時空乃香菜梅

椿果歩

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時空乃香菜梅時空編

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【第一話】 時空乃巫女
人は、悲しみ、憎しみ、怒りを心の中に秘めている。
私達の過去、未来、現代、そしてその先の未来までつながっている。過去を経験し、それが未来につながるのである。
私達が歩む世界は、過去、二次元、三次元、四次元に区分される。
私達の世界を守る時空国という。だがその時空国は地球に住む我々からは見ることが
できないのである。彼らは我々の世界との調和を取り、一つになり暮らすことであった。
かつてこの地と時空の平和を願う巫女がいた。アルテミス・クラインである。
彼女は時空国第一王アルテミス・サリア、王妃、・レリスに時空と地球の人びとと調和をとるため地上を支配しろと命じられた。なぜなら当時の時空国の力は自然の川にすべて時空の力を吸い上げられていたので彼らの力は失いかけていたのである。その原因を作り上げたのがクラインの両親、アクア妃、ジュリエンヌ王であったのではないかとサリアは気付き、2人を塔に封印したのである。そしてその責任を娘のクラインに取らせることに判断したのである。心優しい彼女は戸惑ったがそうするしか方法がなかったのである。アルテミス・クラインは両親を人質にとられていたためしかたなく従った。
しかし、彼女には灯が心にあった。彼女は訴えた。
「サリアおじ様、レリス叔母様なぜ私はこのようなことをしないといけないのですか?
私のご両親のアクアお母さま、ジュリエンヌお父様は地上で人と触れ合い調和をとり時空国を平和に導いていました。なぜ私のご両親を塔に封印してまで叔父様達が時空国を支配するのですか?」
「クライン。私達はそんなつもりで君のご両親を封印したわけではない!よくきけ。クライン。お前のご両親は地上の人びとと触れた分。おかしくなった。我々は地上に降りたらいけない。なぜだか教えてやろう。神だからだ。我々は人間の願いを叶える。神である。なのに君のご両親はそれを飛び越えた。それは罪になる。クライン、君には両親のしたことの責任をとってもらう。そのために地上に降りて人々の力を奪い、地上を支配してもらう。いいな」
「はい。叔父様。あの一つ尋ねてもよろしいでしょうか」
「なんだ!もうしてみよう」
「私の両親はいつ封印を解き、塔からだしてくれるのですか?」
「君が我らの命に答えたらだしてやろう」
クラインは頷き、王宮の間を去った。そして彼女は城を飛び出し、地球に舞い降り、人々を時空の力で支配した。彼女はそこで美しい舞をしながら時空の魔法を唱えた。
「古の花の聖霊よ。この地を我が巫女の物にしたたまえ。フラワー」
ピカー
花の力が地上から解き放たれた。そしてその力は全て巫女の体に入っていった。
人びとは胸を押さえ、苦しみ、倒れた。その瞬間、時空国の人びとも力を取り戻した。
クラインは手を広げ、羽を広げ、空へ上がり叫んだ。
バサバサ
「これで世界とこの地を救えたわ。力も取り戻したわ」
クラインは嬉しそうにした。その時、男の声がした。
「やめろ!」
「誰?」
振り替えると青年が立っていた。彼は背が高く、緑と赤色の衣装をきていた。まるで紅葉のような衣装である。青年は答えた。
「俺は勇気旭だ。君はあの絵本にでてくる巫女か。この地に何をした。俺のメンバーも倒れている。」
「何って世界と私を救ったの」
「これが救っただと!見ろ。皆、君が舞して苦しめたことになるんだぞ。そんなことはしてはいけない。この世は神と人の力で動いている。君がしていることは犯罪なんだよ。お願いだ。力を止めてくれ。」
クラインは訴えた。
「私の国は危ないの。私の両親は叔父様、叔母さまに時空国の高い塔に閉じ込められているの?罪を犯したのよ」
「何の罪を犯したのですか?」
「この世界の人間を愛し、この世界の人や自然に触れ、この地上と時空国の調和を取ろうとしたの。でもそれは間違いだったの。それを長くしてたから時空国は力を失いかけてる。
叔父様はそれに気が付いて、私にご両親の責任を取らせようとしてそれで私はその命を受けここにきた」
「そうだったの。ご両親を救うにはこの方法は駄目だ」
「でもこれしか方法がない。」
「ある。私を使え。私には奥津温泉の川の力と時空の力を備わっている。」
「それはわかるわ。あなたのことは時空国の水晶で力を確認したから。けどあなたを
私達の時空のために使うとあなたはこの世界から消えてしまい、記憶も失う。確かに
あなたが犠牲になり、私と共にいけばこの世界は救われるけど。あなたは死ぬのよ。
