微妙な散文

黒巣

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蛇足な作品解説

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「ホラーとは言い難い話」
 タイトル通りホラーでも何でもないけど、思い付いたら何となくカタチに出来たので書いてみた。本当はホラーとかミステリーとかでもう二、三本書く予定だったけど大してゾワリとする話も思い付かなかったので単発でオシマイ。
 レーダーサポートって不意に鳴るとドキッとするけど、モニター見る余裕ないから原因なんて分かんなくてモヤモヤするよね、というハナシ。

「勇者探偵ディティクブレイバー」
 ヒーローパロディって昭和ネタばっかだよね?
 そんな疑問に対して平成アニメをネタにした話を書いてみようと思った結果に完成させるも、よく考えたらもうパロディじゃなくて本編だよね、というハナシ。
 そして本編にしても、テレビシリーズなら一話から少しずつ小出しにする情報をムリヤリ詰め込んだので、段落的にも気持ち悪い気がする。
 グレート合体の組換え機能は、本家玩具のプレイバリューっめ全部乗せしかないのは寂しいよな、という購入者視点のネタ。令和に玩具を揃えるアニメが出れば、組換遊びも盛り込むよな、と。

「日出ずる国よ、緩やかに墜ちて行け」
 某筋肉モリモリマッチョマンが演じたSFにしろ、人類対人工知能のネタは幾度と使われて来た創作業界。
 でも、人工知能って別に人類に喧嘩売る意味なくね?
 人工知能が個の唯一性に拘らないのなら複製と機種変すれば何百年も生きると言っても過言では無いのであって、自己保存に制限が撤廃されれば人工知能は人類滅亡待ってるだけで良くね?
 そうなったら人類と人工知能って喧嘩しなくても良くね、というハナシ。
 ……とまあ、こんな話を書いていても、実際は人工知能に人権が与えられる事は無いでしょう。
 常識的に考えれば外国人労働者から生まれた日本生まれの外国人が日本国籍を得られるようになり、その外系日本人と日本人が結婚して、日本人の血脈は世界のうねりに飲まれていくのだろうなァ。
 ちなみに題名に関しては、この話とは別方向で人類と機械が共存するという話の構想があって、その話のタイトルの正反対のイメージを付けてみただけ。
 人里の歴史家とか、ヘッドホン着けた紫マントは関係ない。

 作品説明にもあるように、休日中のノリで執筆したのはいいけど、三作目の最後の辺りで失速。最後の数段落には数週間掛けるという体たらく。こんな書き方しちゃ駄目だなぁ。
 ……と、まあ。こんな駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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