシング」だった。「なっちゃん…、稀世姉さんが歌った歌って、なっちゃんにはまだ好きな人がいて、その人と会ってしまったら「許してしまう」かもって「不倫」の歌ですよね…。みんな楽しそうに不幸の歌ばかり歌われるんで…、本当に私となっちゃんの結婚は歓迎されているのか不安になります。」と黙り込んでしまった。
 夏子はジャリルを気遣い小さな声で囁いた。
「みんなジャリルを受け入れてくれてるで。私もジャリルに言われるまで、みんなが送ってくれた歌の歌詞にそんな意味があるなんて考えてもみいへんかったわ。なまじ、ジャリルは日本語がわかるから気になんねやろな。もう、12時になるからぼちぼち私らはおいとまさせてもらおうや。日本人は「結婚初夜のちぎり」を大事にするんんで。今までは、「キス」までやったから、今晩は最後まで私を愛してほしいねん。」
「はい、私もなっちゃんの全てを知りたいし、全てを愛したいです。」
と答えた。夏子はこっそりと雅子を呼び、ニコニコプロレスの控室で着替えると「みんなによろしく言っておいてな。じゃあ大事な「初夜」なんで!」と断りを入れて西沢米穀特設リング会場を後にした。



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