もう帰れないのよ。それでもいいの」
彼女は泣きながら訴えた。
旭は抱きしめた。
ぎゅっ
「旭…」
「大丈夫だ。私は死んでもいい。戻れなくてもいい。それまでずっと君の傍にいる。だからこの世界の支配をやめてくれ君の両親は俺が犠牲になれば助かる。だから大丈夫だ」
彼女は涙を流した。旭は彼女に告げた。
「君を愛することを誓う。あの紅葉のように」
シュー
紅葉の葉が舞った。旭はクラインに口づけをした。二人の契約が成立し、旭に羽が生えた。
「行きましょう。私達の世界に。」
「ああ。この僕の手を離さないでくれ」
彼女は頷いた。
二人は翼を広げ、抱き合いながら空へと消えた。二人が空へと消えた瞬間、光が
舞い降りた。
ピカー
そして、セイヌス・ゼウスが現れた。彼女は光りの神の巫女であった。
彼女は杖を突き。空から地上に告げた。
「もう大丈夫です。さあ目覚めなさい。我が救いの子供たちよ。ライト・エンジェル・ラートン」
ピカピカ
その時、奇跡が起きた。ゼウスが放った光が地上に落とされた。自然も人も力を取り戻した。
川はきらきらと輝かせて。太陽が照り、再び、地球に住む人々たちは穏やかな生活を送るようになった。旭の仲間も意識が戻り、再び、踊りの練習を始めた。一方、時空国ではある異変が起きた。
「体が解けていく。クライン何をした」
「あなた。」
レリスとサリアは手を取った。
「なぜ私達の体が崩壊してるんだ」
ゼウスがやってきた。
「お前誰だ。」
「私はセイヌス。ゼウスです。同様していますね」
サリアは問い質しました。
「お前。このわしらに何をした」
「何も。ただあなた達は死にます。新しい城が生まれるのです。そして新しい王も王妃も。
そのために神の私があなたを地獄に連れていくのです」
「私は罪を犯してない」
「いいえ侵しました。では教えてあげましょう。ジュリエンヌ夫妻がしたことは罪でないということがわかりました。あの青年がそれを伝えたのです。自らの命と体をこの時空国に
捧げたので。だからこの時空国の神が、あなた達がしたことを、罪と判断したのです」
「くっ」
「さあ、お別れです。さようなら」
彼女が杖を突いた瞬間、上から光が降ってきた。その光は、サリア夫妻に落とされた。
サリア夫妻は叫んだ。
「あーあなた苦しい」
「私もだ。大丈夫だ。ごめんな。巻き込んで。レリス。一緒に地獄に行こう」
「ええ。あなた。地獄に行っても傍にいます。」
「ああ」
二人は光りの中で抱き合いながら黒い灰となり消えた。一方、時空国の塔に封印されたクラインのご両親は目覚めた。そして封印が解かれた。
「あれ。私。どうしたのかしら?あなた。大丈夫?」
「ああ。アクア。私は大丈夫だ」
一方、時空国に戻ったクラインは母の目覚めたのを感じた。
「旭。母が目覚めたわ」
「行こう」
「うん」
二人は手をつなぎ、塔に向かった。塔にたどり着くとご両親が目覚めていた。
「お母さま」
「クライン」
母と父は娘を抱きしめた。
ジュリエンヌは後ろの青年に気付いた。
「君は誰ですか?」
「旭と申します」
「君がこの国と地上を救ったのか」
「はい。」
「ありがとう。君が犠牲になりこの国に来なかったらレリス夫妻も死なず、地上を支配してたかもしれない。礼をいう」
「いいえ。私は正しいことをしただけです。」
「最後に一つだけお願いしてもいいでしょうか?」
「はい。何でしょうか」
「王になり、新しい城を築き、時空国と君のいた地上と調和を何年も続くようにしてくれないか?」
「はい」
「ありがとう」
旭は頷いた。旭は時空国と取引を成立させた。そして一週間後、旭は時空兎国を壊し、新たな時空国をたて、時空国の王になった。そして光の剣を王の間で突き、地上との調和をとる術を唱えた。
「これより。地上と調和をとるため術を唱える。いくぞ!風に包まれて時も忘れて強くなる。さざめく風に揺らめいて、色どいてともゆく光を放ちたまえ。ライト」
旭が放った光は地上に解き放たれ、地上と時空国の調和が何年も続くようになった。
だがこれが25年後の世界とつながるとは誰一人思わなかった。
時は流れ、時空王、旭は時空国のジュリエンヌの娘、クライン―婚礼し、一人娘のアリスが誕生した。時は流れ彼女が成人したころ王は言いました。
「アリスよ。そろそろ地上に降りてみないかと?」
彼女はいいました。
「はい。私はずーと地上の人と話したいと思っていたのです。」
父は頷いた。そして父は娘に告げました。
「アリスよ。君にお願いしたいことがある」
「何でしょうか?」
父は言いました。
「この闇の術を地上に解き放ってほしい」
「なぜ闇を落とさないといけないのですか?」
アリスは父に尋ねました。父は言った。
「あの世界はまたゆがみが生じている。再び、破壊し、新たな地球にし、新しい光をゼウスに与えていただき、人々を幸せにするのだ」
「そんなことをすれば人々は苦しみ、悲しむわ。他にいい方法があるはずではないでしょうか」
「そんなものはないのだ。私は今まであらゆる方法をしてきた。ゼウスに光を解き放ってもらうのを365日させたり、時の波動を送ったり、祭りを開き、人を笑顔にしたり
してきた。だがそれも長く続かなかった。闇の力が落とされたりしたからな。やるべきことをしたが、ゆがみは収まらない。すまない。これしか方法がないんだ」
王は涙を流した。
「そんなことがあったのですね。何も知らず、お父様の考えを止めてごめんね。ゆがみをとめる望みお受けいたします。」
「ありがとう。頼む、我が故郷を救ってくれ」
アリスは頷き、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。
「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。さあ闇の力の源となる珠よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。闇を解き放ちたまえ。ダークオルフェード!」
バン
闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の体に入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。アリスは手を広げ笑った。
「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」
一方、ある青年がいた。その青年は蓮花というチームのメンバーだった。彼の名は涼宮夕日である。夕日は仲間が闇に侵され倒れているのをみていた。彼は仲間に駆け寄った。
「おい。しっかりしろ。伸多郎。」
「夕日、俺はもう助からない」
「大丈夫だ。そうだこれを付けろ。光のペンダントだ。少しは体の呪詛を浄化できるはずだ」
「ありがとう」
夕日は頷き、伸多郎に光のペンダントを付けた。その瞬間、彼の体は浄化されて言った。
「これでひとまず。どうにかなる。俺はあの闇をとめてくる。ここにいろ。きっと何とかするから」
伸多郎は頷き、眠った。夕日は北北西の方向へ向かった。演舞に着る衣装をまとって。
そして彼は北北西の町にたどり着いた。空を見上げると巫女が笑いながら待っていた。
夕日は叫んだ。
「お前か。俺の仲間やこの世界の人を闇に染めたのは」
彼女は地上に舞い降りて言いました。
「そうよ」
「なぜそんなことをした。」
「我が国を救うためよ。」
「そんなことはしてはいけない。誰の命でしている?」
夕日は尋ねました。彼女は言った。
「私の父よ。父はかつて人でした。ですが私の母、クラインのご両親が亡き、アルテミス叔父様の命で塔に閉じ込められていたのです。お母さまは両親を助けるため、この世界を救うため私の父を連れてきたのっです。父は王になり、この世界と時空国を救ったわ。けどそれも長く続かなかったの。ゆがみはいまも続いてる。ゼウスの力でも試したわ。時空国の力でもでも時空のゆがみは収まらなかった。原因はわからない。だから父は一度この世界をリセットし、新たにゼウスの光りと、時空の力でこの世界を救おうと考えたの。私はそれを成し遂げるためにきた。この世界と時空のために」
「それは間違っている」
「なぜ?」
彼女は夕日に尋ねました。
夕日は彼女に告げました。
「この世は仏性で備わっている。人の心にも。巫女、動物にも仏性がある。自然にも。
この仏性は、エネルギーの源であり、宇宙と地球の間に存在する。私達には見えないが。
それを時空という。だから我々は地上からでることができない。その時空は君らのことを
さしているんだ。俺もその一人である。ここを支配する代わりに自分を連れて行ってください」
「彼女はその言葉に惚れた。彼女は尋ねた。
「そうすればあなたは記憶もすべてなくし、ただの時空王になるのよ。それでいいの」
「ああ。この世界と君が救えるなら構わない」
彼女はその言葉を受け止めた。そして彼を抱きし、告げた。
「あなたの言葉を信じ、あなたを連れて行きましょう」
彼は頷いた。二人は抱き合い、空へと消えた。その瞬間、時空国は光った。そして地球にも光が放たれた。
ピカー
その瞬間、痴女の人からは闇が消え、幸せな生活が戻った。一方旭は記憶を取り戻した。
「あれ俺どうしたんだろう。ここどこだろう。」
彼の傍にいたクラインは涙を流し、彼の手を握り、告げた。
「あなた記憶が戻ったのね」
「クライン。俺は」
「この世界に着て、記憶を失って何年もたってたの。よかった。戻って。私が自分の家族を
たすけるためにあなたを連れてきたからこうなったの。巻き込んでごめんね。元の旭に戻ってよかった」
「心配かけてすまない。私達どうなったんだろう」
「娘がこの世界を救ってくれたの。私達は一族の時空の呪いkら解放されたの」
「そうか…それで私達は助かったの」
「ええ。アルテミス一族は滅びるわ。永遠の眠りにつく。そして新たな時代がくるのよ。」
「そうか…私達の役目は、終えた。あとは娘にたくそう」
「ええ。ともに地上で幸せに暮らしましょう。」
t父は頷き、母と共に地上へと消えた。一方、クラインの両親も娘と共に地上に降り、静かに人として暮らした。、新たな時空国が生まれた。アリスは王妃になりに、ゼウスからセイヌスという。名をいただき、セイヌス・アリスとなった。一方地上を救うため、時空にきた夕日は、時空と地上を守るため、ゼウスから力をいただき、時空の神から信託され、時空の力を得た。彼は神からの力の影響で記憶を失った。だが彼の心には希望灯があったため、心の中で信じていた。「これは私が選んだ道だがいつか誰かが力と引き換えに記憶が戻るであろう」と。
夕日は力を手にした後、新時空国の王に就任した。その後、2人は婚礼をあげ、2人の巫女と王子が生まれた。セイラン、セイニア、レイビスである。時空国は再び平和を取り戻した。
時は流れ、再び、悪夢が襲った。時空間宇宙と地上の間にゆがみがでたのだ。
「申し上げます。王様。時空間の宇宙と地上の間にゆがみが出ました。原因はアルテミス。サリア王です。」
時空国の側近兵は、アルラは告げました。
「サリアは死んだはずだと地上に降りた旭からきいているが」
「また蘇ったそうです。旭の情報によれば。彼はものすごくつよい闇を持っていたと」
「奴の姿は」
「人の姿をしていません。ただの呪詛です」
「呪になり、よみがえったのか」
「はい」
夕日王は悩んだその時、音がした。
バン
「なんだ。」
王は兵士と窓からみると呪詛の姿をしたサリアが呪を地上に放っていた。
「あれはどうにかならないのか?光の結界とゼウスの光りはどうだ」
「どちらも試したが効果ありません」
「セイランを呼べ」
「はい」
兵士は王の前にセイランを連れてきた。
「お父様。ご用件は何でしょう」
「あのアルテミス。サファリ呪を対処するために地上から人間の少女を連れてこい、
そしてあの惨劇を止め、この世界を救うのだ」
「はい。お父様。しかしお父様、少し義藻に思うことがあります。」
「なんだ。申してみよ」
「はい。私はお父様の言うてることはわかりますが。お父様はこれから私達が過去に連れていく
少女に何を求めてるのですか?お父様はその少女に何をしてほしいのですか?」
父は言った。
「セイラン。私が人間の少女に求めているのは、その少女がいままで歩んできた経験を変えてほしいのだ。学生時代にしてきたことなどをもう一度過去の世界で体験しこの時空国、セイヌス国とあの地球内に解き放たれているアルテミス呪を破壊してほしいのだ。そうすることでこの国と我が故郷も救えるのだ。いままで私は何人の地上の女性を使い試してみたが彼女らには私が求めることは出来なかった。なぜなら生まれつき、過去を変える時空の力をもってないからだ。この世界はな。宇宙と地球の間に存在するものなのだ。それを時空という。時空の力は地球内に住む人はほとんど持っている。彼らに力を与えているのは我々セイヌス国だ。もちろん地上内の動物、自然の山、川にも与えている。だがその力を排除する物もいる。それはどうしてかわかるか?セイラン」
「いいえ。なぜ排除するのですか?」
「自分には必要ないとその人、自身が思い込んで、闇に陥ってるからだ。不の感情を。その闇はその人自身が生まれる前にあの地上内で手に入れたものだ。その不の感情を持っている人間の名は桜綾美夜子という人だ。その人は今でも闇を放っている。それは彼女自身が生まれる前の人物があの地球内に現れ、良い情報、悪い情報を手に入れ、全て吸収し、宇宙内で消え、悪魔になった。そして別の人間として生まれた。それが美夜子という人間だ。我々はその人間を悪の転生者と呼んでいるが、君にこれから探してほしい人は美夜子という女性の孫にあたる人物だ。彼女は闇を持って生まれた子ではないとはわかっている。彼女は時空の光りの力を持っている。その力は、我々も持っているがまだどんな力かも解明されていないからわからぬがいつかわかる。ただアリスの情報によれば人の心に触れ、気持ちを読み取り、何かを演奏する際、光が現れる
能力の可能性もあるそうだ。」
「なるほどお父様。私、その能力を持ってる少女を必ず探してきます」
「頼んだぞ。愛しの娘よ。
「はい。お父様」
父は頷いた。
セイランは時空国の危機をくいとめるため地上から時空の力を持つ少女を探すため妹と弟を連れ、地上に舞い降りた。そしてついに少女をみつけた。
「見つけたわ。あの少女はこの世界に溶け込んでいるわ。能力はゼロ。けど感受性が高く、純粋な少女だわ。」
セイニアは姉に言った。
「ねえ。お姉様。彼女に話しかけましょう。きっと私達の要望に応えてくれるかしら。
「それはわからない。けどもしかしたら拒む可能性もあるわ」
「そうね。では何か策はあるのでしょうか?」
「いま考えているところよ」
セイランはどうやったら少女を飛ばすか考えました。しかし、セイランは人間と違い、知識なども
ありませんでした。なぜなら彼女は、人間と違い、時空一族の血、人間血をひいてるからです。
けど彼女は時空一族の能力の方が強いため、決断ができないのです。
「駄目だわ。全然作画浮かばない。どうしよう。助けて、お父様、お母さま」
その時、光が舞い降りてきました。
ピカー
光りと共に舞い降りてきたのは母、アリスでした。
「お母さま。」
 セイラン達は満面な笑顔で母を出迎えました。
 母は娘たちに尋ねました。
「セイラン。悩んで顔にしわが出ていますよ。」
「お母さま。お許しくださいませ。私は少女を見つけましたが。どうやって
彼女を過去の世界に飛ばす方法が見つからないのです」
セイランは悔しい涙をポトポトと流しました。
母は娘に近付いて彼女に触れ、言いました。。
「大丈夫よ。セイラン。これを使いなさい」
母はセイランに杖を差し出しました。
「これは」
母は答えました。
「この杖は時空の杖です。我が王、夕日の光りの力と時空国の力が混じりあった
杖です。いいですか。セイランこの杖を使い、唱えるのです。こう唱えて
ください。我が名は時空の巫女、セイラン。今こそこの籠の光りの力を解き放ちたまえ。
天光ライトと。できますか?」
「はい。」
母は頷き、セイニアに言いました。
「セイニア。あなたはこの場で時空に飛ばす少女のデーターをセイランに見せてあげなさい」
「はい。お姉様。今少女のデーターを見せますね。」
「ええ」
セイニアは時空の舞をしながら呪文を唱えた。
シュー
「いにしえの光りよ。汝の物となる姿を映し出したまえ。ラスリア・ライト」
ピカー
セイニアが放った力は地上に解き放ち少女を包んだ。
一方、少女はその光に気が付き、空を見上げ呟いた。
何だろう。あの光、紫外線浴びそう。地上が大変な事になっている。
けどまあ帽子かぶっているから大丈夫か。と呟きながら会社を出た。その頃の地上は、嵐がおこり、各地で地震がおきて大変な状態でした。時空からは地球内にアルテミス呪が欠片となり落ちて行ったのです。
その欠片は地上の人びとの体内に入り込んでいってる状態であり、人々はその呪詛に
苦しんで倒れていました。
セイニアは空で彼女の様子を見て、母と姉に告げました。
「お母さま。お姉様。彼女の情報を特定しました」
姉と母は尋ねました。
「彼女どんな人なのでしょうか?」
セイニアは告げました。
彼女の名は、桜綾香菜梅。血液型はa型、星座は牡羊座で趣味はピアノ、
読書、物書きで、小説を書いて、G出版社から評価用いただいています。
大学を九月に卒業後、図書館に勤務しています。
中学の友達との付き合いもあり、楽しい人生を送っている感じです。
性格は、真面目で優しい性格ですが泣き虫が多少ある少女ですが何かの力を持っている。
それはお姉さんがいう時空の力ではないかと存じます。」

「なるほど。感受性が高い少女でもあるわね。お母さま。
そう思わない?」
「そうですね。セイニア任務はここまでです。少女の特定をしてくれて
ありがとう。」
「いえ。」
「セイニア。あとは姉に任せ、あなたは城に戻り、姉の連絡を待ちなさい。」
「はい。では失礼します。お姉さま成功を祈っています」
セイランは頷いた。
セイニアは時空国に帰還した。地上の空に残った母とセイラン。
母はセイランに行った。
「セイラン。私も先に戻りますがその前にあなたのお手伝いをします。
レイビス来なさい。」
「はい。母上」
弟のレイビスは母の元に近付いた。
レイビスは母に尋ねました。
「お呼びでしょうか?母上」
「ええ。これからセイランは地上に降り、我が時空国とこの地上を救うため
地上に舞い降り、少女を過去に飛ばす任務を行います。
あなたはそのサポートのために姉の手伝いをしなさい。
その手伝いはセイランが地上に降りれるように光の階段を作りなさい。
私の前でそしてそのあとは私と時空国で待機です。よいですか?」
「はい」
母は頷き、レイビスに告げた。
「ではレイビス。始めてください」
「はっ」
レイビスは術を唱えた。
古の道よ。汝の命に答え。今こそその扉の道を解き放て.ライトステッオウス!
ピカー
光りの階段が現れた。
「ご苦労。セイラン。準備がと整いましたので行きなさい。」
「はい。では。レイビス、お母さま。行ってまいります。
母とレイビスは頷いた。
セイランは弟が出した時空階段を上り、地上に降りた。
「行きましたわね。さあ私達も戻りましょう。そして姉の帰りを待つのです。」
「はい」
母は頷いた。
アリスとレイビスはセイランを見送り、時空国に帰還した。
果たして香菜梅の人生は。
運命の物語が幕をあける。

「時空の香奈梅」

みなさんは過去の扉の世界に行ったことがありますか。私もありません。けど世界はいつも私たちが想像することもなく、私たちが知らない世界で広がっている事に。
これは大人になった少女の冒険の話です。全ての物語はここから始まるのです。

【第二章】時空を超えた少女
  私の名前は香奈梅。名字は「桜絢」なのだが誰も名字で呼ぶ人はいない。私の友たちはみんな私のことを香奈梅と呼ばずこう呼ぶのである。
「香奈ちゃん」
理由は簡単である。呼びやすいから。
今現在私は二十七歳になったばかりであるが、普通だったら結婚していてもおかしくはないが、まだ結婚はしていない。
私は二十六の頃、フェイスブックでやっと同級生と連絡が取れ、そのつながりをきっかけに幼なじみと連絡が取れるようになった。むろん友たちに感謝である。
しかし、幼なじみを含めた人はみんな結婚したという。幼なじみの彼はメールでこういった。
「ごめんよ」
その後、彼は友だちとなったのであるが、私の人生はと言いますと、結婚相談所に行き、幸せにしてくれる人を見つけることを決意し、今の自分がいるわけで、そんな私が変な世界に行くということは私自身想像がつきませんでした。そして自分が時空を超えられるなんて知るわけもなかったのです。
それは、私が仕事帰りの最中の時でした。
「お疲れさまです」
「お疲れさま。まっすぐ電車で帰ること。」
「はい、主任。」
(今日も終わったな。家に帰ってピアノを弾こう。)
私は住宅地の中をとぼとぼと歩き始めた。
声がした…
「お姉さん、何か願いや会いたい人はいますか。」
女の人の声だった。誰と思い、少女は振り返り尋ねた。女は天女のような格好をしていた。
「あなたは誰?7」
彼女は答えた。
「この世界を操る万人の願い主。」
「願い主…?」
願い主はうなずき。少女に尋ねた。
「自分の願いは叶えられている? 会いたい人と結ばれている?」
私は返答を返さなかった。正直に答えると彼女の力に何をされるか分らなかったからである。しかし、願い主は勝手に判断した。
彼女は言った。
「結ばれていない。」
少女は断った。
「いいんです。幸せになるための自分の人生を活動していますので。失礼します。」
願い主はうなずき少女の目を見つめ、目を閉じ心の中で思い続けた。
(勇ましい少女だわ。けど逃がさないわ。私の力で過去に飛ばし、二度と戻れなくし未来を変えてやる。)
そして彼女は諦めず慰めの光を空に放った。太陽光のような光を…。
そして、願い杖の力を発動させた。ライトという慰めの光を。
ライトは激しい光を少女に放ち始めた。その光は星のような光だった。
「なに? この光。」
少女は願い主が光を放っていることに気づいた。少女は願い主に訴えた。
「早くこの光を止めて。」
願い主は答えた。
「一度放たれた光は消えません。では。」
少女は引き留めた。しかし、願い主は笑いながら姿を消した。その瞬間、世界は分裂した。光は分裂した世界に放たれ、少女は真っ逆さまに落ちていった。少女は悲鳴を上げ、怖くて目を閉じていた。
「…」
目を開けてみると私は空を飛んでいた。あたりを見渡すと別空間ばかりである。私は心の中で思い続けた。
この空間はいったい何処に向かってるのだろうか。帰らなきゃ。でもどうしたらいいのかわからない。誰か助けて。
恐怖のあまり私は悲鳴をあげた。その瞬間、少年の声が聞こえた。音がした。誰かに受け止められた音が。
目を開けて見ると中学の頃に離ればなれになった浩雪君がそこにいた。
「大丈夫?」
私は満面な笑顔で頷いた。周りを見渡すと同じ班にいた仲間がいた。
「助けてくれてありがとう。」」
彼は答えた。
「ああ。俺は多田浩雪、それでこっちが小田晶樹だよ。その隣が中田洋子だ」
「えっ、浩雪の友達の名前久しぶりに聞いたような気がする。どこで聞いたって」
私は違和感、不思議に思いながら。その青年を見つめた。
彼の友達は野球の制服をきていた。
「ねえ。あなた達の服って何する服?」
「野球部だよ。朝練から帰ってきたばかりだ。」
「そうなんだ。ここどこ?」
彼は言った。
「学校だよ。中央中学」
私は学校名を聞いて思い出した。
あの中学の卒業アルバムに載っていたメンバーだった。
私は窓から外をのぞみてると。私がいた世界とは違う光景になっていた。
古い、建物がたくさんあり、近くにはカトリック教会があり、大きなベネッセという
ビルが見えたりしていた。学校の外に出ると円筒校舎、新しい白い建物があった。
この建物って、新しくできた建物?円筒校舎工事中?
もしかして私未来から過去に。あのわけわからないセイランっていう女の力により
タイムワープしたっていうこと?
ということわ。私がさっきまでいた世界は平成二十七年の世界で、、いま私がいる
場所は、十七年の三月ってこと。
「えっ嘘」
香菜梅は途方に暮れたような顔し、開き直った。
そして、帰るためにここにいる人の力かりようと思い、昔のことを思い出しながら彼に尋ねることにした。
彼は私の表情が変だと気が付いた。
「大丈夫?本当に」
「うん」
彼は安心したようなほっとした顔をした。
私は尋ねた。
「あなたたち、名前は…浩雪君と洋子ちゃん。」
「そうだよ。香奈ちゃん。」
私は彼に尋ねた。
「どうして私の名前を呼ぶの。私のことをどう思ってる?」
彼は答えた。
「…言えないよ。」
「そう…私も言えなかった。未来で。」
彼らは私が未来から来たと言った瞬間、驚いた顔をした。彼らは私に尋ねた。
「未来とは、どういういうこと?」
私は答えた。
「未来は平和で明るい世界だと。失った物もあるけど。」
「そうなんだ。」
私は彼女に訴えた。
「お願い、信じて。未来から来たのは本当だよ。」
洋子ちゃんは納得したような顔をして頷いていた。
「信じてくれないと思うけど…。」
「俺は信じるぜ。」
私は嬉しかった。信じてくれる仲間がいることが。
「浩雪君。ありがとう。」
浩雪君は満面な笑顔で私に尋ねた。
 「未来はどんな所なのかな?」
私は未来についてみんなの前で語った。だいぶ離れた未来のことを。
「私は未来で同級生とやりとりして連絡が取れたの。連絡を登録後にメールを再開したのは社会人になってから。でもあなたは結婚していた。そして彼とは友たちになった。私はおめでとうと伝えたの。すごく喜んでいたわ。でも浩雪君はずっと探していた。私と連絡取れなくても、ずっとずっと。」
「未来とはどういういうこと?」
私は答えた。
「未来は平和で明るい世界だよ。失った物もあるけど。」
「そうなんだ。」
私は彼女に訴えた。
「お願い、信じて。未来から来たのは本当だよ。」
洋子ちゃんは納得したような顔をして頷いていた。
「信じてくれないと思うけど…。」
「俺は信じるぜ。」
私は嬉しかった。信じてくれる仲間がいることが。
「浩雪君、ありがとう。」
「ここで諦めるわけにはいかないと思い、私を力で飛ばしたの。私は怖くて悲鳴を上げた。死ぬかと思い目を閉じたわ。気がつくと過去にいた。目を開いて見ると私は空を飛んでいた。あたりを見渡してみると世界は分裂した世界になり、私の体は光を放っていた。自分がどこにいるのかわからない状況になっていたの。」
「じゃあ香奈梅ちゃんは…。」
私は手を胸に当てて言った。
「ここにいる。」
浩雪は言った。
「じゃあ香奈ちゃんは永遠に戻れないのか、この世界から。」
私は不安そうな彼の姿を見て、彼の手を握り、伝えた。
「今のところは。でも大丈夫。飛ばされている間にあなたに助けを求めたから、未来のあなたに。だから絶対大丈夫だよ。今頃。届いているはず。あなたに。」
彼はほっとした表情で言った。
「そうか。よかった。」
私は彼に笑顔で言った。
「一緒に未来のあなたに私の思いを伝えてほしいの。」
彼は言った
「香奈ちゃん…うん。」
香奈梅は言った。
「うれしい。じゃあ祈ろう、一緒に。」
浩雪は香奈梅の笑ってる姿を見て思った。
( 本当に未来の俺に届くのだろうか。)
浩雪と香奈梅は願いの言葉を言った。
「届け、私たちの願い。メッセージ届け。」
私たちは届くように祈った…目を閉じて。
そして、その願いは届いた。未来の俺に。
【未来の世界】
 プルプル…
「誰だよ。俺に電話くれるの。」
電話を僕は取った。
「もしもし?」
「私だよ、浩雪君。香奈梅だよ。覚えてない?」
俺は嬉しかった。電話の相手があの中学の頃の香奈梅だったから。
俺は思った。
( ああ、やっと何年ぶりにか君の声を聞いたな。)
俺は彼女の名前を呼んだ。
【未来の世界】
 プルプル…
「誰だよ。俺に電話くれるの。」
電話を僕は取った。
「もしもし?」
「私だよ、浩雪君。香奈梅だよ。覚えてない?」
俺は嬉しかった。電話の相手があの中学の頃の香奈梅だったから。
俺は思った。
( ああ、やっと何年ぶりにか君の声を聞いたな。)
俺は彼女の名前を呼んだ。
「香奈梅…」
「浩雪君。」
俺は彼女に尋ねた。
「なにかあったのか?」
彼女は助けを求めていた。
「助けて、浩雪。変なやつに訳分からない世界に飛ばされたの。助けて!」
その思いは聞こえた。
「香奈ちゃん!」
浩雪が叫んだ声は光となり消えた。そして、その光は糸になり私に届いた。私は糸をつかんだ。その瞬間、未来の彼の声が聞こえた。電話をかけ叫んだだけなのに。
「ああ、聞こえる。聞こえるよ。浩雪君。私はここよ。」。
その時、声が聞こえた・・・友たちになった彼の声が…。
世界に…私が消えた世界に…途切れた糸がつながった。

【過去の世界】
「私は伝えたわ、未来の浩雪君に。もちろん未来の浩雪君の声が聞こえたよ。浩雪君は聞こえた? 未来の浩雪君の声。」
僕は頷いた。そして決意を固め香奈梅に伝えた。
「香奈梅。僕は君に返す。僕も未来の自分の声が聞こえた。だから僕を頼って欲しい…。」
香奈梅は頷いた。
「うん」
私は彼を信じることにした。そして彼に頼んだ。
「浩雪君お願いがあるの。私はあなたを頼るわ。だから私を助けてほしい。」
彼は言った。
「分かった…。」
「ありがとう。」
うれしさのあまり涙がこぼれ落ちた。
私は迷惑をかけたと思い、彼の前でひたすら泣き謝り続けた。何度も何度も繰り返した。
「ごめんなさい、ごめんなさい…。」
「…。」
浩雪は謝る香奈梅を見て、何も言えなかった…。けれど体が勝手に動き始めていた…。
大好きな彼女を見捨てることができず、浩雪は彼女を抱きしめてしまった。今までならこんなことなどするはずなかったのに。
「浩雪君…。」
浩雪は告げた。
「何も言わなくてもいいから。この世界だけの僕を見て欲しい。例え君が未来から来ても願い主により飛ばさされても。君の未来や僕の未来は変えられない。これからも。ずっとだからこの世界の中で僕とやり直しをしよう。未来の自分たち分まで。」
「浩雪君…、ありがとう。」
私は涙を流しながら言葉をつないだ。
「離れた分は取り返せない。私は卒業前に「好き」と言いたかった。けど言えなかった。だから無理なの。もしそれが可能だとしても。それをしたら願い主の思い通りになる。そんなのダメ。だから諦める。」
「香奈ちゃん…。」
僕は嫌だと思った。たとえ叶わぬ過去でも変えられるものなら変えたいと。あきらめが悪い僕は決意を固めた。
そして、彼女をぎゅっと抱きしめながら伝えた。
「僕は諦めない。たとえそうなったと、そんな世界になってたとしても僕は君を好きでいたい。どんな結果になろうとこの世界では君は僕だけのものだ。だから諦めないよ。君を元の世界に返すまでは。だから卒業前に僕に告げて欲しい。「好き」という言葉を僕も君に伝えたい。だから諦めて欲しくない。君の声や君の笑顔は僕だけのものだから。」
「…うん。」
洋子ちゃんは私たちの様子を見ながら声をかけた。
「とりあえずみんなで行動しよう。」
「そうだな。」
私は笑顔で返事をした。
「よろしくね。」
「おう。」
僕は心の中で思った。
僕は君が元の世界に戻れるよう君の側にいることを誓う。
君が未来に消えても。 君がどんな世界の中で暮らしていても君の声や笑顔、君は全てたった一人の僕が大好きな大切な友たち。だから君は僕だけのものだよ。香奈梅…ずーっと。
私は懐かしの三班とともに行動することにした。
そして、私は元の世界に帰るために三班チームとなり、ともに学園生活を始めたのである。

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